彼と結婚したいと思っているのは、私だけなのかな…。
結婚へと駒が進まない原因として「彼に結婚願望がない」ことが往々にしてある。
今回取材した山崎詩織さん(仮名・現在31歳)も、当時は多くの女性と同じ悩みをもつ1人だった。
しかし彼女は、自分で考え抜いたあらゆる方法で彼の心をつかみ、わずか交際半年で、自分からプロポーズするにまで至ったのだという。
取材を進めていくと、「酒抜きデート」「代替の利かないお家デートでの演出」など、そうくるかと思わず唸るような、誰でも真似できる小さなコツが次々と明らかになっていった。
「彼に結婚願望がない」と悩んでいる方は必見です!
前回の記事はこちら:年収3,500万の男性とハイスペ婚を叶え、ドバイに移住!婚活成功のカギは、“ある質問”だった
交際半年で、彼女からの突然の逆プロポーズ!彼の反応は…
「私たち、結婚しよう!ダメなら…、別れる」
山崎詩織さん(仮名・現在31歳)にとって、それは一世一代の大勝負だったに違いない。
思わず腰を浮かせ、ダイニングテーブルに前のめりになる彼女がいた。
しかし、意を決した彼女の告白を前にして、彼はどこか困惑気味だ。
「いや、いきなり結婚って…。俺たちまだ付き合い始めて半年だよ?」
そうした彼の反応は、まあ、普通と言えるだろう。
男女に関わらず、結婚は人生を左右する分岐点であることは間違いない。おいそれと決断できるわけがない。
詩織さんが、無謀とも思えるこの逆プロポーズを敢行したのは2021年3月のことだ。
当時の彼女は国内消費財メーカーでマーケティングを担当しており、年収は600万円。しかし、その生活に、彼女は決して満足していなかった。
対してお相手の彼は、彼女よりも2歳下の萬田貴弘さん(仮名・現在29歳)。ニューヨークからの帰国子女で、某有名私立大学を卒業すると大手コンサルティングファームに就職。社内での評判は高く、20代半ばにして年収は1,500万円を超えるやり手だった。
2人はすでに交際はしていたものの、貴弘さんに強い結婚願望があったわけではない。
その後の詩織さんは、どうしたかというと――。
結果、詩織さんと貴弘さんは2022年に挙式をし、すでに南麻布の閑静な住宅街の一角に新居を購入。取材時には旧姓ではなく、貴弘さんの姓を名乗っていた。
まさかの逆プロポーズ大成功という展開だったのだ。
このあと取材を続けていくと、ハイスペ男子に選ばれるためには、時に強気で挑むことも必要なのかもしれないと、つくづく考えさせられる。
とはいえ注意してほしい。無策のまま交際半年で逆プロポーズするのは、武器を持たずして討ち死にするようなものだ。もちろん、今回取材した詩織さんも無策だったわけではない。
それでは彼女が事前にとっていた“策”とは、いったい何だったのだろうか。
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