
オシャレ感度が高い人達が、今注目しているゴルフ・ブランドはコレだ!
コロナ禍のコミュニケーションとしてゴルフを始める大人たちが急増した。
そこで東カレでも、 遂にゴルフ連載が始動。毎号、高感度な大人たちだけに注目されているブランドをご紹介。
スコアだけでなくアイテムにもこだわる!これが東カレ的・ゴルフの楽しみ方なのだ。
“宝探し”のように集めて楽しむ古着と“ニューヴィンテージ”なオリジナルがそろう
スタイリストやバイヤーといった極めてお洒落感度が高いファッションのプロたち。彼らの間でも今、ゴルフは“熱い”ジャンルだ。
というのも、世界にはまだ日本未上陸のNEXTブランドが多く、“人と同じ”を嫌う彼らにとって、ゴルフは”ブルーオーシャン”だからだ。
SNSや自身のネットワークを通じて発掘する醍醐味は、まさに“宝探し”そのものなのだ。
― Brand of Month_#2 ―
「NEW VINTAGE GOLF -ニューヴィンテージゴルフ-」
かつてない独自の世界観で人と被らない優越感を味わえる
「ニューヴィンテージゴルフ」を始めた西脇 哲さんにとっての“宝”は、古着だった。
「古着好きな自分にハマるゴルフウェアがなくて。ならば、と面白半分でゴルフモチーフの古着を少しずつ集めていったんです」
すると、古着に魅せられて30年という経歴と豊富なネットワークも手伝い、海外からも「こんなの出てきたけど、どう?」と、情報が寄せられるようになった。
「花形スポーツとは違うので、数自体は少ないです。でもだからこそ、面白いアイテムが出てくると、その背景を想像するだけでも楽しくて。それで、見つけたものをSNSに投稿し始めたら、思いの外、反響が大きかった」
LA発の人気ゴルフアパレル「マルボンゴルフ」のオーナーから、「キミは何者?」というDMが届いたのもその一例。
実は西脇さん、「ビームスゴルフ」のバイヤーが本業。この機会を逃す手はないと、日本のブランドとしては初めて「マルボンゴルフ」とのコラボを「ビームスゴルフ」で成就させたのだ。
一方で、自身の趣味を色濃く反映した「ニューヴィンテージゴルフ」は、商業主義とは距離を置き、あくまでも提案型でと決めている。
「1980年代後半から1990年代のものが中心なので、“ヴィンテージ”と呼ぶには少し浅いし、高値で取引するようなものでもないですし。
ただ、古着をきっかけにゴルフを始める、なんて流れが生まれたら、純粋に面白い」
今なお、スヌーピーモチーフのゴルフアイテムは毎年といっていいほど登場しているが、これは正真正銘「Schulz」社のオリジナル。
ほとんど出てくることのないレアアイテム。
ユーモアたっぷりのオリジナル、「十八番スウェット」。
コースでキャディさんに突っ込まれるだけでなく、街でも会話のネタになること間違いなしの1枚。
現在、「ニューヴィンテージゴルフ」は西脇さんほか、ゴルフアパレルの広告ビジュアルを多く手掛ける人気スタイリスト、中村祐三さんも仲間に加わり、ともに活動中。
屋号の「ニューヴィンテージゴルフ」は、いずれ確実にヴィンテージとなる新しいもの、という意味。
古着の展開だけでなく、センスが光るオリジナルの商品も続々と製作中だ。
当時を知る世代にも、今の若い世代にも、改めて発見をもたらす注目のブランドだ。
今後展開予定のユーズドのゴルフシューズに要注目!
西脇さんが次に狙っているというのが、2000年代初めにリリースされた「NIKE」のユーズドゴルフシューズ。
「当時は今ほどゴルフシューズの選択肢がなかった頃なので、今後希少性が高まっていくのは間違いないと思います。特に『エアフォース』は、探したいモデルですね」
Instagramも要チェック!
SNSパトロールで超希少アイテムが見つかるかも!
SNSやオンラインショップには、ヴィンテージのゴルフバッグもずらり。
「シカゴ・ブルズ」のキャディバッグは、若い世代からも大きな反響があったという。
アカウント:@new_vintage_golf
■アイテム
グリーンスウェット(古着)、グレースウェット(古着)、ニットキャップ 5,500円〈NEW ERA®×New Vintage Golf/すべてニューヴィンテージゴルフ〉、スヌーピーポロシャツ(古着)9,900円、十八番スウェット 11,000円、カートバッグ 8,800円〈すべてニューヴィンテージゴルフ www.newvintage.co.jp〉
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