男と女の答えあわせ【A】 Vol.55

「彼女、こんなコトしてくれるなんて最高かも…」男を虜にした、女が家でやっていたある行動

A1:普段遊び場に出てこないからこそ、出会えたことが貴重だと思った。


梓と出会ったのは、友人・圭祐の自宅で開かれた食事会だった。

「遅れてすみません!梓です」

遅れてやってきた梓は、事前に“すごく可愛くて、いい子だよ”とは聞かされていたとおり、明るくて爽やかな美人だった。

「梓ちゃん、お疲れ!仕事さっき終わったの?遅かったね〜」

僕は思わず積極的に話しかけてしまう。

「梓ちゃん、初めましてだよね?」
「そうですね。こういう会、久しぶりに来たので」

圭祐とはよく遊んでいるため、彼の周りにいる女性には大概会ったことがある。けれども梓は、見ない顔だった。たぶん会うのは今回が初めてだと思う。

「そうなの?なんで?ずっとステイホームしていたの?」
「それもありますけど、長年交際していた彼氏がいたので。こういう会に全然顔を出していなかったんですよね」
「え!そうなの?」
「そうなんですよ…先週別れちゃったんですけどね」

— ナルホド。だからあまり外に遊びに行っていなかったのか…。

梓に今まで会っていなかった理由が、よくわかった。それと同時に、今日このタイミングで出会えたことは相当ラッキーなのではないかと思い始めた。

正直、出会いの場にいる女性は、毎回同じメンバーであることが多い。東京にはたくさん女性がいるのに、そういう場へ行くと大体何名か知り合いがいる。

だから今まで表に出ていなかった女性は貴重だし、今誘っておかないと、他の人に取られてしまうかもしれない。

そう思い、僕は梓を食事に誘ってみたのだ。


「梓ちゃん、今度ご飯行こうよ」
「え?二人で、ですか?」
「もちろん。嫌?」
「嫌じゃないですけど…」

少々強引だったかもしれないけれど、二人で食事へ行けることになった。

二人で会っているときも、梓はずっと笑顔でいてくれる。本当にいい子で素敵だな、と心底思った。

「梓ちゃんを振る彼氏は、見る目がないね」
「そうですよね?本当に、本人に言ってやってくださいよ」
「でも、別れたおかげでこうして出会えたわけだし…。ある意味、その彼には感謝だな」
「なんですかそれは(笑)」
「よければ、僕と付き合わない?絶対、大事にするから」

こうして、僕たちは交際することになった。

もちろん好きだったし、大切にしようと決意していた。だが僕が結婚を意識したのは、交際後の彼女のある行動がきっかけとなったのだ。

【男と女の答えあわせ【A】】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo