「最近多いのは宅飲み。男だらけなので、もてなすといっても、大皿料理でドン!ですけど(笑)」
最近は家で飲むことも増えているとか。
「自炊もしますよ。とはいえ、男がいっぱい来ると品数出すの面倒くさいんで、大皿料理でドン!。
ビールはその都度買いますね。冷蔵庫にストックしちゃうと、料理用の他のものが入らないので(笑)」
印象的な恋の思い出も聞いてみた。
「小学校のときの恋かな。自分はいわゆるガキ大将タイプで、好きになった子が〝男子、ちゃんと掃除して!〞みたいな、クラスでいちばんの優等生女子。
こっちがバカやって、怒られて、それを〝うるせーよ!〞ってやる図式なわけですから、どうやったって交わらない両者じゃないですか。
ただね、お互い足が速くて、運動会のリレーでアンカー同士だったんです。
彼女が女子のアンカーで、自分がクラスの最終ランナーでバトンをもらうんですけど。彼女が3位か4位で戻ってきて、バトンを受け取った自分がガンガン抜かして1位になって。
その結果、逆転して優勝できたんです。
1位でゴールテープを切った瞬間、初めて〝イェーイ〞って、2人の間に一体感が生まれたというか。
それからは風向きが変わって、卒業前のバレンタインに彼女からチョコをもらったりしてね。
卒業式で告白したんですけど、元々、中学は別々のところに行く予定だったので、特に付き合うとかはなくて。記憶に残る恋の話となると、彼女のことを思い出します」
まるで映画のように情景が浮かぶ、甘酸っぱい恋の話。間宮祥太朗という役者は、ストーリーテラーとしても一流なようだ。