東カレ 転職相談 Vol.3

育休明けでの在宅勤務を希望。新米ワーママが、人事部に「ノー」と言わせない交渉術

​高田 そうですねー…。年収が上がればいいかなぁとは思いますがそんなに重視はしてないです。下がらなければいいかな、という程度で。

私、あまり残業をしたくないというか、残業をせずに時間内で終わらせることを重視しているんですけど、今の会社の雰囲気として残業をしてる方が偉い、みたいな風潮があるんですよ。

​丸山 あー、なるほど…(苦笑)。

​高田 だからいくら結果を出しても、私のようにさっさと帰っていたり今後時短勤務になったらもっと、グレードや年収が上がらないんだろうなっていう不満はあります。結局、パフォーマンスというよりも、勤続年数で変わるんです。

​丸山 年功序列ですか。

​高田 はい、まさにそれです。今回私が、昇級のタイミングで育休に入りまして、育休中だと昇給しないので、まだ上がれていないんです。

​丸山 次の昇給はいつになるんですか?

​高田 10月です。でも今回、春から復職しても10月まで半期しか働いてないことになるので、また評価が下がって、また昇給できないんです。完全に負のループに入っちゃった感じです。

​丸山 そうですか、タイミングといえばタイミングの問題ですよね。自分も責められないし会社も責められないですからね…。お子さんを産んだことがご自身へのボーナス、という風に捉えるか…(笑)。

会社としては、やはり途中で昇格させてしまうと、特別扱いしたような例を作ってしまうことになるので、大きい組織にいる以上難しいですよね。小さい組織だと融通がきく場合もあると思うんですけどね。ただ、大きい会社だと産休育休の制度はしっかりして、復帰もしやすいですよね。

私からのアドバイスとしては、復帰してまずは新しい環境に慣れて、人事と交渉を進めること。復帰して、1〜2年経っても状況が変わらなければ、その時に改めて転職を考えてもいいのかなと思います。

​高田 そうですね、それが現実的なのかなと私も思います。今回、自分でもなんとなく思っていたことを丸山さんに後押しされたようで、すごくすっきりしました。この企画に応募した時は転職熱が高まってたのですが、実際に転職サイトに登録したり、いろんなエージェントさんに会ったりして条件を見直したりして、やはり今の会社に復帰するのがいいのかなとは思っていたのですが、こうやってお話して、やはりそれがいいんだなと背中を押していただいた気持ちです。

上司と話したと言っても部長と話しただけで、自分の直属の上司が誰になるかはまだわからないので、復帰したらまずは直属の上司ときちんと話そうと思いました。あと、人事とも。

​丸山 転職はいろんなことが勃発して体力を使うので、育休から復帰してすぐの転職は本当に大変だと思います。

​高田 そうですね、まずは新しい環境に慣れることに注力したいと思います。


———転職相談を終えて。

多くの女性が直面する、キャリアと家庭のバランス。育休という制度が浸透し、出産後も社会復帰をする女性が増えたとはいえ、やはりそこには様々な問題がある。

長い社会人生活の中では、育休明けの女性に限らず、自身の状況が変わって働き方を変えなければならなくなる時期もあるだろう。そのような時、すぐに転職という選択肢を選ばずに、環境を自分に合わせるよう周りの協力も仰ぐというのも、ストレス少なく、長く働き続けるための賢いキャリアパスなのかもしれない。

あなたも、丸山氏に転職相談をしてみませんか?

通常の転職支援企業のエージェントとはちょっとレベルの違う、利害関係無しの本当のキャリア査定をしてみては?きっと丸山氏が厳しくも正確に、あなたの市場価値を査定してくれるはず。

この機会に、ビジネスパーソンとしてのご自身の価値を再発見してみてはいかがだろうか。

<補足事項>

・相談内容は、本連載「東カレ転職相談」で記事にさせていただきます。
・現在お勤めの業種、年齢、勤続年数、年収等は記事内で公開させていただきます。
・ご相談者のお顔、お名前はすべて非公開となります。写真も一切使用しません。
・個人が特定されるような記載はいたしません。
・記事は公開前に内容のご確認をいただきます。
・ご相談内容を記事化するにあたり、謝礼として5,000円を後日お振込みいたします。
・取材場所は港区近辺の予定です。
・お願いする場合のみご連絡させていただきます。

<応募方法>

以下をWORD(ファイル名;お名前)等に記載の上、ご送付ください。
宛先:recruit-e@tokyo-calendar.co.jp

<記載内容>

①お名前
②年齢
③現職(可能であれば会社名もご記載ください。難しい場合は業種のみでも可)
④現在の年収
⑤希望年収
⑥希望の職種
⑦取材可能な日程(平日夜のみ、週末の日中のみ、などご希望があれば記載ください)
⑧その他ご要望等をご自由にお書きください

お送りいただいた個人情報等は機密管理いたしますので、ご安心ください。

ご応募お待ちしております!

この記事へのコメント

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No Name
交渉術、なるほどと思いました。こういう話の組み立て方、持っていき方はどんな場面でも大事ですよね!
昔、新人研修で『モノはなんでも言い方一つで決まる』と教えられたのを思い出しました。(笑)
2019/06/13 08:5043返信2件
No Name
今回の丸山さんのコメントも素晴らしい〜!
安易に転職を勧めるのではなくて、現実的かつ教育的な側面もありますよね。きちんと現実を教えてあげている、そこが素晴らしいと思いました。
2019/06/13 09:3031返信4件
No Name
産後復職し、一年後に転職したと先週コメントした者です。やはり一回復職ですよね〜
交渉術も含めすごく説得的ですし、実話なのでしょうからリアルさもすごい。
しかしこの製薬会社ダメですね、四年目で出産した例がないって、、できないと女性職員に思わせてるからとしか。。私は転職前は公務員でしたが、やはり環境が整ってるからか、四年目全然普通でしたね。
2019/06/13 09:2629返信9件
No Name
産休育休で、(タイミングの問題などで)結局グレードが上がらないって、日系大手のよくある風景ですけど、本当は、厚労省の提示する規定に照らしてマタハラギリギリのグレーゾーンですよね。
2019/06/13 09:5815
No Name
復職して1年経ちましたが、フルタイムに戻してもなお、残業できないのでグレードは上がらない。
でもやっぱりいきなり転職よりは復職したほうがよかったな。人間関係ができてるところに戻る安心感に救われたところもあります。
逆に1年経って真剣に転職を考え始めましたが…
それと人事職なので、その点からも勉強になりました。あー考えることいっぱい。。
2019/06/13 09:4513返信1件
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