2018.10.23
■これまで誰も手にしたことがないような、商品開発への挑戦!
研究員たちは商品開発にあたり、日頃から成功のゴールイメージを明確に掲げているという岸本さん。
「一番大切なのは、お客様にこれまで味わったことのない肌改善効果を感じてもらうこと。そのためには、肌の‟再生力”を高めることが肝心だと考えました。それを実現させるために、月下香培養エッセンスを化粧品に応用することに挑戦したんです」。
女性の活躍機会が増えると同時に、過酷なストレス環境に晒されることが増え、女性らしい美しさをキープすることが難しくなっている現代。開発チームが提案したのが、ダメージに打ち勝つ「再生力」であった。
外界の刺激から自らを守りつつ、良質な細胞を生み出す働きもある「月下香培養エッセンス」は、化粧品開発に不可欠な存在となった。
現代女性の救世主!肌から自信をもって欲しい
研究開発のテーマは、「過酷な環境で常にストレスに晒されている現代女性たちを応援する」ということですぐに固まった。そして開発チームは、めずらしく女性研究員だけで構成され、5人ほどのメンバーがプロジェクト発足当初から一貫して関わっている。
「メンバーの多くが、子育てしながら働いている境遇だったので、ターゲットとする女性たちに近い目線だと思います。研究に行き詰って寝不足になったり、ストレスの連続だったので、身につまされるものがあって(笑)」。
穏やかな笑顔で振り返る様子とは裏腹に、現実はトライ&エラーの繰り返し。地道な実験の繰り返しには、妥協を許さないモノづくりの姿勢がうかがえ、感服するばかりである。
苦境時に、モチベーションをキープできたコツとは?
仕事をする上で楽しいことばかりではないとは思うが、たくさんの失敗を繰り返したと聞いた時、研究員の仕事に求められるタフさを垣間見た気がした。
そこで気になる質問をぶつけてみた。
ー実験が上手くいかない時に、モチベーションを保つにはどうしているのでしょうか?
「筋トレだと思って頑張ります(笑)。とにかく、無口でひたすら作り続ける。これを乗り切れば筋力がついてるはずだと」。この感覚は、働く女性であれば共感できるポイントがあるかもしれない。
「最後には原点に立ち返り、お客様が使って下さっている様子をイメージすることですかね」
特別な思い入れをもって研究を重ね、それが商品化される時、どんな心境になるのか聞いてみた。
「やっぱりドキドキします。どんな環境下で使われるのかとか、実際にお客様の手元に届き、この子は最後まできちんと使い切ってもらえるのだろうか?など…。心配は尽きません。世に送り出したら、それで終わりという気にはなれないんです。」
発売からしばらくして、お客様の生の声が届く頃になるとようやくホッとするとのこと。まさに我が子を世に出す心境ということだろう。
「チームが一丸となりトライ&エラーを繰り返して完成した商品は、(その時点では)これ以上のものは存在しないと自負できる作品です」と語った岸本さん。
失敗を繰り返しながらも挑戦し続ける女性研究員の姿からは、まるで月下香を彷彿とさせるような、凛としたしなやかな美しさが感じられた。
◇インタビューを終えて
年齢を重ねていくほどに、女性たちには様々な顔が現れる。ビジネスウーマンとして、妻として、母親として、自立した個の女性として、等々…。
女性たちはそれぞれの立場を懸命に生き抜く中で、しばしば苦境に立たされダメージを受けては再び立ち上がっていく。そうした「再生力」の強さと、大人の女性の美しさは比例しているのだ。
神秘の花『月下香』の美しさも、生命体としての強さ「再生力」が備わってこそ。
たくましく現代を生き抜く女性たちよ、「再生力」を磨き『月下香』に負けず劣らずの美しさを放つ存在であれ!
~Fin~
おすすめ記事
東京カレンダーショッピング
『佐藤養助商店』:門外不出の技による、喉ごし滑らかな"稲庭干饂飩"
『かに物語』:ふっくらと肉厚な一本爪が2本入ったフレンチカレー
『西岡養鰻』:特製タレ付き!脂の乗った高品質な鰻を土佐備長炭で丁寧に焼き上げた蒲焼
『マルヒラ川村水産』:ご飯に載せて贅沢いくら丼!1粒1粒に旨みが凝縮された、とろける食感の北海道函館産天然いくら
『North Farm Stock』:北海道産ミニトマト使用!糖度が高く、コクとうまみがたっぷり詰まったトマトジュース
『ル・ボヌール 芦屋』:フリーズドライフルーツにホワイトチョコがたっぷりと染み込んだ新感覚スイーツ
『HAL YAMASHITA 東京』:シルクのようななめらかさ!冷え冷えトロリの新食感"ウォーターチョコレート"