
男前な豪快焼き鳥と塩に合う銘酒を
シックなカウンターで比内地鶏の旨みを堪能
今夏、銀座にお目見えした『とりや 幸』。シックな内装にスタッフがきびきびと立ち働くオープンキッチン。その周囲にカウンターが配され、旬の野菜が並べられている。
ここの看板は比内地鶏のももとむね。豪快かつ繊細に、と串の刺し方にもこだわり、外はパリパリ、中はジューシーに焼き上げる。塩はまろやかなイタリア産とガツンとくるパキスタン産をブレンド。この道一筋の料理長が試行錯誤の上に編み出した配合は肉が持つ旨みを120%引き出す。
厨房にはビストロ出身者も多く、ポテトサラダなどの一品もレベルが高く酒好きを引き寄せる。
「目指すは日常使いの最高峰です」とは店長の岩月大輔氏。希少な銘柄も取り揃えたこだわりの銘酒と共に秋の夜長を楽しもう。