伝統的な和食の技法と斬新なアイデアを融合させた「新懐石」と銘打つ創作和食が持ち味の店。 ランドスケープアーティスト石原和幸氏が手がけた緑多い店内装飾は、名前のとおり「天空の庭」そのもの。 新感覚の和食に舌鼓を打ちながら眺める東京の夜景も相まって、非日常的な時間と空間を演出してくれるのだ。...
(間違いない! これで堀田茜の頬をオレンジ色に染め上げるディナーになるはずだ!) 私は成功を確信していました。 ――こうして完璧なディナーが終わり、堀田茜が帰っていく背中を見送りながら、担当編集Hが言いました。 「連絡先とか聞かなくて良かったんですか?あれだけ盛り上がったなら教えてもらえたと思いますよ」 しかし、私は首をゆっくり横に振って言いました。 「俺、決めたんです」 そして59階から東京の夜景を見下しなが...
1916年創業という歴史ある築地の高級鮮魚問屋を母体とする寿司店。自慢は、なんといっても握りをはじめとする鮮度の高い魚料理だ。 しかも、それが地上200m超の高さから堪能できるというのは、日本広しといえどそう多くはないはず。ふたりきりでの利用はもちろん、4名以上の個室も備えており、パーティ利用にもうってつけだ。...
青山や麻布十番などに系列店を構えるレストランがここ池袋『サンシャイン60』にも。 新鮮なシーフードはもちろん、パスタやメインディッシュも楽しめる本格イタリアン。渡伊経験もある実力派シェフの多彩な料理をぜひご堪能ください。...
「ザガットサーベイ」や「ニューヨークタイムス」など、世界的なメディアが絶賛するNY発のモダンチャイニーズ。なかでも注目を集めたのが看板メニューの「ジョーズ蟹肉小籠包」だ。 ほか、自慢のフカヒレを筆頭に洗練されたモダンチャイニーズを、スワロフスキーのシャンデリアが輝くNYスタイルのインテリアで堪能できる。...
フレンチをベースにした本格創作料理を提供するコンテンポラリーダイニング。 とにかく広い店内には夜景を堪能できる窓側の席数が多いのが魅力だ。13ある個室や貸切プランが充実するうえに音響設備なども完備しており、パーティ対応もバッチリ。 ふたりでも、仲間とでも楽しく上質な時間を過ごすのに最適な空間といえるだろう。...
まるでリゾートホテルのラウンジにでも迷い込んだよう。それもそのはず、ハワイアンリゾートレストランというコンセプトを体現した上質でリラクシングな空間では、ハワイアンをベースに、さまざまな料理のエッセンスを融合した新機軸の料理が供される。 シーフードから肉料理まで、自由なスタイルの料理が地上200m超の空間で楽しめる。...
~ナンに挟むことで際立つ酸味の強いマッシュポテト~ 具材として使用するため、ビネガーを効かせた強い味わいに。現地ではジャガイモに、鶏の胸肉やゆで卵、キュウリ、ニンジンなどを材料として使用する。トマトやピクルスとともに、焼き立てのナンに包んでいただく。...
紀元前より古代ペルシャとして繁栄してきたこの国は、食文化も奥が深い。たとえば羊料理である「マヒーチェ」は、魚の輸送が困難な内陸部に住む王様のために開発されたという逸話を持つ。 魚に見立てて盛り付けられた羊の希少部位は、24時間かけて煮込んだだけあり、驚くほどしっとりと柔らか。特殊な血抜き処理をした肉を使用しているため、クセもまるでない。そんな宮廷料理から家庭料理までの幅広いメニューをいただけるこちらの店は、ペルシャ絨毯が敷き...
~イラン料理は酸みが決め手後引く酸っぱさの漬物~ イランのピクルスは多彩な酢と具材を使い分けるため、ニンニクやセロリ、トウガラシなどバリエーション豊か。白ブドウ酢を使用した酸みの強いものが定番。...
パリっとした食感が特徴のイラン式ナンに、多数の香辛料で漬け込んだ鶏肉をサンド。ピクルスの酸味がアクセントに。¥600...
仕事帰りは池袋で駆けつけ一杯!「特製ワンタン塩」...
アメリカンダイナー風の店内は、この店のシンボルカラー、グリーンが基調。 というのも、この店は59種類もの豊富な栄養素をもつ藻の一種、ユーグレナ(ミドリムシ)を練り込んだ「グリーン麺」で有名。ユーグレナそのものの味やにおいはほとんど感じないので、普通の麺とほぼ変わらない味わいのまま、健康成分が摂取できる。 魚介のみから取ったスープに、ゆずと三つ葉の風味を効かせた塩味のラーメンはさっぱりとした味で、女性客が多いのもうなずけ...
女性でも入りやすいラーメン店がこちら。アメリカンダイナー風の店内は、この店のシンボルカラー、グリーンが基調となっている。 というのも、この店は59種類もの豊富な栄養素をもつ藻の一種、ユーグレナ(ミドリムシ)を練り込んだ「グリーン麺」で有名。ユーグレナそのものの味やにおいはほとんど感じないので、普通の麺とほぼ変わらない味わいのまま、健康成分が摂取できる。 魚介のみから取ったスープに、ゆずと三つ葉の風味...
「世界一辛いカレー」を出す店は池袋にあった。雑居ビルの階段を上がると、スパイスのいい香りが漂う『サフラン池袋』に辿り着く。 店内は60席の広々とした空間。厨房の脇にはタンドリーチキンやナン等を焼くタンドールがあり、本格インド料理店として期待が高まってくる。 メニューを渡されると、熟練のインド人シェフが無添加食材にこだわって作っているカレーリストの中に1品だけ異色の商品がある。そう、注文者のおよそ1割しか完食できないとい...
黒毛和牛ハンバーグの名店に、知る人ぞ知るビールに欠かせない名物がある。それがチキン南蛮。「僕は酒飲みだから」と笑う店主の柴田さんは、鷹の爪をピリッと効かせた辛口の特製南蛮ダレに揚げた鶏肉をしっかりとからめる。 大山地鶏のぷりっとした歯ごたえと豊かな旨みを、自家製タルタルの酸味が引き立てる。裏メニューなので前日までに予約を。...
大田区の石川台でカレー店を始めたのが23年前。その後、主人のハンバーグ好きが高じて、移転に伴いハンバーグをメインにした洋食店へと生まれ変わったのが『UCHOUTEN』だ。 「牛だけだと角が立つ。だから豚をつなぎにした」。牛と豚が3:1。柴田哲秀シェフ曰く、その塩梅こそが店の根幹を支える。ハンバーグ好きが生み出した黄金比をご堪能あれ。...
東京のハンバーガーマニア&肉ラヴァーから絶大な支持を受ける『No.18』。 「具材の中でも肉に比重を置き、肉料理として調和のとれた一皿を目指しています」と話す店主・長谷川さん。 その醍醐味を味わえるのが、肉々しさマシマシでパティの旨みを満喫できる「パティダブルアボカドバーガー(¥1,700)」。 パティに入れる脂はごく少量で赤身の旨みを引き出すことにこだわり、ステーキでも出せるクオリティのアメリカン・ビーフ肩ロー...
~鯉づくし初鯉コースの一品~ 日本酒好きならココを知らなきゃモグリ!なんて言われるほど日本酒好きに有名な北大塚の『串駒』。 「佐久と言えば鯉」の発想で、味噌味が多い一般的な鯉料理に対し、「あえて味噌を使わない」鯉尽くしコースを始めた。メインは何と、しゃぶしゃぶ。刺身でもイケる薄切りを出汁にくぐらせ、ポン酢で食す。上品な白身の味は先入観を払拭するに十分で、コリコリとした歯応えも快感。 こちらの〆ごはんは、「鯉のづけ...
店主は燗酒をこよなく愛する、名酒亭『串駒房』出身の江澤雅俊さん。極上の生ハムとの出会いから、燗酒との意外なマリアージュを発見したという。 この店のポテサラは、ピクルスではなく、きゅうりの古漬けを入れて日本酒と相性が抜群な仕上がりに。生ハムの切れ端も入っているバランスのいいポテサラだ。 店で扱う生ハムは16カ月熟成のサンダニエーレやイタリア原産種の幻の豚・チンタネーゼなど約8種。本格的なスライサーを備え、切る度に真空パッ...
大塚三業通りの奥では、住宅街に程近くまるで隠れ家のように佇んでいる『29Rôtie』を発見。 ここは、大塚の名酒場等で修業した店主が2012年オープンした生ハム、タンドール料理を出す酒場。酒は純米、ワインは日本、フランス、イタリアと自然な造りのものを吟味して揃える。生ハムは成城学園前『サルメリア69』で仕入れ、切りたてを提供。とろける脂を燗酒で流す愉楽たるや。 生ハム3種盛り合わせ¥1,500と燗酒の新たなマリアージュ...
店主は燗酒をこよなく愛する、名酒亭『串駒房』出身の江澤雅俊さん。極上の生ハムとの出会いから、燗酒との意外なマリアージュを発見したという。 扱うのは16カ月熟成のサンダニエーレやイタリア原産種の幻の豚・チンタネーゼなど約8種。 本格的なスライサーを備え、切る度に真空パックして酸化を防ぐため、専門店でしか味わえない口どけのよさが自慢だ。 燗酒と熟成した生ハムという未体験のマッチング。これは日本酒に...
店主は燗酒をこよなく愛する、名酒亭『串駒房』出身の江澤雅俊さん。極上の生ハムとの出会いから、燗酒との意外なマリアージュを発見したという。 扱うのは16カ月熟成のサンダニエーレやイタリア原産種の幻の豚・チンタネーゼなど約8種。本格的なスライサーを備え、切る度に真空パックして酸化を防ぐため、専門店でしか味わえない口どけのよさが自慢だ。 燗酒と熟成した生ハムという未体験のマッチング。これは日本酒にニューワールド到...
さらに進むと、創業は昭和23年で、2012年にカウンター割烹として移転リニューアルした、かつての芸者連も御用達の店『松し満』の看板が。 料亭時代には某有名外国人F1レーサーはじめセレブリティもお忍びで来店したとか。料理は小鉢、お吸い物、刺し盛りなどすべて単品でオーダーできる。小鉢¥300~、前菜¥500~とお値段も居酒屋並み。四季折々のメニューも数多くあり、写真は桜蒸し¥600で季節限定。 御主人は通りの生き字引的存在...
三業通りに入ってすぐの場所には、良心的な価格でお座敷遊びができる穴場、鳥料理『鳥信』が。 1階はテレビがある庶民的なカウンターで、気軽な1人酒にも最適。鳥すき、水炊きも1人前からオーダーできる。よく焼きの焼鳥も正しい味。オリジナルラベルの紫芋焼酎と合わせてぜひ。写真の焼鳥盛り合わせ(5本)を食べながら、お座敷デビューを夢見てカウンターで1杯。...
「大塚にあるスタジオで撮影があるときは必ず足を運ぶお店です。もちろんカレーも美味しいのですが、ナンの中にとろけたチーズが入った、チーズクルチャ(¥600)がとっても美味しいの! お店で食べたあとにテイクアウトもしちゃうほど♡」 高垣さんオススメのチーズクルチャはツマミにも最適。和歌山の柑橘酒をビールで割った「じゃばらビール」(¥600)ともに頂くのが店主のオススメなのだとか。...
豊島区を中心に数店舗を展開する昭和44年創業の洋食店『キッチンABC』。さまざまな洋食メニューをトッピングして、カスタマイズできる。とにかくそのボリュームに圧倒される。 オムライスを最大限に楽しむ方法として、人気を集めているのが『オムカツカレー』という三位一体のコンビネーション。ふんわりとした半熟感のある玉子焼きに、たまねぎ、マッシュルーム、チキンなど王道のケチャップライス。そのうえにはロースかつに黒カレーという、豪華3点セット。...
クラフトビールとナチュラルなワインとバリスタが入れるコーヒーを朝から夜まで。そんな使い勝手の良さと、いい意味でニッチなお酒のセレクトが魅力だ。 ビールはポートランドや西海岸がメイン。豊富なボトルに加えて日本ではまだ希少な缶にも注目しているとか。店主の福島康介さんによる、サワー系や塩ビールなど、びっくりだけど実は美味しいビールへの案内も楽しい。...
“お酒が大好き!”と断言する、彼女のお気に入りのレストランはどこなのだろうか。 「海鮮が美味しいと評判の、大塚にある『漁師酒場 海亭』です。実は父のお店なのですが、手前味噌ではなく鹿児島や八丈島の名産を扱っており、新鮮なお魚料理が楽しめます。」...
北海道産の小豆をふっくらと炊きあげた自家製餡を使った饅頭は、こしとつぶの2種類を用意。こしはさらっとした口どけ、つぶは小豆本来の素朴な風味と食感が売り。 他店とは違い外皮が薄いことで、口あたりがとても軽いのが特徴だ。饅頭でもサイズが小さいので、ひと口で気軽につまめるのがポイント。これほど手土産に最適な品もないかもしれない。...