まだ焼肉と塩の組み合わせが珍しかった1970年の開店当初から、「塩ハラミといえばここ」との呼び声高い名門である。 もともとタンのために考案された塩ダレだが、あっさりしていながら旨みをたっぷり含んだその塩ダレで「他の肉も食べてみたい」という客の一言をきっかけに、塩ハラミはリピート必至の人気商品となった。 塩とごま油をベースににんにくなどを使って作られる塩ダレは、それ自体が美味しい。だが、同店の名物が素晴らしいのは、塩ダレ...
1970年の創業以来、最高級のA5和牛にこだわり続ける焼肉の名店。食肉市場があり、食肉の聖地として知られる芝浦の地に店を構えて40年以上、松坂牛、但馬牛、米沢牛など、そのとき最良のものを仕入れている。 塩ハラミ発祥の店としても有名だが、希少部位も豊富で、ミスジ(肩甲骨の下)、カイノミ(わき腹)、トモサンカク(後ろ足の付け根)などが揃う。 シビレ(胸腺)やカシラ(頬肉)など、ホルモン系の品揃えも充実。こちらも塩で味わえば...
「塩ハラミを提供したところ、お客様があまりに美味しいとおっしゃるので、その日のうちに商品化しました」と店主の重光さんは当時を振り返り、塩ダレの旨さの秘訣をこう語る。 「塩ダレはもともとタンのために考案されたもので、塩とごま油をベースに、にんにくなどを加えて作っています。塩で食べる分のみ、少し熟成させて肉の旨味を濃くします。 塩で食べると肉の旨味がダイレクトに伝わりますから、素材そのものの味が何よりも大切ですね」...
創業以来、肉はA5和牛を貫き、そのとき最良のものを仕入れている。塩とごま油をベースににんにくなどを使って作られる塩ダレと、厳選された肉の味とが相まった「塩ハラミ」はリピート必至の人気商品。...
1970年の創業以来、最高級のA5和牛にこだわり続ける焼肉の名店。食肉市場のある芝浦の地に店を構え、松坂牛、但馬牛、米沢牛など、そのとき最良のものを仕入れている。希少部位も豊富で、クラシタ(肩ロース)、ミスジ(肩甲骨の下)、カイノミ(わき腹)、トモサンカク(後ろ足の付け根)などが揃う。 通の間では、「ハラミを塩で最初に出した店」としても有名。まだ焼肉と塩の組み合わせが珍しかった40年以上前から、塩ダレのメ...
「日本酒がとても種類豊富で、牛煮込みやイクラ雲丹御飯など日本酒とよく合うこだわり和食が食べられます。カジュアルに羽を伸ばして旨いモノを食べられるこの店は、ひとりが気楽です」...
寒い時期に食べたくなるのが、濃厚な割下で煮込んだ「すき焼き」。その旨さは言わずもがなだが、ただ美味しいだけでは芸がない。 そんな時は『三田ばさら』の「トマトすき焼き」がおすすめ。そのメニュー名を聞くだけで好奇心をそそるはずだ!...
濃厚な割下で煮込んだすき焼きの旨さは言わずもがなだが、ただ美味しいだけでは芸がない。『三田ばさら』の「トマトすき焼き」は、まず、そのメニュー名を聞くだけで彼女の好奇心をそそるはず。 牛脂の代わりに鍋にオリーブオイルとニンニクを敷き、大玉のトマトと玉ねぎを並べ、そこに甘辛な醤油風味の割下をジュワッと注ぎ込む。鼻腔をくすぐる甘く香ばしい湯気に高鳴る胸。...
夏に食べたくなる野菜のひとつ「トマト」。予約の取れない名店『三田 ばさら』の「トマトすき焼き」は、夏でもビールとともに味わいたい! 牛脂の代わりに鍋にオリーブオイルとニンニクを敷き、大玉のトマトと玉ねぎを並べ、そこに甘辛な割下をジュワッと注ぎ込む。鼻腔をくすぐる甘く香ばしい湯気だけでもビールが進んでしまうだろう。 煮込んでもさっぱりとしたトマトの酸味を楽しめるよう、甘みよりも酸味が強めのトマトを使用...
港区であれば東京の頂点であるという発想は、正しいようで正しくはない。 人口約25万人が生息するこの狭い街の中にも、愕然たる格差が存在する。 港区外の東京都民から見ると一見理解できない世界が、そこでは繰り広げられる。 これはそんな“港区内格差”を、凛子という32歳・港区歴10年の女性の視点から光を当て、その暗部をも浮き立たせる物語である。 港区内で頂点を極めた者に与えられるキングとクイーン...
「酒、いけるよね?」との問いかけに顔を戻すと、こちらをじっと見つめていた。目が合った瞬間、ふわっとほどけたように彼の目尻が下がる。職場では見せない藤田のプライベートな笑顔に隙をつかれ、裕美はその甘い魅力にくらっとした。 『三田ばさら』にはいくつかのコースメニューがあるが、注文すべきはやはり「トマトすき焼き懐石」だろう。まず最初に、手の込んだ八寸が楽しませてくれる。季節ごとに旬の食材がふんだんに使われており...
机の上で携帯電話が鳴っている。慎吾からだった。 「そっか、今日は日曜日か...」 日曜日の20時は、慎吾と電話をする時間だった。 「慎吾、ごめん...」 鳴り続ける携帯電話の画面を見つめながら、着信音が途切れるまで画面を見つめ続ける。 「慎吾、本当にごめん」 ゴロンと横になった瞬間、狭い家の片隅に両親が送ってくれた信州産の野菜が入った段ボール箱が目に入る。両親と慎吾の顔が...
オーディションの翌週、福岡県のテレビ局出身の玲奈とランチをしていると電話が鳴った。 玲奈とはアナウンサー試験時代によく一緒になり、お互いキー局(東京)、準キー局(大阪)もダメで地方局まで回った地方行脚チームだった。苦楽を共にした同志のような存在だ。辞めて東京に戻ってきたタイミングも一緒で、最近よく会っている。 プロデューサーからの話によると、先日受けたオーディションにいたプロデューサーが会いたい...
~リッチだけどヘビーじゃない これぞ進化鍋の代名詞~ 濃厚な割下で煮込んだすき焼きの旨さは言わずもがなだが、ただ美味しいだけでは芸がない。『三田ばさら』の「トマトすき焼き」は、まず、そのメニュー名を聞くだけで彼女の好奇心をそそるはず。 牛脂の代わりに鍋にオリーブオイルとニンニクを敷き、大玉のトマトと玉ねぎを並べ、そこに甘辛な醤油風味の割下をジュワッと注ぎ込む。鼻腔をくすぐる甘く香ばしい湯気に高鳴る胸。...
濃厚な割下で煮込んだすき焼きの旨さは言わずもがなだが、ただ美味しいだけでは芸がない。『三田ばさら』のトマトすき焼きは、まず、そのメニュ ー名を聞くだけで女性の好奇心をそそるはず。 牛脂の代わりに鍋にオリーブオイルとニンニクを敷き、大玉のトマトと玉ねぎを並べ、そこに甘辛な醤油風味の割下をジュワッと注ぎ込む。鼻腔をくすぐる甘く香ばしい湯気に高鳴る胸。主役の肉は、安定した品質を提供するため産地や銘柄は限定せず、...
イタリア北西部に位置するピエモンテ料理の人気店。ハナミズキの街路樹を眺めながら食事が楽しめるテラスはこの時季の特等席。 人気は、前菜、パスタ、デザート、カフェのAランチ。5種盛りの前菜やデザートの盛り合わせも充実の内容だが、シェフの味をじっくり楽しむならばパスタ。なかでも1日15食限定の「グリーンアスパラと卵のラザニア 牛肉のラグーソース」は、シェフが修業時代に感銘を受けたピエモンテの味を表現。幾重にもなったラザニアの層の中...
「君と行きたい美味しい店があるんだ」と誘ったのは、成長を遂げる街・田町の隠れ家イタリアン『リストランテ ラ チャウ』。 もしかしたら「え?田町?」とちょっと意外に思われるかもしれない。 しかし清潔感とアットホームさがある店内に入れば、彼女への本気の気持ちが、語らずとも伝わってくるはずだ。...
昨今増えているのが、名店出身のシェフが営むカウンターイタリアンのお店。肩を並べ、シェフの手さばきを見つめながら飲むワインはまさに至福。総じて、24時過ぎまでやっているから、仕事終わりにも最適だし、忙しいグルメ女子をお誘いするには打ってつけ。...
現在、都内に9店舗を展開する『中国飯店』のなかでも人気の高い麻布十番の『富麗華』。その姉妹店として位置づけられるのが『倶楽湾』だ。3フロア構成で、1階と2階は広々としたダイニグ、中2階にラウンジ、3階に大小8つの個室を備える。 なかでも2階のフランス租界時代の上海をイメージしたダイニングは、圧巻の華やかさで、足を踏み入れるだけで高揚感が味わえるほど。田町という地域の特性を踏まえ、ビジネス街の接待需要と、高層マンションの家族連...
引き戸を開けると、まだ初々しい木の香りが漂う店内。オープンからわずか4ヵ月。前職がウェブクリエイターだったという店主が、北千住の名店『バードコート』での5年の修業を経て独立したこちら。 奥久慈しゃもを使い、紀州備長炭で焼き上げるのは、小細工なし、地鶏の旨さを引き出すことを追求した焼鳥だ。料理はコースが中心。店主厳選の日本酒やワインとともに名店仕込みの味を!...
オフィス街から少し外れた静けさの中に、洒落た一棟のビルが佇む。そんな『倶楽湾』は、1階から4階までのフロアを有する中華料理店。本格的な中華をプリフィックススタイルでいただけるレストランだ。 名物の上海蟹や北京ダックは、見た目にも華やか。日本で初めてこれらの料理を提供したという本店の逸話も手伝って、相手との会話も盛り上がる。 さらにこちらの2階席では、生演奏が行われており、本物のサウンドに耳を傾けながら食事がいただけ...
ニューヨークで流行している「バブカ」をスノーリース風にアレンジ。 クリームとアップルプレザーブが中にもりこまれている。アーモンドパウダーと粉砂糖、卵白を混ぜたトッピングを、表面に絞り焼き上げ。 ハート型はドライイチゴ、丸型はオレンジスライス、星型はピスタチオを使用した3種類をご用意。...
過ごしやすい気候が続くこの季節は、気持ちのいいテラス席のあるレストランが恋しくなるもの! そんなときに足を運びたいのが、フレンチビストロ『Bistrot a la demande(ビストロ ア ラ ドゥマンド)』。 オフィスビルの立ち並ぶビジネス街にありながら、雰囲気はパリの街角にあるビストロさながら。開放的にグラスシャンパンを楽しめるテラスをご紹介しよう!...
同じ東京タワーでも見る角度によってこんなに違うものか、と驚かされる。ふもとから眺める圧巻の東京タワーから一転、ザ・プリンス パークタワー東京33階 の『スカイラウンジ ステラガーデン』の窓からは、まるで東京の街を手に取るように、‘THE TOKYO’にふさわしい夜景が楽しめる。...
同じ東京タワーでも見る角度によってこんなに違うものか、と驚かされる。 ふもとから眺める圧巻の東京タワーから一転、ザ・プリンス パークタワー東京33階の『スカイラウンジ ステラガーデン』の窓からは、まるで東京の街を手に取るように、‘THE TOKYO’にふさわしい夜景が楽しめる。...
同じ東京タワーでも、見る角度によってこんなに違うものか、と驚かされる。ふもとから眺める圧巻の東京タワーから一転、ザ・プリンスパークタワー東京33階の「ステラガーデン (Stellar Garden)」の窓からは、まるで東京の街を手に取るように、‘THE TOKYO’にふさわしい夜景が楽しめる。 さらに雰囲気を盛り上げてくれるのが、ゆったりと語らえるペアシート。ここから望む東京タワーは、まさに唯一無二の絶景...
やはりボウリングで疲れてしまったというならばそのままエレベーターで33階へ上がってしまうのはいかがだろうか?そこには、バー『スカイラウンジステラガーデン』があり、平行目線で東京タワーの全景を眺めることができる。 狙い目の特等席は、奥の角に面した2席。新しいお洒落な店はいくらでもあるけれど、東京タワーを絶好のロケーションで眺められる店には特別な刺激と情緒がある。...
見慣れた東京タワーも、ここまで近いと圧巻の大迫力である。なにせホテルは東京タワーの真隣に建ち、バー『スカイラウンジステラガーデン』は33階なので平行目線でタワーの全景を眺めることができる。 狙い目の特等席は、奥の角に面した2席。新しいお洒落な店はいくらでもあるけれど、東京タワーを絶好のロケーションで眺められる店には特別な刺激と情緒がある。...
東京タワーと大都会・東京の摩天楼を見渡す天空のバー。バーテンダーが薦めるモヒートは、スタンダードタイプに加え、マンゴーなどフレッシュフルーツを使ったオリジナルも充実している。...
夕方5時からオープンするこのラウンジから見える風景はまるで映画のよう。まずは、太陽が沈んだ後の余韻を楽しむマジック・アワーのオープニングに始まり、徐々に深みを増してゆく夜の闇。 すると目前でパッと灯るは、東京タワーと大都会・東京の摩天楼。芝公園の中央に位置し、周囲に高層ビルが何ひとつない天空のバーだからこその、劇場空間が広がるのだ。さらに夜が更ければ、ここは店名の通り、都会の闇に浮かぶ天空の庭と化すという...
飯倉公園のそばにたたずむ洋菓子店。小さな売り場に並ぶ生ケーキや焼き菓子は、手作り感が伝わるホッとする味が印象的。ファンの多い「シュークリーム」は、御養卵を使用した濃厚な味わいで、小ぶりながら満足感抜群で食べ応え充分。 注文後にクリームを挟むのは、食べた時の食感や風味まで考えているから。週3日間だけオープンという特別感も◎。...