東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
浅草で圧倒的な存在感!『ロブション』出身シェフが築いた、フレンチと江戸文化の融合
オマール海老は、コライユが入ったオレンジ色のソースを合わせ、アスパラガスやモリーユ茸など春を感じさせる彩り豊かな盛りつけでサーブ。 故ジョエル・ロブションさんが好んだというこの組み合わせは、『ナベノ-イズム』の渡辺雄一郎シェフにとっても思い入れが深く「春が来たと感じると同時にムッシュのことを思い出す」と話す。 幾重にも重なり合った風味が広がる味わいの先に、渡辺シェフの料理人としての誇りと哲学が見える。コース(24,...
「ミシュランガイド東京2017」の一つ星をはじめ、本誌の「2016レストラン・オブ・イヤー」でグランプリにも輝くなど、多くの受賞歴を持つ浅草の話題店。 『ジョエル・ロブション』元総料理長を務めた渡辺雄一郎さんがエグゼクティブシェフとなり、腕を振るう本格派フレンチ。 浅草という立地を活かしながら、日本人シェフという出自も踏まえ、和食材を積極的に取り入れた独自色、独創的な料理が多くの人を虜に。ディナーコース(¥20,000...
「ナイフがすっと入って、まるでテリーヌのような食感!」と繊細な低温調理を絶賛した。 メインにいく前には、ガラス張りでお客が覗くこともできる厨房を米倉さんも見学!...
ミシュラン三ツ星に輝き続ける『ジョエル・ロブション』のエグゼクティブシェフを務め上げた渡辺雄一郎シェフが、待望の独立を果たした。料理人生の集大成に選んだ場所は、浅草駒形の隅田川沿い。 アミューズには駒形『種亀』の最中や御徒町『大心堂』の雷おこしが並び、スペシャリテには、両国にある『ほそ川』の朝挽きした蕎麦粉を使用。江戸ソバリエの資格を取得した際、特に感銘を受けた一軒で、シェフ自らが出勤前に取りに行く。...
ミシュランの星を世界で最も多く獲得した『ジョエル・ロブション』。その日本一号店である、恵比寿の『シャトーレストラン ジョエル・ロブション』のエグゼクティブシェフとして11年間支え、3つ星を9年間守り続けた渡辺雄一郎氏。 ジョエル・ロブションの元に21年間勤め上げた渡辺シェフが築いた、自身のメゾン『ナベノ-イズム』は浅草の駒形。隅田川のほとりで日ごと催される宴はいったいどんなものなのだろうか?...
レストランは、「ただ料理を食べる場所」ではなく、「大人の男女が繰り広げるドラマの舞台」だと、東京カレンダーは常に訴えてきた。 「味はもちろんのこと、見映えもい...
言わずと知れた予約困難店『静龍苑』。そんな、都内屈指のプラチナシートを手にしたら注文したいのが、「塩ダレ盛り合わせ」。 こちらの塩ダレメニューは初回オーダー1回のみ。最上の肉を提供するため、部位ごとに仕入れ先を変えており、特にタン塩は和牛1頭から2人前しかとれないタン元を使用している。 それらが、美しく立体的に盛られる様は“肉の芸術”といっても過言ではない。...
ザブトンやトモサンカクなどを、抜群の鮮度で提供。 肉の甘みを存分に感じられ、ワサビと生姜が味を引き立てる。2,000円。...
なんと、オーダー率100%の人気メニュー! 部位は特上のザブトンを使用。SNSで火がついたご飯にのせる食べ方が人気。1,800円。...
タンをはじめ、塩の焼物の注文は最初の1回だけで追加は受け付けないというのが、創業以来の鉄の掟。注文が入ってからカットして提供することをウリにする焼肉店が増えるずっと前から「切りたての肉を出す」ことをモットーとしてきたからだ。 タン塩も注文を受けた分を手切りし、塩やごま、ニンニクやみじん切りのネギなどを、しっかり揉みこむようにして下味をつける。 手切りで厚みと判の大きさをほぼ均一に揃えるのは、まさ...
この店の必食メニューの一つ目は、なんといっても「塩ダレ盛り合わせ」。この店に来たら、まずはこのメニューを食べなきゃ話が始まらない。 大皿に花のように盛られた美しすぎるタン塩に、思わず歓声を上げるだろう。 その凄みは、厳選された和牛1頭からたった2人前しか取れない貴重な「タン元」を使用したタン塩にある。 最上の肉質を提供するため、肉の部位ごとで、3~4カ所から仕入れられている。日本最高レベルの逸...
―今夜お連れしたのは、東京で最も予約が取れないとされる『静龍苑』です。 兼近(以下 兼):予約が取れない焼肉店なんて、今日は贅沢っすね。こういう店、いきます? りんたろー。(以下 り):あまり機会はないけど、行ってみたいとは思うね。断然、僕は予約の取れない店に行きたい派。 昔は、芸人の先輩に敷居の高い店に連れて行ってもらったりすると、すごく嬉しかったし、自分たちに後輩ができたとき、同じようにし...
浅草で洋食をいただくならココ!看板メニューは、舌の上でとろけるビーフシチュー
浅草六区通りのランドマーク、ROX周辺の騒がしさを背に少し歩くと、温もりあふれる手描き文字と、懐かしいタッチの看板が顔をのぞかせる。そう、洋食の名店『ヨシカミ』だ。 この店の看板メニューは、濃厚なソースが自慢の「ビーフシチュー」。創業以来受け継ぐデミグラスソースで3~4時間かけて煮込んだ牛肉は、お箸でもほぐれるほどの柔らかさだ。 赤いギンガムチェックのクロスの上で、出来立てをハフハフしながら食べる瞬間の、言葉になら...
浅草六区通りのランドマーク、ROX周辺の騒がしさを背に少し歩くと、温もりあふれる手描き文字と、懐かしいタッチの看板が顔をのぞかせる。そう、洋食の名店『ヨシカミ』だ。 この店の看板メニューは、濃厚なソースが自慢の「ビーフシチュー」。創業以来受け継ぐデミグラスソースで3~4時間かけて煮込んだ牛肉は、お箸でもほぐれるほどの柔らかさだ。 街歩きで冷え切ったと不服な女子の機嫌を直すには、ここのビーフシチューに勝るものなし。赤いギ...
昼からデートをすることになった。 男性は港区界隈で繰り出す「夜の必殺パターン」が使えないし、女性は「銀座でやっつけ映画」なんて展開だったら、つまらないと思うだ...
古き良き商店街の中に突如として現る!素材を活かした料理を供す、お洒落フレンチ店
外食にしかない喜びは多々あるが、そのうちの一つが「こんなところに?」という場所の面白さ。 立地や店に入るまでの導線がわかりにくいほど、見つけたときの喜びは大きく、ディナーはより楽しいものになる。 これぞ「おうち時間」では感じられなかった体験といえるだろう。 各所に点在する、驚きの3軒を紹介しよう。 ・あれ、葉っぱ?擬態な料理が続々出てくる外苑前のフレンチが話題!! ・とろける食感のぷるぷるオムレツは家...
自粛期間を経て「食」についての価値観が大きく変わった、なんて人も多いだろう。 「おうち」でも〝美味しい時間〞が過ごせることは分かった、でも、何か物足りない……...
大切な人と味わいたい老舗のすき焼き。和のもてなしの真髄はここにある
明治28年創業。下町風情が懐かしい数寄屋造りがどこかホッと心和む『人形町今半 人形町本店』。 そんな同店と言えば、黒毛和牛を使ったすき焼き、しゃぶしゃぶが有名。なかでもすき焼きは、創業120年余の伝統が続く人形町今半ならではの名品だ。 今回は『人形町今半 人形町本店』で味わえる「月コース」(1人前13,200円)の内容と共に、名物「すき焼き」の美味しさをお伝えしよう。...
潤いを帯びた光沢を放つ見事な霜降り肉を一枚。少量の割下を入れただけの浅鍋に、広げるように投入するや、じゅわっという快音とともに和牛ならではの芳しい香りが立ち上る。 肉の色がサッと変わったところで、溶き卵にくぐらせ頬張れば、豊潤な脂肪の甘みに卵のまろやかなとろみが絡みあい、渾然一体となって口中でとろける。だが、後口は思いの外、軽やか。霜降り肉にありがちな嫌な脂っこさは皆無だ。ここ『人形町今半』のすき焼きの真の凄さはそこにある。...
~噛めば“じゅわっ”と肉汁が溢れる~ 人形町今半の目利きが選んだ黒毛和牛を、秘伝のすき焼割下に漬け込んだジャーキー。甘辛な味わいで、一般のビーフジャーキーとは一線を画す味わい。しっとり柔らかい食感とジューシーさ、香りや個性の強いワイルドタイプのお酒と好相性。一口飲んで、一口かじる。あえてチビチビと楽しみたい。 ● 株式会社人形町今半/TEL 03-5652-5738...
焼肉店、焼鳥店、ステーキ店……、様々な肉料理の店が急増している昨今。選択肢が増えるのは嬉しいことだが、その半面ハズレ店に当たる可能性も増えてきた。 そんな今、肉好きたちは絶対にハズさない肉料理を求め、肉職人の元へ集まっているという。 今回は都内最強の肉超人と呼び声が高い5名を選出。レジェンドたちと同じ時代に生まれたことを感謝したくなる逸品の数々をご覧あれ。1954年生まれ。63歳。28歳で渡伊。3年...
4月も深まりそろそろ5月の母の日も近づいています。東京カレンダー読者に、思い出深いレストランの緊急アンケートを取った結果、2位に輝いたのは『人形町今半 人形町本店』でした。...
150年以上継ぎ足される秘伝のタレと、熟練の技。浅草で行列のできる鰻屋さん
味の決め手は1861年の創業以来、150年以上の長きに亘り、継ぎ足し守られるタレ。 途方もない数の蒲焼を潜らせることで生まれた"馴れ"と"深み"のあるタレが、店主自らが厳選し、熟練の技で焼き上げる柔らかな身を際立たせる。 だが「うなぎは難しいね。毎日新しい気持ちで焼いているよ」と、この道40年以上の六代目・色川正則氏は話す。 店前には開店前から長い行列ができるのが常。うなぎ激戦区の雄たる至高の鰻重は、そんな誇り高...
お酒を嗜みながらとんかつコースを楽しめる!大人なとんかつ体験ができる人形町の店
人形町駅から徒歩1分。繁華街から一本入った目立たない路地にひっそりと佇む『かつ好』。 民家を改築したという趣のある建物に、看板はなく小さな提灯のみが光ります。 同店では、お酒を楽しみながらとんかつのコースが楽しめるとあって、デートやカジュアルな会食で訪れる大人も多いのだ。...
シュラスコとブラジル料理がお腹一杯食べられる!本場のムードを体感できる店
牛・豚など全14種のシュラスコと60~70種の料理をお腹一杯堪能『シュハスカリア キ ボン』は、2016年でオープン10周年を迎えた人気ブラジル料理専門店。 男性3,240円、女性2,700円のブッフェスタイルで、珍しい家庭料理にも出会えるが、目玉は何といってもシュラスコ。専用機でジューシーに焼き上がるできたてを“ストップ”をかけるまで好きなだけ味わえる。 シュラスコを含む約40種の料理を量り売り(100g/180円)...
鮨屋は行き尽くしたと思ったらココ!江戸前鮨の伝統を守る、東京きっての老舗店
注目度の高い鮨屋ならふたりで巡りつくした!という、鮨好きを語るカップルが一度は足を運ぶべき名店が、浅草寺は弁天堂近くにある。それは慶応2年(1866年)創業の『弁天山美家古寿司』。 現在「江戸前鮨」といわれる鮨の始祖である、江戸時代の鮨職人・華屋与兵衛。その流れを汲む、東京きっての老舗だ。...
出汁へのこだわりが半端ない…!釜飯発祥の街・浅草で向かうべきは、この釜飯専門店
今や浅草の釜飯にもさまざまなタイプがあるが、『麻鳥』の釜飯はまず出汁がスゴい。日高など、3種の昆布を使うだけでなく、枕崎産本枯節も併用。具材もきっちり吟味されている。 重昭さんは築地の仲卸で修業していた時代があり、そこで目利きの技術を会得。家族のような信頼関係も築き、「良いものだけ」を仕入れているのだ。 「カキは特大のみを厳選していますが、エビは才巻。こちらの方が大きいものより断然甘みが強い」 注文が入ってから炊...
隅田川を目前に望める、最高のロケーション!鰻は主に〝究極の養殖鰻ブランド〞を扱う
郷に入れば、郷に従え。浅草に来たなら、ほかでは決して味わえない、とことん浅草らしいグルメを楽しむべき。 たとえば、鰻はどうだろう。古くは200年以上も前から浅草の地で親しまれてきた鰻。現在でも、歴史ある名店が多数存在している。 今回、ご紹介する『前川』は隅田川沿いという浅草屈指のロケーションが魅力。高揚感を生み出すそのリバービューはデートにもってこい!大きな窓から隅田川を望めば、眼前には駒形橋、その奥に吾妻橋のたもとに...
クセのない味とふんわり食感の“どじょう鍋”に感激!浅草通も認める、明治創業の店
江戸時代には庶民の味として親しまれていたというどじょう料理。だが現在では、専門店の看板を掲げるのは都内でもわずか数軒に。浅草観光といえばまず名の挙がる料理だが、女性の中には敬遠する人も。 しかし、こちらなら心配無用。専門店の中でも長い歴史と高い評判を守り続けているのが『どぜう飯田屋』だ。 店構えといい、籐敷の大広間といい、下町の風情十分。店の創業は江戸末期・慶応年間だが、明治35年よりどじょうの専門店として営業。1...
夏になると、うなぎでスタミナ付けが定番だけど、江戸っ子としては「うなぎよりもどじょう!」と主張したい私がおすすめするのは浅草の『どぜう飯田屋』。今でも天然物のどじょうを厳選して使用している明治創業の老舗です。 小さな鉄鍋に張った丸煮にたっぷりのねぎを乗せて、しばし温めたらできあがり。骨まで柔らかく、かつ身は崩れることのないように煮上げるので、どじょうの美味しさを余すことなくいただけます。 世間じゃ”どじょう未体験率”が...
江戸時代から滋養食として親しまれた、どじょう。田んぼにいたそれを丸のまま、臓腑も取らずにみそ汁に入れて食べたのが始まりと言われているが、あまりに庶民派すぎたゆえか、文献をひもといても正確な端緒は分からず仕舞いだとか。 今、東京にあるどじょう屋は5軒。だが1軒は休業中で再開は未定と言う。有名料理なのに、新規参入の声も聞かぬ不可思議などじょう鍋業界。 「あら、そういえば食べたことないわ」「それじゃ、いけないと思...
高さ4cm超えの鉄板焼きハンバーグに大興奮!浅草グルメを知るのに欠かせない洋食店
浅草初上陸の彼女と行くなら、観光客が多くても、その陽気な賑わいを肌で感じる中心地の店を選びたい。雷門通りに店を構える『モンブラン』は、銀座線浅草駅1番出口を出たら、あとはアーケードを一直線。 王道散策コースの先に待っているのは、大人からも愛される鉄板焼きハンバーグだ。肉は表面に焦げ目をつけてからオーブンへ。お箸でも難なく切れる柔らかさだ。「肉の高さが4cm以下のものは絶対出さない」という頑固さも下町らしい。...
老若男女を問わずに愛される洋食の食べ放題で人気を集める『モンブラン』。 浅草随一の“美食スポット”に訪れる人のお目当ては、注文が入ってから作る鉄板焼きハンバーグやボリューミィなステーキ。単品でのオーダーも可能だが、4人以上ならばぜひ、食べ放題にチャレンジを。種類豊富なメニュー制覇を目指して、お腹をすかせて出かけたい。...
軽やかで繊細な仕上がりが女性を魅了する!“ミシュランのとんかつ”として知られる店
ランチにとんかつ、なんてチョイスはいつもならありえない。でも“ミシュランに輝いたとんかつ”となれば、女子も目の色を変える。 浅草の老舗『すぎ田』は人気店ゆえ、行列も当たり前。長蛇の列に並ぶのも、エンターテインメント性感あふれる浅草だからできること。珍しいのは、列をなす多くが女性客であることだ。女子を魅了するのは、黄金色の衣をまとったシンプルなロースかつ。 食べやすいよう薄めにカットされていて、女子には嬉しい。「週末のお...
「肉、衣、揚げ方、すべてがパーフェクト!」とマッキー氏も絶賛する当店が2位にランクイン。 親方は「旨いヒレが食べたいときはここ」と決めているとのこと。とんかつはにぴったりと張り付く細かいパン粉の衣がカリカリ食感が特徴。食べ飽きることなく、ごはんが進んでしまう。...
牧元:とんかつは蕎麦とか焼き魚と同じように、日本人に生まれてしみじみよかったと思えるもののひとつだと思うんです。 浦風:そのうえ私には、子どもの頃から家族で外食するときのごちそうでもあって。大人になってからも、ハレの日の料理というイメージは変わりません。 角界に入ったとき、部屋の近くに『いもや』(飯田橋)があったんです(※閉店のため紹介は割愛)。当時お金はなかったんですが、店の方は私が相撲取りと知っ...
現在は二代目が腕をふるう蔵前の名店。温度の異なる鍋で丁寧に揚げるカツは絶品。「ぽん多本家同様、ご馳走といえる『非日常のとんかつ』です。」(牧元)...
サプライズ感たっぷり!週末しか食べられない、”もぐもぐ”食感の極太蕎麦がイチオシ
シンプルの極みともいえる蕎麦で、他では絶対にお目にかかれないメニューを打ち出したのが、この『おざわ』。雷門のある中心地から少し離れているものの、週末しか食べられない幻ランチなんだと誘って、女子の好奇心をかきたてる。 常連客の要望に応えるうち、今の形に行き着いたという、「太打ちざる」。太さ1cm、厚み2mmの極太蕎麦は、見た目のインパクトと、味わったことのない強いコシ、蕎麦の常識からは考えられない、“もぐもぐ”という食感がSN...
辛口ダレの鰻が絶品!古い映画のワンシーンのような風情漂う、予約制の人気店
浅草グルメの代表格といえば、何といってもうなぎ! 駅周辺には多数のうなぎ店が点在しており、いずれも大人気。それだけに予約を取っていない店も多く、店選びがなかなか難しい。 老舗の『初小川』であれば、昼も夜も予約制なのでゆっくり楽しめる。 浅草の情緒溢れる店内の雰囲気も最高で、思わずガッツポーズが出てしまう美味しさ!雷門二丁目の一画は、実力店が点在するエリア。『初小川』は、鰻の人気店。 界隈のお店は、行列ができる店も...
普段とは違うデートを楽しみたい時に!珍しいお座敷でどじょうが食せる、浅草の老舗店
暖簾をくぐると、目の前には道場のような広い座敷が。これは〝入れ込み座敷〞という江戸時代の風情をそのまま残した座敷で、テーブル代わりの板を挟み、腰を下ろして向かい合うのがユニークだ。 この席を予約したら、女性には事前に靴を脱ぐ旨を先に伝えておいた方がベター。 「なんかドキドキするね」。色っぽい彼女が今日は少し可愛らしい。...
まるでプチトリップ…!明治時代からの建物がそのまま残る、江戸前天麩羅の老舗店
そして、中清を語るうえで外せないのが名物の「雷神揚げ」だ。 巨大とは聞いていたけど、これは想像以上。ふたりで顔を見合わせ「食べきれるかな?」と笑う。 浅草というワンダーランドで、明治にタイムスリップしたような空間とサプライズな天麩羅にはしゃぐ。 お金にモノをいわせるのではなく、こういう提案ができるのが、センスのいい大人ってことだ。...
浅草で贅沢なひとときを。雷門からすぐの、上質な時間が過ごせるフレンチ
舞台は今年、創業70周年をむかえる『月見草』。雷門とは目と鼻の先に位置し、周囲にも老舗の店が集まる街の中心という格別のロケーションにある。...
カリッと揚げ焼きした“王さまの餃子”が名物!浅草に行ったら寄りたい超老舗餃子店
「今日は餃子を…食べればいいんですか?」待ち合わせから15分遅れで現れた港区女子は、こう呟いた。 ここは、浅草を代表する餃子の名店『餃子の王さま』。 ショーケースのメニューを一瞥し、眉間に皺を寄せる。大衆中華ならではの風情は、港区女子には刺さらないようだ。...
老舗も多い浅草だが餃子ではきっと最古参。「戦後間もない頃に急造の小屋で始めた」と2代目も証言。昭和29年に店を構えたが、名はなく、ただ「餃子や」。客の助言で「王さま」を名乗るように。 当初から供す「王さまの餃子」は多めの油で揚げ焼いた皮が香ばしい看板料理。餡は野菜のみの潔さで、驚くほど細かく刻まれている。創業から継承された仕事に「少しでも美味しく」の心意気を実感する。40歳超えなら「昔の中華料理屋の味」と感涙必至です。...