青山の喧騒を感じさせずひっそりとたたずむ、邸宅のようなフレンチがこちら。 1989年から京橋『シェ・イノ』で学び、その後に渡仏し、数々の星付きレストランで研鑽...
あおいの勤める監査法人は閑散期と繁忙期がハッキリしている上に、昨今の過重労働撲滅の流れに沿って定時に帰宅できる日も多い。 土日祝日もきっちり休めるため、単...
それまで男性を知らなかった私は、その一言にとても傷ついた。己の出自を初めて恥じたと同時に、彼を深く恨んだ。 そして、私はこう決意した。 「もう...
「明日の夜は、空いてるかしら?」 そのそっけない一文が来た時、ちょうど静香さんの大好きなお酒、ラガヴーリンにチャレンジしているところだった。 ...
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1月31日が何の日かを即答できるご主人! あなたは、愛妻家ですね!! 「愛妻の日」に合わせ、20~50代の(子ども1人以上がいる)男性600名を対象にイ...
どんなに素敵なレストランをセッティングしても、エスコートがぎくしゃくしていたら台無し。あまりにマニュアル本通りに展開されると堅苦しくて息がつまりそう......
銘店『シェ・イノ』をはじめ、名だたる三ツ星レストランで修業を積んだ岡本英樹シェフが、青山の住宅街に満を持してオープンさせた隠れ家的レストラン。輝かしい経歴...
イタリアの郷土料理をベースに"MATSUO"風のエッセンスを加えたひとつの作品を作り出したいというオーナーの松尾次郎氏の意思を汲むのは、ピエモンテの星付きリストランテで、セコンドシェフを務めた経験を持つ渡邊秀和シェフだ。日本各地から集まる良質な素材の味を最大限に生かした料理は見た目も美しく、訪れるゲストを魅了する。...
【神宮外苑花火大会】 緑豊かな“都会のオアシス”に、美食をこよなく愛する大人が集う『リストランテマツオ』がある。マツオ流のエッセンスを加えたイタリアンを堪能できるディナーコースは¥7,700からと、意外にもハイコストパフォーマンス。オーナーの松尾次郎さんは「ベースはイタリアの郷土料理ですが、食材使いや盛りつけで特別感を演出したい」と言う。 神宮外苑花火大会の予約は、半年前にすべて埋まるほどの人気だが、通常コースにプラス...
25時の表参道。 東京のエネルギーが集結する港区にあって、そこだけ取り残さてしまったかのような静寂が流れている。 赤坂にある広告代理店に勤めるフミヤ・美月・亮は仲の良い同期3人組。しかし、フミヤと亮が37歳の既婚女性・静香に恋に落ち、3人の運命が狂い出す。 フミヤと静香、2人の関係を知った局長は激怒し、静香に子会社への出向を命じる。しかし静香は退社し、行方をくらました。 その3年後、フミヤは独立し、心休まる...
青山の閑静な住宅街の一角に店を構えて今年で10年目を迎える『リストランテ濱崎』。月に1、2回は伊豆や茅ケ崎などに釣りに出かけるという濱崎龍一シェフが手がけるのは、海の恵み、そして大地の恵みを感じさせるイタリアン。素材の"旬感"を切り取った料理は、食べ手の心にしっかりと刻まれ、季節が移り変わるたびに"美味の記憶"として蘇る。...
90年開業の銀座『モランディ』シェフ時代から、奥村忠士氏が作り続ける品。トマトとタコという南部らしい、日本人に馴染む素材を使う。当時ラグーでは一般的に通じず、タコのミンチのトマトソースと称した。季節で変動する素材の状態により微妙なさじ加減は変えるが、基本の作り方は以前のままだ。斬新が歴史息づくひと品へ。名作かつ、名物である。...
『ユナイテッドアローズ原宿本店メンズ館』向かいの『UA BAR』。ドリンクは『フグレン』、フードは『自由が丘ベイクショップ』が監修、というだけでも充分引きは強いが、ここは買い物から爽やかにアペタイムへ持っていけるところが憎い。休日の昼下がりに「買い物付き合って」と軽く誘い出し、口当たりの良いカクテルで夕暮れから酔わせてしまうのは反則だろうか。...
2014年に『UA CAFE』からリニューアルを果たした『UA BAR』の他には無い注目すべき点は「TAILOR-MADE COFFEE AND COCKTAILS」をコンセプトに集まったチームメンバー陣の凄さ!! 「飛行機に乗ってまで試しに行く価値あり。」とNYタイムズ紙に評された、ノルウェー発の老舗コーヒーバー『Fuglen(フグレン)』が内装とドリンク、コーヒーメニューを監修し、ゆっくりとくつろぐことの出来る大人の空間...
都会の夜景を一望しながら、屋上のプールとともにプレミアムな雰囲気が堪能できる本格イタリアン。 日本に20年余り在住するイタリア人シェフのファブリツィオ・オッルさんが織りなすのは、イタリアと日本双方が誇る食材の魅力を引き出したイノベーティブな料理たちだ。 自身が育った北イタリアの伝統をベースに、五感を刺激する新感覚の料理にも、このイタリアンビールはマッチする。...
また、お店のリニューアルと同時にスタートした12~16品が並ぶ前菜のワゴンサービスは、自身で選べるとあって大好評。好きな品をチョイスして盛り合わせにする楽しさを体験してほしい。...
イタリアと日本各地から厳選された素材を使用した、伝統と革新が織りなす味わいが特徴のイタリアン。 ワゴンスタイルで提供される数種類の前菜やドルチェを、自分で選べるのがうれしい。 まるでリゾートのようなテラス席は、ロマンティックでデートにぴったり!ムード満点の空間で、四季折々の旬な食材を味わって。...
素材の味を生かしながらもフレンチの要素を感じる新しい中華料理は、ミシュランスターシェフの自由な発想と繊細な技法で作りだされたもの。 店内には150種類以上のワインボトルが並べられており、ヌーベルシノワとワインのマリアージュを楽しむことができる。 リニューアルに合わせて、ランチをスタート。いつもより贅沢な雰囲気の中で、2人の時間を過ごしてみては?...
中南米出身者も太鼓判を押す本格派メキシカンの店。トトポス(揚げたトルティーヤ)にメキシカンビーンズ、アボカド、チーズをのせ、軽く焼き上げたナチョスは、まさにスターターにぴったり。 「コロナ」や「ティファナ」などメキシコの定番瓶ビールとともに楽しみたくなる。...
デートを陽気に楽しみたい、でも、落ち着いた大人の雰囲気も重要という欲張りさんにおすすめ」と紹介してくれたのが、本格メキシカンが満喫できる原宿の老舗。 「誕生日のときなどは、メキシコ人のスタッフが席まで来て演奏までしてくれます。こんなふうにお祝いしてもらえたらサイコー」 彼女との思い出づくりにぴったりだ。...
メキシコ料理のおもしろさは、香辛料とスパイスにある。ことにチレ(唐辛子)は驚くほど多品種で、料理によって使い分けるそう。魚介料理に合うチポトレ、赤いソースならドライなチレ・デ・アルボル、ハラペーニョはフレッシュでオールマイティ、などなど。 S「メキシコ旅行に来たような非日常感のある店内。遅くまでやっているので、残業後の急遽の女子会にも対応可!」...
メキシコ料理のおもしろさは、香辛料とスパイスにある。ことにチレ(唐辛子)は驚くほど多品種で、料理によって使い分けるそう。魚介料理に合うチポトレ、赤いソースならドライなチレ・デ・アルボル、ハラペーニョはフレッシュでオールマイティ、などなど。 そして、もうひとつ忘れてはいけないのが、ソース。ソフトタコスは3種の味が楽しめるが、料理人は自分のレシピを絶対に公開しない。本場ではオリジナルソースの味を競う大会も開か...
メキシコ料理のおもしろさは、香辛料とスパイスにある。ことにチレ(唐辛子)は驚くほど多品種で、料理によって使い分けるそう。魚介料理に合うチポトレ、赤いソースならドライなチレ・デ・アルボル、ハラペーニョはフレッシュでオールマイティ、などなど。 そして、もうひとつ忘れてはいけないのが、ソース。肉、魚、野菜、どんな料理にも欠かせないが、料理人は自分のレシピを絶対に公開しない。本場では味を競う大会も開かれるほど。『フォ...
Tシャツにチノパンというカジュアルファッションで現れた、今回の港区男子。デザイン関係の会社を経営する、港区在住の黒田さんだ。 高級ブランドの服を身に纏い、腕には数百万の時計。自信に満ち溢れて圧も強めなイメージの港区男子とは、いささか様子が違う。 柔らかな物腰で話す黒田さんは、良い意味で港区男子感がなく「普通」なのだ。 そんな黒田さんの日常は? 「経営者の知り合いや友人が多く、先輩や仲間と食事には行きますよ...
ロケーションは低層の建物が並ぶ南青山のひっそりとした小径。 『青山 仁』の所在地に着くと、木造の黒壁に何の店なのかも分かりづらい看板が申し訳程度に添えられている。...
「季節の素材そのものを活かし、シンプルに仕立てます」とは店主の富井賢洋氏。正統派の日本料理店ならではの気品と、風格を備える炊き込みごはんだ。 主役の米は石川県産コシヒカリ「加賀米」をメインに、わずかにもち米を混ぜ、もっちりとした食感をもたらす。それを引き立てるのは、鱧の出汁。伊賀焼の土鍋から噴き出る香り高い蒸気に悶絶すること必至。 食べたい衝動に駆られつつ待つこと数分、極め付きは豪快に流し込む旬のイ...
青山の静かな一角。ゆっくりと扉を開け、婉麗な香の薫りに導かれるように細い通路を進むと、奥には5席のカウンターが。予約状況にもよるが、3名からこの空間を個室として独占できるという。席に着くと、目線の高さに、玉砂利が敷き詰められた坪庭の眺めが飛び込んでくる。和の空間を存分に感じながらも、座敷ではなく椅子という配慮も、外国人にとっては嬉しいポイントだろう。 店主の富井賢洋氏は、『銀座うち山』などで研鑽を積み、2...
ローマに本店がある『サバティーニ』の直営ピッツェリア。 1983年の開店以来使い続ける石窯は、今では同じ素材が手に入らないという貴重なもの。最上クラスの小麦粉に卵とバター、牛乳を加えて練る伝統の生地がクリスピーにして、モチッとした食感を楽しませてくれる。 隣接するリストランテよりカジュアルに本場ローマの味覚を堪能できるのも魅力。...
2階建ての古民家を古材でリフォームした趣のある店構え。2016年までは懐石料理店だったが、店主が蕎麦打ち名人の永山寛康氏に師事し、蕎麦屋として心機一転。...
古木や流麗な欄間などを使い、完全リノベーションした一軒家。このどこか懐かしさを感じさせる空間で頂けるのは、江戸前の粋な蕎麦。 蕎麦はそば切りだけでも「せいろ」や「変わりそば」など常時4種類揃える。 カウンター席とテーブル席、個室席、座敷席など利用シーンの幅が広がる店内の雰囲気も魅力。...
「ひとりランチでよく行くのは『しろう』。お店の雰囲気もすごく良くて、ここでひとりお蕎麦をすすっていると、年齢的には完全に大人なんだけど、マインド的にも『大人だな〜』ってしみじみと思わせてくれるお店です」...
古木や流麗な欄間などを使い、完全リノベーションした一軒家。このどこか懐かしさを感じさせる空間で頂けるのは、丁寧な仕事が施された和食。 ランチは銀だら西京焼き定食や鯖の味噌煮定食も人気だが、岩手産いわい鶏を使用した親子丼をぜひ。まるで太陽のように美しい卵の黄色がゲストの目を楽しませてくれるのだ。 ふっくらと炊き上げたごはんに淡路島産の甘い玉ねぎ、やわらかな身質の銘柄鶏の相性も抜群の一杯。...
「七海、諒太くん。結婚おめでとう!」 何日も降り続いていた雨が嘘のように、空は真っ青に澄み渡っている。 雲ひとつない秋晴れの週末。私たちは、ウエディングパーティーを開いた。 表参道の『ランス ヤナギダテ』でのレストランウエディング。格式ばった結婚式とは異なり、ゲストは友人を中心に30名。アットホームな雰囲気の会費制パーティーだ。 そして、私の母も姉も、当然そこにはいない。 ウエディングドレスにはそ...
店は厳選素材にこだわる割烹。その調理風景も楽しめるカウンターが店の主役となるようデザインしました。トリッキーなフロアの形状にまかせ、自然の流れでカウンターはUの字に。食事をするお客様の安心感と、調理シーンがリアルに見える楽しさの接点を模索しました。...
表参道の『シカダ』はよく行くという方も多いのでは。でもちょっと待って! ここに立ち呑みスペースがあること、ご存知でした? 建築家・芦原義信が1965年に手がけた建物はエントランスからして堅牢。ベーカリー『ブレッドワークス』、カフェ『クリスクロス』を横目に見つつ、すーっとそのまま『シカダ』正面玄関に入ろうとしたアナタ、ノンノン、その向かいに顔を向けてみて?...
「ああ…そうだったよな。わかった。頑張れよ」 貴裕が笑顔で応じるのを確認すると妻は「ありがと」と短く笑い、おそらく出勤の支度をするのだろう、いそいそとリビングを出ていった。 華は今日から、とある資産家が表参道にオープンしたスイーツショップにて、PRとして仕事を始めるそうだ。 なんでもそのスイーツショップの売りは、客が希望するロゴやイラストを飴にデザインできることで、ウェディングの引き出物や企業のノベルティなど...
「で、どうなの。最近は。デートの近況聞かせてよ」 表参道の『CICADA』のテラス席にて、茜は2歳の息子のベビーカーを揺らしながら、前のめりに目を輝かせた。...
このエリアで女子会なら、確実に名前があがるのが『CICADA』だ。 サービスと雰囲気が非常によく、色々なタイプの席があるので、人数やオケージョンを問わず使える。 食事もタパスのような軽めのものから、お肉のメインディッシュまで幅広い。 お酒好きな友人も、お酒の飲めない方でも楽しめるメニューが揃い、天気がいい日はテラス席もおすすめ!...
「じゃあ今日は、久しぶりに楽しく飲みましょう!いらっしゃいませー!」 プレゼンが続き、大好きな“会合”もご無沙汰だった瑛太は、相談に乗ってくれたお礼も兼ねて、浩司と博史を誘って久しぶりの会合を表参道の『シカダ』で開いていた。...
ドキドキの初デート。ここで特別な時間を共有できれば、彼女との距離は一気に縮まるが、果たして、どこに連れていくのが正解なのか……。『CICADA』は、そんな悩める男性の救世主とも言うべきレストランである。 エントランスへと歩を進める間に目に飛び込んでくるのは、中庭にあるプールと解放感あふれるテラス席。表参道という土地柄、外国人の姿も多く見える。つまり完全なる非日常の佇まいなのだ。 扉を開ける前から、こ...
―あれ……。あの子帰っちゃうのかな? 今日は表参道の『シカダ』での食事会後、二次会はいつものカラオケ屋に向かっていた。 後ろにいる女性陣をふと見ると、今日断トツに1番可愛かったユリという子が皆の輪から外れて、スマホの画面を見つめているのが気になった。二次会には行かないつもりなのだろうか。 遊び慣れた感じの女性が多い中、ユリは可愛らしく控えめな雰囲気で、僕のタイプどんぴしゃだった。26歳で、...
「亜希。俺、海外に行くことになった」 あれは確か、2012年の11月。風が急に冷たく感じられた夜だった。 移転オープンしたばかりの表参道『CICADA』で、当時付き合っていた同い年の彼・貴志(たかし)が、わざとらしく咳払いなんかした後で、そう言ったのはー。 神谷町にある自宅マンションのベッドの上。華金を楽しむ投稿が続く中、Facebookタイムラインに突如現れた、貴志の結婚報告。その画面を...
「乾杯!」 この日は、所属していたテニスサークルで一番の遊び人だった直哉の結婚祝いだった。表参道にある『CICADA』のテラス席で、皆で乾杯した。...
「ああ、やっぱり働いた後のビールは最高!」 からっからに乾いた喉を潤すべく、千晶は一瞬でグラス半分まで飲んだ。 今日は表参道で、千晶が担当する某大手家電メーカーの新製品発表会があった。 半年前から準備を重ねてきたイベントで、実務のほとんどを社長から一任(丸投げ)されていたものだから、やりがいがある分プレッシャーも感じていたのだ。 それが滞りなく無事に終わり、千晶は今、後輩のあずととも...
夜遊び上手な大人にとって、すっかり表参道のシンボル的存在として定着した『CICADA』。環地中海料理を味わいながら、ピロティにはビアバー、プールのなかにはアイランド席を設けるなど、解放感があってリラックスできる店だ。 ここでぜひとも味わいたいのが『T.Y.HARBOR BREWERY』の6種のビール。特に水辺のアイランドは、足元に感じられる水の気配や壁沿いに流れる滝の水音が心地よく、ビールの美味しさもアッ...
25時の表参道。 東京のエネルギーが集結する港区にあって、そこだけ取り残さてしまったかのような静寂が流れている。 昼間は多くの人で賑わうが、深夜になると、隣の六本木とはまるで違った景色を見せる。 赤坂にある広告代理店に勤めるフミヤ・美月・亮は仲の良い同期3人組で、フミヤと美月は付き合っていた。しかし、フミヤと亮が37歳の既婚女性・静香に恋に落ち、3人の運命が狂い出す。 フミヤはついに、静...
駅前で人通りが多く、プールなんてもちろんないし、癒しのグリーンだってない。頭上を山手線が走り、視界の端では赤と白の提灯がゆらゆら揺れている。さらにテラス席には折りたたみの椅子さえない。 だがそれが、五反田だ。ここにはアツアツのタコ焼きとキンキンに冷えたハイボールがある。 「この後はとっておきのお店に連れて行くから、ここでは軽めにしとこうね」 そう言いながら章吾がプラスチックのメニューをドヤ...
表参道の『シカダ』はよく行くという方も多いのでは。料理は安定感ある地中海料理。仔羊のグリルなど、がっつり肉料理もサクッといただける。シカダ定番の味“フムス”は、ビールと一緒に。手が止まらなくなること請け合い。ワインはスペイン、イタリア、ギリシャ、レバノンなど多彩に120種以上。 Y「海外にいるような気分になれるサービスが受けられて居心地抜群。それにフムスがとっても美味しい!」...
28歳ともなると、周りの恋愛観もさまざまだ。既婚者、離婚調停中、独り身、婚活中。 その日はいつものメンバーで女子会だった。場所は最近よく使う『CICADA』だ。...
エントランスを入ると目に飛び込んでくるのは、中庭にあるプールと解放感あふれるテラス席。表参道という土地柄、外国人の姿も多く見える。完全なる非日常の佇まいが、日常に存在する店こそ、この『CICADA(シカダ)』なのだ。 タパス(スペイン)、タジン(北アフリカ)、フムス(中東)といった、環地中海料理(地中海沿岸にある国々の料理)の味には定評あり。お酒はクラフトビールに加え、イスラエル、レバノン、ギリシアなど、...
大都市・東京と言う舞台を最大限に活かし、目を輝かせながら東京生活を謳歌する人がいる一方で、大都市の黒い波に呑まれて奈落の底に突き落とされる人もいる 。 東京生活を生き抜く上で、知っておくべきルール。 武器も持たず、手探り状態で進む人より、先に攻略法を知っている人が得をし、 東京ゲームを制する仕組みになっている。 ステップアップしていくのか、道を踏み外すのか...... 一つの選択が、人生を大...
医者の恋愛と聞いてどんなイメージを持つだろうか。モテる、遊び人、変わり者…?正解は、科によって違う。 イメージ通りなのは外科医だ。彼らは当直明けに、病院近くに住む手軽な看護師の家に立ち寄って1時間足らず過ごし、気が済むと「患者が急変した」などといってイソイソと退室する。出会いを探しに出かける時間がなくて身近な女に手を出すから、トラブルは必発。結局女の執念や策略に負けて早めに結婚する。 スマートに...
世間一般的には花形といわれる「年収1,000万円」。 平成26年度の民間給与実態統計調査(出典:年収ラボ)によると、年収1,000万円越えは日本の労働人口の4.1%。30代以下に限定するともっと比率は下がり、40,50代になると徐々に比率は上がるだろう。 年収1,000万円プレイヤーはどのようなライフスタイルを送っているのだろうか。世間が思うような夢の暮らしなのか、それとも……? 取材を通して...
夜遊び上手な大人に親しまれていたシカダが表参道に移転したのは2012年10月のこと。 以来、都会にいながらリゾートの雰囲気を楽しめるため、すっかり表参道のシンボル的存在として定着。 環地中海料理のコンセプトはそのままに、ピロティにはビアバー、プールのなかにはアイランド席を設けるなど、よりリラックスできる空間へと進化を遂げた。...
編集の方との打ち合せは、よく行く表参道の『CICADA』。夏場は特に気持ちよく、女子会でもよく使う定番のお店。 目上の方と会う仕事の打ち合わせは外しのないモノトーンコーディネートで。それだけだと寂しいので、水色のクラッチバッグを差し色に。編集の方などオシャレ度が高い方に会う時は何かと気を遣う。...
「Dating(デーティング)」という英単語をご存知だろうか。 海外、特に米国の若い男女の間でよく使用される言葉だ。正式な恋人関係ではなく、カジュアルにデートやそれ以上の行為を楽しむ。いわば「検討期間中」が「デーティング期間」にあたり、米国では文化として成り立っている。 そこから真剣交際、結婚に発展することも少なくはないが、そこであっさり離れてもお互いに責任は負わない。彼氏がいる訳ではないので、複数...
直人と知り合った食事会は表参道の『シカダ』で開かれた。4対4で相手は皆40歳で早稲田大学の同期だと言った。彼らから洗練された雰囲気は感じられなかったが、大企業で働く体育会系エリートらしく豪快だった。その中で直人だけは会社員ではなく公認会計士として、自分の事務所を持っているのだと聞いた。 直人は中肉中背で適度な胸板の厚さを持ち、色白の手と細い指から、少し繊細そうな印象を受けた。香織にはそれが新鮮で興味を持っ...
遊び盛りなところは20代の男性と変わらないが、女性を上手に扱えるところは元カノからの教えを感じる。できた彼女と交際していた修一のナンバーワンになるには、メリットがあると思わせないと厳しいだろう。しかし爽やかさの裏にあるこの顔を憎たらしいとは思わず、セクシーだと感じる女性も多いはず。何年後かの修一は今よりもいい男に成長していると思わされた。 ”モテる”というのは自分と他人では見解が違うが、あなたは修一を...
スペイン人の母を持ち、幼少期に5年ほどスペインで暮らしていたという俳優の城田優さん。この撮影の数日前も3週間ほどスペインに行っていたそう。 「スペインで外食する場合は、大抵バル。じゃがいものフライにアリオリソースをかけたものが好きでよく食べます。あとはエビのアヒージョや定番のパエリア。向こうは魚もイベリコ豚などのお肉も野菜もすべての食材がおいしいと定評があるんです」...
合コンなんて、男性がおごりで当たり前!な高飛車な女が蔓延している嫌な世の中。かくいう私も、その筆頭。だけど、男性たちの悲痛なお財布事情も分かってるつもりよ。富裕層から搾り取る日本の税金同様リッチな殿方からはたくさん頂くけど、ないものを叩くなんてことはいたしません。いい女でしょ? 合コンで、せっかく盛り上がってきたのに、会計時、徴収しようとして、気まずい雰囲気になった経験あるでしょ?合コン後の反省会では...
東京のライフスタイルを紹介して15年の東京カレンダーが、東京に住む女性たちをエリアごとに分類した「東京女子図鑑」女性の趣味趣向は、居を構えたエリアに如実に現れ、よく行くレストラン、出没場所で形成、強化されていく!?今週の女子は、とにかく痩せてることが正義!表参道在住の女性たち《表参道女子》です。 前回:東京女子図鑑 :アラレちゃん眼鏡が都内イチ似合う、“なかめ”女子 原宿・青山地区のエリアを一般的に「表...
あの試合が催されたのは、8月上旬の蒸し暑い夜だった。幹事だった梅木はその夜のフレンドリーマッチの相手である「読者モデル陣」から「30代のダンディな男性を」というオーダーを受け、仕事で知り合った知人を集め、即席チームを組成して試合に臨んだ。 試合前に軽く挨拶をし、アイスブレイクをしていた矢先、対戦相手の「読者モデル陣」が到着した。流石にみな足が細く、スタイルがいい。...
表参道の交差点からすぐの細い路地に『青山 彩』はある。この店常連の遊び慣れた大人たちのなかには、芸能人も多数。 彼らが『青山 彩』を選ぶ最大の理由は、非日常的なプライベート空間が楽しめることにあるだろう。扉を開けた瞬間に広がる光景に、誘われた人の期待値もグッとあがるはず。 なんと出迎えるのは酒樽を使った個室空間。行燈が照らす石畳という非日常的な空間に、テンションが自然に上がってしまう。...
個室のある店で、美味しいご飯とお酒があれば口を滑らせるんじゃないかと考えて『青山 彩』に涼子を連れていき、一つの鍋をつつきながら、人事でどんな仕事をしてるか聞いた。 しかし、曖昧な答えしか返ってこないし、終わってみれば収穫と呼べるものは何もなかった。 涼子自身は、自分の仕事の話は全くしない。 気付けば俺の方がたくさん喋ってしまって、後から喋り過ぎたなと反省したほどだ(涼子は酔っているから次の日には忘れるよと酔...
—幸せになりたい。 誰もが、そう願う。でも一体、“幸せ”って何なのだろうか。 見えない出口に向かって、私たちは歩いていく。 東京という、まるでブッラクホールのような大都市で生きながら、永遠に何かを探し求めながら。 ◆ 「真理亜さん、明日のプレゼン資料見て頂けましたか?」 アシスタントのミナちゃんの一声に、私は慌てて答える。 「ごめん、忘れてた...今すぐチェックする...
人肌恋しくなるこの季節のデートなら、しっぽり個室で鍋を囲んで温まりたいもの。 そんなデートにうってつけなのが、今回紹介する表参道駅すぐの『青山 彩』。階段を下って扉を開けば、樽型の完全個室が並ぶムーディーな空間。 名物「イベリコ豚のつゆしゃぶ」の美味しさとともに、同店の魅力をお伝えしよう。二人っきりのおこもりデートに最適の『青山 彩』。アクセスよし、シチュエーションよし、味よし! この冬に行き...
店をオープンするにあたり、店主の佐藤雅昭氏は次のように指針を定めたという。 とんかつのスタンダードを追求すること。女性でも食べやすく仕上げること。「だから特徴が分かりにくいかもしれませんね」と語る。...
とんかつのスタンダードを追求すること。女性でも食べやすく仕上げること。 それが店主の佐藤雅昭氏が定めた、この店の指針だ。 いざ口にすれば違いは明白。佐藤氏の揚げるとんかつの、衣の軽やかさはどうであろう。まるで削り立てのかき氷のような優しい食感を残し、スルリと胃袋へ消えていく。 とんかつの“骨太”なイメージを覆す、新感覚の逸品を是非。これなら、女性でもペロリと軽く平らげてしまいそうだ。...
昨年2月、店をオープンするにあたり、店主の佐藤雅昭氏は次のように指針を定めたという。とんかつのスタンダードを追求すること。女性でも食べやすく仕上げること。「だから特徴が分かりにくいかもしれませんね」。ところが、いざ口にすれば違いは明白。佐藤氏の揚げるとんかつの、衣の軽やかさはどうであろう。まるで削り立てのかき氷のような優しい食感を残し、スルリと胃袋へ消えていく。とんかつの“骨太”なイメージを覆す、新感覚の逸品を是非。...
料理長自らが築地に足を運んで厳選するという食材を使い、熟練の技に裏打ちされた“江戸の粋”を味わうことができる『てんぷら 天翔』。その洗練された空間とサービスは、まさにラグジュアリーホテルのダイニングにふさわしい品格を備えている。 店内は、臨場感たっぷりな先述のコの字カウンターに加え、テーブル席や個室、さらに別途個室カウンターも用意され、デートから接待、会食まで様々なシーンで使い勝手抜群! また唎酒師も常駐しており、料理...
店名:てんぷら 天翔 住所:港区北青山2-7-13 プラセオ青山ビル 1F 営業時間: ランチ 11:30~15:00(コースL.O.13:30、その他L.O.14:30) ディナー 17:00~22:30(コースL.O.21:00、その他L.O.21:30、ドリンクL.O.22:00) HP:http://tempura-tensho.jp/ 【予約・問い合わせ先】 TEL:050-3184-3600...
青山デートに女性を誘うならば、やっぱり名店をしっかりおさえておきたいところ。 まずはランチから休日デートをスタートしたいと考えるなら、『礼華 青鸞居』を訪れてみて。 しっとりと上質な空気が流れる青山ならではの雰囲気と、本格的な中国料理を楽しめるのだ。『礼華 青鸞居』では、コース以外にも一人で気軽に利用できる一品料理や、セットメニューなども揃う。 名物「フカヒレ御膳」も人気のメニュー。先に「クラゲ」や「腸詰め」など...
一週あけて、青山にある礼華青鸞居では、秋の味覚をふんだんに取り入れた特別コースと、二胡と揚琴の奏でる音楽を味わえる宴が催される。 こちらは昼と夜の2部構成のイベントとなっており、いずれもコース形式で料理をいただいた後で、二胡と揚琴の演奏を聴くスタイルだ。 日本と同様、中国においても月見宴は古代から伝わる古い習わし。二胡奏者の太田氏は、中国民族楽器コンクールにて金賞受賞歴もある腕の持ち主。揚琴奏者の李女史は、日中揚琴の芸術交流に...
「野菜を多く」、「油脂分を極力少なく」といった、ヌーベルシノワの今を牽引し続けてきた『礼華』。ここは2009年冬、青山に誕生した新たな支店だ。...
「あら、素敵じゃない。」 女帝こと編集長の高梨涼子は、オフィスに入るなり、品定めするようにじろりと私を眺める。 「あ、ありがとうございます。」 ...
青山と西麻布をつなぐ外苑西通りから1本入った路地裏。 ひっきりなしに車が行き交う、外苑西通りの喧騒が嘘のように静かなその路地をさらに進む。 「こんなとこ...
瀟洒な白い扉を開ければ、モノトーンでまとめられた店内は仄暗く、ブルーからグレーのグラデーションに彩られた壁がその名の通り深海を彷彿とさせる『アビス』。 ...
ヒトシ君が予約してくれたお店『アビス』は魚介のフレンチが楽しめるお店で、味も雰囲気も洗練されており、女性の心をくすぐる店だ。 そして、一皿一皿華...
離れていたのはたったの10日くらいだが、それまでほぼ毎日一緒に濃密な時間を過ごしていたため、二人の間には、気まずくよそよそしい空気が流れる。 「...
女性とのデート以外で、フレンチを食べる機会は滅多にない。久しぶりのフレンチだなぁ...なんて思っているところでヒトシ先輩が登場し、そして女性陣二人がや...
「麻里...あんまり落ち込まないで。それ、“ハイスぺ男あるある”だよ」 なりふり構わず泣きじゃくる麻里を、親友のみゆきは冷静に慰めてくれる。 ...
「ねぇ、優樹くん。この前の話なんだけど......」 麻里はおずおずと、優樹に語り掛ける。 今日はデートで、外苑前の『アビス』に訪れていた...
「美味しかったね」 山下部長の代わりに行った南青山の『アビス』。魚介をふんだんに使ったフルコースは、とても美味しくて大満足だった。 …しかし。...
肉食女子全盛期の昨今だが、たまには“休肉日”と称し、こんな店に誘ってみてはいかがだろう。 くしくも魚ビストロや魚バルなど魚介に特化した店が目下大人気...
—アキ、今日のお食事会、外苑前の『アビス』になったから、宜しくね。— 化粧直しをしている最中に、同僚・優子からLINEが来た。思わず笑みがこぼれ...
マッキントッシュ ロンドンがプロデュースする本企画に、東京カレンダーも参加。そこでコラボレーションのパートナーとして白羽の矢を立てたのは、魚をメインに据え...
付き合いも安定してきた頃、家族で毎年やるという彼の誕生パーティーに誘われた。場所は帝国ホテルの『レ セゾン』。その誕生パーティーには、両親初め祖父母も...
目黒シェフがマルセイユで修行をしたレストランは、魚介料理だけで三ツ星をとった店だったという。しかし魚の扱いについては日本の方が優れた技術を持っていると感じ...
10日間の連続企画。2日目「ファーストデートの誘い方」どうだったかしら? 本当に女って面倒、って匙を投げたくなる気持ちもわかるけど、女の特性を理解し...
■プロフィール おざわ かずたか カンテサンス ディレクトール。1994年に『有楽町APICIUS』入社。5年間コミドランとしてフランス料理の基礎を学び...
最後は、2015年3月15日オープンの魚特化型フレンチ『Abysse』(アビス)。 フレンチで魚のみのコースと聞くと、どんなものを思い浮かべるだろう...