『ルーフ トップバー』のシグネチャーカクテル“パーソナル コリンズ”は、2015年のカクテルコンペティションで日本代表になった一杯。 シーバスリーガル12年、抹茶リキュールなどにより構成され、ガラスのポットに花が浮いたビジュアルが美しい!¥1,950(税サ別)...
アンダーズホテル52階の『ルーフトップバー』。 バーの中では、東京で1、2を争う約250mという高さ。そのテラス席から望む夜景は圧巻で、港区生まれ港区育ちの僕でもグッとくるものがある。 「お帰りなさいませ。いつもの通りご用意させて頂いて宜しいでしょうか?」 僕が家を出て、このホテルで暮らし始めて1週間。 どんなに遅く帰ってきても直接部屋に上がる気にはなれず、毎日このバーに立ち寄っていた。 店員が言...
虎ノ門ヒルズの47階からが、ハイアット系列のライフスタイルホテル『アンダーズ 東京』。アンダーズはヒンディー語で「パーソナルスタイル」を意味する。 最上階52階には、その名に相応しく自分らしいスタイルで寛げるバーが。天井の高い開放感溢れるテラスでは、思わず言葉を失うほど地上約250m、天空からのダイナミックな夜景が迎えてくれる。...
2015年のカクテルの世界大会「ザ・シーバス マスターズ」にて日本代表であった齋藤隆一さんが、見事3位を勝ちとった際に作ったカクテル。ジョン・コリンズを齋藤さん流にアレンジしたもので、ポットにはシーバスリーガル、抹茶リキュール、エルダーフラワーのリキュールからなるカクテルが入っている。 「ティーポットがホテル、色んな花がそこに集まる人をイメージしています」と、ストーリーのあるユニークなコンセプトをもつ一杯...
シート隣の裁ち落としの大きな窓が、まるで天空のテラスにいるような感覚にさせてくれる。夏は窓際のテラス席やスタンディングテーブルでグラス片手にカジュアルに夜景を楽しめたけれど、冬はストーブが設置され、絶景を温かくまったり楽しむことができるのだ。 1軒目からの移動で寒くなった体をふたり一緒に温めれば、外にでたくないと、いつもより一緒にいる時間が長くなってしまうはず!...
~Festive Christmas Menu For Two~ クリスマスシーズンに宿泊する二人にむけの特別ルームサービスプランをご用意。ホテルステイをより華やかに過ごせる期間限定のルームサービスは、クリスマスらしく様々な食材を豊かに盛り込んだ料理を、お部屋でゆっくりと召し上がれ♪ ◇フェスティブ アペタイザー セレクションのメニュー ・冷製のロブスター カクテルソース ・帆立の炙り キクイモのサ...
結局週末ではなく、平日の木曜日に会うことにした。元彼とはいえ、週末わざわざ会うのも気がひけたし、金曜日だと平常心が保てないかもしれない。木曜日だったら、例え気分が落ち込んでも取り返しがつく。 その日は聡がアンダーズ東京の『ルーフトップバー』を予約してくれていた。時刻は21時。相変わらず仕事は忙しいようだ。 1年ぶりの聡は、少し頬が削げて引き締まっていた。外資系証券会社のトレーダーという仕事の厳し...
”ジン”というお酒は、無数の植物や蒸留過程、地域の産物、香り等あらゆる要素を盛り込み、世界中のスプリットで作られる。そのため、ひと口に”ジン”と言っても、個性際立つお酒の一種である。今回は、フィンランド・イギリス・アメリカ・スペインのクラフトジンをピックアップ。 ルビーピンクグレープフルーツ、巨峰、黒胡椒、クランベリー、レモンバーベナ、そしてバジルを使用。それにガーニッシュを添えたジントニックたちは、それ...
アンダーズ東京が企画するユニークでクリエイティブなお花見体験。そして、自然から日々の生活に美しさを吹き込むという「ペリエ ジュエ」のフィロソフィーが合わさり、今回のコラボレーションが実現。...
そうこうしているうちに、ラルフが帰国する日が近づいてきた。二人は忙しい合間を縫って、アンダーズ東京『ROOFTOP BAR』で落ち合い、予約していたテラス席に案内された。...
アンダーズ東京では、通常の『the SUSHI』のメニューとは異なる握りやつまみを、大晦日限定で開放されたルーフトップバー内でいただける。おまかせの鮨に合わせるシャンパーニュもじつに豪華な銘柄が揃う。 まず、ウェルカムカクテルとして「“R”・ド・ルイナール」、続いて「ルイナール ブラン・ド・ブラン」と「ルイナール ロゼ」はフリーフローで。さらに、希少な「ドン・ルイナール 2004」をひとり1杯提供される。...
バー 虎ノ門 虎ノ門ヒルズにあるライフスタイルホテル『アンダーズ 東京』。星屑のような夜景を楽しめる最上階のバーは、現代的な設えと伝統が絶妙にクロスした唯一無二の空間に仕上がっている。 特に目を引かれるのは日本茶や日本酒を味わえる専用のローカウンター。茶室にインスピレーションを得て設計されたというそれはなんとも斬新な佇まいだ。国際都市トウキョウを象徴するスペース、ここで明日への英気が養われる。...
今回、水原希子さんのインタビューが行われたのは虎ノ門ヒルズにあるホテル『アンダーズ東京』の『ルーフトップバー』。“型にハマらない”のがヒップだとすれば、東京の空に限りなく近い52階で、鮨×カクテルといった変化球的な合わせ技を体験させてくれるこちらは、それを具現化したような空間だ。 窓際に腰掛けて東京を一望すれば自ずと気分が盛り上がる。恐らく水原さんもそうだったのだろう。我々は見てしまった。スタンバイしてい...
2種類のカウンター、ソファー席、テラス席と4つの空間からなるバー。それぞれのスタイルに応じて使い分ける仕掛けだが、おすすめはなんといってもテラス席。東京一の夜景が。...
ダンディズムとは、これ即ち上質へのこだわりにほかならない。それが贔屓の飲み屋なら、なお男のこだわりがわかる。 銀座の中心にありながらも、見えるのは表札と小さな行灯だけ。だがここは、京都最高峰と呼ばれる奥座敷『高台寺和久傳』をはじめ、海外の一流ホテルで料理長を歴任した島田博司氏の店だ。 ひとりン万円の会席を作り続けてきた彼が、自身ではじめたのはなんと立ち飲み屋。...
ダンディズムとは、これ即ち上質へのこだわりにほかならない。それが贔屓の飲み屋なら、なお男のこだわりがわかる。 ちょっとした時に、「この辺でいい店あるんだ、寄っていかない?」と出すカードが、こんな店なら最高に気が利いている。...
キメ過ぎても堅苦しく、かといってラフ過ぎるのもどうか。記念日デートよりも、平日のちょっとしたデートに使う店のセレクトにこそ、男は意外と頭を悩ませる。そんな時に『銀座しまだ』のような存在は実にありがたい。銀座にあって意表を突く立ち飲みという空間、それでいて出てくる料理はどれも一級品なのである。 黒板に認めたメニューは、ポテトサラダ、おひたしなどの酒場メニューから、からすみ蕎麦といった渾身の一品までおよそ40...
キメ過ぎても堅苦しく、かといってラフ過ぎるのもどうか。平日のちょっとしたデートに使う店のセレクトにこそ、男は意外と頭を悩ませる。そんな時に『銀座しまだ』のような存在は実にありがたい。 銀座にあって意表を突く立ち飲みという空間、それでいて出てくる料理はどれも一級品なのである。店主の島田博司氏は京都の『高台寺和久傳』をはじめ、海外の一流ホテルなどで料理長を歴任してきた人物。 黒板に認めたメニューは、ポテ...
『しまだ』は、良心価格で本格割烹を味わえる立ち飲み店。 「ここに行くときはふらっとひとりで。混んでいても詰めて入れてくれるから行きやすいです。もちろんクオリティーもバッチリで割烹好きな僕も大満足! おすすめはからすみそば(¥1,600)ですね」(渡部建) 10人程度のカウンターに4人座敷も用意。夢の“銀座で割烹”を手軽に満喫できる。...
本格フレンチのくせに立ち食いで格安料金なのが『俺のフレンチ』なら、本格和食のくせに立ち食いで格安料金なのが、この『しまだ』。『俺のフレンチ』(銀座店)のシェフがミシュラン一ツ星の『シェ松尾』の元シェフならば、こちらの店主の島田博司はミシュラン三ツ星の『幸村』の出身。銀座っ子の間では、『俺のフレンチ』と同じくらい話題の店だ。 場所はコリドー街の裏路地。木の引き戸に路地行灯という高級割烹風の店構えは、いかにも...
シンゴは、銀座駅から程なく近い店、立ち飲み屋『しまだ』にいた。 彼は新宿のインターネット広告代理店に勤務しているため、正直なところ、中々銀座エリアまで足を運ぶことはすくない。なぜ彼は、そんな街、銀座に舞い降りたのか。 ― ここが、溝口がテリトリーとしている、銀座… ― 溝口は、以前、大きなプロジェクトのチャンスがあった際、先方のクライアントキーマンにぴったりマークをしていた、港区の大手総合...
まず紹介してもらったのは、『銀座しまだ』。 2軒目以降に丁度いい立ち飲み割烹だが、高垣さんは比較的入りやすい開店直前を狙うとか。これだけを食べに来る人もいるという名物の「からすみ蕎麦」もさることながら、飛騨高山は「中谷製麺」の二八蕎麦も絶品だ。...
サンボアといえば言わずもがな、日本のオーセンティックバーの代名詞。大正7年から続く暖簾を掲げるには、10年以上の修業とサンボア全店のオーナーからの推薦が必要だという。この厳しい掟をクリアしたのが、この『数寄屋橋サンボア』だ。 銀座では珍しく路面店のバーなので、待ち合わせには入り口横の窓際が最適。落ち合えた後は、他のゲストに場所を譲り、奥へ移動する気遣いも忘れたくない。...
大正7年創業の日本を代表するオーセンティックバー、サンボア。この偉大なるレジェンドから暖簾分けを許され、2010年にオープンしたのが『数寄屋橋サンボア』だ。 銀座では珍しい路面店のため待ち合わせにも重宝するが、その居心地の良さを味わえば、この店でしっぽりとグラスを傾けたくなること必至。名物の氷なしハイボールを飲りながら、大正浪漫に浸りたい。...
サンボアといえば言わずもがな、日本のオーセンティックバーの代名詞。 大正7年から続く暖簾を掲げるには、10年以上の修業とサンボア全店のオーナーからの推薦が必要だという。この厳しい掟をクリアし2010年に開店したのが、この『数寄屋橋サンボア』だ。 オーナーの津田敦史氏はバーでの粋な振る舞い方についてをこう語る。 「もともと、サンボアは待ち合わせに使われることが多かった店なので、エスコートや気配り...
関西を中心に同じ名の下、店主が独立採算制で自身のバーを営む『サンボア』。銀座5丁目に続く、ここは東京での2軒目として誕生したサンボアだ。主の津田敦史氏は大阪・堂島の老舗サンボアで8年、銀座で2年を過ごした。 「大阪での独立も考えましたが、銀座で感じた空気感があまりに印象的で」。堂島で使われていた木製ショーケースを譲り受け、そこに薫陶を受けた師の写真を飾っている。「人と人との繋がりを肝に銘じ、良いサービスと...
関西を中心に同じ名の下、店主が独立採算制でバーを営む『サンボア』。東京2軒目のこの店の主、津田敦史氏は大阪・堂島の老舗サンボアで8年、銀座で2年を過ごした。堂島で使われていた木製ショーケースを譲り受け、その志を受け継ぐ。...
有名店が居並ぶ銀座のコリドー街で、ひときわ賑わいを見せるフレンチバル。フランス語で「蒸気」を意味する店名の通り、厨房の奥では巨大な蒸し器がフルに稼働する。 自慢は宮城産の魚介類や、季節野菜などをふんだんに使った蒸し料理。入り口付近の立ち呑みスペースは酒の肴を、奥では本格フレンチを提供するという二面性も魅力的だ。...
銀座で深夜スタートの王道といえば、やっぱりここだろう。有名店が居並ぶ銀座のコリドー街で、ひときわ賑わいを見せるフレンチバル『ヴァプール』だ。 フランス語で「蒸気」を意味する店名の通り、厨房の奥では巨大な蒸し器がフルに稼働する。自慢は宮城産の魚介類や、季節野菜などをふんだんに使った蒸し料理。入り口付近の立ち呑みスペースでは酒の肴を、奥では本格フレンチを提供するという二面性も魅力的だ。 デートなら、まずあえてスタンディング...
有名店が居並ぶ銀座のコリドー街で、ひときわ賑わいを見せるフレンチバル。フランス語で「蒸気」を意味する店名の通り、厨房の奥では巨大な蒸し器がフルに稼働する。 自慢は宮城産の魚介類や、季節野菜などをふんだんに使った蒸し料理。入り口付近の立ち呑みスペースは酒の肴を、奥では本格フレンチを提供するという二面性も魅力的だ。 立ち呑み屋に慣れているなら、あえてスタンディングスペースでメイン料理をいただくのもいいだ...
有名店が居並ぶ銀座のコリドー街で、ひときわ賑わいを見せるフレンチバル。フランス語で「蒸気」を意味する店名の通り、厨房の奥では巨大な蒸し器がフルに稼働する。 自慢は宮城産の魚介類や、季節野菜などをふんだんに使った蒸し料理。入り口付近の立ち呑みスペースは酒の肴を、奥では本格フレンチを提供するという二面性も魅力的だ。立ち呑み屋に慣れているなら、あえてスタンディングスペースでメイン料理をいただくのもいいだろう。そ...
有名店が居並ぶ銀座のコリドー街で、ひときわ賑わいを見せるフレンチバル。フランス語で「蒸気」を意味する店名の通り、厨房の奥では巨大な蒸し器がフルに稼働する。 自慢は宮城産の魚介類や、季節野菜などをふんだんに使った蒸し料理。入り口付近の立ち呑みスペースでは酒の肴を、奥では本格フレンチを提供するという二面性も魅力的だ。デートなら、まずあえてスタンディングスペースでアぺを頂こう。ビールやワインも1杯づつ選べ、つま...
そこから2人は会社帰りに頻繁に飲みに行くようになった。お互い学生時代から続く恋人はいたが、「同期」と飲みに行くのはグレーゾーンだ。 飲みに行く場所は、会社のある東京駅から少し離れた有楽町が多かった。東京駅のオフィス街から有楽町の高架下に沿ってコリドー街を目指す。絵理奈はこの道を1人で歩くのが好きだった。仕事からプライベートへのスイッチングタイム。足を前に動かすと気持ちも自然と前を向く。行き詰まっている仕事...
席は厨房を囲むカウンターでほぼ全部という小さな店ながら、入口側と奥では雰囲気も異なりメニューも変わる。立ち飲みもOKのバルスペースは、ビールやワイン1杯から使え、つまみも1皿500円前後。奥のビストロは照明暗めの落ち着いた雰囲気でアンティーク家具の質感が基調に。ボトルを立てて、ひっそりゆっくり食事したくなる。このギャップがまず、ポイント。 店名の『ヴァプール』は、フランス語で「蒸す」の意味。オープンキッチ...
重々しい鉄の扉を押し開け、階下へ降りれば、深紅の絨毯と黒い調度品が織りなす艶やかな陰影の世界。 サードステップに移行した二人。この段階では絶対に店選びの手間暇を惜しんではいけない。 そしてここは、完全会員制(赤坂・六本木共通)に移行したバー『ネプラスウルトラ銀座』。 「いいお酒をお出ししたいと思ううち、オールドボトルが多くなってしまいました。しかし、巷ではそういったボトルには希少価値がついてしまいます。そこで、納得の...
重々しい鉄の扉を押し開け、階下へ降りれば、深紅の絨毯と黒い調度品が織りなす艶やかな陰影の世界。ここは、2011年より完全会員制(銀座・六本木共通)に移行したバー『ネプラスウルトラ銀座』。 「いいお酒をお出ししたいと思ううち、オールドボトルが多くなってしまいました。しかし、巷ではそういったボトルには希少価値がついてしまいます。そこで、納得のいくお酒を納得のいく価格でご提供しようと会員制に踏み切りました」と、タキシードをパリッと...
同じお金を払うなら、ハイリターンを得る。そんな遊び上手への扉をそろそろ開こう、というのが、今回のテーマ。『ネ プラス ウルトラ』は、銀座と六本木に店舗を構える会員制のバーだ。バックバーには、店主古田氏が集めたヴィンテージのウイスキーやブランデーが並ぶ。1970年代のものを中心に、遡れば1950年代まで。 お金を出してもやすやすと手に入らない1杯に、氏の語る深い知識が加わる。それで1杯¥1,000~。女性を連れ...
2018年2月にオープンした『はっこく』はすでに予約至難な店の仲間入りを果たした。 同3月、日比谷ミッドタウンに檜舞台を移した『鮨 なんば 日比谷』も数ヵ月先まで予約で満席と、2018年初期にオープンした注目店は、早くも予約困難に。 さらに、今後予約至難になりつつあるのは、2017年末のオープンながら吉祥寺のはずれで場所を認知されるのが遅かった『さき田』。コース1万5,000円のリーズナブルさ、満足度の高さがリピー...
東京で過ごす最後の夜だからと、知也は鮨『青空』を予約してくれていた。 久しぶりにFOXEYのワンピースに袖を通してみたものの、気合を入れすぎただろうか。 しかし、ふんわりと広がるスカートを揺らして歩くと、心もそれとなくふわふわと浮き立つようだった。...
鮨が時代とともに進化したように、名店の味も姿を変えて受け継がれる。店主の高橋青空氏は『すきやばし次郎』で12年にわたり研鑽を積んだ人。板場での所作は美しく、凛とした空気を纏う。 握りは修業先の流れをくむ圧巻の質。ネタの選定、シャリの塩梅、どれも隙がない。...
ーそれだけ稼いでいたら、毎日フルコース三昧なのではー 佳菜子:そんな食べてたら糖尿病になっちゃいますよ(笑)。健康維持のため、外食は週2,3回くらいにしてます。あ、でも先週はヘビーでしたね。 火曜日に銀座の『青空』でお鮨を食べたあと、23時から『マトラス』で飲み直して、帰宅は2時。 翌日は『六雁』、木曜日は帰宅時間がなかなか合わない夫と合流し『アフェット』で久しぶりにゆっくりと食事をしました。...
「この度は、誠に申し訳ございませんでした!」 彼の頭は、もうこれ以上どうにもならない角度にまで、ラウンジの絨毯にめり込んでいた。...
鮨が時代とともに進化したように、名店の味も姿を変えて受け継がれる。店主の高橋青空氏は『すきやばし次郎』で12年にわたり研鑽を積んだ人。板場での所作は美しく、凛とした空気を纏う。 握りは修業先の流れをくむ圧巻の質。ネタの選定、シャリの塩梅、どれも隙がない。独立は2006年、はや一流の仲間入りだが、どこまで登り詰めるか期待は高まるばかり。...
見るからにたおやかで初々しく、それでいて、どこかなまめかしいような艶やかさを秘めた小さなイカ――これが“新イカ”。大人の親指ほどしかない墨イカの赤ちゃんである。新子と同様、鮨通垂涎のこの逸品、以前は初秋を告げる味として、8月頭から末にかけてが旬と言われていたが、最近はひと月余りも早まってきているとか。 「うちでも七夕頃から、鹿児島出水港で揚がる新イカを握り始めます。ハシリは高価で鮨屋泣かせですが、その旬の短さ...
桜色に染まる縮緬の暖簾が掛けられたのは初春のこと。「6月からは白い麻に掛け替えます」。店主の高橋青空氏は言う。 銀座で丸6年の月日を重ねた人気店である。これからの時季に美味しくなる魚を尋ねると、「そうですねぇ、トリ貝、マコガレイ……5月になれば房州のマダカアワビ千葉沖の上鰹が入ってきますし、マグロも小さいけど佐渡沖の定置網でいいのが揚がります。それは、5月から7月という感じでしょうか」。 元の素材が良くない...
『すきやばし次郎』で12年間研鑽を積み、独立。店主・高橋青空氏は若いが、すでに実力派の風格を兼ね備える。師匠譲りの目利き、素材を活かす丁寧な仕事、美しい所作から生まれる端正な握り。熱い視線が注がれる期待の鮨店だ。...
カップルで鮨。それは選ばれしものたちの到達点。しかし、気を付けなければいけないのは、その鮨は「最高に旨い」必要がある点だ。 このお店の鮨をひと言で表すなら、端正。岩央泰氏の握りはそういう握りだ。人肌程度に温かい、シャリは口に運べば優しく解れ、次いでネタの旨みが溢れ出し、渾然一体となる。誘った相手を陶酔させる完成度だ。 白木のカウンターでゲストと対峙する店主の岩央泰氏は「肩肘張らず、気軽に召し上がっていただきたいと思って...
ひと言で表すなら、端正。岩央泰氏の握りはそういう握りだ。人肌程度に温かい、シャリは口に運べば優しく解れ、次いでネタの旨みが溢れ出し、渾然一体となる。誘った相手を陶酔させる完成度だ。同じ銀座で「縁あって」移転したのは2012年9月。『小十』のあった場所だが、当の本人に気負いは全くない。「店内もほとんどそのままです」。 『いわ』の看板を掲げたのが2008年。旧店は『かねさか』の経営だったが、今回は名実ともに本当の独立。...
研鑽を積んだ『鮨かねさか』から独立して2年半。オープンして間もなくミシュランの星を獲得した注目の店である。毎朝築地で仕入れる魚は産地やブランドには頓着しない。その日良いものをひたすら求め、魚によっては店で寝かせてから包丁を入れる。 江戸前の技で丁寧に仕込んだ鮨ダネは、昼も夜も同じもの。違うのは値段だけ。「ランチはお試しで味をみていただければ」と語るのは店主の岩央泰氏。魂を込めた氏の握りを存分に頬張り、午後...
店主・岩央泰氏は『かねさか』で修業を積み、独立。魚はブランドに囚われず、江戸前の仕事をほどこし最良の鮨種にするのが流儀。若手の最有力だ。...
深夜でも多くの人通りがある新橋の駅前。ここに店を構える『赤身焼肉 かるびあ~の』は奥が長いカウンターになっており、ひっそり大人のデートにもおすすめの店。 隣同士で肩を寄り添えるから、新橋という場所にありながらもデート用途として人気の店だ。 人気の肉山系の店なので肉質も自信を持ってお勧めできる名店。特に「牛タン」は一皿にタン先、タン中、タン元が並び、味わいの違いを楽しめる。...
新橋の『炭火焼肉 かるびあ〜の』といえば、焼き肉好きのあいだでつとに知られた存在だが、人気の秘密はフレッシュでジューシィな赤身肉にある。 肉問屋を経営するオーナーの横内誠さんいわく「サシが入っている肉に比べて赤身は冷凍をするとドリップが出てしまうため、ごまかしが効かない。だからこそ“生”の状態にこだわる」のだという。 時期によって短角牛など、さまざまな赤身肉を扱うが、短角よりも若干サシがあるものの、赤身の性質をきちんと...
『赤身焼肉 かるびあ~の』はカウンターがメインなので、デートのときは隣どうしで肩を寄り添って焼肉を楽しむことができる。しかも、翌3時まで営業しているのがうれしい。ふたりで仲良く「あと一杯!」のときにおすすめだ。 このお店の人気の秘密はフレッシュな赤身肉が豊富にあること。時期によって北里八雲牛や短角牛など、さまざまな赤身肉を扱う。さわやかで充実した旨味を女性に楽しんでもらいたい。 ふたりだけのペースで...
フレッシュでジューシィな赤身肉が食べられるとあって人気の肉問屋直営店。ごまかしの利かない赤身だからこそ、“生”の状態へのこだわりは強い。熊本のあか牛や岩手の短角牛などさまざまな赤身肉が味わえる。...
肉問屋直営ならではの、美味しい赤身肉が食べられるとあって人気の『かるびあーの』。熊本のあか牛や岩手の短角牛、時期によって北里八雲牛や短角牛など、様々な赤身肉が味わえる。 オーナー、横内氏いわく「サシが入っている肉に比べて、赤身は冷凍するとドリップが出てしまうためごまかしが効かない。だからこそ“生”の状態にこだわる」という。 同店が人気のもう1つの理由は、カウンターがメインという設え。肩を寄り添って焼...
赤身指向の昨今、巷で熱い注目を浴びているのがこの北里八雲牛。食に敏感な方なら一度や二度はレストランなどでその名を目にしたことがあるだろう。 北里大学獣畜産学部付属フィールドサイエンスセンターの八雲牧場で生産されている自然放牧牛だ。「この名は、北里大学による循環型飼育法で育てられた牛の総称で、品種的には短角牛など6品種が飼育されています」 こう説明するのは、赤身中心の焼肉店『かるびあ~の』のオーナ―横内誠氏。...
―はぁ。 気づくとひな子は、このところ日に何度も溜息をついている。 仕事をしていても、友人と遊んでいても、何をしていても、急に裕太のことを思い出し、胸が切なく締めつけられるのだ。 ―なんで私、こんな風になっちゃったんだろう... モヤモヤが晴れない頭で、ひな子は裕太とこれまで訪れたレストランをこっそりと思い返す。 麻布十番の『たきや』、銀座の『竜介』、『かわむら』、広尾の『81』、そして先日の『ト...
裕太から指定されたのは、内幸町の『トロワフレーシュ』だった。東京でも有数の高級ステーキの店だ。 最近流行りの新店の情報もさることながら、王道のレストランもまんべんなく網羅する裕太は、やはり食のセンスが感じられる。 ひな子がいつになく緊張しながら店に到着すると、ゆったりと広めのテーブル席には、すでに懐かしい裕太の姿があった。...
「Japanese steak is my very recommended dish.」 シンガポール出張の際にマリーナベイサンズのクラブ『KUDETA』の会員制フロアで出会った38歳のインド系の紳士との夕食。 「近々、日本に行くからその時に食事をしよう。金額は気にしなくていいからどこでもおすすめで行きたい所でOK.ただ、魚介類は食べられないからNG.」とのリクエスト。 シンガポールでは今、どの...
真っ赤におこった炭の上に肉が静かに置かれる。その瞬間から、煉瓦製の炉窯の中には太古の時間が流れ始める―――― 20世紀後半以降、文明の利器と偉大なる料理人の熱意により、真空調理や低温調理などの新しい加熱方法が創造されてきた。それらは素材の旨みを残し、汁気を逃さないなどの利点をもつ素晴らしいやり方であり、80年代には真空調理によってジョエル・ロブション氏が、90年代には低温調理によってアラン・パッサール氏がスタ...
カウンターで飲む楽しみ。その構成要素のひとつが、職人の手元だ。カウンターと厨房との間には何の障害も置かず、包丁の動きや今夜使う器が見える。 そんな時、喩えようもない高揚感がふっと身を包む。酒が、飲めて良かったなぁと思う、瞬間だ。2012年7月、満を持して銀座に『おかもと』を開けた岡本英嗣氏は、そんな酔客の目をきちんと受け止める店を用意した。 厨房や店に無駄なものは何もなく、料理に使う材料を置くためにも、それらを和えるた...
のんびり寛ぐ空間やプライベート感を犠牲にしてまで、あえてカウンターを選ぶ理由とは何か。それはひと言でいえば、目の前で職人が繰り広げるライブ感だろう。 2012年7月にオープンした『銀座おかもと』は、そんなゲストの期待を裏切らない店だ。厨房に無駄なインテリアは一切置かず、空間を過剰に演出する小道具を排除したのは、「お客さまには、カウンターに座った時に期待感を持ってもらいたい」という岡本英嗣氏の想いゆえ。“見せる”店づくりは『銀...
昔からスペイン随一の美食エリアとして知られるバスク地方。サン・セバスティアンには食に貪欲なバスク人らしく、数多のバルが集まる通りもある。そんなバル街の虜になった日本...
山田朋仙シェフはスペイン・バスクの三ツ星『マルティン ベラサテギ』で腕を磨いた実力派。 そんな本格バスク料理が評判を呼び、奥まった場所にもかかわらず美味しいも...
バル好きの巡礼地、サン・セバスチャンを擁し、独自の言語や食文化を持つ、バスク地方。本店は、現地の三ツ星レストラン『マルティンベラサテギ』の看板メニューを再...
銀座7丁目の路地裏に佇む、バスク料理のお店。バルのような外観が期待感を抱かせる。 バスクの三ツ星レストランでも腕を磨いた山田朋仙シェフが作り出す料理...
「優作さん、今日は何時に帰ってくる?ご飯いるかどうか連絡してね」 結婚して早半年。夕方、新妻の由美からメールが入っていた。真っ直ぐ家に帰ろうと思...
前回までのあらすじ 北岡涼子、30歳、元女優。社会人経験なし、資格なし、貯金なし。芸能界で活躍したが、徐々に干されて今に至る。就職活動をしようにも、...
気軽に寄れるが、ガツンと満足できる美味しい料理をいただけるのがこちら。 こちらの山田朋仙シェフはスペインの名店『マルティン・ベラサテギ』出身。その在...
昔からスペイン随一の美食エリアとして知られるバスク地方には、数多のバルが集まる通りがある。そんなバル街の虜になった日本人が2012年9月、銀座の地でバスク...
1階はオープンキッチンのバル使いができるカウンターで、1杯からふらりと立ち寄れるスタイル。一皿のポーションが小さいので、一人でも数種類味わえるところも魅力...
3週間前、特に予定のない金曜の夜のことだった。 この日は週明けが楽になるよう、事務仕事を片付けていた。数年前までは予定のない金曜日など考えられなかったけれど、...
ちょっと贅沢なランチタイムを過ごしたいならば『春秋ツギハギ』のランチコースを楽しんでみてはいかがだろう。 バリ島の古材を使ったエキゾチックなパーテーションのテ...
【今週の就活男子】 ・名前:佑樹 ・勤務先:外務省 アフリカ北西部の某国日本大使館 ・出身大学:東京大学 ・就職時の内定企業:外務省のみ ...
店舗名:春秋ツギハギ 住所:千代田区有楽町1-1-1 日本生命日比谷ビル(日生劇場) B1F 営業時間: 平日ランチタイム 11:30~14:30(...
昨日、レストランを出た後… 「ディナー、とっても美味しかったです。ごちそうさまでした。」 「こちらこそ、久しぶりに会えてよかった。今日はわざわ...
こだわりの鱧やふぐ、天然鮎を使った料理が自慢の『銀座 福和』。 なかでも鱧は、1寸で24切れの包丁を入れないと美味しく味わえないことから、熟練の技を必要とする食材。...
こだわりの鱧やふぐ、天然鮎を使った料理が自慢の『銀座 福和』。なかでも鱧は、1寸で24切れの包丁を入れないと美味しく味わえないことから、熟練の技を必要とする食材。 それを惜しげもなく、たっぷりといただけるのが鱧野菜天丼。野菜も近江人参など色と食感のよいものを使用している。...
『鮨 竜介』へと下りる階段は狭く、まるでトンネルのよう。だが、下りきった先に品格のある白木の扉が待つ。 そして扉の奥には7席だけの小さな空間。そこにあしらわれた檜のカウンターが、凛とした高級感を漂わせる。 とはいえ、大将の山根竜介さんは39歳と同世代。共通の話題も多く、すぐに打ち解け、会話が弾む。...
「へぇ。その彼氏とは長いの?喧嘩でもしたのか?」 —なんだ、恋愛相談か。 龍平はいつものことだと思い、ぷっくりとした厚みのある『鮨 竜介』の大トロの握りに視線を戻す。 龍平は何故か昔から、女性の恋愛相談に乗ることが多かった。 話しやすいのか、男として見られていないのかは分からないが、“的確なアドバイスをくれる”と、女性陣からの信頼は厚いのだ。 —はぁ...なんて美味しいんだ。 赤酢のシャリで握ら...
銀座で食事ならこのジャンルは外せない。今夜は鮨で決まりだ。 ところで多くの鮨店は18時〜と20時〜という2回転での営業が多い。会社帰りのデートは必然的に2回転目、20時からの食事となった。 待ち合わせは19時。つかの間の〝銀ブラ〞を今、断然人気の『ギンザ シックス』でしているうちに、いつしか時間は20時近くに。『銀座久兵衛』などで腕を磨いた若き大将・山根氏は銀座の店ながら“楽しく食べられる店”を心が...
記念すべき初デートは、今一番好きだと言っても過言ではない『鮨 竜介』にした。 ここ数ヶ月の間、毎月欠かさず通っている店で、かなりお気に入りだった。 よく通っているうちに大将にも顔を覚えてもらっており、下手な女性は連れて行きたくない。瑠里子こそ、この店がふさわしいように思った。 凛として、美しい彼女との初デート。中途半端な店に連れて行き、“この程度か”と思われるのは嫌だ。 初デートで鮨...
「お待たせしました。」 待ち合わせ時間に5分くらい遅れて登場した瞬間、航平さんが眩しそうに私を見つめる。 私は、男性からのこの視線が大好きだ。 毎回、ちょっと気合いを入れて身体のラインが分かる服装をしていると、男性は嬉しそうに私を見つめてくる。 —今日は、どの角度から見られても大丈夫。 お寿司屋さんのちょっと明るめの照明にも耐えられるよう、毛穴のカバーは完璧にしてきた。...
塩昆布かと思いきや、香り高いトリュフが散らされたヒラメのつまみ。『鮨 竜介』では、鮨屋ではあまり見かけない食材も登場する。 「お客様が喜んでくれるなら、もっと自由でいいと思います」と語るのは、36歳で独立を果たした山根竜介氏。 トリュフのほか、キャビアやフォアグラといった食材もおまかせのコースのなかで、違和感なく供される。もちろん握りも秀逸。赤酢と米酢の酢飯を種によって使い分けている。...
塩昆布かと思いきや、香り高いトリュフが散らされたヒラメのつまみ。『鮨 竜介』では、鮨屋ではあまり見かけない食材も登場する。 「お客様が喜んでくれるなら、もっと自由でいいと思います」と語るのは、36歳で独立を果たした山根竜介氏。...
「へぇ......結局、ひな子はあの若者が好きだったのね」 久しぶりに会った慶子は感心するように頷きながら、琥珀色のシャンパンに口を付ける。 先日は女子会に突然恋人の俊介を連れてこられたため、二人は険悪ムードに突入していたが、今日は思い切ってひな子から銀座のシャネル屋上の『ル・ジャルダン・ドゥ・ツイード』に誘った。 とにかく、親友の慶子に裕太の話を聞いて欲しかったのだ。 以前は「同...
指定された銀座の『鮨 竜介』に到着すると、直樹はすでに清潔感のある白木のカウンターに座っていた。 若かりし頃にやんちゃな恋に落ちた直樹と品の良い鮨屋で肩を並べているなんて、随分と大人になった気がしてしまう。...
「え?何よ急に...」 「ひな子、『たきや』以来、例の若者には会ってないわよね?」 不意打ちで探りを入れられ、ひな子はぎくっとする。裕太のことは黙っておきたかったが、勘の良い彼女に隠し事をするのは難しそうだった。 「何よ、若者って......裕太くんは同い年よ。あのあと『竜介』と『かわむら』にも一緒に行ったけど......」 「うそでしょ?まさか、それもワリカンだったんじゃ........
―私の好きなメニュー、考えてくれるんじゃなかったの...! ひな子の密かな期待とは裏腹に、『竜介』の誘い以来、裕太からの連絡はしばらく途絶えていた。 LINEの通知が来るたびに、ひな子はどうしても裕太の顔を思い浮かべてしまうのだが、相手は星の数ほどいる男友達(通称“おしょくじがかり”)ばかりである。 日に日に苛立ちが募り、ひな子はスマホが鳴る度に、舌打ちしたいほどの感情に駆られていた。 ...
柄にもなく、ひな子は前回よりもさらに緊張した足取りで『鮨 竜介』に向かっていた。裕太の提案する店は、やはり同い年とは思えないセンスの良さだ。 銀座でも指折りの鮨屋に向かう高揚感もさることながら、自分でも信じられないが、ひな子は裕太に会うこと自体に、説明のつかない気恥ずかしさを覚えている。 それが割り勘に対する恐れなのか、慶子に指摘されたような感情のためなのか、ひな子は判断できない。 ―もう...
「今朝は最高の鮪が仕入れられました」大間で釣れたという立派なハラカミを前に、柔らかく微笑む店主の山根竜介氏。銀座という激戦地に店を構えて早一年。巡る四季を経てますます充実のときを迎えている。 握りは王道。ネタの旨みの濃淡に応じて、シャリは2種類を使い分ける。鮪なら赤。「鮨屋ですから、しっかり食べてほしい」。そんな思いを込め、夜のおまかせで13貫は握る。口に運べば、ネタとシャリの一体感が圧倒的。真っ直ぐな旨...
1/15は、いちご(1.15)の日。 旬のいちごを味わい尽くすなら、「ザ・キャピトルホテル 東急」の「ストロベリーフェア」がおすすめだ。 こちらのフェアでは、お昼からバータイムまで各時間帯にあったメニューを展開。パスタなどのメイン料理でもいちごが使われており、意外な好相性に驚きがありそう。 めくるめく新たな美味しさが発見できるフェア、友人や恋人と出かけてみては?ランチからディナータイムまでイチゴメニューが楽しめる...
~かの政財界の重鎮やセレブリティたちが愛した、不変のパーコー麺~ 初めて食べる人でも懐かしい味がする。 それが『ORIGAMI』のパーコー麺である。それはきっと、通常のチキンブイヨンの10倍の鶏ガラとたくさんの野菜によるコンソメのような風合いもあるスープのせいだろう。ベーコンの旨みも効いた少し洋風なこのラーメンは、提供当初から外国人ゲストの評判もよいものだった。...
クラシックなスイーツであるプリンアラモードだけれど、実は歴史の長い『ORIGAMI』で採用したのはつい最近のこと。もとはスペシャルオーダーであった自家製プリンが好評で、2014年の秋にフルーツやアイスクリームを豪勢にあしらい新登場となった。 卵、砂糖、牛乳、タヒチ産の高級バニラによるプリンは、形状をギリギリのところでキープする極めて軟らかいつくり。そのプリンを自家製アイスクリームと合わせて食べれば、似た素...
年が明けて、美味しい苺がシーズンイン! そんな中、今回は1/15(月)からスタートした「ザ・キャピトルホテル 東急」の毎年恒例「ストロベリーフェア」のご紹介だ。 今年も“スイーツ”に止まらず、パスタや肉料理も苺づくしにアレンジし、ランチタイムやディナータイムにも楽しめるメニューが充実。 フレッシュで甘酸っぱい苺が思う存分楽しめる、キャピトル自慢のメニューたちをぜひご賞味あれ!「ストロベリーフェア ...
鎮座するパーコーは、国産豚ロース肉を2度揚げすることでさっくりとした食感に。麺は伸びない工夫がされているものを使用。スープはパーコーブイヨンで出汁をとった旨味があり、さっぱりとした味わいだ。 別皿でつく薬味のネギは多めに盛られ、それをまったく入れない人もいればお代わりをもらう人もいる。自分だけの味に変えることができる楽しさが、人気の理由でもある。...
名物のバナナブレッド、エシレバターで作るスチームバタートーストなど、パン類だけでも目移りする品揃え。シェフが目の前でカッティングするローストポークにはりんごのソースが合わせられ、その果実感が豚肉の旨みをひきたてる。季節の食材を取り入れた豊富なメニューを落ち着いた空間でいただけるため、リピーターが多い。 【概要】 価格:¥4,276(税サ込) 品数:約80 時間:7:00~9:30 人気メニュー:ロ...
~卵に包まれているケチャップライスのレベルが違う~ 卵ばかりをウリにしてライスがいまいちなオムライスと一線を画し、このひと皿はケチャップライスの実力が確かなもの。チキンブイヨンで炊き上げたバターライスに、エビ、ハム、チキン、香味野菜を合わせ、ライスはそれだけでも美味しい。 そこに半熟の卵と、4日間かけ作られたデミグラスソースを合わせれば、無論、絶品である。¥2,370(税サ込)...
日本初の外資系ホテルであった『東京ヒルトンホテル』が前身となり、『キャピトル東急ホテル』を経て2010年に開業。そんなホテルにおいて『ORIGAMI』はヒルトン時代からの店名、パーコー麺やナシゴレンといった40年以上前から続くメニューを継承するダイニングとして愛されてきた。 その一方、新たな名物として生まれたのがこちらのブイヤベースだ。スープのベースには、魚介類だけではなく鶏や椎茸、香味野菜なども使用。日...
今年もいよいよ本日より、ザ・キャピトルホテル 東急のオールデイダイニング『ORIGAMI』にて「ストロベリーフェア2016」がスタート。 ランチタイムには、昨年に引き続き「ストロベリーランチセット」、ティータイムは新登場となる「ストロベリートリート」をどうぞ! そしてディナータイムは、鴨肉のローストとフォアグラをあわせ、苺を贅沢にお楽しみいただける「鴨胸肉のロティ フォアグラソテーと苺のキャラメリゼ」を...
チキン、ベーコン、レタス、トマトをホテルのベーカリーで焼き上げたライブレッドでサンドしている。 小ぶりなイズでも、食べ応えはしっかり。素材の織りなす味わいを活かした定番アイテム。¥2,520。...
1963年に開業した『東京ヒルトンホテル』を前身に、時代と共に変遷を辿り、2010年10月に新しい時を刻み始めた『ザ・キャピトルホテル 東急』。長い歴史の中で革新を繰り返す一方、大切に受け継がれてきた伝統がある。 そのひとつが、オールデイダイニング『ORIGAMI』に復活した「パーコー麺」だ。旨みたっぷりのスープと麺、そこにさくっと揚げた豚肉をのせたひと品。 丼を覆いつくさんばかりの肉のボリュームだ...
「毎日、子どものマネージャーかと思うくらいあちこちに送迎して、お世話に明け暮れて。たまにはこんな素敵なパーティに『戦友』と来られるなんて、何よりのご褒美だわ」 東郷綾子が、麻布チーム―悠理と神崎葵、そして当然のようにテレビ局から直接やってきた藍沢美紀の顔を見ながらにっこりと笑う。童顔な綾子が笑うと、まるで学生時代の友達のような気持ちがした。 「すべての女の、退屈で神聖な毎日に」 美紀が、細く美しい指を添えて、...
帝国ホテル東京の本館一階にある『パークサイドダイナー』は、日比谷ランチに最適のスポットのひとつ。 おすすめは約80年前に「帝国ホテル」のバーのひとつ『ガーデンバー』で提供を開始した「アメリカンクラブハウスサンドイッチ」。 実は、提供開始当初は、バーのお客さんから「おつまみよりもボリュームのある軽食を」という要望があった時にのみ提供していた知る人ぞ知る裏メニューだったのだという。 美味しさが口コミで話題となっていき...
やっぱりパンケーキはシンプルが一番!一度は味わって欲しいパンケーキが「帝国ホテル 東京」本館一階にある『パークサイドダイナー』の「インペリアルパンケーキ」だ。 今回は、気品と風格を兼ね備えた「パンケーキの女王」と呼ぶにふさわしい逸品の美味しさの訳とその歴史に迫った!約70年前に「帝国ホテル」のバーのひとつ『ガーデンバー』で提供を開始した「アメリカンクラブハウスサンドイッチ」。 実は、提供開始当初は、...
今から40年程前にこのブルーベリーパイが誕生して以来、そのレシピはほぼ変わっていない。もともとはそれより数年前にアップルパイが先に始まり、その後、同じパイ生地を使用したブルーベリーパイが考案された。 構成はパイとブルーベリーフィリングだけという極めてシンプルな一品で、だからこそ寸分のごまかしも利かないスイーツなのだ。...
「サトシさんと、また会ったの?!」 サトシとの一件を報告すると、親友のみゆきは大きく顔をしかめた。今日は帝国ホテルの『パークサイドダイナー』に集合している。 「だって、どうしても会いたいって言われて...」 麻里の口調は、妙に言い訳がましくなってしまう。 “結婚”とは無縁のサトシとヨリを戻すことを少しでも考えたなどと伝えれば、みゆきに叱られるのは分かっていた。 年内婚約の目標を...
~ルーとトッピングで、野菜を二度美味しく食べられるカレー~ 実はこのカレーは、もとはメニューになかったもの。“カレーに野菜をたっぷりのせてほしい”というある顧客のリクエストに応えていたら、そのカレーが著名人の間で評判となり定番メニューとなった。 7種の野菜はそれぞれを一番美味しく食べられる方法で別々に調理。ルーは裏ごしせず、野菜のつぶつぶを残しているのも特徴だ。¥2,500(税込サ別)...
しゃりが旨い寿司が旨いように、この丼はまず米のレベルが高い。秋田県産のあきたこまちを熟練のスタッフが長年の経験による勘と水加減で炊き、そして何よりゲストへの気持ちがこもっているような炊きあがり。 さらに米は十分に温められた丼に入れられるので、エアリー感も温度も最適な状態で提供される。 そんな米の上にのるのはミディアムレアのフィレ肉とフォワグラで、たまり醤油のソースと肉の旨み、温かな米との三位一体のバ...
専門店が次々に誕生し、パンケーキが脚光を浴びている昨今。生クリームをこんもりと盛ったり、フルーツを散りばめたり、まるで華やかさを競うかのよう。スイーツ好きに支持されこそすれ、朝食はシンプルなパンケーキを望む声が多いのも事実。シンプル・イズ・ザ・ベストを地でいくのが『パークサイドダイナー』だ。 帝国ホテル 東京のメニューにパンケーキが登場したのは、昭和初期。以来、店は変われど姿は変えずに伝統の味を受け継いで...
名前:正人 年齢:37歳 職業:広告代理店勤務 年収:1,200 万 結婚歴:6年 前妻の年齢と職業:34歳・元客室乗務員 2年前に離婚したという正人は、爽やかな笑顔と共に待ち合わせ場所である『アンダーズ タヴァン ラウンジ&バー』にやってきた。 正人は、大手広告代理店勤務で仕事も充実しているようだ。見た目も良く、程よい日焼けは週末のゴルフによるものだという。 「前妻の真由香との結婚生活は、トー...
地上51階からの眺望はもちろん、インテリアと音楽のセンスもよく、テンションを上げて仕事をしたい人には抜群の環境。しかもコーヒーは1~2杯までお替わり自由でお洒落なのに良心的という稀有なラウンジとなっている。 ちょうど電源のある席が半BOX席なので狙い目だ。Wi-Fiがパスワードなしで接続できるのも高ポイント。 【Judgement】 Wi-Fi :★★★★★ 長居 :★★★★☆ 電源 :★★★★☆ メニュ...
待ち合わせの『アンダーズ タヴァン ラウンジ&バー』へ向かうと、既に真理亜は席に座っていた。 「久しぶりだね。彩乃ちゃんから誘ってくれるなんて...何かあったの?」 真理亜には全て見透かされている気がして、私は真理亜がニューヨークに行っている間に起こったこと、そして早苗のことなどを赤裸々に話す。 うんうん、と真理亜は紅茶を飲みながら静かに話を聞いていたが、一通り話し終わり、高揚している私を...
「アンダーズ 東京」のハロウィンと言ったら、『アンダーズ タヴァン ラウンジ&バー』の「ハロウィンアフタヌーンティー セット」も外せない! メニューの一部には、『ペストリー ショップ』で販売されている「ハロウィンスイーツ」のミニサイズも。セイボリーには茸や薩摩芋が使われており、秋の食材を満喫することができる。 遊び心溢れるスイーツに癒されながら、気の置けない友人たちと女子会を楽しんでみては?...
ライフスタイルを豊かにしてくれるのは、ファッションも食事も思いっきり楽しもうという気持ち。マッキントッシュ ロンドンでは、そんな日常を楽しく満喫したいと考える素敵な人たちに、極上の時間を提供する。 それは、会場のひとつ、『アンダーズ 東京』の51階に軒を構えるダイニング、『アンダーズ タヴァン』 ラウンジ&バーを含む、全国8都市の有名ホテルとレストランにおいて、スペシャルメニュー&『ミニマル』に特注したギ...
『チェナクルーム』は銀座コリドー街の10階にあるフレンチ新店。おまかせコース(10,800円 税込)は全8品。 月ごとに変わるプリフィクスメニューにワインだけでなく、ビール、ノンアルコールのペアリングコースが選べるのだ。 おひとりさまやデートには窓に面したカウンター席を、女子会にはテーブル席、ビジネスにはロフトのテーブル席や個室もあり、使い勝手も◎!空間の解放感がたまらない。...
2015年12月に誕生したビルの最上階に位置する『チェナクルーム』。 ガラス張りの店内から、銀座の街並みや通過する列車、国会議事堂のライトアップを望むことができる。...
銀座コリドー街で夜景と言えば思い浮かべるのはビルのネオンだろうか。いや、そうじゃない。新たな夜景スポットとして昨年12月にオープンした「cenaculum(チェナクルーム)」は早くも予約争奪戦になりつつある新店だ。 繁華街の中心に建った新しいビルの最上階にあり、ここで楽しむ夜景の中心はなんと、“国会議事堂”。周囲に高い建物が少ないエリアだけに、はっきりとその姿を眺めることができる。超高層から眺めるようなド...
店内に入ると「あ〜、気持ちいいな〜。」と第一声が。見晴らしが良く自然光が惜しみなく降りそそぎ、夜は夜景が望める雰囲気抜群のレストランだ。 ここ『チェナクルーム』は銀座コリドー街の10階にあるフレンチ新店。おまかせコース(10,800円 税込)は全8品。月ごとに変わるプリフィクスメニューにワインだけでなく、ビール、ノンアルコールのペアリングコースが選べるのだ。 おひとりさまやデートには窓に面したカウン...
洋輔の両親が会食に指定したのは帝国ホテルの『なだ万』で、そのセレクトも香奈の気持ちをさらに憂鬱にさせた。 都内の一流ホテルは軒並み制覇し、ヒールを鳴らして大理石のロビーを闊歩してきた香奈ではあるが、帝国ホテルはやはりどこか、外資系ホテルとは一線を画す空気が漂っている。 決して口に出さずとも、選民意識の強い人々が集う場所―。 洋輔に続き個室に入ると、中には既にエルメスのカレを巻いた洋輔の母親と思われる女性、そし...
森田実沙子、30歳です。今、8ヶ月になる娘がいて、専業主婦をしています。 専業主婦をしている上で大変なこと…。 うーん、そうですね…でも家事代行の方も来てくださっているし、おかげさまで睡眠時間が少なくてもなんとかやれていますよ。お料理は好きですし、苦になりません。 ただ一つ。 初めて会うママさんには、あまり自分の素性を話さないように気をつけています。 それからどんなに仲良くなっても名前には“さん”...
梅雨入り前の5月の東京は、都会とはいえ緑豊かだ。 日比谷公園の青々と茂る美しい新緑を眺めながら、私と両親は、帝国ホテルの『レ セゾン』に向かった。 老舗ホテルの重厚感のあるエントランスを、セルジオロッシのハイヒールで通り抜ける。 私はここ数年の東京生活で、こういった場所に足を踏み入れる緊張感は、ほとんどなくなった。むしろこの洗練された空間に入るほど、小気味よく気が引き締まり、背筋がすっと伸びるくらいだ。 ...
亜希は、帝国ホテルの『レ セゾン』で長年の恋人・雄二を待っている。...
『帝国ホテル 東京』内にある『レ セゾン』の「『レ セゾン』の朝食フルコース ル スティル ティエリー」¥9,000(税込サ別)が凄すぎると話題だ! まず、一品めの卵料理から、すでに朝食のレベルを遥かに越えている。 銅製の鍋を使いゆっくり丁寧に仕上げ、バターとプロヴァンスオリーブオイルを香らせたスクランブルエッグは、通常のモノとはまるで違うなめらかな口あたり。そして黒トリュフが惜しみなく加えられ、さ...
「裕子さんは、どちら出身なの?」 「裕子さんは、どちらの大学に通ってらしたの?」 そんな彼女の質問攻めが行われたのは、帝国ホテルの『レ セゾン』だ。母親は、ここのフレンチが好物で、東京に来る時は必ずここを使う。藤色の着物を綺麗に着こなし、しかしこの場にはその一寸の隙もない着物姿は威圧的に映るだけな気がした。 彼女に会わせたのは、桜が美しく咲き乱れる4月の、まだ寒さが残る日だった。可哀そうに、質...
彼に毎年連れて行ってもらう『レ セゾン』でのディナーも、今年で10回目になりました。 彼は裁判官をやめて、今年から東京で弁護士事務所を始めたそうです。「良い裁判官が良い弁護士になれるとは限らないからね」と笑う洵の少し増えた白髪を見ながら、単身赴任を終えて家族と過ごす彼の姿を想像しました。 そのときの私には、彼が東京に戻ってきたことを喜ぶ気持ちも、家族と同居することを恨む気持ちもありませんでした。...
神奈川県の公立高校から、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、丸の内の大手人材会社に勤める絵理奈(30)。周りの友人たちは“恋愛対象になるのは最低でも早慶レベル"と口を揃え、その言葉を証明するかのように42歳の「元」慶應ボーイ・芹沢やコスパ重視の一橋卒・淳一郎など様々な学歴の男性とのデートを試みる。 その中でも東工大卒の健二の誠実さに惹かれ付き合うが、女心が分からない彼に我慢ができず別れてしまう。その後京大...
『帝国ホテル』のロビーに行って、2人で本館中2階『レ セゾン』の個室で食事することにしました。 お店に着いたのは、ちょうど夕方と夜が交替するような時刻で、私がいちばん好きな時間でした。それを話したら、「こういう時間は、逢魔時(おうまがとき)と言って、交通事故がいちばん多い時間なのよ」なんて久美子が言いました。 「では私がいま会っているのが、魔物ってこと?」と言ってみました。彼女は学生時代から、すぐに...
「家を売って、妻と子を連れて東京へやって来た。その腰と肝の据わり方に、改めて『彼しかいない』と思ったんだ」『帝国ホテル 東京』総料理長・田中健一郎氏がつぶやいた言葉だ。 同ホテル『レ セゾン』リニューアルに際し、小林哲也社長と田中氏が出逢ったのが、シャンパーニュ地方の三ツ星レストラン『ボワイエ・レ・レクイエール』でシェフを務めていたティエリー・ヴォワザン氏である。小林・田中両氏との幸福な遭遇を得て、6年半...