焼き鳥×生ビールというイメージが強い上野の街に、ロティサリーチキン×ベルギービールという概念を打ち出した。その狙いは的中し、朝〆の大山鶏を使ったロティサリーチキンは、客の9割が注文するほどの人気に。 店内のロティサリー専用マシンで焼き上げる大山鶏を使った「ロティサリーチキン」が人気。ハーブやスパイスは控えめな味付けで、鶏そのものの味わいを前面に出したタイプだ。...
焼き鳥×生ビールというイメージが強い上野の街に、ロティサリーチキン×ベルギービールという概念を打ち出した。その狙いは的中し、朝〆の大山鶏を使ったロティサリーチキンは、客の9割が注文するほどの人気に。焼き上がりまでの時間を彩るのは、フランスの素朴な家庭料理と、15種ほどがそろうベルギービール。苦みや酸み、麦のロースト感など、それぞれの違いを楽しみながら、主役の堂々たる登場を待とう。...
店名の“ガンゲット”とは、レストランでもビストロでもない、飲んで、歌って、踊れる“酒場”。 『ガンゲット・ラ・シェーブル』では、そんな陽気な酒場の雰囲気を感じながら、豊富にそろったワインや気取りのないフランスの家庭料理を味わうことができる。 14時の開店と同時に「ちょっと1杯」とやってくる近所の常連がいたり、カップルがワインを飲みながらおしゃべりに花を咲かせていたりと、みな居心地のいい店内で思い思いの時間を過ごす。...
店名の“ガンゲット”とは、レストランでもビストロでもない、飲んで、歌って、踊れる“酒場”。オープン以来、「下町にパリあり」と評判を呼んでいる『ガンゲット・ラ・シェーブル』では、そんな陽気な雰囲気を感じながら、豊富にそろったワインや気取りのないフランスの家庭料理を味わうことができる。 14時の開店と同時に「ちょっと1杯」とやってくる近所の常連がいたり、カップルがワインを飲みながらおしゃべりに花を咲かせていたりと、すっかり浅草の...
日本人には耳慣れないが、フランスにはレストランでもビストロでもない“ガンゲット”というジャンルの飲食店があるのだという。自由気ままに食事をし、歌って踊ってにぎやかな時間を過ごす“大衆酒場”のような位置づけで、ルノワールの名画〈ムーラン・ド・ラ・ギャレット〉にも、人々がガンゲットで思い思いにダンスや会話を楽しむ様子が描かれている。 焼き鳥とワインを楽しめる店として、浅草でつとに知られた『萬鳥』が、このガンゲット...
芳醇な香りでとろけるようになめらかな食感の「ル レクチエ」を、コクのあるクリームチーズのベースに飾った一品。 洋梨そのものの美味しさを堪能できるケーキだ。和歌山県産の柿「希」を使用。 ほのかに洋酒の香るラムレーズンクリームと、柿の上品な甘さが相性抜群!...
今が旬のフルーツといえばマスカットとぶどう。 口に含んだ瞬間に果汁がじゅわ~と溢れだし、やさしく甘い香りに包まれる。まさに至福の時! そんな美味しいマスカットやぶどうを贅沢に使用したケーキが「カフェコムサ」で販売中! 今、最も注目されている石川県産「ルビーロマン」をはじめ、人気の高い山梨県の「シャインマスカット」、ぶどうの中でもトップクラスの長野県オリジナル品種「ナガノパープル」の3種を使用した「ぶどうコレクショ...
みずみずしいのに濃厚な甘さの桃をたっぷりと使った、贅沢スイーツを堪能したい人は必見! 「カフェコムサ」で大人気の「ももコレクション」から、8/26(日)までの期間限定で販売されている桃ケーキ3種をご紹介。 お誕生日・記念日のお祝いや手土産、差し入れはもちろん、いつも頑張っている自分へのご褒美に、今しか食べられない特別なケーキはいかが?...
“日本の食をアートする“をテーマに掲げ、独創的なケーキ作りを行なっている「カフェコムサ」より、大人気企画「ももコレクション」が今年も開催される。 旬の今だからこそ味わいたい、国産の“桃”をたっぷりと使用した、贅沢なケーキが勢揃いするまたと無い機会だ。 イベントは「カフェコムサ」全国32のブランチにて7/29(日)まで行なわれる。 食べごろを迎えた白桃をたっぷりと使用した、今しか味わえないケーキ...
今年のバレンタイン、彼と家でゆっくりと過ごす予定の人必見! ゴージャスに盛り付けられたフルーツケーキが大人気の『カフェコムサ』から、バレンタイン限定のケーキが登場。 「普通のチョコレートを贈るのでは、他の人と変わり映えがしなくて物足りない」というそこのあなた。 家で手料理をふるまった後に、このケーキを彼にプレゼントしてみては?意外なサプライズに、彼はきっと驚くことだろう。 今年のバレンタイン...
その夜、2人は浅草にある老舗のとんかつ屋『すぎ田』を訪れた。 明日葉がテレビで見て以来、ずっと行きたかった店で人気店らしく、たくさんの人が列をなしている。 夜7時すぎだっただろうか、テーブルの上に置いていた千尋の携帯のバイブレーションが、談笑中の2人の間に割って入った。手に取って確かめると、それは父からだった。 ―お父さん?急に何の用事だろう?...
普段女子には縁遠いメニューであるとんかつ。そのボリュームもさることながら、食べ終わった後の重たさを想像して選ばない女子は多いだろう。 でも“ミシュランに輝いたとんかつ”となれば、女子も目の色を変える。 浅草の老舗『すぎ田』は人気店ゆえ、行列も当たり前。長蛇の列に並ぶのも、エンターテインメント性感あふれる浅草だからできること。 珍しいのは、列をなす多くが女性客であることだ。女子を魅了するのは、黄金色の衣をまとったシ...
普段女子には縁遠いメニューであるとんかつ。そのボリュームもさることながら、食べ終わった後の重たさを想像して選ばない女子は多いだろう。 でも“ミシュランに輝いたとんかつ”となれば、女子も目の色を変える。 浅草の老舗『すぎ田』は人気店ゆえ、行列も当たり前。長蛇の列に並ぶのも、エンターテインメント性感あふれる浅草だからできること。 珍しいのは、列をなす多くが女性客であることだ。女子を魅了するのは、黄...
現在は二代目が腕をふるう蔵前の名店。温度の異なる鍋で丁寧に揚げるとんかつは絶品。中温で旨味を閉じ込め、低温で火を通す。最後に再び中温で油ぎれをよくする。 2015年ミシュランのビブグルマンに選ばれ、外国人客向けに英語メニューも置くようになった。アットホームな接客も人気の秘訣だろう。 土日は行列になるが、回転も速いのでご安心を。...
都内ナンバーワンの呼び声も高く、すべてに渡って丁寧な仕事ぶりがわかるとんかつがこちら。 ロースもヒレも、とりわけ肉の厚み、幅、質から考え、口に入れた時に最も美味しくなるよう細い幅で切りそろえる供し方は秀逸 中央がほんのりピンク色の揚げ加減も絶妙だ。...
ランチにとんかつ、なんてチョイスはいつもならありえない。でも“ミシュランに輝いたとんかつ”となれば、女子も目の色を変える。 浅草の老舗『すぎ田』は人気店ゆえ、行列も当たり前。長蛇の列に並ぶのも、エンターテインメント性感あふれる浅草だからできること。珍しいのは、列をなす多くが女性客であることだ。女子を魅了するのは、黄金色の衣をまとったシンプルなロースかつ。 食べやすいよう薄めにカットされていて、女子に...
過去に付き合ったり、関係を持った男たちは、なぜか皆、日比谷線沿線に住んでいた。 そんな、日比谷線の男たちと浮名を流してきた香織は、上京後立て続けにタワーマンションに住む2人の男と付き合ったが、どちらの恋もあっけなく終わった。その後は初めてのワンナイトで苦い思いを経験することになり、香織の恋愛遍歴は積み重なっていくが……。 日比谷線の女 vol.3:早稲田出身自称やり手営業マンと、八丁堀で迎えた苦い朝...
「肉、衣、揚げ方、すべてがパーフェクト!」とマッキー氏も絶賛する当店が2位にランクイン。 親方は「旨いヒレが食べたいときはここ」と決めているとのこと。とんかつはにぴったりと張り付く細かいパン粉の衣がカリカリ食感が特徴。食べ飽きることなく、ごはんが進んでしまう。...
「すべてに渡って丁寧な仕事ぶりがわかるとんかつ。ロースもヒレも、とりわけ肉の厚み、幅、質から考え、口に入れた時に最も美味しくなるよう細い幅で切りそろえる供し方は秀逸」 中央がほんのりピンク色の揚げ加減も絶妙だ。...
牧元:とんかつは蕎麦とか焼き魚と同じように、日本人に生まれてしみじみよかったと思えるもののひとつだと思うんです。 浦風:そのうえ私には、子どもの頃から家族で外食するときのごちそうでもあって。大人になってからも、ハレの日の料理というイメージは変わりません。 角界に入ったとき、部屋の近くに『いもや』(飯田橋)があったんです(※閉店のため紹介は割愛)。当時お金はなかったんですが、店の方は私が相撲取りと知っ...
現在は二代目が腕をふるう蔵前の名店。温度の異なる鍋で丁寧に揚げるカツは絶品。「ぽん多本家同様、ご馳走といえる『非日常のとんかつ』です。」(牧元)...
かつては、上野から浅草へ向かう人々が行き交うメインストリートだったというかっぱ橋本通り。延長線上に東京スカイツリーを望むこの商店街で、今も昔も変わらず食道楽の胃袋をわし掴みにしているのが『牧野』である。 店外に下げられた提灯からもわかるように、ここはふぐ料理の専門店だ。下関から仕入れる活とらふぐの身を網上で焼いて食す“焼きふぐ”や、特製の橙酢がふぐの風味を引き立てる“ちり鍋”も最高に美味だが、ここ数年、ふぐに迫る人気を見せて...
寒い季節に恋しくなるのは、身も心も温めてくれる鍋。 都内随一の強烈なビジュアルで食べる前から圧倒される、『牧野』の「かに大根鍋」をご紹介しよう。 毛ガニにバターを加え、さらに〆にはイクラまで登場する、ずる過ぎる美味しさなのだ!人気店だけに毎年冬場の予約は争奪戦。忘年会シーズンに突入する12月の予約はほぼ予約は埋まっている状態だが、11月ならばまだ予約できる可能性もあるとか! 浅草きっての名店で...
「港区・渋谷区界隈に住んでおり、あの辺りから一歩も出たくない女性たちを落としたいならマストな一店。それが、稲荷町にある『牧野』です。」 梨沙の住む中目黒から稲荷町は遠い。普段、タクシーで1,000円以上の所は行きたくない港区・渋谷区界隈に住む女性たちにとって、稲荷町はまるでプチ遠足だ。 「店の場所を言うと、ほとんどの女性のテンションが下がります(笑)。でも、それがいいんです。食事が終わった後は、...
ふぐの有名店で、ふぐに劣らず人気なのがこの鍋。味つけはシンプルに出汁と味噌のみで、毛蟹の味噌や出汁がしみた大根が客を魅了する。唐辛子もいいアクセントに。「冬は無性に温かいものが食べたくなります。そんな時に食べるのがここの蟹大根鍋。〆の雑炊も最高!」...
2006年オープンと比較的新しいが、酒場がひしめく群雄割拠の上野にあって、今やなくてはならない存在に。その人気の秘密は他でもない、類を見ない価格設定にある。酒はビール大瓶410円をはじめ、レモンハイやハイボールが310円で楽しめる。 つまみも負けてはいない。ポテトサラダが160円、まぐろ刺しも220円とべらぼうに安いのだ。もちろん、そんな店を呑んべえが放っておくはずもなく、店は夜毎満員状態に。入れなければ近くにある2号店、3...
創業は2006年、酒場がひしめく群雄割拠の上野にあって、今やなくてはならない存在に。その人気の秘密は他でもない、類を見ない価格設定にある。酒はビール大瓶をはじめ、レモンサワーやハイボール、正一合の酒など、ワンコインでお釣りがくる。 つまみも負けてはいない。肉ジャガやコブクロ刺し、まぐろ刺しもは数百円とべらぼうに安いのだ。もちろん、そんな店を呑んべえが放っておくはずもなく、店は夜毎満員状態に。入れなければ近くにある2号店、3号...
創業は7年前と比較的新しいが、酒場がひしめく群雄割拠の上野にあって、今やなくてはならない存在に。その人気の秘密は他でもない、類を見ない価格設定にある。酒はビール大瓶390円をはじめ、レモンサワーやハイボールが290円、正一合の酒に至っては230円で楽しめる。 つまみも負けてはいない。肉ジャガやコブクロ刺しが150円、まぐろ刺しも200円とべらぼうに安いのだ。もちろん、そんな店を呑んべえが放っておくはずもなく、...
豪快な厚切りで登場するため、見た目のインパクトは抜群!肉好きには堪らない店『本とさや』は、「日本一の焼肉好き」を自認するオーナーが、自らの舌で確かめた和牛だけを使用する。 煙の立つ炭火七輪も、五感すべてで焼肉のライブ感を味わうためのこだわりだという。...
浅草の中でもとりわけ、通好みの名店がひしめく西浅草エリア。浅草ビューホテルから至近の路地裏に店を構えるのが『本とさや』だ。 この地ですでに30年余。いかにも年季の入った店構えを見ただけでも、食欲が湧いてくるというもの。...
観光客が少ない国際通りの裏道に佇む『本とさや』は、昼から深夜までノンストップで営業する人気店。 看板の「味は最高、量はタップリ」に偽りなく、店内の壁を埋め尽くす著名人のサインも目を見張る。 焼肉慣れした女子の心をも揺さぶる極厚カットに定評があり「肉と情はとにかく厚く!」という先代からの教えを受け継いでいる。 なかでも2cm超えの特上カルビは、赤身とサシのバランスが秀逸で、表面をカリッと焼いて食...
浅草の中でもとりわけ、通好みの名店がひしめく西浅草エリア。浅草ビューホテルから至近の路地裏に店を構えるのが『本とさや』だ。 この地ですでに30年余。いかにも年季の入った店構えを見ただけでも、食欲が湧いてくる。...
浅草で30年以上愛され続けている人気焼肉店。この店を教えてくれたのは、タレントの東貴博さん。「ここは小学生の頃から家族で来ていて。路地裏にあるいかにも下町の焼肉店なのに肉には高級感がある、特別な店。分厚いタンにステーキみたいなカルビ。こんなキレイな肉は焼き方にもこだわらなきゃ。ここでは、もうもうの煙の中でただ肉を食べることに専念する。オシャレもいらない、煙まみれでガッツリ食べるのがいいんだから(笑)」と東さん。...
提供されるのは「日本一の焼肉好き」を自認するオーナーが自らの舌で確かめた和牛だけ。さらに豪快な厚切りで登場するため、見た目のインパクトも抜群。煙の立つ炭火七輪も、五感すべてで焼肉のライブ感を味わうためのこだわりだ。店内2階、3階と別館は無煙ロースターがある。...
江戸時代には庶民の味として親しまれていたというどじょう料理。だが現在では、専門店の看板を掲げるのは都内でもわずか数軒に。浅草観光といえばまず名の挙がる料理だが、女性の中には敬遠する人も。 しかし、こちらなら心配無用。専門店の中でも長い歴史と高い評判を守り続けているのが『どぜう飯田屋』だ。 店構えといい、籐敷の大広間といい、下町の風情十分。店の創業は江戸末期・慶応年間だが、明治35年よりどじょうの専門店として営業。1...
どじょうとごぼうを煮て、卵でとじた柳川鍋が有名。「どじょうは泥臭いからちょっと……」と敬遠する人も少なからずいますが、専門店などで味わう新鮮などじょうを用いた料理は、嫌な臭さはまったくありません。自身の泥臭さをどじょうに例えた総理大臣がいましたが、どじょうにとっては迷惑な話でしょう。 すっぽんと同様、ややグロテスクな見た目に反して体によく効く食材のひとつ。良質なタンパク質やビタミンD、カルシウムなど栄養価も豊富で、滋養強壮効...
夏になると、うなぎでスタミナ付けが定番だけど、江戸っ子としては「うなぎよりもどじょう!」と主張したい私がおすすめするのは浅草の『どぜう飯田屋』。今でも天然物のどじょうを厳選して使用している明治創業の老舗です。 小さな鉄鍋に張った丸煮にたっぷりのねぎを乗せて、しばし温めたらできあがり。骨まで柔らかく、かつ身は崩れることのないように煮上げるので、どじょうの美味しさを余すことなくいただけます。 世間じゃ”...
江戸時代から滋養食として親しまれた、どじょう。田んぼにいたそれを丸のまま、臓腑も取らずにみそ汁に入れて食べたのが始まりと言われているが、あまりに庶民派すぎたゆえか、文献をひもといても正確な端緒は分からず仕舞いだとか。 今、東京にあるどじょう屋は5軒。だが1軒は休業中で再開は未定と言う。有名料理なのに、新規参入の声も聞かぬ不可思議などじょう鍋業界。 「あら、そういえば食べたことないわ」「それじゃ、いけないと思...
「料理と恋はあせらずゆっくり! インドの諺です」とはオーナーのジェイン氏。菜食主義のジャイナ教徒として、満足できる店がほしいと自らレストランを開いた。 南インドの郷土料理が中心で、乳製品以外の動物性食品は使わない。「スパイスの新しさで香りが格段に違う」と、20種類以上の新鮮なシードやリーフ、ハーブを調達し、毎週鉄板で大量のガラムマサラを仕込む。 料理は、注文後にしょうがと野菜、スパイスを炒めるところから作り、汁ものも粉...
~ヨーグルトソースが決め手のジャガイモ& スナックフード~ クリスピーな食感のクラッカー風揚げ物「パプリ」と、ホクホクのジャガイモ(アル)に、ヨーグルトをかけた一皿。インド現地でもソウルフードとして人気の屋台軽食(チャート)。 たっぷりかけられた爽やかなヨーグルトと甘酸っぱいタマリンドソースの絶妙なハーモニー。インド料理にしてはスパイス控えめ。...
アル・パプリ・チャートとはインドのヨーグルトソースが決め手のジャガイモ& スナックフード。 クラッカー風の揚げ物「パプリ」とホクホクのジャガイモに、ヨーグルトをかけた一皿。インド料理にしてはスパイス控えめなので、こどもも安心して楽しむことができる。...
浅草のメインストリートのひとつである雷門通りに百数十年続く老舗『尾張屋』はある。 『尾張屋』といえば、晩年の永井荷風や久保田万太郎など文豪に愛されたことでも有名。 彼らが好んで注文したのは「かしわ南蛮」である。アツアツの蕎麦の上に、豪快に盛りつけられた鶏むね肉とネギというシンプルながらも、間違いない美味しさを放つ同店の人気メニューのひとつである。 老舗で昼から一杯、粋じゃないか。...
……………………………………………………………………… 尾張屋の看板娘“浅草小町”こと田中すみが、もらったラブレターの使い道を晩年に聞かれて ”蕎麦屋の焚きつけに 使っちゃったわ” ……………………………………………………………………… 尾張屋といえば、晩年の永井荷風が毎日通った蕎麦屋として有名だ。いつも13時前の同じ席に陣取り、帽子もコートもとらないまま“かしわ南蛮”を食す。会話は一切なし。気に入らないのかと...
仔豚の丸焼きといっても、中華ではなくこちらはスペイン版。“コチニージョ・アサード”と呼ばれる、スペインはセゴビア地方の名物料理だ。 「セゴビアを中心に、スペインでは全国で見かけますよ。スペイン人にとっては一番のごちそう。いわば肉食文化の象徴ですよね。専門店も多いですよ」 オーブンから、仔豚を取りだしながらこう語るのは、服部公一シェフ。バスク州のサンセバスチャンではじめて、マドリードやカタルーニャ地方で5年間におよぶ修業...
せっかく浅草に足を延ばしたなら美味しいディナーも楽しんでいってほしい。 なんと仔豚の丸焼きを頂けるのがこちらの『アメッツ』。“コチニージョ・アサード”と呼ばれる、スペイン・セゴビア地方の名物料理だ。 「仔豚の丸焼きは、スペイン人にとっては一番のごちそう。いわば肉食文化の象徴ですよね。専門店も多いですよ」 オーブンから、仔豚を取りだしながらこう語るのは、服部公一シェフ。バスク州のサンセバスチャンではじめて、マドリー...
関西で育った僕は、蕎麦よりうどん、細麺より太麺が好きだ。 JR御徒町駅徒歩1分、アメ横近くの雑居ビルの路地裏に『珍満』はある。昭和25年ごろに開業した、老舗の中華屋だ。以前、本誌でも小宮山雄飛さんが紹介していたが、ここの焼きそばは病みつきになるほど絶品だ。 ご覧のように、見た目は焼うどんかと思うような極太麺の醤油系やきそば。麺はもっちりとして箸で持ち上げるだけでちぎれるくらいの柔らかさ。太麺好きにはたまらない。 豚肉、キ...
今回ご紹介するのは、昭和25年ごろに開業した、老舗の中華屋『中華 珍満』。賑わうアメ横近くの雑居ビルの路地裏に、ひと際目立つ赤い看板『珍満』の2文字。この店ではどんな食べ方が通っぽいですか? 「見た目はアレなんですが(笑)、味は本格的。具だくさんなうどんのようなやきそばをつまみに飲んでもいいし、何と言っても餃子が最高。何個でもいけるし、僕はいつも〝よく焼きで!〟ってオーダー。こなれた感じを出せば常連の仲間入りできますよ」 ...