ソースやフォンというフランス料理の基本を大切にする彼が作り出す料理は、一度食べたらまた食べたいと思わずにはいられない極上の一皿なのだ。 「ほんもの」の美味しさを味わいたい方は、ぜひ足を運んでほしい。...
食通であれば一度は憧れるであろう『ラ・ファソン古賀』の「ソースキュリー」。 その美味しさの訳に迫りつつ、ディナーコースで供される体が喜ぶ料理の数々を紹介しよう。...
こちらの名物として有名なのが「ソース・キュリー」。フランス語でカレーという意味で、牛すね肉と十数種類の野菜からとったブイヨンに、ワインやスパイスを加えて作る。 クリアなフォンベースで油を加えていないので食べるほどに体がスッキリ。さらりとした食感と素材から抽出した旨みが幾重にも重なり、いわゆるカレーとは一線を画する極上の味わいだ。 ランチコースは3種類、ディナーコースでのカレーの注文は予約時。店頭やネ...
同じ代々木上原の、駅の反対側にあった『コム・シェ・ヴ』が2013年にお引っ越し。メニュー構成も、お店のスタイルも、それまでとがらりと変えた。 「カウンターのある店をやりたい」という古賀義英シェフの強い思いを反映したのがこちらの『La façon 古賀』。 若い頃から働いてきた店の形態とは異なる環境だが「お客様の目の前で料理を作れることで、ベストな温度やいい香りを感じてもらいたい、という思いがより強ま...
古賀シェフの“ソースキュリー”は、クリアなフォンベースで油を加えていないので食べるほどに体がスッキリ。ランチコースとディナーコースでのカレーの注文は予約時。...
代々木上原にあるフレンチ『ラ・ファソン古賀』の知る人ぞ知るスペシャリテといえば「ソース・キュリー」。キュリー=curry、そう、みんな大好き!カレーです。 正統派フレンチレストランが手がけるカレーですから、それはもちろん凡百のものとは一線を画す仕上がり。牛すね肉と香味野菜をじっくり煮て抽出したブイヨンをベースに、油脂分を極限まで取り除き、澄んだ味わいを実現。そして、具は一切なし、という潔さ。 「ブイヨンのま...
麺をすすりこむたび、しびれるような麻の香りと脳天を突き抜ける辣の辛さがバランス良く口中に広がり、鼻腔に抜ける。清爽な辛みの佳品がご覧の一品。 〝毎日食べても飽きのこない、軽やかな担々麺〞を目指す佐藤剛シェフの熱意の賜物だ。 「辣油を作る際、170度と通常よりもやや低い温度の油で香辛料をじっくり揚げる」のが軽さの秘訣。 よりストレートな辛みを好むなら汁なし担々麺をぜひ。 夜はコース主体だが、土日はランチでも頂...
代々木上原駅から徒歩2分の『虞妃』。オープンキッチンで腕を振るうのは、都内や本場四川で研鑽を積んだシェフ佐藤剛氏だ。 同店の人気NO.1は「虞妃特製 麻婆豆腐」。辛さは「小・中・大」の三段階から選べる。 店主のこだわりとして「麻婆豆腐は煮るのではなく炒めるのが大事」という理念のもと、全体を煮詰めず、手早く炒めて作られていく。...
麺をすすりこむたび、しびれるような麻の香りと脳天を突き抜ける辣の辛さがバランス良く口中に広がり、鼻腔に抜ける。清爽な辛みの佳品がご覧の一品。〝毎日食べても飽きのこない、軽やかな担々麺〞を目指す佐藤剛シェフの熱意の賜物だ。 「辣油を作る際、170度と通常よりもやや低い温度の油で香辛料をじっくり揚げる」のが軽さの秘訣。よりストレートな辛みを好むなら汁なし担々麺をぜひ。...
代々木上原から徒歩2分の『川菜和酒 虞妃』。オープンキッチンで腕を振るうのは、都内や本場四川で研鑽を積んだシェフ佐藤剛氏だ。 同店の人気NO.1は「虞妃特製 麻婆豆腐」。辛さは「小・中・大」の三段階から選べ、今回はもちろん最大の大辛でオーダー。 店主のこだわりとして「麻婆豆腐は煮るのではなく炒めるのが大事」という理念のもと、全体を煮詰めず、手早く炒めて作られていく。...
代々木上原駅から徒歩2分の『虞妃』。オープンキッチンで腕を振るうのは、都内や本場四川で研鑽を積んだシェフ佐藤剛氏だ。 同店の人気NO.1は「虞妃特製 麻婆豆腐」。辛さは「小・中・大」の三段階から選べ、今回はもちろん最大の大辛でオーダー。 店主のこだわりとして「麻婆豆腐は煮るのではなく炒めるのが大事」という理念のもと、全体を煮詰めず、手早く炒めて作られていく。...
いよいよ夏本番!暑くて食欲が出ない……。そんな時には夏バテを吹き飛ばす激辛グルメがおすすめだ。 でもただ辛いだけではなく、旨味もたっぷり感じられ、一度食べたらまた来たくなる名店を発見! 旨辛好きのあなたに、お勧めの四川料理店をご紹介しよう。...
ほどよくお洒落で食事も美味しい店が集まるお食事会の聖地といえば恵比寿だが、駅前は女性が残念に思う大衆店ばかり。 しかし、お食事会の会場は誰もが便利な駅前のロケーションが好ましい。ここ代々木上原はそんな問題を軽く解決する都内でも稀有なエリアだった。 改札を降りて目の前にあるビル「NODE UEHARA」は、グリルダイニング、カフェ&バー、デリ、居住スペースが入った複合施設。...
1階は朝8時にオープンするカフェバー&デリ、地下1階はグリルダイニング。 上階はレジデンス、ワークプレイスに。沿線産地の食材をシンプルに活かしたカリフォルニアスタイルの料理を提供する。...
「私ね、宏樹に言われてCAを辞めたわけではないのよ。転職する予定で辞めたの」 代々木上原の『ノード ウエハラ』でランチを食べていると、唐突に玲子が切り出した。 「え、そうだったんですか?」 奈緒が聞くと、玲子はこくりと頷きながらこう言った。 「その当時、“一生結婚出来なかったらどうしよう”っていう漠然とした不安に苛まれてね。東京で生きていくには、CAのお給料では厳しいと思って転職活動...
土曜日の朝、代々木上原にある『NODE』で朝食をとる。自然光が贅沢に差し込むこの店で、大好きなパンオショコラとカフェオレをゆっくり食べるのが最近のお気に入りだ。 彼氏ができたと喜んだのもつかの間、東工大卒の彼・健二と別れたあと、また1人寂しい休日に戻った。 しかし今は焦る気持ちがない。無理して出会いを求めて彼氏を作るくらいなら、こうして1人気ままに過ごす方が気楽だ。 できれば30歳前に結婚...
代々木上原から徒歩10分ほどの住宅街に位置する『おこん』。 この店は米にこだわることで有名な和食店。なんと最初の突き出しが、炊きたての土鍋ごはんなのだ。 まずは、白米だけでじっくりとその甘みを噛みしめて欲しい。心から「日本人でよかった……」と思えるはずだ。またおいしいお米は冷めてもおいしいという。「冷めた時に本当の味が出るんですよ。恋愛と一緒ですね」と店主の小栁津氏は語る。...
いかにも大人の隠れ家というたたずまいで代々木上原の住宅街にありながら、食通が通いつめる名店『おこん』。 店主・小栁津大介氏は、米・食味鑑定士の資格を持ち、米の産地、銘柄に精通する人物だ。お店で提供する米は炊き方はもちろん、精米方法にまでこだわっている。 お通しとして提供される白米から始まり、先付け、刺身、焼き魚、ローストビーフ土鍋がついて5,000円という驚愕のコスパ店なのだ。 その『おこん』の代名詞とも言える「...
いかにも大人の隠れ家という佇まいで代々木上原の住宅街にありながら、食通が通いつめる名店『おこん』。 お通しとして提供される白米から始まり、先付け、刺身、焼き魚、ローストビーフ土鍋がついて5,000円という驚愕のコスパ店なのだ。 その『おこん』の代名詞とも言えるのが「土鍋ご飯」。...
いかにも大人の隠れ家という佇まいで代々木上原の住宅街にありながら、食通が通いつめる名店『おこん』。訪れる人を魅了するのは、小栁津大介氏が炊きあげるご飯を軸にした絶品和食コースだ。 まずお通しとして提供される白米から始まり、絶品ローストビーフ土鍋ご飯でしめるという贅の極みを尽くしたコースで、しっとり大人の夜を楽しんでみてはいかがだろうか?...
いかにも大人の隠れ家というたたずまいで代々木上原の住宅街にありながら、食通が通いつめる名店『おこん』。 訪れる人を魅了するのは、小栁津大介氏が炊きあげるご飯を軸にした絶品和食コースだ。その魅力をコースの全貌とともにお伝えしよう。...
新米の季節になると「せっかく新米なんだから美味しくご飯を炊きたいな……」と思う人も多いだろう。そこで「(お米を)炊かれたい男」の異名を持つ、代々木上原にある土鍋ご飯の名店『おこん』の店主・小栁津大介氏に簡単に美味しく炊けるコツをお教えてもらった。 一見難しそうに思える土鍋ご飯だが、慣れれば炊飯器で炊くよりも早く、そしておいしく炊くことができる!このシーズンにぜひチャレンジしてみてほしい。...
店主・小柳津大介氏は別名「炊かれたいオトコ」。白飯にしても炊き込みごはんにしても、その味わいは目からウロコが落ちまくる。 何がそうさせるのか。違いはまず米にあり。使用するのは食味分析鑑定コンクールで最優秀賞を受賞した山形県・青木功樹氏のミルキークイーン。薄皮一枚残す三段飴色精米を特別にオーダーする。 迫力すら感じさせるごはんは、フォアグラや松茸などヘビー級の具材も堂々と受け止める。ごはん教祖の美味な...
東京ビストロの多様性を語るうえではずせない下北沢『ルミエルネ』。シェフの木原良尚さんは、ミシュランガイド北海道版で三ツ星を獲得した『ミシェル・ブラス トーヤジャポン』の野菜部門のシェフを務めた経験をもつ、新世代の実力派だ。 全国から厳選した有機野菜を使った料理には、旬の食材がもつ力強さや繊細さ、サプライズ感がたっぷりと盛り込まれており、これを目当てに訪れる常連も多いという。深夜でもヘルシーなビストロ料理をコスパ良く味わえるの...
東京ビストロの多様性を語るうえではずせないのがこちらの『ルミエルネ』。飲み物を入れるとちょっと1万円オーバーだが、間違いない美味体験ができる。全国から厳選した有機野菜を使った料理には、旬の食材がもつ力強さや繊細さ、サプライズ感がたっぷり。 木原良尚シェフは、ミシュランガイド北海道版で三ツ星を獲得した『ミシェル・ブラス トーヤジャポン』の野菜部門のシェフを務めた経験をもつ、新世代の実力派だ。...
「来世まで待つから、君が独身になったらデートしよう」 なぜ、その一言が言えなかったのだろう…。 ▶Next:1月11日 金曜更新予定 麻布で出会った、魅惑的な彼女との一夜 <今週の彼女> 奈津子さん Twitter Instagram <撮影協力> アトリエ フジタ(Atelire Fujita) 東京都渋谷区西原3-4-3 アミティ代々木上原 2F TEL:050-5590-1234...
ふたり飲み、特に男同士というと、ありふれた和食が選ばれがちだが、たまには知見の広がる店を選ぶのはどうだろう? そこで薦めるのが、代々木上原駅東口の目の前に居をかまえる『アトリエ フジタ』。 カウンターの上に吊るされるのは、柔らかな光を放つエジソン電球。 温かみがありつつもシンプルな内装は、男同士で訪れても気恥ずかしさは皆無。カウンターではひとり客も多いとか。 ワインも日本酒も極力ナチュラル系をそろえている。...
大人のデートには「ちょっとした意外性」が効いてくるもの。 コンクリの壁、むき出しのダクト、高いスツール…。この北欧風のお洒落な空間で、実は日本酒を楽しむことができるのだ。 フレンチ出身の藤田善平氏は、岡山県倉敷の出身。彼は故郷の地の材料を直送してもらい、瀬戸内海の魚料理を主軸に創作和食でゲストを魅了する。 「食材をいかに面白く出すか?」と語る言葉のように、刺身も藤田氏の手にかかればまるでアート...
コンクリの壁、むき出しのダクト、高いスツール…。この北欧風でお洒落な空間で、実は日本酒を楽しむことができる。 フレンチ出身の藤田善平氏は、岡山県倉敷の出身。彼は故郷の地の材料を直送してもらい、瀬戸内海の魚料理を主軸に創作和食でゲストを魅了する。「いかに面白く出すか?」と語る言葉のように、刺身も藤田氏の手にかかればまるでアートのようなひと皿に。...
個性豊かな良店が多い代々木上原界隈で、味もコストパフォーマンスも突出しているのが『シトリーノ』。メニューを開けば、肉好き垂涎の料理がずらり。 赤身ビーフの網焼きか、はたまた蝦夷鹿のグリルか…と、メインを選ぶのにも目移りするが、イベント気分を楽しむなら、信玄鶏 若鶏のローストチキンがおすすめ。ハーブやにんにくと共にゆっくりローストした若鶏は見た目以上に味のインパクトも絶大。 彼女と仲良くシェアすれば親密度も高まりそう!?...
「優作君?ごめんね、ちょっと待たせちゃったかな」 「あれ、徒歩?」 「そう。私この辺りに住んでいるから。お店もほら、けっこう分かるし…」 自分のテリトリーに僕を招き入れる環奈。その意図が分からず困惑しつつも彼女に従うように僕らは歩き出した。駅の南口を出て、それほど広くはない坂道を上る。 先を行く環奈の結った髪がゆらゆらと陽気に揺れているのとは対照的に、この街で暮らす彼女の日常を思うと、何故か明るいものが...
『すし久遠』が初めてプロデュースする和食の『割烹 一楓(いちか)』は、代々木上原でも話題の一軒。 代々木上原駅から徒歩5分と、駅近ではあるが、閑静な住宅街の中にその店はある。まさに「大人の隠れ家」という趣きだ。...
「初々しさ?これは自分にとっては近すぎるからか、こなれ感というか、常連感がハンパない気が(笑)。清々しさみたいなのは足りない気がしますね。」...
皆様こんばんは(7月21日発売、東京カレンダーの締め切りが先ほど終了しました)。「知られざる東京ヒップレストランへの旅」がテーマの次号で、東京の住宅街にフォーカスした企画を担当した守屋です。 ということで先月はずっと住宅街を歩き回り、どうも好きになってしまったエリアが代々木上原。歩けば歩くほどイタリアンからパン屋さんから餃子専門店まで……気になるお店を次々発見してしまったのです。...
今や東京きっての旬のグルメタウンとなった代々木上原。 美味しい店は多いと聞くけれど、もっとこの街を知りたいなら、まず地元住民が愛する店を押さえるのが先決だ。 今回は、数ある店のなかでも地域の人から絶大な支持を得続ける名店を紹介しよう。...
肉、魚をちりばめた前菜に、全24種のパスタ、数種から選ぶメインなどのコースは価格以上の満足度。ワイン片手に寛げる、心地良いイタリアン食堂だ。...
◆ 「あ〜美味しい!」 代々木上原にある『Lanterne』で、ハイボールとこの店名物の唐揚げを食べながら思わず唸る。最近の楽しみは彼氏の京太と一緒に、近所のお店を開拓することだった。...
気取らない店の代表格である居酒屋も、代々木上原においてはとたんにお洒落。 だから女性を交えての仲間飲みにも最適で、ワイガヤな飲みがいつもよりぐっと楽しく、スマートになる!...
地下に続く、階段を降りると、パリのビストロのようなナチュラルでお洒落な空間。が、ここ『ランタン』は正真正銘、居酒屋なのだ。 メニューはえいひれ、ポテサラ、アジフライなどいわゆる居酒屋メニューで、その価格はほぼ500円前後。しかも、ただの居酒屋料理ではなく、元フレンチシェフのセンスが細部に効かされている。 オーナーが作りたかったのは、“唐揚げとハイボールのある赤提灯居酒屋”。...
「お仕事帰りですか?」 半年ほど前、トレーニング終わりにスポーツドリンクを飲んでいたら、声をかけられた。 ユウは当時、火曜日と木曜日の21時に規則正しくジムに通っており、そのサイクルが川口と全く一緒だったのだ。お互い顔は認識していたが、話したことはなかった。 トレーニングが終わったら、ユウはいつもすぐに帰る。ジムのシャワーが嫌いで、一刻も早く自宅の湯船につかりたいのだ。 だからあの日、な...
地下に続く、階段を降りると、そこにはロングテーブルやランタン、DJブースなどが見えてくる。内装はパリのビストロのようなナチュラルでお洒落な空間。が、ここ『ランタン』は正真正銘、居酒屋なのだ。 メニューはえいひれ、ポテサラ、アジフライなどいわゆる居酒屋メニューで、その価格はほぼ500円前後。しかも、ただの居酒屋料理ではなく、元フレンチシェフのセンスが細部に効かされている。オーナーが作りたかったのは、“唐揚げ...
地下に続く、階段を降りると、そこにはロングテーブルやランタン、DJブースなどが見えてくる。内装はパリのビストロのようなナチュラルでお洒落な空間。が、ここ『ランタン』は正真正銘、居酒屋なのだ。 メニューは、えいひれ、ポテサラ、アジフライなどいわゆる居酒屋メニューで、その価格はほぼ¥500前後。しかも、ただの居酒屋料理ではなく、元フレンチシェフのセンスが細部に効かされている。 オーナーの丸山智博氏が作り...
地下に続く階段を降りると、そこにはロングテーブルやランタン、DJブースなどが見えてくる。内装はパリのビストロのようなナチュラルでお洒落な空間。が、ここ『ランタン』は正真正銘、居酒屋なのだ。 メニューは、えいひれ、ポテサラ、アジフライなどいわゆる居酒屋メニューで、その価格はほぼ¥500前後。しかも、ただの居酒屋料理ではなく、元フレンチシェフのセンスが細部に効かされている。オーナーの丸山智博氏が作りたかったの...
料理家・按田優子さんとフォトグラファーの鈴木陽介氏が「女性に優しい餃子」をテーマに開いた水餃子店。そのコンセプトのもと、胃に優しく、カロリーも控えめになる水餃子に絞ったそう。 オーダーをしてまず驚かされるのが、特徴的な皮。自家製の皮には、殻ごと粉砕したハトムギが配合されているため少し茶色がかった色になるそう。この皮に包まれるのは、国産の鶏と豚をベースに季節ごとの素材を組み合わせた餡。 近隣住民の胃を優しく癒してくれる人...
料理家・按田優子さんとフォトグラファーの鈴木陽介氏が「女性に優しい餃子」をテーマに開いた水餃子店。そのコンセプトのもと、胃に優しく、カロリーも控えめになる水餃子に絞ったそう。 オーダーをしてまず驚かされるのが、特徴的な皮。自家製の皮には、殻ごと粉砕したハトムギが配合されているため少し茶色がかった色になるそう。この皮に包まれるのは、国産の鶏と豚をベースに季節ごとの素材を組み合わせた餡。餡に使われる野菜は塩漬けし発酵したものが使...
家への帰り道の途中には、『按田餃子』や『canned crab bar』があるので時たま食事をして帰る。しかし、その通りを過ぎて急勾配の坂を上がったら、あとは家だけだ。 代々木上原の夜は、ここが渋谷区であることを忘れさせるほど、何の誘惑もなくひっそりとした街並みだ。 聡と別れてからは、恋人と親友を失ったショックでしばらくふさぎこんでいたが、引っ越しをしたり代々木上原会のメンバーで食事に行ったりし...
一人暮らしを始めるタイミングで、仕事にも変化があった。ユリの部署ではエリア総合職の女性は、総合職の男性と組んで仕事をするのだが、転勤のタイミングでその相手が変わった。 相手は、仕事ができると社内でも評判のエースだ。彼はユリのやる気を買ってくれ、信頼して仕事を任せてくれる。優秀な人と仕事をするのは勉強になるし、何よりモチベーションが上がる。最近は、取引先への提案資料作成のため、毎日残業続きだ。 遅...