東京スカイツリーを眺めるビュースポットとして日夜大勢の人が詰めかけてくる十間橋ほど近く。緑が生い茂る細いアプローチを抜けた先にあるこちらは、その名に「カフェ」を冠し...
世界中を旅した料理人の店主・伊藤一城氏が手がけるスパイス料理が楽しめるのが、ここ『スパイスカフェ』。 店名に「カフェ」と入ってはいるものの、カレー屋としてカレ...
23時までやっているこちらのバー。実は花やしきからスカイツリーは、タクシーに乗れば10分とかからずに到着する。 窓の外には大迫力の®東京スカイツリー。日によって“粋”“雅”と、ライティングを変えるスカイツリーをこれほど至近で眺められるレストランはそうそうない。 店内のどの位置からも壮大な夜景を見ることができるが、デートで訪れるなら、狙うは右奥のソファ席。素晴らしい景観に加え、料理やワインのコストパフォーマンスも抜群! ...
【隅田川花火大会】 隅田川と言えば、欠かせないのがスカイツリー。大迫力の東京スカイツリー越しに隅田川の花火まで堪能できる、まさに天空ラウンジの名にふさわしい贅沢な場所だ。隅田川のアフター花火に立ち寄るのもおすすめ。 日によって“粋”“雅”と、ライティングを変えるスカイツリーを、これほど至近で眺められるレストランはそうそうない。店内のどの位置からも壮大な夜景を見ることができるが、デートで訪れるなら、狙うは右奥のソファ席。...
夜の闇に佇む真っ黒の建物。ドアの向こうにははっとするような光景が待っている。 奥へと延びる一枚板のカウンターは20名ほどが座れる長さで、なかなかお目にかかれない堂々たる代物。好みを聞いてバーテンダーの山田隆之さんが出してくれる種々のお酒やカクテルも、店の雰囲気に負けず劣らず見事なものばかりだ。 山田さんはこの場所で生まれ育った三代目。明治生まれの祖父は当時色街にも近かったここで氷屋を始め、父の代で中華料理店に。バーとな...
押上の『遠藤利三郎商店』。 芹那をめぐって火花を散らしあう雅彦と大吾を前に、美咲は窮屈な思いに苛まれていた。 突然、雅彦が「ちょっと失礼」と言って、どこかに姿を消した。それを見計らった大吾が、すかさず小声で話し始める。 「雅彦さんってさ、クラス長に立候補したわりに、なんの仕事もしてないよね?」 そういえば、初回の授業の際に“クラス長”を選出するよう先生に言われ、雅彦が自ら名乗り出たのだった。クラス長の任...
大きな瞳にウルウルと見つめられると、クラスで総スカンを食らっている芹那のことが急に気の毒に思えてくる。 「…わかった。参加するね」 思わずそう答えてしまった。3秒後には後悔したが、もう後の祭り。芹那は、やったぁ、と言いながら上機嫌で自分の席に戻っていった。 ◆ 芹那に指定されたワイン会の場所は、押上の『遠藤利三郎商店』。ワイン愛好家が集う店としてよく知られるビストロだ。 この辺りを訪れるのは、だい...
壁を埋め尽くすのは、ソムリエ斉藤亮一氏厳選のワイン、約800種類。そのすべてを小売価格プラス1,050円という破格値で味わえるのだから連日の活況も納得である。フレンチ出身のシェフがワインとの相性を第一に創り出す美食の数々と共にゆっくりと酔いしれてみたい。...
押上界隈にワイン文化を根付かせた名店『遠藤利三郎商店』が手がけるワインバー。店先でちょい飲みするという意味合いの「角打」を看板に掲げるが、楽に寄りかかれるクッション付きカウンターのせいで、つい長居してしまう。 ワインはソムリエに聞くもよし、「アロマティック」「スパイシー」などタイプ別に10種並ぶ早分かりの黒板から選ぶもよし。料理もグラスワインもオール¥500。とはいえ、料理長とソムリエが本店と兼任しているのでクオリティの高さ...
美味しいもの好きなモデル、高垣麗子さんにおすすめのスイーツは? と聞くと「ホームパーティーやお誕生日会にワンホール買って行くと100%喜んでもらえる!」という『ルエル・ドゥ・ドゥリエール』のミルクレープをチョイスしてくれた。今ではポピュラーなミルクレープだが、実はこのカフェが発祥。...
わずか8席の店に日本酒の品揃えがおよそ200種類という充実ぶり。店主の菅原雅信氏の日本酒の魅力を客に伝えたいという思いは、酒の値段にも表れている。どの日本酒を選んでも1/2合400円。1合なら700円。しかも料理は呑兵衛のツボを心得たものばかりだから堪らない。...
10年、向島に小さな隠れ家が誕生した。シェフ・恩田清氏の自宅を改装した店内は、まるで知人宅に招かれたような温かな空間。供されるのは、埼玉の親戚の農園で採れた野菜などを使った洋食。ブルギニオンなど伝統的なフレンチからクリームコロッケなど懐かしの洋食がずらり。...
体温とは、一般的に身体が持つ温度の事を言うが、もしかすると、“身体が感じる温度”という捉え方もあるのかもしれないと、しみじみ思う店に出逢った。 その店の名は『onda』。スカイツリーのお膝元として脚光を浴びている墨田区・向島に、今年の7月オープンしたばかりの洋食店だ。 店主の恩田清氏は、もともと生まれも育ちも向島。最近でこそ、街の雰囲気も変わってきたが、昔からの住民はいたって冷静に、その状況を受け止めているという。 「時代が...
この夏にオープンした期待の一軒は、コーヒー×お酒という新しい楽しみ方を提案する。自慢の「エスプレッソマティーニ」は、高品質のコーヒーにジンやリキュールを加えた贅沢なカクテル。スペシャルティコーヒーならではの果実やハーブの芳醇な香りが、お酒が内包する果実やハーブの複雑な香りと混じり合い、驚きの世界がひろがる。 もちろん、エスプレッソやコーヒーだけでも気楽に楽しめる。なにしろオーナー夫妻は長年に渡りコーヒーの世界の最先端で活躍し...
1975年創業の花街・向島に店を構えるふぐ料理店。2代目・淳平氏は下関でふぐの加工を2年、福岡でホテルの和食や小料理屋、さらにはクラブなどで10年間と、さまざまな場所で修業を積んだ持ち主。「僕の今まで見たものや食べたものが新しい料理の感性へとつながっている」と、ふぐ料理に自身の経験を活かし、新しい風を吹き込んでいる。 例えばふぐの煮こごり。フルーツトマトや山芋と一緒にグラスに盛り合わせ、伝統的な料理を印象的な一品へと様変わりさせ...
日本を代表する老舗洋食店。現在3代目の竹山正昭氏が味を守り、その徹底的に手間暇をかける料理は、有名シェフたちがこぞって訪れるほど。なかでも圧巻はオムライス。完璧なタイミングで供される卵がとろりと溢れ出し、口に含めば味わったことのない幸福感が訪れる。...