焼き鳥とオイスターをメインに、充実したワインリストを兼ね備えたワインバーのような焼き鳥専門店。 肉質の柔らかい阿波尾鶏の焼鳥はポーション大きめで、ワインとの相性を考えたアレンジが加えられる。 ソムリエがセレクトとするワインのほかにモルトやカクテルもありそろう。...
神田に2016年7月5日にオープンした『くずし鉄板 あばぐら』のコスパが凄すぎると話題になっている。同店はこれまでの鉄板焼きのイメージを覆す、鉄板でもなく割烹でもない、「くずし鉄板」という新しいスタイルだ。 鉄板焼きはちょっとハードルが高いと思っていたアナタ。ぜひ試してみてほしい。予想以上のお得なコースがあなたを待っているのだ!...
『くずし鉄板あばぐら』は、鉄板でもなく割烹でもない、「くずし鉄板」という新しいスタイルで鉄板焼きのイメージを覆したレストラン。 “1つの作品に1つの個性”をテーマに、厳選された旬の食材を使い、常識にとらわれない斬新な料理を目指している。人気のコースは、5,000円でうに、いくら、トリュフなど高級食材が盛り込まれているとあって、連日大人気だ。 その中の逸品、コースの中盤に登場するのが「からすみ蓮根」。シャキシャキ食感の...
住宅街ならではの、落ち着きを兼ね備えた小箱。 カウンターわずか9席、店主の目が届く範囲に客席数を絞った。きめ細やかなサービスに裏打ちされた居心地の良さで、日ごろの喧騒から解き放たれていただきたい。 ご予約はこちらから ※こちらの店舗は、現在移転しております。詳しくは、下記店舗情報よりご確認ください。 掲載内容は移転前の情報です。肩肘張らずに楽しめる 、カジュアルガストロノミーという革命。 2014年3月...
「カジュアルガストロノミ―」として、2014年3月、日本橋コレド室町にオープした『ラ・ボンヌ・ターブル』は、西麻布の名店『レフェルヴェソンス』の新業態。 店内の絵画はトリックアート、BGMは60~80年代のロック、皿はオリジナルオーダー、プリフィクスに合わせたワインのペアリングなど、こだわりを挙げれば切りがないほど個性的。 アミューズであり、スペシャリテの1つともいえる「畑の味のするサラダ」は、生産者から直接仕入れた採...
「朋子、私、離婚することになっちゃったわ。」 前触れはなかった。日本橋のフレンチ『ラ・ボンヌ・ターブル』にて、最高にコスパの良いランチを二人で楽しくつついていたところ、沙織に突然とんでもない告白をされた。 本人はケロリとしている。「だって、お互いの将来の方向性が変わっちゃったのよ。」平然とした物言いで、鯵の前菜を口に運んだ。 しばらく、言葉が出なかった。 ◆ 私にとって、沙織た...
店内の絵画はトリックアート、BGMは60~80年代のロック、皿は笠間焼にオーダー、プリフィクスに合わせたワインのペアリング……こだわりを挙げれば切りがないほど個性的なこの店は、2014年3月20日にオープンした『ラ・ボンヌターブル』。ひとくせあるこのカジュアルガストロノミーに似た店はなく、女性にとっても初体験の連続となるだろう。 それはアミューズの“畑の味のするサラダ”からさっそく始まる。生産者から直に仕...
1月31日が何の日かを即答できるご主人! あなたは、愛妻家ですね!! 「愛妻の日」に合わせ、20~50代の(子ども1人以上がいる)男性600名を対象にインターネットによる「愛妻の日に関する意識調査」が実施された。ご自分の”愛妻家指数”がどれくらい高いか?(独身男性は、想像しながら)回答しつつ読み進めてみよう。 ※調査は、クリエイティブサーベイ調べ。①1月31日が「愛妻の日」の認知率はわずか○%。 ②愛...
ワインペアリングコース(¥3,800)の中に日本酒が取り入れられたのは、「日本酒の旨みのある味わい」が素材の旨みと合うため。 デザートには、糖度の高い貴醸酒も面白い。写真のデザートは、ごまのおからのメレンゲの香ばしさと栗の香りが、満寿泉酒造の貴醸酒の甘くナッティなニュアンスと合う。...
ペアリングは、よりお食事を楽しんでいただくための手段」と話すのは『ラ・ボンヌ・ターブル』のソムリエ・大越基裕氏。その言葉どおり、ここではアミューズからしてテンションが上がる。アミューズには珍しくサラダが登場し、合わせるのは山形の発泡白ワイン。自然のアプローチの強いワインと晴天の日の大地を連想させるサラダは、まさに日本の有機食材に着目したこの店のコンセプトを体現する組み合わせ。 そして、おそらく東京でここだけの...
風情ある街並みが残る人形町。その一角に佇む、築80年以上の古民家に新たな息吹が吹き込まれた。かつてこの場所にあった老舗足袋店の名前をそのままに受け継ぎ、フレンチ料理店として生まれ変わったのである。 店のコンセプトは、「フレンチシェフ」と「唎酒師」とのコラボレーション。本場フランスで修業をした経験を持つシェフと、唎酒師の資格を持つ店主が「お互いの個性を活かして、何かコラボレーションできないか」と話し合い、『伊勢利』をオープンさ...
『イレール 人形町』で再会した男は、寛と言った。 濃い眉毛に彫の深い顔立ちで、体は大きいがとても繊細そうな男だ、と祐実は思った。 「へぇ、最近人形町に引っ越されたんですか。でも何でまた、突然?」 その問いかけに、祐実は何も返すことができなかった。すると、寛はすぐに話を変えてくれた。 「……いろいろありますよね。僕は妻と別居してちょうど1年。前は中目黒に住んでいたんですけど、気分転換に、東京の東側に住んで...
祐実の会社には産休から復帰してキャリアを積む女性もいるが、それはほんの一握りだ。時短で働く女性のほとんどはいつもイライラして余裕がないか、女性として諦めているか。どちらかだ。 正直、どれにもなりたくない。 かと言って子どもがいない人生というのも、想像ができなかった。 全て欲しいのに、何も欲しくない。そんな気分だった。 麗子は結婚しているが、子どもはいない。こんな話をするのは、初めてだった。すると麗子...
フランスの星付きレストランで研鑽を積んだ島田哲也シェフ。彼が恵比寿にてオープンした名店『イレール』が、ビストロスタイルで人形町に移転。 「コスパの良さに加え、カジュアルで酒のツマミも揃っているので、お腹の具合と相談して、適度にバランスを調整できるのがいいですね。肉はもちろん旨いですが、女性には季節野菜のテリーヌがおすすめ。彩りよくヘルシーなので喜ばれますよ」。...
人形町で人気のイタリアン。築80年の古民家をリノベーションした和みの空間で、こだわり満載の料理とワインが楽しめる。 看板メニューの熟成肉はプロの管理の元、40日間ドライエイジングされた国産A5ランクの和牛。その柔らかさと深い旨味は折り紙付き。野菜は箱根の杉正農園から旬の朝採れが毎日店に届く。ソムリエの資格を持つシェフが厳選した60種のワインと味わいたい。...
2001年にホノルルで初めて開催された「JOY OF SAKE」。美味しい日本酒を、美食やエンターテイメント共に味わう”パーティースタイル”が人気のイベント。近年は、海外での日本酒人気とあいまって、回数を重ねるごとに規模を拡大してきた。 ここ数年は、日米の複数都市で実施、7/22のホノルルでは1500名を超える参加者が日本酒に酔いしれた。そして、9/16のニューヨークに続き、11/2(水)東京にて2016年度のフィナーレを迎...
腕を振るうのは若き肉スパートの片柳シェフ。ショーケースに並ぶ黒毛和牛を見ながら、七輪で焼き物が楽しめる。肉を焼いて喰らうという行為の空間にはあるレベル以上の高い緊張感から解放されたものだけが醸し出す、リラックスした親密さが溢れている。 “刺身の代わり”の銘柄牛赤身ランプ肉のレアカツや、中バラのフィレに近い希少部位であるカイノミなど“肉スパート”ならではの、こだわりぬいたコースを堪能したあとはその日オススメ肉を使った〆カレー。...
ショーケースに並ぶ黒毛和牛を見ながら、七輪で焼き物が楽しめる『和牛銘菜 然』。 肉を焼いて喰らうという行為の空間にはあるレベル以上の高い緊張感から解放されたものだけが醸し出す、リラックスした親密さが溢れている。 “刺身の代わり”の銘柄牛赤身ランプ肉のレアカツや、中バラのフィレに近い希少部位であるカイノミなど肉スパートならではの、こだわりぬいたコースを堪能したあとはその日オススメ肉を使った〆カレー。 ゴロッとした大...
イタリアンを中心にフレンチ、スペインなどのワインに合う料理をリーズナブルに楽しませてくれる。実力派バルとして定評のあるメニューには創造力を駆使したメニューが盛りだくさん。大勢で来てたっぷり注文して、ワイワイ食べたい。 大きな窓から見えるのは八重桜。ソメイヨシノに比べ、開花時期が遅いので、4月1週目あたりにきれいに咲くそうだ。お花見シーズンの〆にどうぞ!...
中華好きならこの店を知らない人はいない中華東北地方料理のお店として有名な『味坊』は、餃子も美味。 人気店なので平日でも夜は大混雑。夜に来店するなら、予約がベターだ。 1日に300個以上売れるというラム肉の焼き餃子は、皮は大きくカリッと焼き上がり、まるでおやきのような食感。ひと口食べるとラム肉の香りが鼻を抜けていく。 豚肉より羊は、肉自体がさっぱりしていて、ヘルシーなので、餃子を食べたくなったダイエット中の女子にお...
神田どころか、食通で知らない人がいないほどの有名店。ガード下に突如現れる異国が、こちらの『味坊』だ。 今夜もスゴい熱気。すでに満席で注文を受けて飛び交うスタッフの中国語も愉快。 2階は特に賑やかで、同僚と来れば、その距離は物理的にも精神的にも近づく。...
中華好きならこの店を知らない人はいない中華東北地方料理のお店として有名な『味坊』は、餃子も美味。 人気店なので平日でも夜は大混雑。夜に来店するなら、予約がベターだ。 1日に300個以上売れるというラム肉の焼き餃子は、皮は大きくカリッと焼き上がり、まるでおやきのような食感。ひと口食べるとラム肉の香りが鼻を抜けていく。 豚肉より羊は、肉自体がさっぱりしていて、ヘルシーなので、餃子を食べたくなったダ...
故郷の郷土料理を知って欲しいという想いから、中国・東北地方出身の梁氏がガード下に店を開いたのは2000年。インパクトの強いスパイスから生まれる個性的な味わいが話題を呼び、瞬くうちに食通たちで賑わうようになる。 自慢はラムの串焼き、羊肉を使った水餃子などアジア香る肉料理で、開店当時からのファンからも変わることのない支持を得続けている。...
店主・梁氏の故郷・黒竜江、吉林、内モンゴルなど東北部の家庭料理が食せる店。高架下にある店の裏路地ではスタッフが仕込みをする姿が見られ、本場感が漂う。中国東北部は北海道の気候に近く、ジャガイモが特産。香菜もよく使用される。...
店主の梁宝璋さんは中国・黒竜江省チチハルの出身。郷土の味に欠かせない存在が羊で、この店で鉄板の、串焼きはもちろん餃子にも、しゃぶしゃぶにも、ラムを使う。「今はニュージーランドからアバラのついた肩肉の塊を仕入れてるよ」。 餃子なら、包丁で叩いてミンチに。しゃぶしゃぶをメニューに導入した2012年の夏には専用スライサーも入手した。何でも手をかけて作り、串焼きだって毎日、計量して串に打つ。それは梁さんが家庭的な...
店主の梁宝璋さんは中国・黒竜江省チチハルの出身。郷土の味に欠かせない存在が羊で、この店で鉄板の、串焼きはもちろん餃子にも、しゃぶしゃぶにも、ラムを使う。「今はニュージーランドからアバラのついた肩肉の塊を仕入れてるよ」。 餃子なら、包丁で叩いてミンチに。しゃぶしゃぶをメニューに導入した2012年夏には専用スライサーも入手した。何でも手をかけて作り、串焼きだって毎日、計量して串に打つ。それは梁さんが家庭的な温...
店主・梁氏の故郷・黒竜江、吉林、内モンゴルなど東北部の家庭料理が食せる店。高架下にある店の裏路地ではスタッフが仕込みをする姿が見られ、本場感が漂う。 「中国東北部は北海道の気候に近く、ジャガイモが特産。香菜もよく使います」。 自家製板春雨は、でんぷん独特のブリッと感が新発見。中国の田舎町の調理法同様、1枚ずつ水溶き片栗粉を流し固めて作る。羊は串焼き、しゃぶしゃぶ、お焼きなど目移り必至。 ある通...
中国・東北地方出身の梁氏が神田のガード下に店を開いたのは2000年。元は足立区でラーメン店を営んでいた梁氏だが、故郷の郷土料理を知って欲しいという強い想いから都心に移転。他にはないマニアックな料理が評判を呼び、店はすっかり食通たちで賑わうようになった。 メニューにはラムの串焼きや炒め物、水餃子など羊肉を使った料理、さらに干し豆腐の冷菜やじゃがいも炒めなど、保存のできる食材を活かした伝統的な家庭料理がずらり...
店主の梁宝璋氏は中国・黒竜江省チチハルの出身。神田にある『味坊』は中国東北部の家庭料理が食せる店。塩・醤油ベースの味付けは日本人にも親しみやすく、郷土の味に欠かせない存在が羊。高架下にある店の裏路地ではスタッフが仕込みをする姿が見られ、本場の空気が漂う。 同店の絶対おすすめこそ、中華ピンチョスこと、羊肩肉の串焼き!!クミンの風味が特有の臭みを緩和し、様々なスパイスが独特の薫りと味わいに深みと奥行きを与える...
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潤いを帯びた光沢を放つ見事な霜降り肉を一枚。少量の割下を入れただけの浅鍋に、広げるように投入するや、じゅわっという快音とともに和牛ならではの芳しい香りが立ち上る。 肉の色がサッと変わったところで、溶き卵にくぐらせ頬張れば、豊潤な脂肪の甘みに卵のまろやかなとろみが絡みあい、渾然一体となって口中でとろける。だが、後口は思いの外、軽やか。霜降り肉にありがちな嫌な脂っこさは皆無だ。ここ『人形町今半』のすき焼きの真の凄さはそこにある。...
~噛めば“じゅわっ”と肉汁が溢れる~ 人形町今半の目利きが選んだ黒毛和牛を、秘伝のすき焼割下に漬け込んだジャーキー。甘辛な味わいで、一般のビーフジャーキーとは一線を画す味わい。しっとり柔らかい食感とジューシーさ、香りや個性の強いワイルドタイプのお酒と好相性。一口飲んで、一口かじる。あえてチビチビと楽しみたい。 ● 株式会社人形町今半/TEL 03-5652-5738...
潤いを帯びた光沢を放つ見事な霜降り肉を一枚。少量の割下を入れただけの浅鍋に、広げるように投入するや、じゅわっという快音とともに黒毛和牛ならではの芳しい香りが立ち上る。 肉の色がサッと変わったところで、溶き卵にくぐらせ頬張れば、豊潤な脂肪の甘みに卵のまろやかなとろみが絡みあい、渾然一体となって口中でとろける。 だが、後口は思いの外、軽やか。霜降り肉にありがちな嫌な脂っこさは皆無だ。ここ『人形町今半』の...
結婚して家を買い、そして子どもを授かる。 今まで「幸せ」だと信じて疑わなかったもの。 しかしそれを信じて突き進んでいくことが、果たして幸せなのだろうか? 外資系化粧品会社でPRとして働く祐実、29歳。 結婚後豊洲に移り住んだ彼女は、水天宮に参拝した帰りに人形町に立ち寄り、ある思いに駆られ、悩み始める。 これは東京でもがき苦しむ女性の、人形町を舞台にしたある物語―。 その日は5月な...
焼肉店、焼鳥店、ステーキ店……、様々な肉料理の店が急増している昨今。選択肢が増えるのは嬉しいことだが、その半面ハズレ店に当たる可能性も増えてきた。 そんな今、肉好きたちは絶対にハズさない肉料理を求め、肉職人の元へ集まっているという。 今回は都内最強の肉超人と呼び声が高い5名を選出。レジェンドたちと同じ時代に生まれたことを感謝したくなる逸品の数々をご覧あれ。1954年生まれ。63歳。28歳で渡伊。3年...
明治28年創業。下町風情が懐かしい数寄屋造りがどこかホッと心和む『人形町今半 人形町本店』。人形町今半黒毛和牛を使ったすき焼き、しゃぶしゃぶを供する超有名店。中でもすき焼きは創業120年余の伝統が続く同店ならではの名品だ。 艶と潤いを帯びた見事な霜降り肉を少量の割下の入った浅鍋に広がるやいなや、じゅわっという快音と共に芳ばしい薫りが立ち込める。豊潤な肉の甘味に卵のまろやかさが絡み合い、口の中ですっと儚くと...
潤いを帯びた光沢を放つ見事な霜降り肉を一枚。少量の割下を入れただけの浅鍋に、広げるように投入するや、じゅわっという快音とともに和牛ならではの芳しい香りが立ち上る。 肉の色がサッと変わったところで、溶き卵にくぐらせ頬張れば、豊潤な脂肪の甘みに卵のまろやかなとろみが絡みあい、渾然一体となって口中でとろける。だが、後口は思いの外、軽やか。霜降り肉にありがちな嫌な脂っこさは皆無だ。ここ『人形町今半 人形町本店』の...
4月も深まりそろそろ5月の母の日も近づいています。東京カレンダー読者に、思い出深いレストランの緊急アンケートを取った結果、2位に輝いたのは『人形町今半 人形町本店』でした。...
大正12年創業。江戸前鮨の開祖と言われる両国『興兵衛ずし』の流れを汲む、東京きっての老舗、『㐂寿司』。この正統派鮨の名店で“あんこう鍋”が頂けるのをご存知だろうか――。 「祖母が昔、よく作っていた鍋で、お座敷での宴会コースに組み入れている」とは三代目主人の油井隆一さん。 具はあんこうとウドのみ、の潔さがいかにも江戸風だ。が、そのシンプルさに反し、下ごしらえの丹念さは半端ではない。あんこうは胃、皮、ひれなどと骨以外は余す...
江戸前鮨の由緒正しき系譜に名を連ねる店のひとつだ。初代は華屋与兵衛の流れをくむ店で修業し、現店主の油井隆一氏が3代目。木造一軒家の風情あるたたずまいが、言わずして店の歴史を物語る。 時折見せる独特の握りも伝統の中から生まれたもの。例えばゆで玉子をネタにしたような「ひよっこ」は、黄身の部分に仕事を施す。古くて新しい握りが、ここにはある。...
江戸前鮨の開祖と言われる両国『興兵衛ずし』の流れを汲む、東京きっての老舗、『喜寿司』。大正12年創業。木造一軒家の風情ある佇まいが、言わずして店の歴史を物語る。 すべてのネタに丁寧な仕事と技が感じられ、白酢、赤酢、塩のみを使用したさっぱりとした味わいのシャリと合わさり、口の中でホロリと崩れる繊細さと共に見事な調和と余韻を生み出す。 例えば玉子をネタにしたような「ひよっこ」は、黄身の部分に仕事を施す江...
~国産&US産牛のTボーンを太っ腹価格で!~ カロリーや財布など気にせず美味しい肉をとことん味わいたい!という気分に応えてくれる『小松屋人形町本店』。国産の低脂肪牛のTボーンやUS産の肩ロース、馬はらみなど、ボードに書かれたその日の肉メニューからオーダーするのがこの店のスタイル。 肉屋直営とあってどの肉も驚くほどにコストパフォーマンスが高い。千葉県・茂原の直営工場内の熟成室で14日から30日かけてドライエイジングさせ、...
一枚だけ発表するのももったいない!ということで、勝手に3位まで発表。2位はkiyo_427さんの『小松屋』(おそらく『小松屋人形町本店と思われます。チェックインではなくコメントに店名があったので類推です)の馬肉! コメントで「ハッシュタグでお肉の画像を投稿すると良いことがあるかもしれないそうです♪」と書いていただいていますが、惜しかった!でも美味しそうですね。馬肉ということでヘルシーでもあります。...
「予約しないと食べられない裏メニューを食べに行かない?」。そんな誘い文句が使える『やましょう』のジンジャーもつ鍋。人形町店限定の鍋で、本来は春夏限定のメニュー。 それ以外の季節は裏メニューとして、事前の予約がないと食せない幻のメニューとして知る人ぞ知る存在となっている。...
~事前予約必須の裏メニュー 美肌効果抜群の鍋で誘う~ 「予約しないと食べられない裏メニューを食べに行かない?」。そんな誘い文句が使える『やましょう』のジンジャーもつ鍋。人形町店限定の鍋で、本来は春夏限定のメニュー。 それ以外の季節は裏メニューとして、事前の予約がないと食せない幻のメニューとして知る人ぞ知る存在となっている。...
ー素敵な今井ご夫妻。どのような食生活を送っているのでしょうかー 旦那さま:お互い、辛い物、タイ料理が好きなど、食の好みが似ているので、レストラン選びなどでは、行きたいお店が一致しますね。肩肘張ったレストランというよりは、お互い素でいられるようなリラックスできるお店が好きです。 —お気に入りの日常使いレストランを教えてください!— 旦那さま:レストラン、ではないかもしれませんが(笑)タイ料理...
事前予約必須、人形町店限定の人気鍋「ジンジャーもつ鍋」。本来は春夏限定のメニューとして登場するが、それ以外の季節は裏メニューとして、事前の予約がないと食せない幻のメニューとして知る人ぞ知る存在。 「さっぱりともつ鍋を食べて貰いたい」と、生姜をふんだんに使用したスープは、牛テールと豚足をじっくりと煮込んだ濃厚な塩味ベース。たっぷりコラーゲンが抽出されているため、煮込む前はゼリー状。グツグツと煮込むうちに融け...
東京では珍しく、蕎麦粉主体の平壌式冷麺を味わえる。 注文ごとに粉を練るところから作り始める麺は、咸興冷麺に比べ、引きのある固さはマイルド。蕎麦粉ならではの歯切れよさが持ち味だ。...
東京では珍しく、蕎麦粉主体の平壌式冷麺を味わえる。注文ごとに粉を練るところから作り始める麺は、咸興冷麺に比べ、引きのある固さはマイルド。蕎麦粉ならではの歯切れよさが持ち味だ。 さらに特筆すべきはスープの旨さ。牛ももやすね、すじ肉や豚ロース肉、鶏胸肉を贅沢に用いる。これらを2日間、野菜も足しつつ仕上げたスープは、コンソメのごとき透明感と厚みのある旨みが秀逸。さすが平嬢高麗ホテル直伝の味、宮廷料理を彷彿とさせる佳品だ。...
宝暦10(1760)年、今から250年以上も前に創業した軍鶏料理専門店『玉ひで』発祥の親子丼。 明治24(1891)年ごろ、鍋のシメに卵でとじた軍鶏肉をごはんのおかずにして提供したものが、その原型とされる。 朝びきの新鮮な東京軍鶏を使用し、固めの白米にトロトロの卵が合うのなんのって……軍鶏ならではのたくましい弾力と卵のコクにも注目。 剛柔併せ持つ食感、甘みを控えた仕上がり、すべてにおいてひとときも口を飽きさせない。...
過去に付き合ったり、関係を持った男たちは、なぜか皆、日比谷線沿線に住んでいた。 そんな、日比谷線の男たちと浮名を流してきた香織は、上京後立て続けにタワーマンションに住む篤志や弁護士の孝太郎と付き合うがどちらもあっけなく終わる。初めてのワンナイトや社内恋愛も経験したが、恵比寿に住んでいた涼とは恵比寿での半同棲を経て中目黒アトラスタワーで同棲したが、その恋も終わってしまい……? 日比谷線の女 vol.8...
一時は、100mほどの行列ができたこともあったという。そんな浅草橋で一時代を築いた名酒場が移転を余儀なくされ、場所が変わってからはかつての賑わいも落ち着いたが、それでも一般的な人気店と比べれば随分な繁盛ぶりだ。 名物は、炭火で焼き上げるもつ焼き。常に10種類ほどが揃う。皿ナンコツや塩煮込みといった小皿料理も粒揃いだ。...
時代には、100mほどの行列ができたこともあったという。そんな浅草橋で一時代を築いた名酒場が移転を余儀なくされたのが2003年。場所が変わってからはかつての賑わいも落ち着いたが、それでも一般的な人気店と比べれば随分な繁盛ぶりだ。 名物は、炭火で焼き上げるもつ焼き。常に10種類ほどが揃い、中にはカシラとシシトウを刺した白獅子という変わり種もある。皿ナンコツや塩煮込みといった小皿料理も粒揃いだ。...
時代には、100mほどの行列ができたこともあったという。そんな浅草橋で一時代を築いた名酒場が移転を余儀なくされたのが9年前。場所が変わってからはかつての賑わいも落ち着いたが、それでも一般的な人気店と比べれば随分な繁盛ぶりだ。 名物は、炭火で焼き上げるもつ焼き。常に10種類ほどが揃い、中にはカシラとシシトウを刺した白獅子という変わり種もある。皿ナンコツや塩煮込みといった小皿料理も粒揃いだ。...
~ワインと食材への情熱が形となった楽しい名酒場~ 「ワインって何を飲んだらいいのか、さっぱり分からない」そんな人にこそ訪れてほしい一軒が浅草橋からすぐ、神田川を眼下に望む『FUJIMARU』だ。理由は、この店のすべてのワインはスタッフが吟味を重ねて自信をもってお届けするワインばかりだから。 ワインショップとダイナーが同居する不思議な空間も、勝手知ったる常連は、店とショップを行ったり来たり。選んだ料理に、何を合わせるかを...
普段のデートではあまり降り立つことがない「神田」。デートも数回重ねたら、変化球でこんな店はいかがだろうか?『かんだ光壽』は、丁寧に作られた希少な日本酒とこだわりの料理を堪能できる隠れた名店だ。 店内は、古民家や酒蔵から譲り受けたという家具や古道具をインテリアとして飾る味のある空間。思わず長居したくなる居心地の良さは、足繁く通う常連客も多いというのも納得だ。...
神田でワイン。普段は品行方正な丸の内の人々も、今日は朝まで! となれば、朝4時まで営業している『ヴィノシティ』は覚えておきたい。 そもそも、こちらはグラスいっぱいまでシャンパンを注ぐ“こぼシャン”の元祖の店。 ご覧の通りこぼれる寸前まで注いで¥1,400!と、店にとっては赤字覚悟の名物だ。...
2011年1月に『ヴィノシティ』が誕生するまで、神田はワインと縁遠い街だった。『ヴィノシティ』オーナーソムリエの藤森真さんも最初は恵比寿や麻布で物件を探していたが、なかなか理想の物件が見つからず、ある不動産屋に勧められて開業地に選んだのが神田。 当時は「神田でワインなんて無理」と言う人もいたが、藤森さんには成功する確信があったという。...
「ただいま戻りました…」 積極的に新規開拓を始めて約1週間。アユムは大好きな飲み会にも行かず、仕事に明け暮れた。 それまでのアユムは、どちらかといえば既存の客に新しい商品を受注してもらうことが多かった。久しぶりに厳しい現実に直面すると、大きい体に似合わぬガラスのハートは一瞬で砕けそうになる。 「うちは結構です」 「もう予算組みしちゃったんだよねぇ…」 「…(無言)」 ―断られるの...