「で、色々と贈って来たの?いきなり?いくら仲良くしたいからって、それはやっぱり変よね…。確かにカーテンのオレンジは子宝に恵まれるっていう意味もあるけど…」 ...
こちらに向き直った3人が、意味深な目配せをしながら仰々しく姿勢を正す。 「ねぇ、あおいさん。急なんだけど、良ければ明日私達とランチしない?」 確かに...
にゃんにゃんOLにも、数パターンある。 まずは典型的な、愛華のようなタイプ。可愛いし愛されキャラなのだが、どこか主体性に欠ける。腰掛けOLでいる...
怜奈とともに『エンポリオ アルマーニ カフェ青山』に入ると、客席に向かうべく通りすぎる怜奈を男性客が見つめる。それもそのはず、怜奈は可愛いというよりは...
「どうしてあんな中の上の女が…?」 エステを終え、すでに薄暗くなった表参道をひとり歩きながら、私は思わずそう口に出して呟いていた。 いくら考えても、納得...
―すっかり遅くなっちゃった…。 結衣は、早足で原宿の街を歩いていた。今から奈央の送別会に参加するためである。 時刻は19時半を回ったところで、既に3...
ファッションだけでなく、食のトレンドにも精通している青山女子。 新店をいち早くチェックするのもお約束だが、青山界隈で「どこにカメラを向けても絵になる...
鮮魚とアヒアマリヨソースを合わせたティラディート2階は求愛を促す赤い壁面...
僕とさゆりの出会いは、ありふれた食事会だった。 勤め先の商社で、同じ部署の先輩である山岡さんが開いた食事会。 商社というブランドは未だ有効...
神宮前にあるペルー料理店『ベポカ』へ到着して男性陣を見た瞬間、真理子は目がパチクリしてしまった。一ノ瀬がいたからである。男性メンバーは怜奈とともに幹事...
忙しい彼女と東京カレンダー編集部がやってきた『ベポカ』は、デートで訪れるのにぴったりな“都会派エスニック”の代表格だ。 コロニアル様式を彷彿とさせる...
理沙:女子会で記憶に残っているのは広尾『キッチン』。パクチーが苦手な男性って多くない?逆に女子は好きな子が多いから気兼ねなくベトナム料理を思いっきり楽...
そのコロニアル様式を彷彿とさせるスタイリッシュな雰囲気と、新鮮な生の魚介類やキヌア料理など、珍しくも美味なるペルー料理を堪能できるレストラン。 目に...
そのコロニアル様式を彷彿とさせるスタイリッシュな雰囲気と、オリジナリティが光る本格的なペルー料理が堪能できる『ベポカ』は、デートで訪れるのにぴったりな“都...
先日のデートも終盤。『オカダ』のマドレーヌを目の前に、浩平はこう言った。 「彼女はいる。けど、結衣ちゃんに付き合ってほしいと言おうかと思ってた。けど...
ーやっちゃったなー 『レストランオカダ』でのデートでは、結衣を巡る外資系投資銀行の男との不利に思えた勝負での奇策として、耐えられず「実は彼女がいる」...
黄色い外観が、ペルーの首都リマの街並みを思わせる『べポカ』。料理だけでなく、地ビールや伝統的な蒸留酒ピスコのカクテルを用意するなど、酒も徹底的に本場の味に...
“美紗子”という名前の、フォロワー6万人ほどを抱える人気ユーザーだ。3ヶ月後に挙式を控える彼女は、式準備の投稿をメインに載せ、時折日常生活の投稿を挟んでいる。写...
俊介が予約していてくれたお店は、原宿ラフォーレ沿いの『ロイクラトンリゾート』というタイ料理のお店だった。騒々しい原宿のど真ん中にこんな所が...と驚いた。天井が...
「沢井さん、今日はお忙しいところごめんなさいね。さあ、頂きましょう。」 彩はうつむいたままだ。 「次の仕事は決まってるの?」 「いいえ…...
店に入ってまず驚くのが、その天井の高さ。エントランス部分がもっとも高く、20m弱はあるだろう。そこに吊るされた長く大きなシャンデリアも圧巻だ。そんな内装に...
【神宮外苑花火大会】 リゾート地のくつろぎと癒しを追及した『ロイクラトンリゾート』。タイとフレンチを融合させたオリエンタル料理とともにカクテルを味わ...
原宿の隠れ家イタリアンバルといえばここ。竹下口交差点を進み、若者で賑わうとんちゃん通りに潜む良店がここ『ソプラソット』。赤レンガの床に小洒落た照明が居心地良い空間。...
本店を自由が丘に構え、表参道ヒルズにも出店するフカヒレ中華の名店『蔭山樓』。 その名を世に知られるきっかけとなったメニューとも言えるのが「鶏白湯塩そば」である。濃厚な鶏のコクと旨みがギュッと詰まったスープの美味しさをダイレクトに味わえる。今や『蔭山樓』を代表するメニューのひとつとなっている。 他にも、「土鍋麻婆豆腐ごはん」や「やわらか鶏とフカヒレの土鍋あんかけご飯」もランチで味わうことができる。...
ふわふわしたマンゴー味のかき氷に、果肉、プリンを贅沢にトッピング! 「それでもマンゴーが足りない!」という人は、添えられている濃厚なマンゴーソースをたっぷりとかけて召し上がれ。 ■提供時間 【月曜~土曜】11:00~(L.O.22:00) 【日曜・祝日】11:00~(L.O.21:30)...
本店を自由が丘に構え、表参道ヒルズにも出店するフカヒレ中華の名店『蔭山樓』では、2種の冷やし麺が味わえる。 まずイチ押しは「夏野菜とユーグレナ冷麺 フカヒレ刺身のせ」。『蔭山樓』と言えば、フカヒレ。通常メニューにある「フカヒレの刺身」(¥2,000)に使用する国産フカヒレを贅沢に麺の上にのせ、醤油ベースのソースをかけていただく冷やし麺だ。 醤油ベースのソースは、隠し味の梅干しや山椒が効き、食欲をかき...
『寿司 高瀬』ではディナーの寿司コースが5,800円で味わえる。寿司8貫に加え、前菜、お造り、焼き物と全8品を楽しめてこの価格というから驚きだ。 席に付き「寿司コース 月」をオーダーすると、まずは前菜、そしてお造り、焼き物と運ばれてくる。 この日の握りはスミイカ、カイワレの昆布締め、ヒガンフグ、コハダ、厚焼き、中トロ、ホタテ、イクラ、穴子の8貫。 桜の花の塩漬けを塩と混ぜた桜塩をかけて味わう「スミイカ」をはじめ、ピリッ...
女性からの「お寿司が食べたい」というオーダーがいつ入るかと、怯えて過ごしている男性よ、安心して欲しい。そんな時には『寿司 高瀬』がついている! 同店ではディナーの寿司コース5,800円を提供。寿司8貫に加え、前菜、お造り、焼き物と全7品を楽しめてこの価格というから驚きだ。 さっそくコース料理を一品ずつ紹介していこう。...
先日、告白まがいの妙な発言をされた後、きっぱりとその気はないと伝えた。翔太から連絡が来るのはその時以来だが、仕事のことで何かあったようだ。 —実は、弊社の広告やキャンペーンの件で、代理店の変更を視野に入れております。18時半にオフィスにお越しください。 “代理店の変更”という言葉に、愛子はぴくりと反応する。 これは願ってもない新規案件獲得のチャンスだ。しかもナッシェンは、広告やイベントにもかなり力を入れている...
石神の熱心なレストラン紹介にも、最近少しずつ興味が湧いてきた。そんなお勧めなら是非一度行ってみたい、そう思っていたら目的のマンションへと着いた。 地元の景色とシンクロさせながら辿り着いた部屋は、墨田区亀沢という地名の場所。10帖のリビングと6帖の寝室がある1LDK。部屋全体では41平米あり、キッチンなどの水回りにもゆとりがあった。 一人で住むには十分な広さ。玄関と室内の収納もたっぷりある。これで家賃12万、管理費は...
遥は、食事会で出会った実業家の藤田と千駄ヶ谷の『シンシア』で約束をしていた。 藤田と2人きりで会うのはこれでもう3度目である。 最近は警戒心が薄れ、2人で東京中の美味しいお店を食べ尽くそう、などと盛り上がっているくらいだ。...
2008年のオープン以来、松濤で絶大な人気を博した『レストラン バカール』が突然閉店し、シェフの石井真介氏が1年の準備期間を経て4月にオープンした『シンシア』。 ¥9,600のおまかせコースには、料理でお客を楽しませようとするシェフのエンターテインメント精神が溢れ、皿には楽しい仕掛けが満載だ。たとえば旬のブリの皿に煙る液体窒素は、数分経つとオイル状になり、そのカレーの香りが根セロリのピュレと相まってフレン...
その週の金曜日。亜希子に褒められたSandastを持って、松濤の『シンシア』に向かった。この店は今年できたばかりで、住宅街の中にひっそりと佇むフレンチレストランだ。...
翌日から、2日おきくらいにLINEを送った。大抵は、「おはよう」だとか「仕事お疲れさま」などといった何気ない内容だ。仕事が始まる前か終わった後に会社から送っているので、にやけた表情が顔に出ているらしく、またもや同僚のリエから突っ込みが入った。 「最近、大輔さん何かいいことありました?」 大輔は慌てて「いや、ちょっとね」などとごまかしたが、バレバレだっただろう。 亜希子からのLINEは、最初...
~驚きの連続から生まれる喜び。食事の楽しさを改めて実感~ レモンは凍らせて香味を丸ごと閉じ込める。アンクルートのパイは成型して鯛焼きに。デザートではチョコの大地から涼しげな薔薇が咲く。 惜しくも閉店した神泉『バカール』で驚きに満ちた料理を披露してきた石井真介シェフが今年、新たに開いたレストランだ。クラシカルなフランス料理の手法をベースに、あらゆる創意とユーモアを皿に注入する手法は前店と同様。...
日本一予約困難と呼ばれた松濤のフレンチ『バカール』の石井真介シェフが1年の準備期間を経て、今年4月12日に自身の店『sincere(シンシア)』をオープンさせた。場所は、北参道の閑静な住宅街。マンションの地下1階にありながら、テラス席を配し、解放感に満ち溢れている。 ライブ感あるオープンキッチンでは、20代から40代の有能なシェフ達がきびきび動いている。それを支えるサービス陣は、スムーズに連携できており、...
神宮前の『ウズナオムオムビーワン』で土井さんを待つ私は、少し…いや、かなり緊張していた。...
もはや芸術品とも呼べるほど美しく迫力あるフォルムのパンケーキを提供する人気店が表参道にある。『uzna omom b one(ウズナ オムオム ビー ワン)』だ。 厚さ約5cmのパンケーキはその見た目だけでなく、味も抜群。「厚いと食べ飽きちゃうのでは……?」と不安がよぎるかも知れないが、心配は無用だ。最後までペロリと完食できてしまう。 その不思議なおいしさと、こだわりの製法をオーナー・門崎杏子氏に伺った。...
オーナー門崎さんの「絵本に出てくるようなパンケーキを作りたい」という想いから誕生した名物「特製厚焼きパンケーキ」。 材料は卵、砂糖、北海道産小麦粉、牛乳、バター、生クリーム、メープルシロップというシンプルなものであるが、その製法にはかなりのこだわりが秘められていた。 一番のポイントは、厚みを出すために1枚に対して卵2個分の全卵を泡立てたメレンゲを使っているところだ。卵白のみではなく全卵で泡立てること...
この「特製厚焼きパンケーキ」の開発期間はなんと8カ月にも及んだそう。「絵本に出てくるようなパンケーキを作りたいと思っていました。理想のカタチを生むのにかなり苦労しましたね」とオーナーは当時を振り返る。 どのようにこの厚さ、そして飽きのこない味をうみだしているのかが気になるところ。材料は卵、砂糖、北海道産小麦粉、牛乳、バター、生クリーム、メープルシロップというシンプルなものであるが、その製法にはかなりのこだ...
『TRUNK(BAR)』でふと飲んだビールも、気付けばかの有名な渋谷のブルワリーのもの。 ホテルのバーは少し敷居が高いと感じている人も、ここなら気軽に少し贅沢な気分に浸ることができる。...
オリジナルのコンフィチュールを使用した、パフェのような見た目も可愛らしい2種のかき氷を提供中。 アプリコット、パッションのピュレに、キウイとオレンジをトッピングした「アプリコピスターシュ」と、いちごの甘みと、レモン果汁のさわやかさを楽しめる「フレーズシトロン」。 ■提供時間 【月曜~土曜】11:00~(L.O.20:30) 【日曜・祝日】11:00~(L.O.19:30)施設名:表参道ヒルズ 住所:渋谷区神宮前4...
明日香の婚約者・公平は、渋谷にあるタワーマンションに住んでいた。公平の父親名義で新築当時に購入したものだ。渋谷から表参道に向かう途中いつも目に飛び込んでくるそのマンションの存在には、明日香もずっと前から気がついていた。 “高級タワーマンションの先駆け的存在で、最上階には著名人も住んでいる” そんな噂を耳にしたこともある。まさか、そこに自分が住める日が来るなんて夢にも思わなかった。 婚約してすぐに明日香は、憧れ...
豊洲にあるタワーマンションの25階に位置する田中の家は、いかにも“幸せな家庭”そのものだった。 綺麗に片付けられた玄関に、無駄な配色を排除した、センスの良いシンプルな家具。そしてトドメの、爽やかな夫婦の笑顔。 思わずその完璧すぎる空間に眩暈を覚えるが、お決まりの“素敵ですね”という社交辞令を挨拶代わりに交わす。 ホームパーティーを開催したがる人たちは、自分たちの家を自慢したい人たちが多い。...
「今夜は女子だけで美味しい料理とワインをお腹いっぱい楽しみたい!」そんな夜に訪れたいのが『ワイン屋TIM’S』だ。とにかくボリュームたっぷりの料理と、充実の飲み放題メニューに、女子会テンションもMAXまでアップできるはず。 今回はそんな人気の「飲み放題付き女子会プラン」の全貌をお伝えしよう。きっと今すぐにでも行ってみたくなること間違いなしだ。...
焼肉店が星の数ほどある渋谷。本当に旨い肉が提供されているお店を探すのは一苦労。 そんな人たちにおすすめなのが、11月1日に渋谷駅から徒歩4分のところにオープンした『焼肉 富士門』。 こだわりの国産黒毛和牛の焼肉を味わえるだけでなく、同店は生食用食肉取扱者施設の認定を受けている数少ないお店の一つで、新鮮な生肉も堪能することができるのだ。 鮮度抜群の極上肉を味わえ、デートから大人数での飲み会まで利用することができる『...