東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
『黄金のリゾット』は必食。恵比寿一丁目の裏路地に佇む、デート向けのイタリアン
恵比寿東口に位置するイタリアン『イルバロンドーロ』。路地裏の立地ながら、いつも賑わいを見せている人気店だ。 以前、取材やプライベートでも伺ったが、今年こちらで誕生日会を催してもらった(ご近所仲間に)。 10人以上いたこともあり、大皿の料理をみんなで分け分けするのが、本場っぽく、次々にワインも空いていった。 そんな中、見た目のシンプルさにいい意味で裏切られたのが「黒トリュフのスクランブルエッグ」2,080円。 ...
オープンキッチンから次々と沸き起こる熱気と香りに、食欲が極限まで刺激される。 恵比寿で一世を風靡した名店『イル ボッカローネ』に約20年も在籍し、長く料理長を務めた岩田正記シェフが独立。同じ恵比寿に、本場のスタイルを伝えるべく開いたトラットリアが『イル バロンドーロ』である。 料理はどれもひと皿の主役がはっきりとわかる美味しさ。小手先のアレンジなど皆無で、なかでも圧巻は「壱岐牛イチボ炭火焼」(200g・5,280円...
今夜は美味しいイタリアンを、大切な相手とゆっくり楽しみたい日は、『イル バロンドーロ』なら間違いなく素晴らしい一夜を過ごせるだろう。...
都内では珍しい壱岐牛を味わえるお店。 店主は、イタリアンの名店『イル ボッカローネ』で19年腕を振るってきた岩田正記氏。 恵比寿屈指の実力派シェフの味を、気軽に楽しめると美食女子を虜にしている。...
2022年は新たな一歩を踏み出した年。 苦しい時を乗り越え、時代に合わせて進化する強さと柔軟さ、たくましさを持つものこそが輝きを放つ世の中になってきた。 ...
長崎・五島直送の魚介が絶品のイタリアン。シックで落ち着いた空間がデートに効く
『L'alba』は、神楽坂通りから外れた閑静な津久戸町の地下に潜む。 店内に入ると、L字のローカウンターには、ゆったり座れる革張りのチェアが設えられている。そのシックで大人なムードにまず人は驚く。 オーナーシェフの馬場 剛さんが目指したのは、ゲストと一緒に料理を楽しめる空間だ。 メニューの軸となるのは、年間を通じて魚種が豊富な長崎県の上五島から直送される魚介類。 「オープン前に現地の漁師さんを訪ね、直接...
陽気なムードで楽しめるカウンターイタリアン。郷土色豊かな料理が味わえる
2022年3月に、九段から日本橋浜町に移転オープンした『ALLEGRIA』。 テーブルメインの店からカウンターイタリアンへと変貌を遂げた。 オーナーシェフの村上雄一さんが、イタリアで修業を積んだときに味わった個性豊かな郷土料理が忘れられず、トスカーナの料理を中心に、春から夏にかけては海を感じさせるシチリアの料理を、秋冬は体を温める煮込みなどピエモンテの料理を組み合わせて、郷土色豊かな月替わりのメニューを構成している。...
フルフラットのカウンターでライブ感を楽しめるイタリアン。手打ちの生パスタが人気
青山通りに面したビルの1階奥。狭い廊下の突き当たりに『restaurant origami』は潜む。 店内はイタリアンには珍しく、白を基調とした色合い。暖色の灯りと相まって、洗練された印象だ。 店名の“origami”に表れているのは、オーナーシェフの天野智詞さんの生真面目さと遊び心。 「折紙は折りはじめに少しでもズレると最終的に大きく狂ってしまうし、料理も仕込みの丁寧さが最終形を左右する。よく似ていると思います」...
名店出身の実力派が腕を振るう、カウンターイタリアン。外苑前のビル地下に潜む隠れ家
カウンターイタリアンの良店が次々と誕生した2022年だが、この10月にオープンした外苑前の『malca』が、今年最後の大物として、注目を集めている。 実力派シェフの待望のお店に、期待が高まる。 ◆ カウンターの奥には水をテーマにしたアートワーク。目の前では、4名のスタッフが躍動し、その中心でシェフの北野 司さんが腕を振るう。 イタリアンの名店『TACUBO』のスーシェフとして活躍し、満を持して独立した。...
夫婦で営む小さなカウンターイタリアン。ボリューム満点の骨太な料理に満たされる
大胆さと繊細さを絶妙なバランスで成立させることで、より一層高い次元の美味しさを体現してくれる料理人がいる。『ピアット ミツ』のオーナーシェフ、岡村光晃さんもそのひとりだ。 名店『ケ パッキア』でシェフを務め、2年前に福岡で独立、2022年5月に東京に戻ってきた。...
大胆でおおらか。それでいて繊細さが光る料理で定評のある『トラットリア ケ パッキア』。 オープン以来、この名店で腕を振るってきた岡村光晃シェフが、福岡で独立後、2年の年月を経て再び古巣の麻布十番へと帰ってきた。 曰く「やはり、チャレンジするなら東京で、と思った」がゆえの決断だったそうで、この5月にオープンした『ピアット ミツ』がそれだ。...
路地裏に潜む港区のカウンターイタリアン。間接照明が灯る瀟洒な外観が目を引く
麻布十番と白金高輪の中ほど。住宅が立ち並ぶ路地裏にオープンして1年の『ROMANO 麻布十番』。 イタリア人シェフと日本人シェフがタッグを組んで腕を振るうスタイルが珍しい。イタリアの食や文化、陽気な空気感をまるごと体感できると評判だ。 コースもあるが、充実したアラカルトメニューにグラスワインも豊富。 何より、翌4時までの深夜営業は、遅い時間のディナーや2軒目使い、深夜のチョイ飲みと、さまざまなシチュエーション...
クルマも通らない路地裏で『ROMANO 麻布十番』は、存在感を放つ。 白壁と間接照明による瀟洒な外観は、最良のファーストインパクトだ。...
ランプに照らされた艶やかなカウンターがデートに効く、西麻布の隠れ家イタリアン
2021年12月、星条旗通りにオープンするや否や瞬く間に話題となった隠れ家イタリアン『merachi』。 料理の味もさることながら、オーナーシェフの杉本功輔さんが、重厚な一枚板のカウンター越しに繰り広げるエンターテインメントさながらのプレゼンテーションも評判を呼んでいる。 たとえば、予約時間から逆算して焼き上げたフォカッチャを芳ばしい香りとともにサーブ。 または、手動の専用スライサーで摩擦熱にも配慮しながら生...
削りたてポテトチップス。 小鉢に盛ったチップスの上にまずトリュフ入りのチーズを振りかけ、次に現物の黒トリュフをスライス。途端に秋の芳醇な香りが立ち込める。...
六本木通りの喧騒から逃れるように、隠れ家レストランが点在する星条旗通りエリア。 そんなしっとりと落ち着いた大人の良店が集まる一角に、新たな隠れ家イタリアン『Merachi』がオープンした。 ランプに照らされた木製の扉を開けると、国産欅の一枚板カウンターが客を出迎える。毎夜、9席限定のスペシャルシートをもてなすのは、オーナーシェフの杉本功輔さん。 33歳ながら、イタリアを筆頭に各国で約8年間...
自家製の食事パンが主役の店。路地裏の密やかな空間で楽しめる
アクセスは良いとはいえない路地裏に立つ一軒家。 が、その密やかなロケーションとそこでしか味わえない料理、非日常感のある空間に魅せられるゲストが跡を絶たないイタリアンが『チニャーレ』だ。...
全面ガラス張りで開放感たっぷりな赤坂のイタリアン。モチモチの自家製パスタが絶品
イタリアンの強豪ひしめく東京で、トップクラスの人気と実力を誇るシチリア料理の名店『ドンチッチョ』。 その姉妹店である南青山『シュリシュリ』でみっちりと修業を積んだコンビが、今年7月に晴れて独立。 赤坂の閑静な一角に『Filemone』を構えた。...
「港区」。東京でもっとも艶やかであり、食のトレンド発信地と言っても過言ではない。まさに1年を締めくくる年末の華やかなデートにふさわしいエリアといえるだろう。 ...
牛、豚、鳥、鹿など常時5種類を用意する“肉料理”が主役の、白金のイタリアン
中目黒の人気“肉イタリアン”にて、オープンからシェフとして腕を振るった渡邉大祐さん。独立を果たしたのはちょうど1年前。 プラチナ通りから一本入った路地裏で、住宅に紛れるように立つビルにひっそりと『三和』は誕生した。 店へと続く螺旋階段を下りれば、そこはシックな大人の空間。 カウンター越しに焼き上げられていく肉塊を見ながらの臨場感には、ふたりの会話も弾むに違いない。...
星付きレストランがひしめく白金台5丁目の一角に、昨秋オープンしたこちらのお店。 感度の高い大人たちの間で瞬く間に評判となり、予約困難となるのも間近と噂のイタリアンだ。 ここ『三和』のシェフ・渡邉大祐さん曰く、「お客様とコミュニケーションを取りながら落ち着いて食事をしていただきたい」とカウンター主体の店をオープンした。...
虎ノ門の高層ビルに構えるNY発のモダンイタリアン。緑豊かなテラスが魅力
2008年にニューヨーク・ミートパッキング地区にオープンするやいなや、感度の高いニューヨーカーやセレブリティの間で話題に。 高い人気と評価を得て2カ国6店舗を展開してきたモダンイタリアン"スカルペッタ"が、待望のアジア初上陸を果たした。 創業者のジョン・メドゥ氏が謳うサービスのモットーは"リスペクタブル&カジュアル"。 気取らずに、それでいて洗練された、絶妙なホスピタリティが貫かれている。...
誰しも、大切な夜のために強い切り札となるレストランを持っておきたいもの。 東京が浮足立つフェスティブシーズン直前の今、それを知っておくことは急務だ。 最...
お忍び感たっぷりな大人のイタリアン。旬の贅沢食材をふんだんに使ったコースが話題
おまかせコースのみを提供し、2ヶ月ごとに主役の高級食材を替えるが、この日に登場した料理といえば、茶碗蒸しにコロッケ、パスタにハンバーグ、〆にラーメン。 パスタ以外はイタリアンと思えない奔放さで予想は裏切られ、楽しくなる。 想定外な展開の一方、主役の美味しさは明確。 9、10月は国産松茸だが、どの皿にも大量に使われており、香りと瑞々しさで圧倒。食後の充足感も他の追随を許さないのだ。 具は松茸のみの贅沢さ。シャ...
富山県の食材をふんだんに使ったイタリアン。恵比寿のワイン好きが夜な夜な集う
夜が深くなると人影もまばらになる、恵比寿の西口五差路。 界隈には大人好みのバーやレストランが点在しているが、ワイン好きと訪れるなら、昨年末にオープンした『tTure』を押さえておくのが正解だ。 大通りから1本入った路地を柔らかく照らす灯りを目印に扉を開ければ、まず目に入るのはモルテックスのロングカウンター。...
「賑わう」、それはその店が絶大なる人気を誇っている証拠に他ならない。 コロナも落ち着きをみせ、東京の夜がにわかに活気づく今、また「賑わう店」へ向かいたい。 ...
種類豊富なパスタを、好きな量だけ自由に楽しめる!元麻布の住宅街に潜むイタリアン
1月のオープン以来、知る人ぞ知る隠れ家イタリアンとして存在感を高めている『TOSAGE』。 扉を開けると、グレーで統一されたシックでエレガントな空間が広がる。 早い時間帯は「お任せコース」のみだが、コース記載のメニューをアラカルトでオーダーできる21時以降ともなれば、“〆のパスタ”を求める大人たちでカウンターは賑わいを見せる。...
元麻布の住宅地に現れたその店は、中がうかがい知れないだけに、隠れ家感もたっぷり。 手がけたのは、イタリアン女子会といえば名前があがる『ダルマット』の人気の立役者・登坂 涼シェフ。 これまでのイメージをガラリと覆す大人のカウンターイタリアン『TOSAGE』だ。 料理は基本コースだが、手渡されたメニューを見て、まず驚くのはパスタだろう。 その数、実に10種類。それも好きな数だけ選んでOK、量は20gから仰せ...
漆黒のロングカウンターが目を引く、代々木上原の隠れ家イタリアン
地下へ延びる階段は大通りに面しているものの、きっかけがなければそこを下りることはないだろう。 扉を開けると、目に入るのはシックな真っ黒のロングカウンター。卓上にはグラッパからウイスキーまであらゆる酒が並び、飲兵衛たちの心をくすぐる。 そして、店主の井口隆之さんが「気ままに買って並べています」と話す、ちょっとユルめの動物などの置物が緊張を解く。 友人宅で「これどこで買ったの?」と聞くような会話が店主とも交わされ...
代々木八幡の駅近にある、カウンターイタリアン。ふらっと立ち寄れる気軽さが魅力
コンセプトの「全部にこだわる」に、偽りはない。 外から見上げられるように店内全体の床の高さを一段上げ、台形の空間に合わせて台形のカウンターを作った。そこに鉄板をはめ込み、肉も魚もオムレツも目の前で焼き上げる。 イタリアでの修業歴もある店主の豊島昇剛さんが目指した料理は、臨場感とともに作り上げる“極限のできたて”だ。...
カウンターキッチンに立つオーナーシェフ・豊島昇剛さんも、このロケーションに惹かれて即決したそう。 麹町『エリオ・ロカンダ・イタリアーナ』などの有名店で経験を積んだ後、イタリアへ。 2年の間にピエモンテ、エミリア・ロマーニャ、シチリアでの修業を経て帰国し、今年ついに自身の店を構えたそうだ。...
“広尾で二軒目”にオススメ!2人の距離が縮まる、デート向きなカウンターイタリアン
2000年代、広尾界隈には食好きの心を満たす“深夜イタリアン”が多くあった。 時代の流れとともにそうした店が減っていく中で、いま人気、実力ともにトップランカーの座を揺るぎないものにしているのが『BOTTEGA』だ。 ピエモンテやカンパニア、トスカーナで修業を積んだ笹川尚平シェフは、深夜まで営業する理由を「ランチができない性分なので」と笑うが、昼間は仕込みに勤しみ、夜に照準を当てて閉店まで満席の店を全力で盛り立てる。...
忙しかった平日が終わり、明日は待ちに待った休日。 一軒目に、素敵な店を選ぶのは当たり前。 「明日はお休みだから、もうちょっと一緒にいたい」 そんな時に行くべきは、上質だけど、二軒目に相応しく、肩肘張り過ぎないちょうどいい空気感の店。 そしてもちろん、遅くまでやっていることも大切。 今回はそんな条件を叶える、恵比寿・渋谷近辺のビストロやトラットリアをご紹介しよう。 飲むほどに、お酒の場が楽しくなってく...
「香りや音をお伝えしたかったですし、何より、お客様の話が聞きたかった」 奇を衒わずにイタリアの郷土料理をビシッと作る、その手腕は見事。これこそが独立して作りたかった味で、自由にアラカルトで楽しんでほしいと望んでいる。 「一杯、ワインが飲みたい。そんな方も大歓迎です」 こちらはデートで頻繁に訪れたくなる。...
渋谷の喧騒から離れた大人の隠れ家イタリアン。本格的な窯で焼き上げるピザが絶品
オープンキッチンから唯一無二のアイデア料理を次々と編み出し、大人たちを虜にしてきた豪徳寺の人気レストランがパワーアップ。 ピザ窯も導入し“ピザの少量多ピース”をコースで楽しめる店となり、大人の好奇心を刺激し続けている。 調理や盛り付けをつぶさに眺められるカウンター席と、落ち着いて食事できるテーブル席を用意。...
『TEATRO ACCA』の小さなカウンターは、シェフの原 郁人さんの軽快なトークと共に繰り広げられる“原劇場”といっても過言ではない。 熊が眠る「モナカ」や生ハムの無い「生ハムパンナコッタ」など、名前から想像したビジュアルの斜め上行く料理に、誰もが笑顔になる。 そんなサプライズを狙って、アイデアを練り上げるのが原さんの何よりの楽しみとか。通うたびにグルメ偏差値が上がる一軒だ。...
ロンドンの街角を思わせる、遊び心ある恵比寿イタリアン。豊富なワインに料理が進む
恵比寿と渋谷、どちらから歩いても約10分。 昨秋のオープン以来、明治通りから一本入った小道で存在感を高める“わざわざ足を運びたい店”は、普段使いのデートにぴったりのカウンターイタリアンだ。 「従来のイタリアンのルールに捉われず、東京に集まる食材で“美味しいもの”を作れたらと思っています。うちに来たら時間を気にせず、ゆっくりと過ごしてもらいたいですね」 サービスの小池純平さんの言葉どおり、ラストまで長居するゲストも多々。...
シェフの榎 大輔さんとマネージャーの小池純平さんは恵比寿『ALTRO!(アルトロ)』を経て、一緒に独立。 繊細なレシピで一世を風靡した『カノビアーノ』での修業経験を持つ榎さんが作り出すのは、ハーブやフルーツを巧みに使うなど、さりげなく手のかかったリストランテ仕込みの料理。 この新店『SES(セス)』では、小池さんの奥様・真奈美さんもスタッフに加わり、3人が醸し出す和やかな空気感も心地よいのだ。...