東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
東銀座の最強肉ビストロ!塊肉から肉汁と旨味があふれ出す
隠れ家のように佇む天然木の扉を開ければ、マダムの兼安聡子さんが笑顔で迎え入れてくれる。 豪快かつシンプルな肉メニューで食いしん坊たちの胃袋をわしづかみにするのが、今やすっかり肉好きにはおなじみの『イバイア』だ。 わずか17席の店内は、塊肉を求めて集う老若男女で連日の大盛況を見せている。...
銀座に屈指の赤身メニューで、ゲストを引きつける肉焼き名人の店あり。 それがここ『IBAIA』。 小体な飲食店が立ち並ぶ裏通りという控えめで上品なロケーションとは裏腹に、圧倒的な人気を誇るのが味もボリュームも申し分なし!のパワフルな肉料理。 お肉が焼き手によって、こうも変わるのか、と衝撃を受けるゲストが絶えない。 肉焼きこそが自分の道、と身を投じて19年。 日夜肉を見極め、触れ、調理し続けているシェ...
歌舞伎座にほど近い東銀座の裏通り。バスク語で“川”をあらわす『IBAIA』は、その肉力の高さで話題の店だ。 目指すは、バスク料理の定番を押さえた気軽なビストロ。 こういう、気さくだけど強烈に旨い店を知っていると、男の株が上がるというもの。...
肩ひじ張らないコージー感がなんとも居心地良い、肉フレンチビストロ『IBAIA(イバイア)』は、その名の通り、メニューを見れば、本当に肉料理ばかりが揃い、魚料理は1種あるか無いかという徹底ぶり。 シェフ・深味氏は、肉料理に定評があるフレンチの名店『マルディ・グラ』のスーシェフを務めた実力派で、多くの肉好きを魅了する。 同店の人気メニューが「牛のヒレカツ」¥3,000~。超厚切りの牛ヒレを、絶妙な火入れ...
「噛むと煮汁がブワッと口に広がる。あれは形を保ったスープです!」と絶賛するのは「牛のヒレカツ」。 重たさは一切なく、口当たりは驚くほど軽い。深味雄二シェフの火入れの特徴は、肉を休ませず、肉汁が弾けるように仕上げること。「技術が凄すぎる。」と田辺氏も唸るばかりだ。...
肉好きがこぞって通う銀座の『マルディグラ』で12年間、スーシェフを務めた深味雄二さんが心機一転の再スタートと聞けば、期待に胸が膨らむのは当然のこと。シェフのひたむきで丁寧な仕事を支えるオーナーの兼安聡子さんは『グレープ ガンボ』(現在閉店)や、深味さんと同じ『マルディグラ』で長年サービスに携わり、2013年、晴れて独立を果たした。 歌舞伎座にほど近い東銀座の裏通り。バスク語で“川”をあらわす『IBAIA』...
バスク語で川を意味する店名の通り、フレンチバスクのエッセンスを加味したメニューが売り…のはずが、今や“路地裏の肉ビストロ”としての知名度の方が高い同店。 肉焼きの力強さと豪快な塊肉で肉ラバーの心を鷲掴みにしている。お馴染みのTボーンステーキや牛ヒレカツetc. 人気メニューが数ある中で、知る人ぞ知る裏メニューがこの“骨付きリブロースステーキ”だ。 Tボーンステーキと同じくUS牛を使用しているが、リ...
「賑わう」、それはその店が絶大なる人気を誇っている証拠に他ならない。 コロナも落ち着きをみせ、東京の夜がにわかに活気づく今、また「賑わう店」へ向かいたい。 ...
サクっとした衣&ジューシーな肉汁にうっとり。東京を代表する老舗とんかつ店
目黒で美味しいとんかつ屋といったら『とんき』と答えるひとも多いだろう。創業昭和14年の歴史ある名店で、作家の池波正太郎も愛したとんかつ屋だ。二階席もあり店内は広いが、オープンと同時にすぐに行列ができる。 一階のカウンター席は、厨房で働く職人たちの動きが間近に観察できる。とんかつを揚げる職人、熱々のとんかつを切り分ける職人、キャベツを盛りつける職人と、さまざまな職人たちの無駄のない作業に圧倒される。 とんかつはジューシー...
さて、注文。まずはビールかお酒を。ここにピーナッツや昆布などが付いてくるのも嬉しく、飲んでいると新聞を渡してくれる気配りも。 贅沢にいくなら串かつをアテに。 メインのとんかつが登場すると、さらに忙しくなる。 キャベツが減れば、即座におかわりを勧められ、ご飯の様子を見計らって、また声がけしてくれる。 そのタイミングの絶妙なことといったら!...
@hiro2018eatさんの投稿より...
目黒で外せない老舗といえば、『とんき』を思い浮かべる人も多いだろう。創業80年を迎えるとんかつの名店だが、今回紹介するのは串かつ! 子供の頃から常連の雄飛さんが、敢えての串かつをセレクトするのは、何よりもビールを楽しみたいから。 「すっかり呑兵衛になってからは、この串かつとビールで始めるのがたまらない!ふんわりした衣とかつに挟まった長ねぎのジューシーさが最高でね。丁度一口で頬張れるサイズがおつまみと...
眉目秀麗。皿が届いた瞬間に、そう感じるのは、きめ細かなパン粉がみっしりと分厚い肉を包み込んでいるからか。『とんき』のロースかつは、いつの時代も向き合う人々を魅了してきた。創業は昭和14年。現在地に移ってから数えても今年で50年という、目黒を代表する名店だ。 かつにかぶりつけば、またウットリ。ザクッと衣の香ばしさを感じた後に、追いかけてくる瑞々しい肉汁、スパイシーだがやや丸みを帯びたソースに、思わずごはんが...
「夏バテしてても食べられる」と豪語するほど高垣さんが大好きというのが、目黒の老舗『とんき』のロースとんかつ。 「カリカリの衣とお肉との間に隙間ができるとんかつは、シンプルなんだけどほかとは何か違う美味しさ。ロースもヒレもどっちも食べたいから、両方頼んで連れとシェアするのが定番です。でもどちらかというと、他店のヒレと同じぐらいあっさりしているロースが好き!」と高垣さん。...
大鍋でからりと揚げられるとんかつは、長らく愛されてきた庶民派とんかつの基本形。 「カツもキャベツもソースで、ごはんをもりもり食べたいとんかつ。」と親方。大人には宵の口に、串カツとビールでウォーミングアップするのもおすすめだ。...
自粛期間を経て「食」についての価値観が大きく変わった、なんて人も多いだろう。 「おうち」でも〝美味しい時間〞が過ごせることは分かった、でも、何か物足りない……...
中目黒の鉄板焼きフレンチは、気取らぬ贅沢にちょうどいい
鉄板焼きといえば、高級感漂う空間で厳かに楽しむのがデフォルト。しかし、中目黒ならそんな鉄板焼きですらカジュアルに楽しめる。 上目黒3丁目という住宅街の一角に潜む『ブロックス』は、中目黒で10年営む人気店だ。 恵比寿のフレンチ『オーギャマンドトキオ』の系列というだけあって、「とうもろこしのムースと生雲丹添え」や「フランス産フォアグラミニバーガー」など、同店のスペシャリテももれなく登場。...
恵比寿『オー・ギャマン・ド・トキオ』の3号店。 扉を開けると、ウェスタン調のL字カウンターに囲まれたオープンキッチンがお目見え。 調理のライブ感や話上手なスタッフと会話を楽しみながら、ギャマンらしい遊び心を散りばめた鉄板焼きを満喫できる。 他店には出回らない、鹿児島「蓮子牛」を目の前で焼き上げてくれる贅沢さや、隠れ家的な立地も大人好み。...
白金の人気店『AU GAMIN DE TOKIO』を営む木下威征シェフがオープンさせた3号店。磨き抜かれた鉄板から供されるはフレンチでも鉄板焼きでもない"木下料理"。「大人が遊べる場所を」との思いから内装はウエスタン調。木の温もりが何とも落ち着く。 複数店舗を展開するにあたり、いい牛を1頭買いできるようになったと生産者とタッグを組み、熟成肉にも力を入れる。その熟成肉を使ったハンバーグステーキは、深い旨みが...
最後に「お肉が少々苦手な私ですが、このお店のお肉はどれを頼んでも美味しく食べられます」と水口さんがおすすめしてくれたのがこちら。 熟成させた国産ジャージー牛を、鉄板で焼き上げてくれるライブ感いっぱいのお店だ。 旨みが凝縮された赤身ロースは、塩こしょうだけでシンプルに味わえるほか、相談すると、さっぱりしたぽん酢ベースをはじめ、濃厚タイプまで好みに応じていろいろなソースを提案してくれる。...
かつては「ファッションの街」と言われ、いまだに脈々と引き継がれる、絶対的なお洒落イメージ。 といっても、港区的な“ギラギラ感”はなく、あくまでも地に足がついた...
肉好きは興奮必至!究極の肉に溺れる夜
幾多の肉好きを陥落してきた肉料理の殿堂・銀座『マルディグラ』のオーナーシェフこそ、和知徹氏。 ヨーロッパや南米、中東などさまざまな国を旅した経験が、料理のヒントになっていると語る和知シェフ。肉を知り尽くしたからこそ可能な最適な火入れに加え、ふわりと香るスパイスや気分が上がる盛り付けの端々から、その片鱗を感じることができる。 気取って上品にいただくより、本能のおもむくまま豪快にむしゃぶりつきたくなるような料理こそ、肉...
オーセンティックなフランス料理の世界でみっちりと修業を積んできた和知さんは、自身の店を開く前にシェフの座を任された東銀座のワインバー『グレープ・ガンボ』で、料理人として覚醒した。 オリエンタルな要素やNYのトレンドを取り入れたり、「前菜」「主菜」といった料理の枠組みを取り払ったり。 そうした体験を糧に、2001年9月10日、銀座・並木通りに『マルディグラ』をオープンした。 メニューはアラカルトのみ。 ゲ...
創業20年目を迎えた2020年に、ランチをスタートさせた『マルディグラ』。 5分以内で提供するスピードに重きを置き、営業時間は12~13時の1時間のみ。 世界各地のエッセンスを取り入れた、和知シェフの豪快な肉料理はランチでも健在だ。...
月刊誌「東京カレンダー」で、東京の最新グルメニュースを紹介する巻頭連載「Tokyo Calendar Journal」から、この情報をピックアップ! いま、東京屈指の美食の街「銀座」は、昼のランチこそが面白くなっているというのだ! “肉の巨匠”の異名をとる和知 徹シェフが率いる『マルディグラ』。今年創業20年目を迎える銀座の名店が、インパクト抜群の絶品ランチをスタート。 そのパワフルなメニュー...
◎よく使う店 『マルディ グラ』 中央区銀座8-6-19 『NAKAYAMAYA』 新宿区新宿4-2-7 ◎答えてくれた人 41 歳、バツイチ独身。近所の深夜3 時までやっている汚いながらも旨い中華料理屋『ことぶき』にて、店長と話をしながら遅くまで食事をすることが多い。だから痩せられない。...
和知 徹シェフの“肉コレ”の構想は、タイトルから始まる。依頼をすると、まずメールでタイトル案とイメージしている料理の説明が送られてくるのだ。 今回は2案頂いたが、ひとつ目の「鴨トゥギャザー!」というイカしすぎている料理名が目に飛び込んでくるなり、心は釘付けに。 しかも“和知も憧れる逸品”と書き添えてあるのだから、これはもう、是が非でも具現化して頂くしかありますまい! かくして、シャラン鴨まるま...
東京カレンダー肉特集の常連、銀座『マルディグラ』がのハムカツサンドは逸品。 マルティグラ自家製の、イベリコ豚のなかでも最上級とされるイベリコ・ベジョータのプラハ風スモークハムを用いた「マルディグラハム」を用いている。 揚げたてのハムカツを、トーストしてからマスタードハニーバターを塗った食パンで挟み撃ち! もはや、これを食さずしてハムは語れない。ハムカツサンドならまずはこれを喰っておけ!...
北條芽以さん (フードライター) 「マルディグラができたばかりの頃、お仕事で行って一目惚れ。そう毎日のようには行けないので、行きたい!という人を見つけると強引にセッティングします(笑)。いつもおまかせでお願いするメインのお肉は量もすごいけど内容もとても濃厚。和知シェフの肉変態(笑)な盛りに毎回胸キュンです」...
【肉選び】 和知氏がこれまでよく使ってきた岩手産短角牛は清流が流れ、人里離れた山深い森で育ったもの。自然の恵みを受け止めてきた肉の味を余すところなく引き出すには、調理をする際に牛が育った環境を再現することが重要。そうなると熱源は森の木からなる薪か炭が理想となる。1㎏で厚み4㎝強のリブロースが最適のサイズ。常温に戻し、塩胡椒をする和知徹氏はフランス料理の人である。が、「短角牛リブロースのビステッカ」の「ビステッカ...
フランス式に旨い肉をガツンと食べたい、コシの強いワインをぐいぐい飲みながら。そうと決まったら話は早い、行くべき店は『マルディグラ』しかないのだから。穏やかな風貌からは、そこまでパワフルな料理は想像しがたいが、「肉以外ほとんど興味ないんですよ」と話すオーナシェフの和知徹氏。もちろん、ほかにもオーソドックスな煮込みやグリエ類、オリジナリティに富んだ野菜料理も充実。大いに食べ、飲み、話す、本来のビストロの機能を確立し...
「あなたの手帳を素敵な予定で埋めたい」そんな想いとともに2001年10月に産声を上げた東京カレンダー。大人の素敵な予定といえばディナーということで、それ以来20年間...
驚きのコスパの高さを誇る、スタイリッシュで洗練された中華料理店
そんな空間でいただくのは、中華の巨匠・鯰江真仁シェフが作る、潔い料理の数々。 数ある逸品の中でも、特にリピーターが多いのが創業時からの看板メニューである「黒酢の酢豚」だ。今でこそ一般的な黒酢を使った酢豚だが、当時は革新的な料理として話題に。 無論、それだけに甘んじず「フカヒレステーキ」や「キャビア冷麺」といった、高揚感を煽る贅沢な一皿も生み出してきた。...
オープンは2008年。10年以上の時を経ても、今なお恵比寿きっての人気店として君臨し続けるのが『マサズキッチン』だ。 厨房の活気がそのまま伝わるカウンター席の臨場感、キャビア冷麺や鶏肉のコンフィといった、洋の食材や技法を巧みに取り入れる柔軟性、そして中華らしからぬスタイリッシュな内装……。 現在では当たり前になったモダンチャイニーズのスタイルをいち早く提案。恵比寿だけでなく、東京中華を牽引してきた店と言っても過言で...
そんな持ち味を最大限に味わえるのが、オスとメスを食べ比べることができる「姿蒸し」だ。 ほぐした身と味噌を甲羅に詰めることで、食べやすさはもちろん、味噌が絡んだ身がしっとりと甘みを帯びる。 メスもさることながら、味噌がじんわり絡んだオスの身と白子のまったり感が堪らない。...
ゲストへの心遣いを中心に据えたコンセプトは、例えば服に匂いが付かないよう換気を徹底し、女性客が気軽に足を運べるようにするなど、細やかな部分にまで及ぶ。 料理は、基本的に小さいポーションで提供。「医食同源」の伝統的技法と精神を守りながら、洋のエッセンスを取り入れ、枠にとらわれない独創的で繊細な中華の世界で私達を魅了してくれる。 デートで行けばきっとテンションが上がり、会話も盛り上がるはずだ。...
忘年会も兼ねた食事会の幹事を任されたならば、絶賛されるお店を選びたいと思うはず。もし中華とオーダーが入ったならば迷わず『マサズキッチン』をチョイス! コースも8,000円~とリーズナブルにも関わらず、高級感とフレキシブルな接客で満足させてくれるはずだ!...
フィンランド産のフレッシュキャビアをたっぷりのせた、冷製パスタならぬ、冷やし中華麺。コースには含まれないが、+αとしておすすめするとゲストの約7割が前菜の次の皿にお願いするというヒットメニューに。 塩と太白胡麻油、冷たい上湯で和えた細打ち麺と大粒キャビアの弾ける旨さは贅沢この上ない。昼夜各コース+¥3,500。...
スタイリッシュで落ちついた店内に入ると、オープンキッチンでシェフが腕を揮う姿。客の声もサウンドになり、食を楽しむステージが用意されたような気分になる。 目にも満足のモダンな白い器に盛りつけられた前菜を食すと、一気にシェフ・鯰江真仁氏の洗練された中華の世界に引き込まれる。 ひと皿ごとにワクワクするランチコースで四千年の歴史によって培われた「医食同源」の思想の奥深さに触れてみてほしい。...
『MASA'S KITCHEN47』は東京カレンダー読者の多くが知っているであろう定番の名店だ。担々麺など、お好みのメニューがある人も多いだろう。だが、町野さんに刺さったのはこれだった。 「麻婆豆腐に驚きました。いい意味で中華っぽくない味わいで、すごく美味しい。今まで食べたことがない麻婆豆腐でした。他にも煮魚や〆の酸っぱめの麺などが美味しかったと覚えています」 夜のコースではお酒も飲むと会計は1人1...
柔軟なアイデアで常に客の舌を唸らせる、鯰江真仁シェフ会心の一皿。特筆すべきはスープ。西京味噌ベースのまろやかなつゆに、ラー油と山椒の辛みをほどよく効かせる。この料理のために特注するコシの強い細めの麺がするすると喉を滑り落ちるのが小気味よい。...
肉の旨みを最大限に高める匠の技が光る!驚嘆の趣向を凝らした肉料理
中でも、ここでしか味わえない逸品といえば、塩味のサガリとハラミの西京漬けの食べ比べだろう。 「まずはシンプルに調味したサガリで肉そのもののポテンシャルを分かってもらい、続いて味噌の風味が加わることで広がるハラミの奥行きある味わいを満喫してもらいたい」とは末富さん。 似て非なるふたつの部位の特性をそれぞれ最大限に引き出すことで、ハラミの奥深さを伝えている。 使用するのは兵庫の銘柄牛、太田ビーフ。通常は分からない...
シンシン、トモサンカクなどの端肉を使い、タレには豆豉を入れてコクをアップ。 XO醬であえたビーフンとともにいただく。24,200円のコースより。...
麺は盛岡の製麺所にオーダーしたオリジナル。スープは魚介系で、さっぱりとした後味に。 弾力ある麺に絡むスープの旨さを堪能して。24,200円コースより。...
「うんまい肉、食べさせます」がコンセプトの肉割烹『肉匠 堀越』。 「肉」とくり抜かれた鉄板のふたがインパクト大な個室を、2名から16名まで大小さまざまに8室用意。 接待や宴会にも重宝されている。和の意匠を凝らした落ち着いた雰囲気で、ゆったりと食事を楽しめる、ゆとりある広さもうれしい。...
シグネチャーメニューは「フィレ丼」。但馬太田ビーフなどのフィレ肉の焼きたてを、炊きたての米にのっけて。...
鮨店の定番“ばらチラシ”をアレンジ。 220~230℃の高温で外側をしっかり焼き、中をレア状に仕上げた但馬太田牛などのザブトンや、黒タンが敷き詰められたビジュアルは圧巻だ。 自宅で極上の肉体験を満喫しよう。8,000円 ※予約サイト「OMAKASE」で注文、受け取りは店舗にて11:45~19:00...
店先に掲げられた「うんまい肉、食べさせます」の文字に偽りなし。 自他ともに認める肉好きのオーナーが考案したコース同様、鮨店のお土産の定番“ばらちらし”をアレンジしたお弁当にも溢れんばかりの肉愛を感じることができる。 220~230℃の高温で外側をしっかり焼き固め、中身をレア状に仕上げた但馬太田牛のザブトンや黒タンが敷き詰められた圧巻のビジュアル。 口どけのよい肉とたくあん、いくら、筍など食感の...
甘辛いだけのもつ鍋とは一線を画す大人の味 主人自ら生産者を訪ねて選ぶ厳選和牛と牧場直送の新鮮ホルモンで、じわじわと人気上昇中の「肉匠 堀越」。冬の新作鍋は“ミノしゃぶ”と“もつ鍋”の2品だ。薄くスライスしたミノを昆布出汁でいただくしゃぶしゃぶも珍しいが、ホルモン好きなら、やはりもつ鍋がおすすめ。 淡いピンクの色艶も美しいシマチョウは、鮮度はもちろん、下ごしらえも丁寧。極上のいりこ出汁でスッキリと仕上...
~肉の旨みを高める個性派な食し方~ 「ザブトンの瞬間燻製」に「ザブトンの炊き込みご飯」など、.従来の焼肉屋とはひと味違うユニークな料理が評判の『肉匠堀越』。ご主人の末富信さんによれは、ザブトンの善し悪しは「赤身とサシのバランスが大切」だそうで、歯切れとコクが、なんといってもザブトンの魅力とか。 サシが多いだけに赤身肉ファンは敬遠しがちだが、桜のチップで香りをつけたそれは、脂っこさを感じさせない。風味...
ブラジル人の父を持ち「Tボーン育ち」と豪語する植野行雄さんと向かったのが『肉匠 堀越』。実はここ、六本木・麻布十番の魚料理の名店『さかなや富ちゃん』の店主である末富さんが、かねてからの肉好きが高じてオープンした焼肉割烹。 店頭には「うんまい肉食べさせます」の文字が掲げられている。よほどの自信があるからこその言葉に、期待をせずにはいられない。...
8月初旬にオープンしたばかりで、まだコース1本の展開(¥8,600)。そんなコースのスターターは「つぶしたてのハツ」。独自のルートで仕入れたハツは新鮮そのもの。臭みがまったくなく、特製のゴマ油と相性は抜群。このコースへの期待感が膨らんできます!...
赤身のとろける旨さが光る!個性的な“箱肉”演出は、女子ウケも確実
新館ですでに約20年続く“くにもと”は、焼肉好きなら行かねばならない名門だろう。 「もみダレとつけダレがひとつになって、初めてウチの味が完成する」と店主の国本芳明さんが語る通り、タレ焼肉で知られ、すべての客にまず「おまかせ」をドンと木箱で提供する迫力あるスタイルでも人気を博している。 そのおまかせは、「上等」「飛びきり」「別格」と3種を用意するが、基本、すべての木箱に盛り込まれる自慢の部位が「イチボ」。 イチ...
牛の出汁を使った濃いめのスープが食べ応えあり。 煮卵やボイルした牛肉など具材も存在感があるので、少なめサイズがちょうどいい。700円。...
箱入りの肉セットが美しい。 「肉の赤身のとろけるような旨さを知ってほしい」というくにもと新館では、36ヵ月以上肥育された黒毛和牛を厳選して提供。サシが細やかな肉は、赤身にコクがあり、ふくよかな甘さを含んだ和牛の香りが鼻に抜けていく。安易に脂の旨みに頼らない、本当の肉好きに愛される肉といえる。 自慢の肉の美味しさを際立たせるために編み出したのが、デリケートなつけダレ。野菜やフルーツ、そしていくつかの企...
新大久保に潜む韓国料理店! 肉好きはマストで訪問を
【右上】 小気味よいシャキシャキとコリコリ食感の相乗効果を堪能!「白センマイの和え物」。 黒皮の部分をむいてから湯引きをしたセンマイに、胡瓜の千切りや茗荷、ネギを加えて食感と爽やかな風味を堪能できるひと皿に。白だしベースの味つけも食欲をそそる! 【左上】 心地良い弾力と淡い旨みが鮮度のよさを物語る「コブクロ刺」。 下ゆでしたコブクロは、独特のシコシコした食感と噛むごとに口中に広がる淡い旨みがクセになる。酸...
〝生の肉しか使わず、仕入れたものはその日に使い切る〞がモットーのご主人、鄭 寿福さん。 鄭さん曰く「タンの最大の魅力は歯応えです。サクサクとした食感を大切にしています」。その言葉通り、おおよそ1cm程の厚さながら、歯応えの小気味良さと柔らかさは秀逸。...
肉もさることながら、さらに上手に焼くのが難しいとされるのが、ホルモン。食べ頃がわからなくて、じっくり焼いたら硬くぱさぱさになってしまった、あるいは、どちらの面から焼いたらいいのかわからないなど、悩んでいる人も多いだろう。 だから、店主の鄭 寿福さんは8年前の開店以来、お客に肉やホルモンを触らせないスタイルを貫く。「だって上手に焼けないでしょ~?」。御意!...
おまかせコースのみで肉好きを唸らせてきた店だが、ケジャンも実は名物。常連が知る〆に蟹ラーメンがある。「近々、蟹専門店を開く予定」と大きな羽釜で殻付きワタリガニを大量に煮込む店主の鄭 壽福氏。 濃厚な蟹出汁は八丁、西京、韓国産の各種味噌で調味。青唐辛子も入るピリ辛スープで「美味しさに皆、驚くよ」。新店誕生が早くも待ち遠しい。...
“舌を巻く”ほど旨いと評判のタンに、小石原さんも大好物というミノ。フレッシュなホルモンを心ゆくまで堪能してほしい。 焼き上がってからハサミでカットするミノと、店主の“自然派”トークをご賞味あれ!来店時には予約を忘れずに。...
島耕作などグルメな主人公を描くだけあって、食にも精通している弘兼氏。「住宅街にある小さな店ですが、手頃な価格で絶品の肉が味わえます。美男美女のオーナーが焼いてくれるのも一興です」と絶賛。...
今、注目の新進ブランド牛といえば、小豆島オリーブ牛。去年の3月に市場デビューしたばかりのニューフェイスだ。 その名の通り、従来の讃岐牛に、出荷の2カ月以上前から1日100g程度のオリーブの搾りかすを飼料に混ぜて育てたもの。 「オレイン酸の豊富なオリーブを食べることで、牛の脂にもそのオレイン酸がよく浸透するせいか、脂のアッサリとした口どけのよい肉質になっている」とは、新大久保『ホールちゃん』の郭聖勲(...
小石原はるかさん (フードライター) 「初めてお店に行ったときから圧倒的な肉質の良さに魅了されて、定期的に通っています。ホールちゃんの主役は、タンやミノなど鮮度抜群なホルモンの数々。おまかせコースのみですが、〆の鍋も毎回違うので楽しみ。店主の鄭さんご夫妻のサービスも素晴らしくて、また来たいなという気持ちになれるんです」...
肉を知り尽くしたプロの技。ハリつやが生まれる肉のカッティング技術は圧巻
やわらかな赤身の内ももは旨みが強く、醤油ベースのタレと卵黄が合う。数粒のゴマが存在感を放つ。 17,000円~のコースでのみ提供。...
シャキッとした後味とキレの良さがコンセプト。深みがある昆布とかつおのスープと細麺で、グイグイと箸が進む。 17,000円~のコースでのみ提供。...
「タンゲタは僕が世に出したようなものなんですよね」と、こともなげに言う店主・中原健太郎さん。 この立体的な盛り付けも、実は中原さんが元祖とか。黒毛和牛の生のタンを手切りしているからこそ、可能なスタイルなのだ。 3種類の切り方の工夫もそれぞれに細やかで、タンという部位への中原さんの思い入れの強さがうかがえる。...
三ノ輪の『炭火焼七厘』時代から通った回数は「数えきれない」ほど。 肉と炭水化物を愛してやまないフォーリンデブはっしーさんが「日本一」と太鼓判を押すのが『炭火焼肉なかはら』のヒレカツサンド(¥20,500のコースより)だ。 ヒレのなかでも旨み、柔らかさが桁違いのシャトーブリアンを厚めに使い、トーストしたパンではさんだ極上サンド。 肉のことを知り尽くした職人だからこその逸品は、はっしーさんの胃...
『東京カレンダー』では創刊15周年目にして初となる、レストランアワードを開催! 2015年の食のトレンドを振り返りつつ、取材で培った編集部の独断と巷の声を統合し、今年もっとも輝いたレストランを3店舗決定。 栄えある第1回目の「RESTAURANT OF THE YEAR2015」受賞店は『炭火焼肉 なかはら』だ。昨年の11月、三ノ輪から市ヶ谷へと移転した当店。 だが、肉のグレードは以前と少しも変わら...
三ノ輪に名店あり、とその名を轟かせまくった焼肉店といえば『炭火焼 七厘』だ。その圧倒的な肉質と研究し尽くされたカッティングに魅了され、足を運んだ焼肉ラバーも多いことだろう。 そんな『七厘』が、2014年11月、市ヶ谷に移転。と同時に店名を『炭火焼肉なかはら』と改め、第二幕に突入した。すでに連日盛り上がりまくっているとの噂を聞き、さっそく潜入! 店主・中原健太郎氏の気合の入った仕事ぶりは変わらず、どこ...
白米に合う最高のオカズとして「肉」を探求し続けているデブ氏が、マイベストオブ焼肉屋に認定している店。「自分が初めてテレビに出た時、お店にも初めてテレビに出てもらった。ともに歩んできた、かけがえのないお店です」...
「テラスで焼肉」って珍しい!芸能人も愛する三宿の人気店
牛肉は基本的には九州産の黒毛和牛を中心に仕入れている。 名物の「和牛韓てらカルビ」1,580円(税抜)は、柔らかく、肉の旨みや甘みが濃厚で、あっさりとした味わいのタレがオススメ! 常連は必ずこれをオーダーするという人気メニューだ。 そして、炭火でサッとレアに火を入れれば、とろけるような食感にビールが止まらなくなる。...
世田谷・淡島通りの一角にある一軒家。その味と居心地のいい設えに定評が高く、リピーターに支持されているのが焼肉の名店『焼肉 韓てら』だ。 扱う肉、部位、提供方法、サービスなどあらゆるところに気配りが行き届き、一般の焼肉店とは一線を画した存在で、自他ともに認める食いしん坊が訪れる。そんな『焼肉 韓てら』でもテイクアウトが可能だ。おすすめは、オーダーメイドできる「おうちで韓てら 焼肉セット」! 【テイクアウトメニュー例】《価...
デートや接待の選択肢として〝焼肉店〞が定着したのはここ最近のこと。 肉の質が抜群でサイドメニューやお酒も豊富。雰囲気もよく、どんなシーンにも対応できる懐の深い焼肉店はなにかと重宝するものだが、その先駆けといえる店が世田谷にあるのをご存知だろうか。 多くの焼肉店がまだお酒落とは遠い存在だった時代。 堂々たる存在感を放つ『韓てら』はオープン当初からそのスタイリッシュな佇いで肉好きの心を惹きつけた。...
あっさり&コク充分! いくらでも頬張れてしまう 世田谷・淡島通りの一角にある一軒家。その味と居心地のいい設えに定評が高く、リピーターに支持されている焼肉の名店だ。 扱う肉、部位、提供方法、サービスなどあらゆるところに気配りが行き届き、一般の焼肉店とは一線を画した存在で、自他ともに認める食いしん坊が訪れる。 オーナーの高木さんによると、「ニュージーランド牧草牛を扱うようになったのは5年ほど前から...
また、夏がやってくる。亜熱帯と化した東京の夜を生き抜くために、大人にとって「ビール」は必要不可欠な存在。 レストラン、そしてお酒を取り巻く環境が目まぐるしく変...
東京タワーを一望するデートがしたいならここ!見上げる景色にムード抜群
芝公園界隈でタワービューを謳うレストランはいくつもあるが、恐らく、これほど近くで東京タワーが望めるテラスはほかにないだろう。 道一本隔てたビルの10階にあり、見上げるような角度は壮観。...
利用する際は、まず中のダイニングで食事を。名物のラムチョップとビールで乾杯した後は、店内で仕込む熟成肉や牧草牛をいただこう。...
東京タワー前のゴージャスな空間に、毎夜魅力的な男女で賑わうレストラン。「港区のランドマーク・東京タワーが目の前に立つ絶好のロケーションながら、気取らずに利用できる店なのが◎。料理が美味しく、酒も旨く、また少人数でも大人数でも楽しめる店です」。ニュージーランド産ビーフ&ラムは必食。...
東京タワーの真正面に位置し、景観も味も一流で、デートにぴったりなのが『ワカヌイ グリル ダイニング バー 東京』だ。 名物は、塊で豪快に焼き上げるニュージーランド産スプリングラムで、肉好きのハートをわし掴みにしている。 新鮮なブラッティーナチーズや旬の野菜を使った前菜も素晴らしい。バーコーナーやテラスから見える東京タワーの眺めも迫力で、気分は上がりっぱなし! 夏の一夜、今日は本気の想いを伝えた...
塊で豪快に焼き上げるニュージーランド産のオーシャンビーフやスプリングラムで肉好きのハートを、わし掴みにしている『ワカヌイ』。 外国人ゲストからも好評なのが、ランチ限定のプレミアムハンバーガーだ。熟成肉の端肉と牧草牛のフィレ肉をブレンドしたパティは180gと、食べごたえ十分! フライパンで焼いてから炭火で香りづけをしたパティと甘酸っぱいキウイレリッシュの風味もマッチ。天気がよければ、東京タワーを間近に...
炭火が深める赤身本来のコクと旨さ ニュージーランド生まれのビーフとラムをいただけるレストランとして知られ、2015年7月に東京タワー前に移転。料理やサービスはもとより、夜景も愉しみのひとつに加わった。 「ニュージーランド牧草牛」で扱う部位はフィレのみ。土佐備長炭で表面を焼き、焦げ目を付けたらオーブンへ。 「フィレは繊細な身質で、噛む力がいらないほどやわらか。炭の香りがよく合うのです」とは、グリ...
焼き鳥店の絶対王者的存在は目黒にあり
ヘルシーで美味しい、比較的リーズナブルな焼き鳥。 お洒落な雰囲気の店も増え、シェアすることなく横並びで楽しめる焼き鳥は、いまこそ『使える店リスト』をアップデートしたい注目ジャンルだ。 その中で、まず抑えるべきエリアは、"目黒"である。 目黒は、焼き鳥店で初めてミシュランガイドの1つ星を獲得した『鳥しき』を筆頭に、実力派の店がしのぎを削る激戦区なのだ。 今回、まずは目黒で絶対抑えておきたい、正統派の名店3軒を...
@sonkichi0111さんの投稿より...
大切なデートは、念入りな準備が必要だ。ミシュランの1つ星に輝く『鳥しき』は、2ヵ月前の毎月1日、1ヵ月分の予約を受け付ける。17席収容の小規模な店のため、1回の予約は4名まで。それほどの人気ぶりは、店の丁寧な対応と味で、充分納得できる名店である。 焼鳥をフォーマルな料理として捉えているこの店では、焼台の下にダクトを設置して女性のドレスに臭いがつかない工夫、お客の食べる頃合いを見ながらの1本ずつの提供など、...
さあ、いよいよ暑い日が続き、夏が近くなってきた! こんな季節はビールが旨い! ビールと相性抜群のメニューといえば、まず「焼き鳥」が思い浮かぶのではないだろうか。そして、名店といわれる焼き鳥店のビールは、なぜか「ヱビス」が多いのだ。 その理由をビアソムリエの森本智子さんに伺い、マッチングの秘密を探りつつ、都内屈指の名店『鳥しき』の焼き鳥に合わせて徹底解剖してみた!...
良い焼鳥店の串は、焼く前、つまり生の状態で美味しそうと思える。『鳥しき』も、然り。店を入ってカウンターの左側にあるケースに並ぶ串は、いずれの部位もピカピカで、透明感とハリがある。と、美肌を褒める際に頻出する形容詞を並べてしまったが、要するに、美味なるものは美しい、ということだろう。 そんな美しい串を、ビシッと決まった出で立ちと所作で焼くのは、店主の池川義輝氏。目黒に店を構え、今年めでたく10周年を迎えた。...
都内でも指折りの焼き鳥の名店といえば『鳥しき』。目黒駅からほど近くにオープンし11年目、今や予約の取りにくい人気店となっている。 そんな『鳥しき』の店主・池川義輝氏は根っからのヱビス党だ。彼がヱビスを愛する理由を探るうち、焼き鳥への想い、そして仕事に対する情熱までも感じることができた。...
都内でも指折りの焼き鳥の名店といえば『鳥しき』。目黒駅からほど近くにオープンし11年目、今や予約の取りにくい人気店となっている。 そんな『鳥しき』のうまさのワケを店主・池川義輝氏に徹底的に伺った。その全貌をお伝えしよう。...
1串を打つために5~6羽分の鶏が必要という貴重な1本や、取り扱いの少ない部位など、焼き鳥通なら驚くような10串が焼き台に。もしも、焼き鳥店で巡り合ったらならば、すかさずオーダーすべし!...
~目黒で味わう上質な鶏肉と焼きの技術~ 目黒駅を降りてすぐの路地裏に、静かに佇む名店『鳥しき』。 ここでは“おまかせ”に加え、〆に丼物や卵かけごはんを頼むのがスタンダード。これだけのボリュームを女性でもするりと食すことができるのは、他でもない、鶏肉の上質さに理由がある。しっかりと運動をさせ、ほんのりと脂に甘みを宿す伊達鶏を使用しているので、食べ終えた直後でも、すぐもう1本に手が伸びてしまうのだ。...
かつてない年明けを迎え、「日常の豊かさ」とは何かを、より一層考えさせられることとなった2021年。 「ちょっと美味しいものを」っていうカジュアルなタイミングや...
渋谷で約30年以上愛され続ける、焼肉の歴史を牽引する存在
多くの有名人や料理人が訪れる、言わずと知れた焼肉の“聖地„だが『ゆうじ』の前ではみな平等。 イマドキの人気店が高級食材を使おうがワインを豊富に揃えようが「よそはよそ、自分は自分」という我が道を貫く。 「肉をどれだけ美味しく食べてもらうかを考え、今日以上の明日を目指す。それを毎日必死に繰り返すだけ」。 営業中は常にベストの状態の肉を提供するために、笑顔で対応や過剰な接客はない。その潔い姿勢が客を惹きつけるのだ。...
そのうえで、各部位の個性をいかに生かすかを考え抜いた仕事が、舌を唸らせる。 おまかせコースの塩焼きは、味や食感の違いを楽しめるよう、テール、ハバキ、もも肉、ハラミに絞り、テールは塩こしょう、ハバキは醤油を絡め、モモは青唐辛子で作った薬味をのせる。...
「焼肉が好きで好きで、食べ続けて、そろそろ飽きてきた人たちに、それでも焼肉を食べ続けてもらうために仕事する。これが焼肉屋です」と裕師さん。 その突き抜け方はただ者ではない。牛には様々な部位があるが、裕師さんは「この部位は、どうすればもっと美味しくなるか」という命題を常に抱えている。...
A級、B級にかかわらず、美食を求め歩くマッキー牧元氏にとって焼肉といえばこちら。「肉はもちろん素晴らしいのですが、店主の客の立場にたった丁寧な仕事が他の店とは一線を画しています」...
「あの店、まったく予約が取れないらしいよ」 東京で「食」を愛する人々が、時に口にする言葉だが、何も、そのお店を批判しているわけではない。むしろ真逆で、お店への...
極薄切りのサーロインユッケは“映え”も確実!女性が喜ぶ、オシャレ焼肉の定番店
「肉のカーペット」の異名を持つ“KINTAN”名物。極薄にカットされた黒毛和牛のサーロインと、希少な国産牛タンを同時に楽しめる。ふぐ刺しのように箸で豪快にすくって食べたい。...
『KINTAN』といえば、サーロインユッケである。 極薄にスライスカットされた黒毛和牛のサーロインに、卵黄を絡めた甘く濃厚なタレが絡み合うこの看板メニューは、肉を焼く前のウォーミングアップとしてハズせない。 言うまでもないが、ふぐ刺し同様に、箸で豪快にすくって食べるのが正解だ。口の中に入れたあとは、一瞬にして舌の上で溶けていく。 そして、ほのかに余韻を残す甘い香りが本能を刺激。 「もっと食べたい!」「ひとり...
熟成タンなどのメニューで舌の肥えた大人達をうならせてきた『代官山焼肉 kintan』のスペシャリテは、その名も「日本一のサーロイン・ユッケ」。 そもそも、ユッケとは韓国の郷土料理の1つで、やや硬いモモ肉をしょう油やごま油などで味付けした料理。kintanは、こうした従来の発想を覆し、上質の部位と切り方で、究極のユッケに挑戦したのだ。たどり着いたのが、見た目の美しさと肉質の良さで知られる去勢牛のサーロインを...
カルパッチョ的ひと皿にオリーブの木皿にのった肉、そしてイタリアワイン。ぱっと見イタリアンのようで、ここは正真正銘、焼肉店だ。 『KINTAN』のプレゼンテーションは、従来の焼肉の固定概念を覆すものばかり。それらはただ個性的なだけではなく、“より美味しく、より楽しく”を目指した結果である。 例えばイタリアワインを充実させている理由を鳴坂竜一社長はこう語る。...
肉の旨さを追求した、もうひとつのスペシャリテが「極上のプラチナタン」(¥3,780)。ひと口にタンと言っても、実は部位ごとに特徴があり、先端よりも根元の「芯タン」の方が脂のノリがよく高級とされている。しかも、こちらのメニューは、通常のように輪切りにせず、そぐようにスライス。芯タンで最もおいしい中心の部分だけを提供できるように工夫されているのだ。 それだけに、タン1本からわずか300gしかとれない希少部位と...
ビールほど夏の東京に相応しいものはない!乾いた喉をビールで潤す喜び。さあ、夜の街へ繰り出そう! 恵比寿、丸の内、銀座、表参道、中目黒。そして、この5大エリアで...
大人しかいない憩いの場。伝説の店に漂う「古き良き東京」
個室のすぐ近くにあるガラス張りの自動ドアが「裏口」。通常、この扉はロックされているため、作動することはない。そのため、この導線を使用したい場合は、その旨を横田オーナーにひと言口添えすることをお忘れなく 個室は2部屋。つなげて8名使用することも可能...
52年前、〝カナユニ〞は、〝かなりユニーク〞をその名の由来とし元赤坂に誕生した。 そして本当に、唯一無二なレストランとして数えきれない伝説を生んだ。ボジョレーヌーボーも、キールもここが始まり。 三島由紀夫ら多くの文化人をはじめ、遊び慣れた紳士淑女がよく飲みよく喋り、笑い合った場所だった。しかし一昨年、ビルの老朽化により惜しまれながら閉店。 父とともに赤坂で17年間働き、2代目となった横田 誠さんは「新たな物件探し...
巷のレストラン情報を見ると、大人な雰囲気を表現するために「隠れ家」という言葉が乱用され過ぎている気がする。 果たしてそのすべては、良質なレストランなのだろうか...
希少部位のラインナップが圧巻!白金の高架下に佇む、焼き鳥通も集う店
@harapeko_asukaさんの投稿より...
〝みさき〞、〝きんちゃく〞、〝あずき〞など、「ここで初めて食した」という声も多く聞かれるほど、ホルモンを中心とした希少部位のラインナップは圧巻。 また、日本酒の品揃えは本格的。「この白金で、上質なお酒を気負いなく飲める店」として数多くの常連を抱える。...
国内外に5店舗を展開する、焼き鳥通ならずとも知っている有名店。希少部位が確実に食べたければ『酉玉』を訪れるというファンも多いはず。 「えんがわ」「油つぼ」「おたふく」など、メニューにもネタケースにも、ズラリとふだんなかなかお目にかかれない部位が並ぶ様子は垂涎もの。ここでは、希少部位だけ注文という願いも叶えてくれる。 日本酒の品ぞろえも秀逸で希少部位に酒が進む。...
不規則な生活が続く俳優という仕事。にも関わらず、スレンダーな身体を保っている速水氏。その秘密とは? なんと、週に1〜2回は焼き鳥屋に行くという、速水もこみち氏。その理由は、焼き鳥ならではの気軽な雰囲気と、食べ心地の軽さにあるそう。 「仕事の関係で夕食が24時過ぎになることもあるのですが、そんな時にはさくっとひとりで近所の焼き鳥屋に行きますね。焼き鳥なら1串ずつだから量も調整しやすいし、夜遅くに食べて...
突然、余儀なくされた自粛生活。始めは窮屈で退屈だと感じていた「おうち時間」にも、段々と慣れてきた。 未曽有の事態に直面したことで、奇しくも暮らしに新たな価値観...
鼻腔をくすぐる、パワー溢れる肉料理。味だけでなく“香り”を追及するビストロ
“ジュ~”という音を立てながら登場する赤身は、インパクト抜群! シェフの菊地佑自氏は「焼き立ての温度や肉の匂いを存分に感じてもらいたい」という思いから、熱した南部鉄器のプレートに盛り付ける。 肉と一緒に焼かれたニンニクやハーブの香りも立ち上り、否が応にも食欲を刺激する。 「田村牧場短角牛ロースト」¥5,800(2名分)は、赤身の味わいが濃い「カメノコ(写真右側)」と味わいは淡白ながら力強い食感の「トモサンカク...
温かなサービスと合わせて提供されるのは“シンプルで香りのある料理”。例えば脂身の美味しい栃木・さくら市の豚は、ローストされてからハーブとともに熱々の鉄板で登場する。するとハーブの香りが鉄板上で開き、さらにジュウジュウと音と湯気をたて、食べる前から楽しさが広がる。 「大事にしているのはリアル感」と菊地佑自シェフは言い、確かに写真というより動画を撮りたくなるようなビストロである。...
この店を一度訪れれば、香りの効用の大きさを思い知らされる。シェフが提案する「熱々で香り立つ料理」は、目の前でココットの蓋を開ける瞬間や、湯気立つ鉄板が運ばれてきた瞬間に、香りがぶわっと広がる。 また、口に入れる直前直後にも鼻腔をくすぐる。そうして香りに刺激された味覚が、今度は十二分に美味しさを感じ取るのだ。最良の素材を使ってシンプルに仕上げられたフルコース(¥6,000)を食せば、きっと記憶に残るはずだ。...
「最初はメニューに載せていたんですが、ほとんどのお客さまがブイヤベースとメインの肉を味わうと満腹になってしまって……。だから今では裏メニューになっています」そう話してくれたのは、昨年9月のオープンより瞬く間に人気店へと駆け上がってきた『ビストロ シンバ』の菊地佑自シェフ。 できたての香りや音を食膳まで届ける五感を刺激する料理は、裏メニューでも健在。熱々で運ばれるココット鍋を開いた際の、炊きたてごはんの香り...
フランス各地のレストランやビストロで10年間を過ごした菊地佑自シェフにとって、牛肉とは、すなわち“赤身”。 『ビストロ シンバ』では北海道の短角牛、土佐や熊本のあか牛など、さまざまな牛を使っているが、選定基準となるのは「赤身の美味しさ」だと言う。 最近の菊地シェフのお気に入りは、天然記念物にも指定されている見島牛の血統を持つ見蘭牛。 じっと火を入れ、ゆっくり休ませながら焼き上げるイチボを噛みし...
舌で料理を味わうまえに、香りで絶対的な美味しさを確信する。そんな体験ができるのが『ビストロ シンバ』だ。 10年間、フランス各地のレストランで経験を積んだ菊地佑自シェフが身上とするのは、シンプルで力強い香りをまとった料理。 南部鉄器で供される酵素ポークやジビエの香気には、食べ手の心を揺さぶるパワーが。記憶の深部に残るビストロノミー体験を、この秋ぜひ!...
東京カレンダー最新号は、最旬の「お肉が美味しい店」を大特集! ヘルシー志向な女性からも大人気の「赤身」、人気再燃中の「タレ焼肉」、デートにも使える「お洒落焼鳥...
ガリッと食感の揚げ焼きステーキが名物
「焼かれる前の塊の状態を見ながら、スタッフと相談してどれを食べるか決めるスタイルも素敵なステーキ店。 グリルされた表面のカリッとした香ばしさと、赤身のジューシーさのコントラストは絶妙。サイドのポテトも絶品です。しっかりお肉を食べたい日に。」 ■店舗概要 住所:港区六本木7-10-2 三河屋伊藤ビル 2F TEL:03-3405-7478...
「夢中でいてくれる相手なら、出会った当初ほどにはカッコつける必要がないかな、と考えて、カジュアルでくつろぎ感のあるステーキ店を選びました。距離感が近くなる店だと思います」...
焦げたように真っ黒な焼き上がりは、初めて見た時はショックなほどだが、カットしてみると中は真っ赤。すぐに湧き出る肉汁が断面を艶やかに覆う。表面はカリッカリで、内側はしっとり、旨みは特濃。これが茂野氏の焼く『ル・セヴェロ』仕込みのステーキだ。 O「本場のフレンチ・ビストロで、ご飯が美味しくてほどよくくだけた雰囲気なので初対面でも打ち解けやすいはず。」...
今年のベストレストランだったねと同じ感想を口にするだろう肉の名店がこちらの『祥瑞』。 肉本来の旨みと弾力を味わってもらうため、赤身にこだわったステーキを提供。食べ手が好みのグラムを選ぶ方式。表面はジューシーに中身はレアのステーキは、噛めば噛むほどにコクと旨みがにじみ出てくる。 お肉にピッタリなワインも充実しており、フランス産を中心に約200種類を用意。東京ミッドタウンの近くなので、食事の後にイルミネ...
その豊かな味わいから近年人気沸騰中の北海道産のいけだ牛。多めの油を使ってフライパンで短時間で焼き上げるため、表面はパリっと、中は肉の旨みがぎゅっと詰まったジューシーな食感に。 場所柄、外国人客も多く、歴史を感じさせる内装とも相まって、パリのビストロさながらのムードが味わえるのも魅力だ。 雰囲気がいいので、松浦さんは女子会で訪れることも多いという。...
お肉が好きなので、六本木の『祥瑞』がお気に入りです。肉が食べたい!って時にはつい足が向きます。...
【切る】 『祥瑞』のステーキは1枚400~800g。これは意識してサイズのバリエを用意しているわけではなく、「髄や筋などの間に手を入れて触れてみると、ここでしか切れないという場所にあたる」と茂野シェフは話す。切り分けたら1枚ずつまた布に包んで冷蔵庫へ。オーダーを見ながら焼く分を常温に戻し、小さな筋や余分な脂は焼く前に丁寧に取り除く 【焼く】 たっぷりのヒマワリ油をフライパンに入れ、揚げるように焼くのが...
恵比寿の鉄板肉ビストロは、赤身好き女子の聖地だった
今年10周年を迎える、恵比寿の予約困難な名店。“カルネ(肉)塩”という店名の通り、炭火焼きした塊肉を塩で味わう、直球の提案が肉ラバーたちの胃袋を掴んでいる。 “シンプル”で勝負できるのは、肉質と焼きの技術に絶対の自信があるから。扱う牛肉はA5和牛のみ。銘柄や産地よりも、「その日一番いい肉」にこだわって仕入れる。 肉汁滴るレアで焼き上げられた青森産A5和牛の「ランプのグリル」2,750円(100g)は、サシのバランス...
なかでも赤身へのこだわりは強く、サシがしっかり入った部位と、赤身の旨みを感じる部位との2種類を常時3〜4部位そろえ、食べ比べを推奨している。 目の前でお肉が焼かれる高揚感と、ワイガヤな雰囲気も手伝って、メインのお肉が運ばれてくる頃には、最高に美味しく味わうテンションになっている。 空間はミニマムでキッチンも手の届く距離。しかし、それがいいのだ。 東口に広くて快適な2号店がオープンしたが、この密着感を求めて、コ...
“カルネ”は、イタリア語で“肉”の意味。炭火で焼いて塩でシンプルに食べさせる肉が人気で、数ある恵比寿のレストランのなかでも予約が取りづらいと評判。 ここで美意識の高い女子のハートをわしづかみにしているのが、注文が入ってから成型する和牛のレアグリルハンバーグ。炭でさっと火を入れたハンバーグはフォークとスプーンでくずしながら食べるのがおすすめ。むっちりとした食感と牛肉のしっかりした旨みが楽しめる秀作だ。 ...
味よし、コスパよしの恵比寿を代表する肉ビストロ。炭火で豪快に焼き上げ、塩でシンプルに食べさせる肉が人気だ。 内臓肉のなかでもリピート率が高いのが豚タン一本焼き。さっくりジューシィな食感にハマること間違いなし!...
続いてやってきたのは、駅至近のビルの地下に潜む、グルマン御用達の店。A5和牛のその日美味しい部位を4~5種揃え、塊肉を炭火で焼いて塩でいただくスタイルが人気。 キッチンを囲むカウンター席では目の前で塊肉が焼かれるライブ感も楽しめる。ぎゅっと旨みを凝縮させたA5和牛ランプのグリル、そのお味は? 「噛めば噛むほど肉汁が広がる!」と田中さんも恍惚の表情。ワインはボトル¥2,950と明朗会計で、存分にワイン...
5月にオープンした『ビストロ カルネジーオ』は、カルネ=肉、ジーオ=塩という名が示す通り、一にも二にもとにかく肉三昧の店である。店内に入ると、まずカウンター上の肉のショーケースに目を奪われる。鮨屋のネタケースさながらに、キメ細やかなサシが入った赤身肉や乳白色のミノ、迫力の豚タンなどが整然と並んでおり、肉(ホルモン)好きならば、この段階でまずハートをガッチリとわし掴みにされること間違いなしだ。 ホルモンの専門店...
職人の揚げ技で豚肉の甘みが引き立つ!飲めて楽しい大人のとんかつ店
とんかつフリークを自認するなら、一度は試してみたい逸品が、ここ『ポンチ軒』の名物「究極のヒレ一本揚げ」である。 豚は、旨みの濃い沖縄豚。これをゴマ油とコーン油をブレンドした揚げ油で静かにゆっくりと揚げていく。「中心部まで火を通しつつ、パサつかせないよう揚げるには、温度のキープが肝心。 140℃をキープしながら、約15~20分ほど揚げたら、今度は145℃に揚げて約5分。周りをカリッと揚げ切る」のが、『ポンチ軒』スタイルだ...
この店のとんかつは、グルマン達には周知のところだが、実はもう一つ、知る人ぞ知る名物メニューがある。〝手切り豚しゃぶ〞だ。 文字通り、手で切った厚切り(3〜4㎜)の豚肉を使い、食べ応え満点。 手切りにする理由は、「肉の断面に微妙に凹凸ができるため、口の中に入れて噛んだときに、食感がいいのはもちろん、肉から旨みがたっぷり出てくるんです」と店長。...
当店の前身は赤坂にあった洋食店『フリッツ』。「肉を生かすも殺すも揚げ方次第」という職人の技が堪能できる名店だ。 「肉がきめ細かく、豚肉の甘さが感じられるとんかつ。コロッケやメンチカツなども他のメニューも充実しているので、僕にとっては心ゆくまで食べて腹一杯、幸せになれる店です」...
東京カレンダーでもたびたび登場するニューウエーブとんかつ。恵比寿『かつ好』と赤坂『フリッツ』という名店出身の料理人による強力タッグで生まれた店。なかでもマッキー氏は、特ロース豚かつ定食をリコメンド。 「衣が主張しすぎることなく、肉を活かすそのバランスは天晴れ。オリジナルのウースターが豚の甘さを際立たせてくれる」 とんかつ以外のフライものや酒にあう肴もズラリ。ぜひ行きつけにしたいお店。...
かたや、料理評論家・山本益博さんと共に「とんかつ会議」を主催するほどのとんかつ第一人者マッキー牧本氏と、そなた、グルメで知られる元力士・浦風親方。 肉質が一気に向上し、揚げ方も進化した現在、ふたりのとんかつ好きが、2015年を代表するとんかつ店をそれぞれ10店舗づつ選出。 まずは、進化を続けるとんかつをどう選び、そしていかに愛するべきか。奥深きとんかつ道のイロハをここにて伝授。本日から5日間連続、今年を...