東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
テーマパークのような仕掛けが次々と!東京を代表するイノベーティブの名店
『セララバアド』の自然界の営みをテーマにした独自の世界観は常に新しく、食への好奇心を掻き立てる。 「春は生命の力、優しい風を表現した」と、橋本宏一シェフ。 特筆すべきはアミューズで、根セルフィーユとブーダンノワールを合わせた「芽吹き」、楓の樹液を球状にした「目覚めの涙」、鳥の巣に見立てたカダイフにうずらのたまごやチョリリーをのせた「誕生」が登場。 春の情景が浮かぶ美味で、序盤から非日常へ誘われる。コース(14...
メニューのひとつ「落葉の森」は、トリュフを見つけ出す子豚のワンシーンを再現した秋の代表作だ。トリュフをかたどったコロッケは、しっとりと濃厚な味わい。 極薄のピザ生地で成形した子豚は、カリカリとした食感で中からはハーブオイルがあふれ出す。 使う食材は多岐にわたり、味も食感も複雑だが、どれも主張しすぎずまとまっている。...
代々木上原の住宅街に潜む一軒。“イノベーティブの雄”と呼ぶに相応しい『Celaravird』では、コースの至る所に擬態が登場。 こちらは葉っぱに溜まった朝露を表現。梅昆布茶のスープとじゅんさいを、アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムで作った水疱の中に閉じ込めている。 口に入れた瞬間の弾ける食感が楽しい。ディナーのペアリング込み¥20,790(税サ込)より。...
旬の食材を使ったクリエイティビティ溢れる料理たちは『エルブジ』などでの修業経験もある、橋本宏一氏の世界観によるものだ。...
お店に到着し、豊かな緑に囲まれたアプローチを抜けると、ノルディックテイストで統一されたカジュアルな空間が広がる。 「分子料理」で世界を驚かせたスペインの伝説的なレストラン『El Bulli』を筆頭に、革新的なレストランで経験を積んだオーナーシェフ・橋本宏一氏による季節のコースは、驚嘆と高揚の連続だ。 「モダンガストロノミー」や「イノベーティヴ」を謳うレストランの中には、敷居の高い空気感を発する店も少...
代々木上原を本気デートの場として選ぶならば、イチオシはここだ! 訪れた人に驚きと感動を与え続ける超人気店『セララバアド』。 その予約のコツもお教えしよう!...
本年度の掲載店は1000店舗越え。個性溢れる気鋭店、進化する名店、気を吐く老舗店などなど、この中から今年もっとも輝きを放ったレストランを決定しようというのが、この「RESTAURANT OF THE YEAR2015」企画。(第1回目はこちら!) 膨大な店舗リストの中から、まっさきに『東京カレンダー』審査員たちが、受賞にふさわしいと決めたのがこの『セララバアド』だ。生き馬の目を抜くレストラン業界のなかで、...
「世界ベストレストラン50」で幾度となくトップを獲得し、世界のレストランシーンを牽引する 『noma』や、それを追うスペインのガストロノミーの特徴のひとつといえば、 地元のナチュラルな素材を用い、はっとするプレゼンテーションでみせること。 そこには美味しさはもちろん、“新感覚の体験”というものがあって、客たちはそれを求めて料金を支払う。そんな体験を東京でごく手軽に体験できるガストロノミーが、この1月新たに...
レストランは、「ただ料理を食べる場所」ではなく、「大人の男女が繰り広げるドラマの舞台」だと、東京カレンダーは常に訴えてきた。 「味はもちろんのこと、見映えもい...
和食×イタリアンが融合!気取らないお洒落空間で頂く絶品アラカルト
ライブ感あふれるオープンキッチンから届くのは、日本の食材にこだわった瑞々しい感性のイタリアン。 初めて見る野菜や調味料は、それぞれのストーリーを知ればワクワクし「美味しいね」と目を合わせて微笑む豊かな時間を作り出す。 コースではなく「食べたいものを好きなだけ」というアラカルトのスタイルも、この街らしい自由度の高さを表している。...
親密さと洒落感がうまく同居した『Quindi』は、まさに小田急線沿線らしい一軒だ。 全面ガラス張りのゆったりした店内はガレージのような雰囲気で、ワインや全国の調味料などが買えるショップスペースと、温かみのある木のテーブルが並ぶレストランスペースがある。 料理は日本の食材をふんだんに使用しながらも、うまくイタリアンに落とし込まれているのだ。...
スーツ姿のワーカーよりも、センスあふれる装いが光る、おしゃれな男女が目立つ客層は全体的に年齢層が高いものの、そこはさすが代々木上原...
そんな造りとした理由を、オーナーの塩原弘太さんはこう話す。 「レストランと家庭の食卓を繋げたらと思いショップを併設しました。 例えば店ではイタリアの魚醤コラトゥーラの代わりに秋田の魚醤しょっつるを使っていますが、実際に味わっていただいた体験をお土産にしてもらい自宅で何かの料理に使ってもらえればと販売もしています」...
「あなたの手帳を素敵な予定で埋めたい」そんな想いとともに2001年10月に産声を上げた東京カレンダー。大人の素敵な予定といえばディナーということで、それ以来20年間...
代々木上原で気軽に飲むならここが最適!ハイボールとから揚げから始まる美食酒場
オーナーが作りたかったのは、“唐揚げとハイボールのある赤提灯居酒屋”。 そんな店だからこそ、若者からおじいちゃん、地元の人にも気軽に来て欲しいと語る。その気持ちの表れが、20時までは唐揚げ2個とハイボール1杯が100円という価格設定!この驚きの良心価格に、誰もが気持ちよく酒を飲み始められるのだ。 駅から徒歩0分という好立地で、こんなにもお得なお店。知らないなんてかなり損しているぞ!...
看板メニューはコンセプト通り唐揚げとハイボール。 名物の「唐揚げ」¥600はベーシックな醤油味ながら、肉汁を感じやすく食べごたえもある大ぶりサイズ。大根おろしとポン酢でさっぱりといただく。 驚きなのが、17時から19時までは唐揚げ2個とハイボール1杯のセットが100円ということ! 何かの間違いかと思うほどの良心価格だが、これには「学生からおじいちゃん、みんなに気軽に来てほしい」という店の想いが込められている。...
渋谷や新宿といった巨大な街に隣接しながらも、染まりきらずに独特な雰囲気を醸し出す。 斬新なレストランが誕生しやすい空気感。それを受け止める意識の高い客層。 ...
上原でお洒落にサク飲みならココ!絶品つまみはコスパも最強
昼の12時から暖簾がかかるというこの店は、提灯が灯ればさらに雰囲気が出る。午後5時を過ぎるころになれば、店内は上原らしく洒落た常連たちの活気で溢れる。...
上原を代表する名居酒屋!和モダンな空間で粋に蕎麦前を頂こう
小体な和食店でデートをすることが感度の高い洒落者の潮流となっているが、こと上原に限ってははじまりはこの店だろう。 開店して15年。あらゆる点で光るセンスの良さが人気の理由だ。...
名物の担々麺は必食!心身ともに温まる優しい中華が地元民を魅了
「僕がこの店を開いた頃とくらべると、代々木上原はとにかく飲食店が増えましたね。 バルのような、夜遅くまで営業している店も以前はあまりなかった気がします」と語るのは99年に開店した『ジーテン』のオーナーシェフ・吉田勝彦氏。 野菜が主役の、洗練系中華の名手だ。...
吉田勝彦シェフが腕を振るう野菜を中心とした中華料理店『吉田風中国家庭料理 jeeten』。同店で味わいたいのは「坦々麺」である。 担々麺といえば、擦りごまに油をたっぷり加えて作る芝麻醤を使うところ、胃もたれしない吉田風中国料理は一味ちがう。ごま自体の油分だけで滑らかに伸ばした白ごまの練りごまを、多種多様の香味野菜、鶏のガラと挽肉でつめたスープで溶く。 油っこくなく、最後の一滴まで飲めるから、汁の中に残りがちな挽肉も平ら...
北欧風のお洒落な空間で創作和食と厳選された日本酒を気軽に楽しもう
ふたり飲み、特に男同士というと、ありふれた和食が選ばれがちだが、たまには知見の広がる店を選ぶのはどうだろう? そこで薦めるのが、代々木上原駅東口の目の前に居をかまえる『アトリエ フジタ』。 カウンターの上に吊るされるのは、柔らかな光を放つエジソン電球。 温かみがありつつもシンプルな内装は、男同士で訪れても気恥ずかしさは皆無。カウンターではひとり客も多いとか。 ワインも日本酒も極力ナチュラル系をそろえている。...
コンクリの壁、むき出しのダクト、高いスツール…。この北欧風でお洒落な空間で、実は日本酒を楽しむことができる。 フレンチ出身の藤田善平氏は、岡山県倉敷の出身。彼は故郷の地の材料を直送してもらい、瀬戸内海の魚料理を主軸に創作和食でゲストを魅了する。「いかに面白く出すか?」と語る言葉のように、刺身も藤田氏の手にかかればまるでアートのようなひと皿に。...
刺激的な時間を過ごせる!角打ちが楽しめる大人の社交場
おそるおそる窓を覗けば、真ん丸にくりぬかれた、巨大なセラーのガラス扉と、整然と並ぶワインボトルが目に入る。 しかし、ここはよくあるワインバーではない。ナチュラルワイン専門の酒屋であり、なんと角打ちが楽しめる大人の社交場なのだ。...
営業は週に一度だけ!美食家たちが訪れる、プレミア感満載のカウンター和食
店であることを示すのは、入り口に灯る丸電球だけ。知っている人でなければ扉を開けることすらないであろうそこは、プレミア感満載のカウンター和食の店。 会員制というわけでも、一見さんお断りというわけでもないが、営業は週に一度だけ。...
目の前を通っても、そこを店だと気づく人は少ないかもしれない。場所は富ヶ谷の交差点近くの山手通り沿い。全面のガラス窓ごしに見えるのは、一見殺風景にも見えるグレーの店内で、中には大きなテーブルがひとつ。そこに立つのは、家族の夕食を作るかのように料理をしているひとりの女性だ。 実はここ、建築家の谷尻誠さんが内装を手がけた『ヒトテマ』という名の食堂で、5月中旬にオープンしたばかり。ごく普通の中華料理店だった物件を谷尻氏が改装したが、...