東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
名店のDNAを受け継ぐ、西麻布の超正統派和食店。和食に合う日本ワインをそろえる
和食の名店ひしめく西麻布界隈に、2022年1月誕生した期待の新星がここ『西麻布 野口』。 主人の野口正太朗さんは、弱冠33歳ながら『銀座小十』、神宮前『樋口』と和食の名門で腕を磨いた実力派だ。 独り立ちしたこの店では、気負うことなく地に足のついた料理で食通らの舌を捉えている。 「郷土料理や昔ながらの技術を大切にしたクラシックな料理が好き」とは野口さん。その言葉どおり、金沢の治部煮や大阪のハリハリ鍋といった郷土...
あの『銀座小十』、神宮前『樋口』などの名店で腕を磨いてきた店主による新店が西麻布に誕生した。 昨今、和食は派手な食材や見た目重視の傾向もあるが、あえて、季節の野菜で彩りを添える正統派で挑戦に出たのだ。 そんな新店『西麻布 野口』の店主・野口正太朗さんは、「目の届く範囲で仕事をして反応を見たかった」と語る。 客席はカウンターのみで、入口に個室を造るスペースもあるが、あえて床の間を作り掛け軸や季節の花でお出迎え。...
2022年は新たな一歩を踏み出した年。 苦しい時を乗り越え、時代に合わせて進化する強さと柔軟さ、たくましさを持つものこそが輝きを放つ世の中になってきた。 ...
既成概念を超えるピザが話題!食通を唸らせる、神楽坂の江戸川橋通り沿いのイタリアン
全面ガラス張りの窓から見えるのは、クラフトビールやワイン片手にピザを頬張る人々。その光景を見たら、自ずと足がそちらに向かう。 そんな『CRAZY PIZZA at SQUARE』は、地元民御用達で、週末には外にはみ出るほどの大盛況なのだ。...
京王線の国領駅というロケーションにありながら、数多の食通を引きつけ“国領の奇跡”とも称されるイタリアン『Don Bravo』と系列店の『CRAZY PIZZA』。 今年2月、美食エリアの神楽坂に『CRAZY PIZZA』の2号店をオープンした。待望の都心部への進出とあって、開店早々から連日満員というからあっぱれだ。 香り豊かな全粒粉にタマネギ水とホエー(乳清)を加えて発酵させた、旨みが強くもっちりとした食感の生地を...
「賑わう」、それはその店が絶大なる人気を誇っている証拠に他ならない。 コロナも落ち着きをみせ、東京の夜がにわかに活気づく今、また「賑わう店」へ向かいたい。 ...
八丁堀まで行く価値あり!モダンフレンチを思わせる艶やかな広東料理店
「マンダリン オリエンタル 東京」の中華料理『センス』出身の藤井 寛さんがオーナーを務める新店がこちら。 カジュアルながらも食通たちを唸らせた田町の人気店が、八丁堀へ移転した。 新店舗『中国菜 漢』は、カウンターに加えテーブル席や2名用の個室もしつらえ、上質な空間に。...
かつては「ファッションの街」と言われ、いまだに脈々と引き継がれる、絶対的なお洒落イメージ。 といっても、港区的な“ギラギラ感”はなく、あくまでも地に足がついた...
神楽坂の一流パン職人が手掛ける、パンにぴったりな料理とお酒が楽しめる極上ビストロ
神楽坂で名を馳せるパン職人・榎本 哲さんが、自身のパンとそれに合う料理やお酒を提供する場を作ろうと思ったのは3年以上前。 信頼できる料理人、そしてふさわしい場所をようやく見つけ、晴れて今年『deux feuilles』をオープンした。 榎本さん曰く「コンセプトは“飲ませる料理と飲ませるパン”です!」。 パンにはかなりこだわり、米麴を使い湯種製法で作った専用のパンを提供。醤油せんべいのような香ばしさともっちりと...
名店『趙楊』で評判だった“幻の火鍋”が復活!香辛料を20種以上使う麻辣湯が刺激的
28年の歴史をもつ四川料理の名店『趙楊』の娘夫婦が始めた火鍋店と聞けば食通は見逃さないだろう。 というのも、称賛を浴びた『趙楊』の火鍋は表向きには提供を終了。 長く幻となっていた火鍋が、ここ『四川料理 花重』で伝統の味をそのままに復活したのだ。...
中目黒の山手通り沿いに佇む隠れ家。本格和食をアラカルトで気ままに楽しめる
中目黒で和食。それもコースでもなく居酒屋でもない、きちんと美味しい和食となると、選択肢はそう多くはない。 適度な席数で、席間隔にゆとりがあって、落ち着いた雰囲気でくつろげる点も譲れないし、外食ならではの丁寧な仕事が光る料理も堪能したい。 そんな大人ゆえの“わがまま”を大きな懐で叶えてくれる良店がニトリの先の山手通り沿いにある。 駅からそれなりに歩く覚悟さえあれば、『楽食ふじた』はふたりにとって最高の隠れ家だ。...
中目黒の喧騒を離れた、目黒川沿いの穴場イタリアン。朝獲れ魚介を使った料理がメイン
まるでエアポケットのように周囲の喧騒から隔絶された隠れ家で、満開の桜を“ふたり占め”。 目黒方面の川沿いには、密やかな夜にふさわしいカウンターイタリアンがある。 目黒川沿いの穴場といっていい一角に位置する『オンダ トウキョウ』だ。...
魚をオイルや水、白ワインなどでじっくりと煮たカンパーニア州発祥の郷土料理「アクアパッツァ」。 この日はカルパッチョと同じく、小田原・早川漁港から仕入れたメバルを使用している。 シンプルな調理だからこそ上質なメバルの滋味が際立ち、しみじみと身体に吸い込まれるような美味しさに。 自家製のパンで、最後に旨みが凝縮したスープをすくうのがお約束だ。『オンダ トウキョウ』が全国から厳選するのは魚介だけではない。 こちら...
和食の真髄に触れる体験を。削りたての鰹節で引く「出汁」にこだわる、日本料理店
日が沈むと目黒川の裏手を東西に貫く目黒学院前の細道に、出迎えのハイヤーが横付けされる。その光景は、まるで港区。 道路に面した個室からのぞく椅子の脚だけが、ここが飲食店であることを匂わす。 肩肘張らないこなれた店が多い中目黒において、『炎水』はむしろ異色の存在ともいうべき超高級和食店だ。...
店主の伊藤龍亮さんは『龍吟』に9年半勤め、後半は副料理長として焼き場を任されていた。独立すると昨年12月に『炎水』をオープン。 「料理人が一番美味しいと思った瞬間のお出汁を味わっていただきたい」と、語る。つまり一番美味しいお出汁とは、伊藤さんの味見と同じ状態の一番出汁のことだ。 せっかくカウンターで鰹節を削った出汁を通常のように濾してしまっては、フィルターで失われる香りがあると思ったそう。 そこで、鍋からお玉...
最初の醍醐味は、ひと組ごとに目の前で鰹節を削って一番出汁をとるプレゼンテーション。 「削りたてが最高到達点。削りたてにしかない香りを提供したい」と話す伊藤さん。 出汁に使うのは鹿児島県指宿市産の本枯節。 鰹節は非常に切れ味の鋭いカンナで削るため、横幅が広くツルツルした断面となる。それが香り豊かな出汁の秘訣なのだ。岐阜のお米「初霜」を土釜で炊き、ホタルイカとふき、若豆をのせた〆のご飯。 釜...
燻製料理を心ゆくまで堪能できる、中目黒の路地に佇む一軒家レストラン
周囲には店が皆無ゆえ、外灯の灯りが目印だ。 扉こそ重厚だが、中へと一歩足を踏み入れれば、知人の別荘を訪ねたような温かな雰囲気でリラックスモードへと誘われる。 メインフロアの3階は、壁に設置された書架に洋書が並び、まるでライブラリーラウンジといった空間。1階は10人まで利用可能な個室も用意する。...
鎗ヶ崎の交差点の脇を入った周辺に広がるこのエリア。実はここ、中目黒通にとっては目黒川沿いや山手通り沿いよりも、ついつい足が向いてしまうホットスポットなのである。深夜までワイワイ飲める店も多く、近隣で働く仕事帰りの人や地元の人、外国人客などが目立つ。とはいえ、外様お断りの雰囲気はなく、普段着感覚で通えるオープンな店ばかりなので、よそからの訪問でもご安心を。一度ここを訪れたら、その魅力に毎晩通いたくなるはずだから。こぢんまりとした店が...
職人魂感じるピッツァは圧巻。プロも認める本格老舗イタリアン
桜散歩でお腹を空かせたふたりを満たすなら、「あれも食べたい」「これも食べたい」にオーダーメイドで応えてくれる『イル・ルポーネ』へ。 最初に断っておくが、店にはグランドメニューが存在するし、その日のおすすめは黒板に掲げられてもいる。だが、それは参考程度に眺めるのが正解。 ここの真骨頂は、その夜の気分や空腹の度合い、つまみたいのか、ガッツリいきたいのか、お酒は何を合わせたいかといったゲストの希望を引き出しながら、“ふた...
「ファンタジア・ナポリターナ」。日本にナポリピザを浸透させた代表的なお店のひとつ。本場ナポリから取り寄せた薪窯で焼き上げるピッツァは薄めだが、香ばしくモチモチ。その他のサイドメニューも好評“世界一のピッツァ職人”山本さんが勧めるのは、10年以上続くイタリアン。 「オーナーの井上さんとは昔からの仲ですが、こちらはサービスも味も雰囲気もすばらしい。マルゲリータと魚貝のパスタは間違いなし!」...
今、東京で最も予約が取りにくいピッツェリアのひとつ。代表の井上勇氏の信念は、基本に忠実であること。 「特別なことはしていない」という氏のピザが抜群に美味しいのは、素材選びから生地の熟成、薪窯の温度管理、焼きの技術、塩やオイルのバランスなど、すべてにこだわり抜く職人魂の賜物。 同様の姿勢で仕立てるアラカルトも味わい深い逸品揃い。...
モダン中華に、豊富な品ぞろえのワイン。洒落たカウンターが大人のデートに効く
中国料理店らしからぬウッディ&クリーンな印象の空間でいただけるのは、海老チリ、酢豚、フカヒレといった王道メニューの数々。 写真は、材料をじっくり煮込んで取った白湯スープをベースに醤油風味で仕上げた「フカヒレの姿煮」8,000円で、艶やかな飴色の仕上がりから美味しさが伝わってくる。 『CKJ』のカウンターに立つシェフ・林 健司さんは、湖南料理の名店で長らく腕をふるったキャリアの持ち主。 こちらでは、誰もが知るス...
日本一予約困難の『鮨さいとう』プロデュースの店!究極の逸品に舌鼓
中目黒駅から徒歩約8分。高級感も艶やかさも備えながら、流れる時間はどこかアットホーム。 確かな腕前の握りを求め、大人たちが連夜『鮨 つぼみ』の暖簾をくぐる。 中目黒の上質を代表するような鮨店に、岩田さんが魅了されるのも納得だ。 檜のカウンターとライティングが艶やかな店内。正面の坪庭には端正に整った松の盆栽が置かれ、都心のなかで和の美しい設えを感じられる。 以前、月1回は必ずお鮨を食べに行っていたという、生粋...
若くして、鮨の名店を自分の行きつけにできるなんて、思ってもみなかった。それが、こんなに簡単にその扉が開くとは―。 とある仕事を部長に褒められた矢先、「いい鮨屋があるんだが、どうだ、一緒に」と誘われたのは2ヵ月前のこと。 「どこですか?」と聞くのも野暮だと思い、「ぜひ連れて行ってください」と部下らしく、返事をした。 当日、送られてきたのは中目黒にある『鮨つぼみ』のURLだった。日本一予約が難しいといわれる『鮨さいと...
ワインバーとしても使える本格ビストロ。旬の食材を使った既視感のない一皿が楽しめる
山手通りの『上島珈琲』から近く、住宅街に向け斜めに入っていく路地は人気店が点在する通り。 ここに居を構えるのが、ビストロ『nuit(ニュイ)』だ。 外観はブラウンのタイル貼り。 店名のプレートも控えめで落ち着きを感じさせる。 旬の素材もお手の物。 春先のホワイトアスパラガスはモリーユ茸のソースと合わせ、甘みを感じさせる味わいに仕上げる。...
ニューヨークにある和食店の雰囲気を再現。心地よい音楽と本格和食を楽しめる店
カウンターの向こうで焼き上げる炭火焼きも自慢。 「鰻の白焼き」は関西風の仕上がり。大きめの鰻を使って、蒸さずにそのまま炭火で火入れ。脂を逃すことなくパリパリふわふわが堪能できる。...
週末限定で中目黒駅前に現れる立ち食い鮨。本格的な江戸前の握りがコスパ良く楽しめる
都内人気店の二番手をはじめとする職人たちが、週替わりで代わる代わる握る“ポップアップ鮨”。 そんな斬新なコンセプトで、話題を集めているのが中目黒駅すぐそばの『立ち食い鮨 まさ』だ。 ネタも上質で、特にまぐろはオーナー自らが豊洲市場で働き、まぐろの名仲卸「やま幸」とのパイプを作ったほど。 握り16貫に、つまみ3品がついて8,800円。脅威のコスパを誇るコースの一例を見ていこう! 富山県産のホタルイカは酒肴の定...
カウンターでA5ランクの黒毛和牛を楽しめる!キャビアを使ったゴージャス丼は必食
焼肉店と思って入ると、そこは意外なほどお洒落な空間。 まずカウンターレストランのようなテーブルが目に入り、窓側席は通常のテーブルを囲むよう3面に椅子が配置されている。 ここ『Yakiniku.ushicoco.』は、『NO MEAT, NO LIFE.』をはじめ、業界で16年研鑽を積んだ店主・星野隆人さんが独立を機に開いた店だ。 排煙フードには、黒毛和牛のさまざまな部位が書かれた単品メニューを掲示!その一部を...
センスあふれるモダンネパール料理店。日本の豊かな食材を多様なスパイスで引き立てる
モダンネパール料理のコースと聞いても、どんなものか想像がつく人は少ないだろう。 それは、日本の豊かな食材とスパイスが織りなす、誰もが未体験となる料理の数々。 来日して12年、ネパールと日本の両方を愛するシェフだからこそ作れる料理が、中目黒の魅力を高めている。 「僕たちにとってモダンネパール料理のモダンとは、文化交流を意味しています」と、『ADI』のシェフのカンチャンさん。 ここでは、ミシュラン・シェフも...
目黒川沿いのイタリアン。現地で活躍したシェフが、遊び心加えた東京らしい一皿を提供
イタリアンは、気張りすぎない空気と日本人になじみのある味だからか、デート需要が高い。 ピッツェリアからリストランテ、郷土系に革新派まで中目黒のイタリアンの選択肢はじつに幅広い。 デートでの“指名率”が高いのが目黒川沿いの『リストランテ カシーナ カナミッラ』だ。 桜の時期は窓際の“特等席”がとくに人気。4月上旬まで、お花見のコースの予約も受付中だ(ランチ10,000円、ディナー15,000円。窓際の席はひとり...
イタリアの山奥にあるレストランをイメージした、高級住宅街に潜む絶品イタリアン
駅前の喧騒とはかけ離れた静かな住宅街にある上、店内までのアプローチはまるで洞窟。 広瀬さんも、「入り口にワクワク感があって、入った瞬間から夢の国のよう(笑)」と胸を弾ませる。 ナカメ通でも、その店『Cucina Regionale IO』を知らない人は多いだろう。 オープンから6年経つが、これまでメディア掲載は皆無。住所と電話番号非公開で、口コミサイトにも載らない超隠れ家だからだ。 シェフの松井信将さん...
遊び心ある演出が光るコースは、女性ウケ抜群!デートにぴったりな中目黒の本格和食店
中目黒は鮨や蕎麦の名店はあるが、大人が満足できる和食店を探すとなると、意外と悩んでしまう。 だが、この店を押さえておけば、「今日は和食な気分」という彼女のリクエストにもスマートに応えることができる。 『割烹 柚葉』の、12品前後が登場するコースは、可愛らしい見た目の名物“くまちゃん最中”でスタートする。 『割烹 柚葉』のカウンターは、広々としていてくつろげると評判。店奥には窓外に桜が見える“特等席“も。 調...