東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
センスが光る上質な隠れ家中華。六本木の喧騒を忘れて愉しむ特別な夜
深夜営業の中国料理は珍しくないが、正直バンカラな店が大半だ。 だからこそ『桃仙閣 東京』のオープンは衝撃的だった。 場所は六本木交差点から徒歩1分という港区ど真ん中の地下。LOは25時で、閉店は26時。 そう聞くと少々フランクな印象も受けるが、地下に広がる空間は外の喧騒を忘れるほどエレガントだ。 グレーの石壁や無垢の木などセンスのいい資材で構成され、席に着けば優雅な夜遊びが始まる。...
特別であることより、普通であることがありがたい―。 人はそれなりに場数を踏むと、そうした事実にふと気づくものだが、予約の取れない中国料理店『茶禅華』のオーナー・林 亮治さんが六本木に開いた『桃仙閣 東京』は、まさにその歓びを享受できる一軒だ。...
六本木に店を構える『桃仙閣』。 品性溢れるこの店は、上質な中華を気軽にアラカルトで楽しんでほしいという思いで『茶禅華』のオーナーでもある林さんが作った。...
六本木交差点から徒歩1分という港区ど真ん中の立地にして、地下一階にある『桃仙閣』。 店に入ると周囲の喧騒を忘れさせるような静謐な空間に迎え入れられる。 センスと品性に溢れるこの店は、訪れた者の心を必ずつかむことができる。...
「賑わう」、それはその店が絶大なる人気を誇っている証拠に他ならない。 コロナも落ち着きをみせ、東京の夜がにわかに活気づく今、また「賑わう店」へ向かいたい。 ...
西麻布、裏路地、隠れ家、おでん。大人のワクワク感しかない
一歩、個室に足を踏み入れれば、フレンチレストランのようなシックな雰囲気。 ここは、大衆的なイメージのあるおでんにワインを合わせるという、意外な組み合わせで大人たちの好奇心をくすぐってくる、広尾の『びのむ』だ。 ワインの旨みと出汁の旨みの調和を追求し、鴨だしをベースとしたおでんをコース仕立てで味わえる。...
フォアグラ大根や鴨モモ肉入りのロールキャベツなど、ユニークなメニューに気分が上がる。 フレンチ感覚のおでんなら、ほっこり温かな冬のデートを楽しめるだろう。...
柔軟な発想から生まれたおでんは、ワインと合わせるとため息がこぼれる美味しさ。 1階のカウンター席はおでん鍋を囲み、シェフの野尻氏との会話も楽しめる。 お忍びデートにもぴったりの特別な空間で進化し続ける『びのむ』のおでんを堪能しよう。...
供されるのは、メインがおでんというコース料理のみ。とはいえ、おでん種を煮込むのは和風だしではなく鴨のコンソメスープだ。それも6年前の開店以来注ぎ足されているもので、口に含めばタネの味わいと共に、スープの香と旨みがブワッと広がる。 柔軟な発想から生まれたおでんは、ワインと合わせるとため息がこぼれる美味しさ。タネは季節ごとに変化するが「まだまだ試してみたいタネはある」と店主・野尻氏は意欲充分。進化し続ける『びのむ...
ここのところ、とにかく寒い。一年のうち最低気温を記録するのも、この時期が多いという。 そんな時、心の底から食べたいと思うのは「鍋」と「おでん」。 シンプ...
上品な“港区おでん”でデートをもっとしっぽりと
奈良の人気店『すぎ乃』の東京店における、名物であり一番人気のメニューは「玉子」440円。 出汁醤油で一晩寝かせた半熟たまごを、提供する直前におでんだしに浸し、いくらをトッピング。 とろりと濃厚な舌触りに、プチッと弾ける食感を楽しめる贅沢な逸品だ。...
20種前後揃えるタネには、季節限定の活け鱧と松茸のように旬を感じる食材や、この店ならではのオリジナルも多い。 中でも食べてほしいのは、蕎麦店の“そば抜き”にヒントを得た「白海老のかき揚げ」。お出汁を吸ったかき揚げが、なんといいアテになることか。...
ただの和食屋にはしたくないとの思いから、メインとして味わえるおでんを店の柱とした。 これまでに出会ったことのない旨さを追求して創り上げたという自家製ダシは、拘りの高級食材の旨さを最大限に引き出し、最高のおでんに仕上げてくれる。 昔ながらのおでんに、ひとひねりを加えたオリジナルの創作おでんは見た目も鮮やかで斬新!...
麻布十番商店街のメイン通りに誕生したのは、奈良で4店舗を展開する『おでん 酒庵 すぎ乃』による初の東京店。 鰹と昆布をベースにした関西風の透き通った出汁は、創業以来20年以上に亘って常に進化し続けている店の顔であり、東京でも健在だ。...
厚さ2cmのすき焼き肉に肉ラバーたちも感動。名物”すきやき風の牛鍋”は必食
店主の永山俊志さんは、20年以上和牛と関わるプロ中のプロ。 全国から厳選した黒毛和牛の塊肉から、余分な筋や脂を取り除いて捌く「磨き」の達人で、カウンターからはその様子を間近に見ることができる。 リブロースなら、これまで「1万2,000本は磨いた」そうで、塊の上に乗るカブリ、中心部分のリブ芯、それを覆うマキ、下部のゲタ、と見る見るうちに部位ごとに切り分けていく。 そして、鉄鍋をゲストの前に設置。聴覚をこれでもか...
店主・永山さんは肉の世界に入って20年のオーソリティ。 塊肉を美しく捌く“磨き”をゲストの前で仕上げるという、ライブ感が楽しい。 美味なるエンターテインメント空間だ。...
明治初期から中期にかけて食されていたという「牛鍋」。それと同様のスタイルで、割り下をかけてネギを乗せ善光寺味噌を使ったたれで仕上げる。しっかりとした味噌の味が分厚い肉によく合う。...
カウンターの席に座る。眼前でシェフが躍動し、視覚、嗅覚、聴覚が刺激される。そしてサーブされるできたての美味なる料理。 最終的には、味覚が刺激され、傍らにいる“...
寺門ジモンも「最高の肉を出す店」と太鼓判。東京最高峰の肉体験を貴方に
インテリアデザイナーの森田恭通氏が手がけた、エレガントな内装が特徴。 目の前のカウンターで日本屈指の神戸牛を料理人が焼き上げるライブ感や、迫力あるプレゼンテーションは“肉割烹”の枠を超えている。...
ゴールドを基調とした店内は、ラグジュアリーな空気が漂う。 エレベーターを降りると、荘厳なロングカウンターに迎えられ、この特別感に料理への期待が一層高まる。最上級のミノは食感が抜群。ポン酢といりごまというシンプルな味付けが、素材の良さを邪魔することなく格別の味わいに。 透けるほどに薄くスライスされたキュウリが、新たな食感と爽やかさをもたらす。...
数寄屋橋交差点から30秒。11月下旬、新しいビルの竣工とともに話題となったのは、「日本最高峰の牛肉を出す店」がオープンしたこと。 「正真正銘、その日の銀座で”ピン”の肉は、ここにあります」 そう断言するのは、オーナーの田中覚氏。 肉屋の三代目として、生まれたときから牛とともに生きてきた彼の和牛へのこだわりは、「牛は人生ですね」と話すことからもうかがえる。 競りに立ち、自身の目で確かめた特...
上海ガニ本来の味わいにこだわった大胆な料理が魅力
同店のフカヒレ姿煮込みは、モウカザメのフカヒレを使い、白湯で煮込んだもの。 鶏肉や骨を4、5時間かけて煮詰めたスープをベースにし、さらに清湯スープで割って煮詰めるという手の込んだ逸品で、濃厚でありつつもあっさりした後味に仕上がっている。 「フカヒレの姿煮って、お店によって味付けとか食感とかが全然違いますし、値段も違います。僕は中華の中でもこの料理が一番好きなんです。さ、どうだろうか?これなら何皿でも食べますよ(笑)...
カニの大きさによって蒸し時間を調節するという「姿蒸し」。身が固まり切るちょっと手前の蒸し加減がポイント。 「姿蒸しは大きければ大きいほど美味しい」と考えるシェフは、オス220g、メス190gと大ぶりなカニを使用する。 通常は他店と同じように身はほぐされるが、希望があれば写真のように解体した形でも提供してくれる。...
2020年はすべてのことが、劇的に変化していった。 それを柔軟に受け入れ、フィットし、さらには、逆境をものともせずに前を向く、そんな姿勢が求められたこと。 ...
こだわり抜かれたハンバーグが絶品。フレンチの技法を駆使した大人洋食
『洋食ビストロ TŌYAMA』は、フレンチ出身の遠山忠芳さんがグランシェフを務める『上野洋食 遠山』の姉妹店。この11月2日に西麻布にオープンしたばかりの新店だ。 こちらでは、シェフの遠山さんが生まれ育った、熊本を中心とした九州の旬の食材を使用。素材ととことん向き合い、手間暇かけてこそ伝わる味を追求し続けるシェフが、日本が独自に進化させてきた”洋食”にフレンチをプラスした“大人の洋食”をコース仕立てで楽しめる店となってい...
新しい生活様式の中で、今年の冬はどうなるのか? みんなで騒ぐ忘年会は、鳴りを潜めるだろうし艶やかな男女のクリスマスの夜も、様変わりするかもしれない。 た...
裏メニューの”進化系たらこパスタ”がアツい。食通も唸る、昔ながらの本格派洋食店
卵とたらこパスタ。かつてこの組み合わせに出合ったことがあるだろうか。 この〝進化系たらこパスタ〞は常連との会話から誕生。メニュー表に載っていないにもかかわらず、一日約20食も注文があるという。 「ここにしかないオリジナリティあふれる『オムリターラコ』。メニューにないものを頼む、という常連感がちょっとカッコいいでしょ? たらこパスタの上にオムレツをのせちゃったユニークなひと皿は、意外にもあっさりで上品。パスタは...
カップルに大人気のカウンターで、一ツ星のおでんを味わう贅沢
特注鍋から一品ずつ皿に盛りつけられるおでんは、具材がふくよかな出汁の風味をたっぷりとふくんでいる。 なかでも味わってほしいのは、旨味たっぷりの「牡蠣」である。...
中華×和スタイルの独特なセンスで魅了する、”新広東料理”
「姿蒸し」では、蒸し上がりの状態を客にデモンストレーションしたあと、食べやすくほぐして甲羅に詰めて提供している。 まず8割ほど蒸して余熱を使いながら、日本人の好みに合わせた半レアで提供するなど、旨みを最大限引き出すことに余念がない。...
新感覚なペアリングを提案。艶やかな一夜を約束してくれる大人フレンチ
フランス語でマグロのTHON(トン)にかけた「トンカツ」。 刺身のようなレアな火入れのマグロに香ばしい衣が纏っており、カリッ、ふわっとした食感がたまらない。 こちらの料理には衣の油をさらっと流してくれる、飲み口がすっきりとしたカクテルが用意されている。...
高級感と臨場感に溢れた空間演出は圧巻。和牛界のレジェンドが魅せる贅沢ディナー
続く「伊勢海老」は、一度蒸し焼きにしてから鉄板で再度焼きあげるので、身のプリプリ感と肉厚さを存分に感じることができる。 1人につき半身というボリューム感に大満足だ。...