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大将の気前の良さに昼も夜も訪れたくなる一軒!銀座で鮨デートといえばココ
銀座一丁目の街中に、お昼時になると行列が絶えない鮨店が潜んでいる。 ここ『木挽町 鮨石島』は、夜のおまかせが30,000円~という高級店。しかしランチの握りは10貫で1,650円という、驚愕の値段設定で提供している。 この値段の理由を、店主の石島さんに聞くと「昼に食べた人が鮨の魅力に気づき、夜も来てくれるようになればいいんです」とのこと。 ランチ自体を宣伝ととらえ、店や鮨の魅力を広げているのだ。...
夜は¥20,000からだけれど、昼は10貫¥1,500〜、10貫分の内容のあるバラちらしも¥1,500で提供するのだからキップの良さが凄まじい。 その価格設定を店主・石島吉起さんはこう話す。「いまの会社員の方は誰かに鮨に連れていってもらう機会って少ないはず。そんな人たちにも鮨を知ってもらいたいんです」。 なかには昼に食べて、その後彼女が誕生日の夜に再訪したお客もいるとか。昼は回転も早いが列も絶えず、それは味と価格をみれ...
どんなに東京に新しい鮨屋が増えたって、初めて戸を開ける瞬間の緊張感は薄れやしない。だが、それが持続し続けるのは、どうか。そんなに鮨はえらい食べ物か? 銀座1丁目、昭和通りの奥。4丁目交差点の喧噪とは打って変わった、のんびりとした、街で暮らす人の香りがする場所で、石島吉起氏はこの7月、『鮨 石島』を開いた。18歳で『寿司清』に入り、約15年。築地本店、NY店、六本木ヒルズ店で腕を磨いた。 同期は45名ほど、そ...
鮨は不動の人気ジャンル。予約を取ることすら難しいような超人気店も存在するし、おまかせの値段も高騰の一途をたどっている。 そういったエクスクルーシブな世界が、東...
肩ひじ張らずに一流の鮨を頂ける、温かい空間。名店出身の大将が握る正統派江戸前鮨
『日本橋蠣殻町 都寿司』で9年修業、『日本橋橘町 都寿司』で二番手を務めていた橋本裕幸さんが一昨年の冬に独立。32歳にして『鮨 はしもと』をオープンさせた。 「お客さまがゆったりできるように、肘掛けのある椅子を使ったり、丸みのある空間としました」と言う意図のとおり、店は女性ひとりでも入りやすいやわらかな印象。それでいて鮨は『都寿司』の江戸前の技に自己流のアイデアを少し効かせたもの。 早くも長い常連となりそうな客で、毎夜...
暖簾をくぐった瞬間、真新しい木の香りに包まれる。清々しいまでにシンプルな店内が印象的だ。橋本裕幸さんが店を開いたのは2014年12月のこと。 創業120年を誇る老舗『都寿司』で9年、そこから独立した兄弟子のもとで3年半の修業を経てのことだった。ふたりの師匠からは、「楽して旨いものはできない」と教えられた。 自身が最も好むタネだという光り物は、口の中で旨みがじわじわにじみ出る酢加減が自慢だ。また、熟成の進んだ鰤を仕入れ、...
「あの店、まったく予約が取れないらしいよ」 東京で「食」を愛する人々が、時に口にする言葉だが、何も、そのお店を批判しているわけではない。むしろ真逆で、お店への...