東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
一品料理も充実の、飲める蕎麦屋。贅沢な時間を過ごせる大人の隠れ家店
記録的な不漁が続き、すっかり希少品となった駿河湾の桜海老。品薄で価格高騰となれば、安価な台湾産の需要が増えるのも道理だろう。 だが、頑なに国産を使い続けるのが銀座の名店『蕎麦 流石』だ。 「台湾産に比べ、大きく自然な桜色をした身です。しっかりした甘みと旨味、そして風味があります。駿河湾の桜海老は、全てにおいて雲泥の差がありますね。揚げあがりの食感も一味違います」。 そう熱弁するのは、女将の藤田千秋さん。...
店主の藤田千秋さんが、開店当初から蕎麦だけでなく1品料理にも力を注ぐのは、飲める蕎麦屋にしたかったから。江戸時代は居酒屋的に使われていた、原始の姿がイメージにある。 とはいえ、蕎麦屋で長居は無粋という定説には否定的。蕎麦1杯でも呑兵衛でも、ゆっくりできる雰囲気作りに心を砕く。 食材は玄蕎麦から調味料に至るまで、愚直に品質の良さを追い求める生産者の手によるもの。「その思いを共有したい」と藤田さんは言う。 蕎麦を、食...
「何、食べに行く?」「和がいいかも!」 そんな会話が、大人になるにつれ増えていくような気がする。歳を重ねると「和食」の素晴らしさに改めて気付く。 しっと...
出汁に寄り添うあっさり肉うどんが絶品!神田で人気のうどん店
肉うどんは小¥680、中¥750、大¥820。甘からに仕上げられた肉の旨みを存分に味わって清潔感のある店内。昼時には行列ができることも多々ある...
讃岐うどんの名店『中村うどん』で研鑽を積んだ『うどん一福』が、2015年8月下旬に東京初進出。オープン初日には行列ができ、現在も売り切れで早仕舞いする日もある実力店だ。 渡部氏曰く「店内で作る麺は、一般的な讃岐うどんよりも細くしなやかです。コシと伸びが特徴で、弾力や喉越しがクセになりますね」。 シンプルに麺を食すなら、定番の「かけ」がおすすめ。うるめとサバのみで作る出汁も、讃岐うどんのイメージとは一線を画する。 ...
風情ある趣に想いを馳せる。神田の老舗で蕎麦を食べるという粋
開店を待つ行列が名物でもある、神田須田町にある老舗蕎麦屋は、今回蕎麦目的ではなくカレーを求め訪問。 「蕎麦好きの父に幼少の頃からよく連れていかれ通っていた、これぞ東京の古き良き味というなじみのお店です。外観も内観も昔ながらの趣や風情が残っていて、素敵なんです。普通老舗の蕎麦屋へ行ったら、まず絶対にせいろを頼むと決めていますが、こちらでは、ついごはんモノのカレー丼を頼まずにはいられません」 聞けば昭和初期に横浜でライスカ...
銀座で女性1人でも気軽に入れるうどん・蕎麦割烹。通いやすい値段設定も魅力
一駅ほど移動した銀座にも1人で入れそうなお店が意外にあるものです。お天気がよければ、澄んだ夜空に映えるイルミネーションを見ながら、エクササイズがてら歩いていくこともできる距離です。 今回ご紹介するのはとっておきのお店、『流石 琳』さんです。和食・おそば、おうどんが楽しめる、お店です。...
蕎麦店『流石』店主は関西出身。何か新しいことをと考えた際、閃いたのが幼い頃から日常的に親しんできたうどんだった。冷たいざるもあるが釜揚げは蕎麦湯に浸って登場。適度にコシがあって、しなやかな喉越しは毎日でも食べたくなる優しさで、食べ進めるうちにどんどん身体が欲していく。これは、うどんならではの安心感だ。...
自家製粉する、細打ちの十割蕎麦が絶品!キリっと切れ味のある“つゆ”も魅力
修善寺の名店『朴念仁』の石井仁氏に師事し、昭和通りに暖簾を掲げた店主・藤田千秋さん。店の根幹となるのは、蕎麦、料理、酒の3本柱だ。まずは、蕎麦。全国各地より、その時期最も良い状態のものを選び提供。店内で自家製粉し、細打ちの十割蕎麦に仕上げる。料理は蕎麦味噌、出汁巻き卵のほか、露地物の野菜を使った滋味深い逸品が充実。酒はワインやシャンパンまで多岐に渡り数多く揃える。...