東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
150年以上継ぎ足される秘伝のタレと、熟練の技。浅草で行列のできる鰻屋さん
味の決め手は1861年の創業以来、150年以上の長きに亘り、継ぎ足し守られるタレ。 途方もない数の蒲焼を潜らせることで生まれた"馴れ"と"深み"のあるタレが、店主自らが厳選し、熟練の技で焼き上げる柔らかな身を際立たせる。 だが「うなぎは難しいね。毎日新しい気持ちで焼いているよ」と、この道40年以上の六代目・色川正則氏は話す。 店前には開店前から長い行列ができるのが常。うなぎ激戦区の雄たる至高の鰻重は、そんな誇り高...
隅田川を目前に望める、最高のロケーション!鰻は主に〝究極の養殖鰻ブランド〞を扱う
郷に入れば、郷に従え。浅草に来たなら、ほかでは決して味わえない、とことん浅草らしいグルメを楽しむべき。 たとえば、鰻はどうだろう。古くは200年以上も前から浅草の地で親しまれてきた鰻。現在でも、歴史ある名店が多数存在している。 今回、ご紹介する『前川』は隅田川沿いという浅草屈指のロケーションが魅力。高揚感を生み出すそのリバービューはデートにもってこい!大きな窓から隅田川を望めば、眼前には駒形橋、その奥に吾妻橋のたもとに...
昼からデートをすることになった。 男性は港区界隈で繰り出す「夜の必殺パターン」が使えないし、女性は「銀座でやっつけ映画」なんて展開だったら、つまらないと思うだ...
辛口ダレの鰻が絶品!古い映画のワンシーンのような風情漂う、予約制の人気店
浅草グルメの代表格といえば、何といってもうなぎ! 駅周辺には多数のうなぎ店が点在しており、いずれも大人気。それだけに予約を取っていない店も多く、店選びがなかなか難しい。 老舗の『初小川』であれば、昼も夜も予約制なのでゆっくり楽しめる。 浅草の情緒溢れる店内の雰囲気も最高で、思わずガッツポーズが出てしまう美味しさ!雷門二丁目の一画は、実力店が点在するエリア。『初小川』は、鰻の人気店。 界隈のお店は、行列ができる店も...
ふわっふわの肉厚うなぎが口の中でとろける!昭和21年創業の老舗名店
昭和21年(1946年)創業。今も尚、当時の面影を残す木造家屋の落ち着きのある雰囲気と風情を感じさせる『いづもや 日本橋』。 黒漆に江戸時代の日本橋の蒔絵が美しく施された重箱の蓋を開ければ、あっさりとタレを纏った艶のある肉厚鰻に心ときめく。 やや柔らかく炊き上げたふっくらご飯にとろける鰻の食感が口の中で一体となり、タレの優しい甘味の余韻が次なる一口へと誘う。気が付けば口福と共にお重は空っぽ。...
谷シェフが最初に挙げてくれたのが日本橋の鰻屋『いづもや』だ。 「最近すごく仕事が忙しくて、少し疲れ気味なんですよね。そんな時に欠かさず行きます。 本店もすぐ近くにあるのですが、僕の店と同じ日曜定休なので、日本橋三越のイートインによく伺います。」 「ここは、僕の奥さんが子供の頃から通っています。今住んでいる家からも近いし、辛めのタレも好みに合う。基本的にみりんを多用した甘い系のタレが苦手でして。」 谷シェフが毎回必...