東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
洋のエッセンスを効かせた上海料理。新宿で女子が喜ぶ、ハイセンスな中華料理店
季節の変わり目に体をいたわりたい時には、こんな味を求めているのではないだろうか。 中華料理は好きだけど、胃にもたれない食事がしたい…そんな人にこそ訪れてほしいのが名店『シェフス』。 シェフの手間暇とマダムの優しさで軽やかな料理を生み出す、老舗の技をお伝えしよう。原宿や恵比寿と時代ごとに場所こそ変わってきたが、オーナーの王さん(故人)が生み出した伝統的な調理で作る味わいは創業当時のまま、今に受け継がれている。 ...
ここ数年、オープンしてすぐ予約の取れない中華として話題となった青山の『MIMOSA』や銀座の『レンゲ』。そんな“お洒落チャイニーズ”という新ジャンルを築いたシェフたちが腕をふるっていた“源流”ともいえる名店が御苑にある。 素材そのものの味を引き出し、研ぎ澄まされた“引き算の中華”と呼ばれるその繊細な味を確立した人こそ、『シェフス』の故・王 恵仁シェフ。7代目である現シェフ・石綿太輔さんいわく、「一度食べると忘れられない唯一無...
内装は中華料理店というよりフレンチレストランのよう。 オーナーの王さん(故人)は上海フランス租界生まれで、洋風なものは幼少の頃から身近な存在だった。なのでオリーブオイルや白ワインなどを使った上海料理が特徴。料理が軽いので、白ワインなどにもよく合い、良質なワインのラインナップも豊富。...
仕事ではよく通っているし、休日にはショッピングや映画で足を運ぶことが多い「新宿」。 「どうせいい店なんてない」なんて思われがちだが、「新宿」は今、大人が楽しめ...
グルメ通も太鼓判の麻婆豆腐!名店が軒を連ねる四谷三丁目で満員御礼の中華店
「旨みと辛みのバランスが絶妙なんです。小さく崩した豆腐の優しい口当たりと、ごろっとした挽き肉の食感がまたいい。自分で山椒を追いがけすれば、後引く辛さの襲撃にじわっと汗ばむ。ライスが止まりません」。 ランチはライスがおかわり自由だから嬉しい。ディナータイムには、麻婆炒飯なる変化球メニューもあり、楽しみが増える。...
東京カレンダー最新号のテーマは、「攻めないお洒落」。 レストランやオフィスを舞台に、リアルに活用できるファッションルールを厳選して掲載! お洒落すぎるこ...
山椒の爽やかなシビレが癖になる!本格四川をシックに堪能しよう
麻婆豆腐好きと話していて、この店を知ってたら「通だね!」といわれるに違いない。四谷三丁目にたたずむ『蜀郷香』の麻婆豆腐は、四川料理の真髄となる熱を持った辛さと、華やかな香りが特徴だ。 四川山椒の痺れる辛さ、麻(マー)と唐辛子の熱のある辛み、辣(ラー)の後、押し寄せる旨味が渾然一体に。ごはんに合わせて、無限ループの旨辛を味わってほしい。 また、麻婆豆腐にとどまらず、四川料理の奥深さを感じさせてくれる。マニアなら、押さえて...
銀座の四川料理の名店『趙楊』で腕を磨いたシェフが独立開業したコースお店。コースのトリを飾るのがこの麺だ。その量、半玉と少なく思えるが、さにあらず。 「シェフからは30回混ぜて、と言われて期待感を煽られつつ。待望のひと口を食べると山椒のしびれと唐辛子の辛さ、油の香ばしさなどが絶妙に混ざり合って口の中に広がる。今では病み付きです!」と、酒井さんも本場四川の味に脱帽しきりなのだ。...
「辛いだけではなく、辛くない料理や素材を活かした料理もバランスよくあるのが四川料理。“中国料理は季節感がない”と言われていますが、同じ料理でも旬の食材を使って季節感を出していきたいですね。たとえば、青菜の炒めでは、青梗菜や小松菜、ターサイなど、そのときどきで美味しい葉ものを使っていますし、三品盤の内容も変えています。一方、回鍋肉や担担麺、麻婆豆腐などメジャーな料理は、四川そのものの味を追求していきたいと思っています」...
最寄り駅から徒歩十数分と、決して利便性が高いとは言えない立地ながら、連日、予約客で席が埋まる『チャイニーズレストランわさ』。帆立とウニの揚げ餃子や五目春巻きオイスターソース風味など、メニューには、食いしん坊の心をそそる料理が並ぶ。なかでも、無駄な味や香りのせはしない、という店主のこだわりが光る葱炒飯は、一見シンプルだが、その味は舌と脳にしっかり刻みこまれるほどに鮮烈だ。「お客さんの笑顔を100%見ることができる...
オーナーシェフの菊島弘従氏は、四川料理の名店『銀座 趙楊』の出身。20歳から趙楊氏に師事し、’06年以降は系列店、そして『銀座 趙楊』で料理長を務めてきた実力派だ。その菊島シェフが昨年、四谷三丁目に開いたのは、わずか18席の小さな店。 マダムとふたりで切り盛りするアットホームな雰囲気とは裏腹に、メニューには自家製チャーシューに鮑や牛肉の四川煮込み、麻婆豆腐、火鍋と堂々たる四川料理が約30種並ぶ。夜のコースは5...
高級食材の大盤振る舞いに驚く“ヒルトン”の中国料理
2種の唐辛子の素揚げが混じるから揚げは、その香りからしてスパイシー&エキゾチック。一度揚げた鶏肉を唐辛子や山椒による香り油で和え、噛めば鶏の肉汁とスパイスの風味が口内でマッチする。 アクセントとしてクミンをプラス。辛すぎず余韻もほどよい長さなので、ワインとのマリアージュも楽しみやすい。...
『メトロポリタングリル』はガラス張りのグリルカウンターや、ヒマラヤ岩塩を用いた熟成庫など肉好きの本能を刺激する空間作りにも余念がない。人気のT−ボーンやさまざまな肉が盛られたテイスティングプレートを、美味しく楽しく食べさせるためのスパイスコンシェルジュが常駐しているのも頼もしい。 『ZATTA』はエントランスに位置し、ウェイティングバーとして機能する。真っ赤な壁がゲストのタガをほどよく外し、提供されるのはユーモアに溢れるカク...
新宿御苑の緑を感じながら極上中華を。大人は新宿でも色気を醸す
モダンなプレゼンテーションで旬の食材を活かすコース料理が人気の『中華料理 礼華』。 この店で夏に必ず味わいたい逸品は、「山梨県産健味どりの唐揚げ 朝天唐辛子炒...
スラリとした体型の西内さんだが、先述したように、無理なダイエットは行っていない。また、食べることが大好き!と宣言しているように、食事は美味しく頂くというのがモッ...
春は桜、秋には紅葉が素晴らしい新宿御苑が目の前という最高のロケーションに佇む『礼華』。お昼どきには近隣のOLで即満席となるほど、女性人気の高い店だ。 ...
普段はオーセンティックなお店に行くことが多い笠原さんだが、「取引先の方に連れていっていただき、とても好きなお店になりました」と話すのが、ヌーヴェルシノワの...
店内を見回すと、中国料理店でおなじみの円卓はひとつもない。1人分ずつ、華やかに盛りつけを施された料理が次々にサーブされていく。新山重治総料理長が繰り出すの...
ビールほど夏の東京に相応しいものはない!乾いた喉をビールで潤す喜び。さあ、夜の街へ繰り出そう! 恵比寿、丸の内、銀座、表参道、中目黒。そして、この5大エリアで...
餡は全11種類!熟練の技術を持つ麺点師が作る、絶品蒸し餃子がイチオシ
揚州伝統名菜の「大煮干絲」¥1,180。中国の干し豆腐を麺状にしたものに中国ハムや干し貝柱、鶏肉の細切りをからませてスープで煮込んだ料理。豆腐を干すことで味が凝縮し、弾力のある歯ごたえになる場所は東南口が近く、『VICTORIA』の隣。飲食店が各フロアに入るビル...
ハレの日に食べたい、上海蟹やフカヒレ!有名シェフの腕が光る、北参道の高級中華料理店
ドシンと鎮座する、姿煮に驚愕。1㎏を超す重量があり、繊維もしっかり。これぞ、メジロザメの尾ビレだ。 極上の極上食材を求め、『小熊飯店』店主・梅本恒久氏に相談を持ちかけたところ、普段はほぼ入手不能な巨大フカヒレの存在が明かされ、今回の誌面登場と相成った。 「今や幻のジンベイザメが最上位。けど、このメジロザメもかなり希少。手に入れたくても年に1、2回しか出逢えません」 アオザメとヨシキリなど、普段からフカヒレ食べ比べの料...
グルメな高垣麗子さんのくいしんぼ道の強力なパートナーは、「私より情報収集にも熱心だしマメ!」というご主人。 そもそもなれそめも、“美味しいもの好き”という共通項だったというグルメなご夫婦は、日頃から新たなレストラン探しに余念がなく、ときには“美味しいところだけちょっとずつ”一晩に何軒もはしごすることもあるとか。 そんなおふたりが、ハレの日に訪れるというとっておきのレストランを3軒教えてもらいました。「行きたいレストラン...
~時をかけ、新たに、到達した美味しさ~ 場所は北参道。目立たぬビルの地下、看板もなくひっそりと佇むその在り様は、まさに知る人ぞ知る隠れ家レストランといった趣だ。にもかかわらず常に予約で満席。看板料理の上海蟹シーズンには1ヵ月先、通常でも2~3週間先まで満員御礼の日が続くほどの人気ぶり。 それも、現在この店で腕をふるっているのは、2009年に惜しまれつつ店を閉じたあの『メゾン・ド・ウメモト』の梅本恒久...
予約の取れない中華の最高峰!誠実な料理に心打たれる曙橋の名店
予約の取れないお店。その正体は、常連が途切れないから。厳密に言えば、訪れた人が次の予約を取り続ける無限ループが続いているから。だと思っています。昨日、それに当てはまる人気の中華料理店を訪れました。ここ、曙橋にある中華料理店『敦煌』もそんなお店の一つ。来年で40周年を迎えるという、東京中華の名店です。数ヶ月前から予約を取り、9月の半ば、やっと訪れることができました。場所は曙橋の駅から徒歩1分。とはいえ、路地裏かつ、看板もひっそりとし...