東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
深夜に良い店を知っている。それが大人の力量
初見ではなかなか入りづらい店ほど、馴染みになってしまえば居心地が良くなるもの。 外苑前の路地に佇む『Hiroya』は、まさにそんな一軒だ。 魚介と野菜で季節を切り取っていくのがオーナーシェフの福嶌博志さんのスタイル。 具体的なメニューはあるが、ゲストの話を聞きつつ、メニューを提案してくれるのがうれしい。...
外苑西通りと並行して伸びる奥まった路地。喧騒とは無縁のエリアだが、ドアを隔てた店内はいつも深夜まで陽気な声に溢れている。 営業は深夜3時まで。じっくり語り合いたい人々が夜な夜な、この店を訪れる。 ここ『ヒロヤ(Hiroya)』が絶えず笑顔で満ちる理由は明確。〝大人の美味しい秘密基地〞なのだ。...
カウンターか向き合うテーブル席か。カジュアルに親近感を演出したい時、ここのカウンターは心強い。シェフの福嶌博志氏はイタリア、フランスなどを渡り歩き、『龍吟』、『スリオラ』で料理を学んだ。炊き込み御飯があったり、和の食材を使ったりと、これぞ福嶌流。 軍鶏のローストでは鶏の脂で照り焼き風に仕上げ、にんにくをペースト状にするなど、どの料理にも通じるのは驚きや意外性。お酒は泡酒から日本酒、ワインと幅広く、酒呑みな...
フレンチ 外苑前 山本氏のオフィスから至近で、深夜の“小腹減った”を満たしてくれる一軒がここ。カウンターで店を仕切る福嶌博志さんは、ベルギーやフランスなどヨーロッパで経験を積み、帰国後は六本木『龍吟』で日本料理、麻布十番にあった『スリオラ』でモダンスパニッシュを体得した実力派だ。 鰆のカルパッチョやウナギの炭焼きなどジャンルにとらわれず、和の食材の持ち味を引き出すことに注力した一皿は胃袋のみならず心...
メイン食材は牛タンと穴子。牛はわかるが、なぜ穴子で大地讃頌? と思うなかれ。『Hiroya』の福嶌博志シェフといえば、料理や食材のジャンルを超えたハイブリッドメニューを生み出すことで有名。 単に素材をかけあわせるのではなく、食材が持つ要素を分析して相性の良さを考えるのが福嶌流だ。今回の“肉コレ”メニューのテーマは「土っぽい香りの組み合わせ」。 野菜や酒とともに6時間ほど炊いた柔らかい牛タンに、花山椒...
カウンター主体のレストランとかけて泡酒と解く。その心は?どちらも心躍る楽しさです、と謎かけをしたくなるほど気分が高まる良店が誕生した。青山の裏通りに9月にオープンした『Hiroya』は、計り知れないポテンシャルを秘めたカウンターメインのレストランだ。 オーナーシェフの福嶌博志氏はベルギーやフランスのレストランを転々とし、帰国後は六本木『龍吟』や、麻布十番の『スリオラ』で腕に磨きをかけた実力派。料理のジャンルに...
「カウンターが主体で、シェフが気さく」「客層もよく、同じ価値観を共有できる雰囲気」「アラカルトで頼めてコスパもいい」。 大人はそんな店に足繁く通う。コロナを経...
鯛焼きが代名詞!楽しい仕掛け満載のエンタメ性溢れる料理に驚愕
誰もがほっこりするビジュアルのこちらは、『Sincère』が開業した当初からの名物料理。 フランスの伝統的な魚のパイ包み焼きは、大きなパーティー料理のため作る機会が少ない。石井真介シェフは若手に教えられないことを気にかけていた。 そこで伝統を未来に繋ぐ意味を込め、小さな鯛焼きに置き換えたのである。 スズキを包み、アメリケーヌソースを添えたクラシックな味わいが、一ツ星の矜持を感じさせる。コース(18,755円)より。...
緑に囲まれたテラス席は、フォーマルにクロスを敷いているのもポイント。シェフ曰く「森の中で贅沢しているイメージ」だとか。...
独自の感性が求められる職業柄、レストランのアップデートにも余念がない神崎さん。 最近のお気に入りは、北参道の『Sincére』。...
2008年のオープン以来、松濤で絶大な人気を博した『レストラン バカール』が突然閉店し、シェフの石井真介氏が1年の準備期間を経て4月にオープンした『シンシア』。 ¥9,600のおまかせコースには、料理でお客を楽しませようとするシェフのエンターテインメント精神が溢れ、皿には楽しい仕掛けが満載だ。たとえば旬のブリの皿に煙る液体窒素は、数分経つとオイル状になり、そのカレーの香りが根セロリのピュレと相まってフレン...
~驚きの連続から生まれる喜び。食事の楽しさを改めて実感~ レモンは凍らせて香味を丸ごと閉じ込める。アンクルートのパイは成型して鯛焼きに。デザートではチョコの大地から涼しげな薔薇が咲く。 惜しくも閉店した神泉『バカール』で驚きに満ちた料理を披露してきた石井真介シェフが今年、新たに開いたレストランだ。クラシカルなフランス料理の手法をベースに、あらゆる創意とユーモアを皿に注入する手法は前店と同様。...
日本一予約困難と呼ばれた松濤のフレンチ『バカール』の石井真介シェフが1年の準備期間を経て、今年4月12日に自身の店『sincere(シンシア)』をオープンさせた。場所は、北参道の閑静な住宅街。マンションの地下1階にありながら、テラス席を配し、解放感に満ち溢れている。 ライブ感あるオープンキッチンでは、20代から40代の有能なシェフ達がきびきび動いている。それを支えるサービス陣は、スムーズに連携できており、...
レストランは、「ただ料理を食べる場所」ではなく、「大人の男女が繰り広げるドラマの舞台」だと、東京カレンダーは常に訴えてきた。 「味はもちろんのこと、見映えもい...
女子会の鉄板店!高コスパを誇るカジュアルフレンチは表参道にあった
どこかで見たようなこの姿はそう、「ハーゲンダッツ」のクリスピーサンド。 そこから着想を得たという『ラス』のスペシャリテだ。 サクッとしたクリスピーの間には、季節ごとに変わるオレンジやマンゴーのジュレとともに濃厚なフォアグラのムースが。 ワインと合わせることで、禁断のマリアージュを楽しめる。 袋を破って手づかみで食べるという、フレンチらしからぬ提供方法も背徳感たっぷりだ。コース(5,500円)より。...
表参道駅から徒歩7分の場所に位置する『L'AS』。人通りの多い喧騒から少し離れた、裏通りに佇む、隠れ家的レストラン。 知っておけば間違いのない一店。...
「流れるチョコレート ミックスベリーのソルべ」料理はすべてコースの一例これでもコースの一部!こんなに満足度が高くて5,000円は驚きのコストパフォーマンス!...
クラシカルからモダンまで、シンプルで洗練されたフランス料理とワインをゆったりと楽しめる正統派レストラン。「空間にもホスピタリティにも温かみがあふれています。世界的にも名高い若手シェフのおまかせフルコースのコスパが高い上、驚きにあふれていて、同伴者はきっと喜んでくれるはず」...
人気店『カラペティバトゥバ!』から独立した兼子大輔シェフが2012年にオープンさせたのが当店。 メニューはランチ、ディナーともに¥5,000の「おまかせ1コース」のみ。コース内容は約3週間で入れ替わるため、毎回旬な食材が楽しめる。 コースのはじめにいただく名物のフォアグラのクリスピーサンドは、一度食べたら忘れられないはず。...
その袋を開けると、可愛らしいクリスピーサンドが隠れている。強く触ると潰れてしまいそうなくらいに、繊細な一品。中にはオレンジのジャムが仕込まれていて、サプライズ感も忘れない。 シンプルながらもモダンに仕上げられたフォアグラのスペシャリテ。兼子シェフの自由な感性を十分感じながら、おいしい驚きに溢れた楽しい時間を堪能してほしい。...
~人気のワケは、ストレート、一本勝負にあり!~ 「青山に“ラス”あり」と食通たちの間で叫ばれるようになってから久しくなるが、その人気たるや相変わらずお見事である。予約の受付を開始する1ヵ月前には、即日埋まるという人気ぶりだ。麻布十番『カラペティバトゥバ!』の初代シェフ、兼子大輔氏がこの店を開いたのが2012年2月。以来瞬く間に話題を集め、現在に至るまでずっと予約困難店だ。 店に入るとまず、開放的過ぎ...
「(『L’AS』のシェフである)兼子くんはうちの卒業生なんですよ。」と、少し嬉しそうに微笑む斉須氏。 「彼はとてもセンスのよい子で、本当はクラシックのテクニックをきちんと体得しているんです。でも、今の時代にうまくマッチングするよう、考えに考えた上であの店のスタイルを作り上げたのです。もしかするといろいろな意見があるかもしれないけれど、彼はすべてわかった上で敢えてあのスタイルが最善だと判断したのです」...
「仕事の打ち上げにと取引先の男性に連れて行ってもらいました。雰囲気も料理も抜群!会話は恋愛の話にも及び、仕事相手とはいえ、ちょっと異性を意識してしまいました。店から出ると雨。濡れながら二軒目のバーに誘われたのも良い思い出です」(30-34歳女性) 『L'AS』の雰囲気と料理には、仕事相手としか思われていなかった異性ですらその気にさせてしまう魔法があるのかも?...
劇場型レストランの最高峰で特別な夜を過ごしたい
『フロリレージュ』のアミューズで提供される「投影」は、もくもくと煙が上がる焼き芋。 落ち葉に見立てた茶葉からは薫香が漂い、口にすれば、中のスイートポテトとクリスピーな生地が重なり合って生まれるハーモニーにも驚く。 「味覚と視覚だけに偏ることなく、香り、食感、そして記憶にも触れるひと皿を」という川手寛康シェフの想いが詰まった逸品だ。 五感を大いに刺激する存在感が、写真からも伝わるだろう。コース(15,000円)より。...
この店こそ、世界から脚光を浴びているフレンチレストラン『フロリレージュ』だ。 世界の料理評論家やレストラン関係者の投票によってランキングが決まる「アジアのベストレストラン50」では、今年第3位を獲得。 「世界のベストレストラン50」も着実に射程圏内に入りつつあり、日本を代表するレストランとして存在感を示している。 オーナーシェフの川手寛康氏は、国内では『ル・ブルギニオン』『カンテサンス』などでの修業を経て、200...
「僕の理想を具現化している」とまで断言する川手寛康シェフ。惚れ込んだ、その食材は岩手県花巻・石黒農場が約120日かけて育てるホロホロ鳥。 「これだけ素晴らしいと、僕たち料理人は塩加減と火入れに気を使い、あとは何を添えるか考えるぐらいしかできることがない」。 そうしてこの日、創ったのは3つの部位のコンフィを乗せて骨スープを注いだグラスと、低温調理で繊細に火を入れた胸肉に野菜を添えた白磁。食すれば驚くほ...
落ち込んでいる時に、無理して出掛けた青山の『フロリレージュ』。...
祇園祭に天神祭―上方の夏祭りに欠かせぬ食材といえば鱧。“梅雨の水を飲んで旨くなる”と言われているように、夏が旬であることは周知の事実だが、実は秋にも旬を迎えることをご存知だろうか。 産卵後、冬に備えて食欲が旺盛になる9〜10月の鱧は、体の表面が金色を帯び、身も肥えて脂もグッと乗ってくる。俗に“金ハモ”などと呼ばれるこの時期が、いわば鱧のもうひとつの旬なのだ。 その“金ハモ”ならではの深みのある味わいを生かし...
日本人が日本でフレンチをやる意味は何なのか。シェフの川手寛康氏は、常にそのことを念頭に置きつつ料理に向き合うと言う。食材に国境はなし。だからフランスよりも優れた食材が日本にあれば、俄然腕が鳴る。 我が国で古くから珍重されてきたすっぽんもそのひとつ。「子どもの頃、祖父が獲ってきたものを食べていたので、身近な存在でもあるんです」。日本料理でのすっぽんは、独特の臭みを極力排除していく。だが、川手氏はその臭みこそすっ...
フォアグラの柔らかい食感とメレンゲのサクサク感、リンゴヴィネガーの酸味とヘーゼルナッツの甘さ、などひと皿の中に相対する要素が並ぶことで、お互いをより引き立てる。デザートアイテムのメレンゲでメイン料理を作った事も革新的。¥10,500のコースより...
『カンテサンス』のスーシェフとして腕を揮っていた川手寛康氏が独立。若手の活躍が著しい東京フレンチの中でも、目を見張る次世代フレンチの星。...
色鮮やかでコンテンポラリーな料理。五感を魅了する秀逸なシェフの技
フォアグラがのるのは、モダンな有田焼を手掛ける「カマチ陶舗」の皿。 『élan』の信太竜馬シェフが春を表すとき「冬の名残のある深い色か、温かな季節に向かう明るい色」に分かれることが多いが、この料理は前者だ。 中をコンフィのようにしっとりさせたフォアグラを囲むのは、シャンピニオンや鴨コンソメなど。 皿のグレーは食材の飴色を引き立て、トップは芽吹きを感じるルッコラの花。和食器だからこその趣である。コース(17,6...
エスカレーターを降りてすぐ右……という分かりやすさなのに、フロアを一周しても見つからない。『élan』を初めて訪れる時、迷ってしまう人は多いはず。 同店は、表参道の複合施設「GYRE」4階に、昨年1月にオープンしたガストロノミー。目印は壁に小さく表記された店名のみで、素通りしてしまうほどさりげない。 さらにゲストが訪れるまでは扉が壁と一体化していて、どの扉が開くのか全く想像ができない。...
表参道で人気のファッションビル『GYRE』。 今回、この表参道の“ランドマーク”とも言えるビルの4階がリニューアル! 『GYRE.FOOD』として生まれ変わった。 フレンチからダイニング、バーなど、4軒が揃っているという。 一軒ずつ、その魅力を紐解いてみた。フロア内のメインダイニング的な位置づけなのが、ここ『élan』。 シェフは『ロオジエ』『エスキス』といった一流店で腕を磨き、フ...
皿の上でプロジェクションマッピング!最新技術と料理がリンクする、驚きのレストラン
長閑なBGMの中、テーブルに鮮やかな花の映像が投影され、中心には愛らしい子豚。 「童話の子豚がテーマです」と藤原俊城シェフが話すのは、映えスポットとしても話題な『élan vital』を象徴する料理だ。 斬新な演出にしたのは、フレンチの可能性を広げたかったから。 子豚はスモークサーモンのテリーヌで、下の藁はカダイフ。サワークリームソースとつけ合わせの野菜も添えられ、中身はクラシックなフレンチなのである。 ...
未知のディナー体験が叶うこの店では、ディナーのスタートと同時に照明が落ち、まるで映画の幕開けのような高揚感に包まれる。 すると、白いテーブルに運ばれた料理を鮮やかな映像と音が彩り、幻想的な世界に没入するのはもう避けられない。...
ひとつのストーリーを、料理、ドリンク、プロジェクションマッピング、音、煙、香りなどで表現するレストラン。例えば、デザートでは真っ白な皿にのった球体がテーブルに置かれると、そこに地球の映像が映し出され、惑星が公転し、物語が始まる。 9皿の料理と6杯のペアリングがセットになり、1万6,000円。深作直歳シェフの徹底したこだわりによる料理は、驚きと同時に美味しさを兼ね備えるからこそ感動が生まれ、絶妙なタイミング...
フレンチとシャンパンの巧妙なペアリング。マンションの一室にあるミシュラン一ツ星店
デートでの指名率も高い特等席は、シェフズシートとも言える2席限定のカウンター。 撮影後、「私、落ちました(笑)」という松本さんの言葉がすべてを物語っていた。 ◆...
外苑前から徒歩8分。マンションの一室に『オルグイユ』はひっそりとオープンしている。 その立地は、オーナーシェフ・加瀬史也氏の「お店に行くまでのプロセスを大事にしたかった」という意図によるもの。 道程は、騒がしくなく、洗練されている。 食前に〝どんなお店なんだろう?〞と考える時間や、食後の余韻に耽る時間も、外食の醍醐味だからだ。...
大人で、 静かで、 知る人ぞ知る、 そんなレストランが 「隠れ家」だ。路地裏を入り、ひっそりと現れる「隠れ家」にワクワクした経験は誰しもあるだろう。 そんなお...
西麻布でお馴染みのワインバー。深夜に旨い飯とワインが叶う喜び
「11種類の野菜のテリーヌ」1,100円 ×「オマージュ・ア・フランソワ・エマール NVアンリ・ジロー」1,700円(グラス) 色々な野菜の味が楽しめるテ...
美女が愛するのは、自由度の高さ!すべての料理をハーフポーション対応してくれる。このさりげない優しさが美女お1人様にはぐっとくる。 場所は西麻布交差点から外苑前...
一流店で経験を積んだソムリエの島本氏が独立。セラーに収まる1,500本のワインをざっくばらんに享楽的に味わって欲しいそう。...
店の奥のカウンターは、テーブル席部分より一段高く、さながらステージ。7つの椅子は特等席だ。 オーナーソムリエの島本永秀氏は『ア・ニュルトゥルヴェ・ヴ...
西麻布の中心で輝き続ける、世界のグルマン注目のフレンチ
今年10周年を迎えた日本を代表するモダンフレンチ。 『ミシュランガイド東京版』の2ツ星を獲得し、世界のベストレストラン50にもその名を連ねる生江史伸シェフの技に圧倒される。 スペシャリテの丸ごと火入れしたカブなど、豊かな感性で生み出される料理は、永く記憶に刻まれる逸品だ。 コースは¥28,000~。「特別な日にここを選んでくれた彼のセンスを自慢したい」との意見も。 女の自尊心をくすぐるのはこういう店なのだ。...
旬の食材とフレンチの技法を使い、個人と食材、人と人の出会いから生じるエネルギーを具現化する生江史伸シェフ。 レストランの語源となるフランス語の原語「レストレ」が"回復させる"の意を持つことから、ゲストの心を癒す空間作りに務めている。 ランチでもディナーでも評判のメインの鴨料理は、そんな生江シェフの個人的な体験を写しとり、様々な食材を一体化させた芸術的一皿。食せば、鴨に対するイメージが底上げされる。...
「アジアのベスト・レストラン50」にも選出され、日本のみならず世界のグルマンから耳目を集める。エグゼクティブシェフである生江史伸氏が紡ぎ出す料理は、非常にロジカル、かつ、自然への敬意に満ちている。 この夏、秋田・白神山地を歩いた際、たまたま目に留まったオオバコによって「何か、意識のスイッチが入った」という。「食材=栽培や飼育できるものに特化してはいないか?と感じたのです」。そこで、この料理では、野生のオオ...
「それぞれ独自性を持って料理に相対する、ふたりの教えを融合した店にしたい」 9月にオープンした新店でエグゼクティブ・シェフに就任した、生江史伸氏は言う。「ふたり」とはミシェル・ブラスとヘストン・ブルメンタールで、北海道『ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン』と英国にある3つ星店『ザ・ファット ダック』、2軒の名店でスーシェフを務めたのだ。 自然からインスピレーションを得て直感で作るシェフと、レストランと別にラ...
艶やかな男女が、様々なドラマを繰り広げる「レストラン」。 20年目を迎えた月刊誌最新号では、長年のレストラン取材の知見を活かし「今、本当に使えるデート鉄板店」...
遊び心溢れる仕掛けは、現代アートのよう!「和」を随所に感じる外苑前のフレンチ
「えっ!葉っぱ?えっ?料理なの?えっ?どこ食べるの?」 外苑前で人気のフレンチ『L’EAU(ロー)』は、ゲストが思わず困惑してしまう(と、同時に会話も弾む)ユニークな料理に出会える店だ。 こちらの特徴は、何かに模した“擬態”の料理。 見た目に楽しく、食べて驚く、二重の仕掛けが満載だった! <人気関連記事> ・「黄金のリゾット」って知ってる?恵比寿デートで今いちばん行きたいイタリアン! ・暗証番号で入...
大人なら、上原に行きつけのフレンチが欲しい
そろそろ家ご飯にも飽きてきたあなたに、この名店のフレンチカレーをぜひおすすめしたい。たくさんの野菜や牛肉からフォンをとった旨味が深い絶品カレー。一度食べたら絶対にリピートしたくなる味だ。 【テイクアウトメニュー】 ✓ソースキュリー(ご飯、季節野菜の蒸し焼き付) ¥1,390(税別) ✓地鶏もも肉のスモーク添 シーザースサラダ ¥930(税別) ✓おつまみセット(帆立のスモーク、ポルチーニ茸のムース、豚肉のリエッ...
代々木上原駅から徒歩すぐだが、一本路地に入った立地であるためか、駅前とは思えないほど閑静な雰囲気が漂う場所に『ラ・ファソン古賀』はある。 元は同じ代々木上原で2001年から営業している『コム・シェ・ヴ』が2013年にスタイルを変え移転した、このエリアの重鎮だ。...
ソースやフォンというフランス料理の基本を大切にする彼が作り出す料理は、一度食べたらまた食べたいと思わずにはいられない極上の一皿なのだ。 「ほんもの」の美味しさを味わいたい方は、ぜひ足を運んでほしい。...
こちらの名物として有名なのが「ソース・キュリー」。フランス語でカレーという意味で、牛すね肉と十数種類の野菜からとったブイヨンに、ワインやスパイスを加えて作る。 クリアなフォンベースで油を加えていないので食べるほどに体がスッキリ。さらりとした食感と素材から抽出した旨みが幾重にも重なり、いわゆるカレーとは一線を画する極上の味わいだ。 ランチコースは3種類、ディナーコースでのカレーの注文は予約時。店頭やネ...
同じ代々木上原の、駅の反対側にあった『コム・シェ・ヴ』が2013年にお引っ越し。メニュー構成も、お店のスタイルも、それまでとがらりと変えた。 「カウンターのある店をやりたい」という古賀義英シェフの強い思いを反映したのがこちらの『La façon 古賀』。 若い頃から働いてきた店の形態とは異なる環境だが「お客様の目の前で料理を作れることで、ベストな温度やいい香りを感じてもらいたい、という思いがより強ま...
女子会やデートにおススメ。本格フレンチをリーズナブルにいただける、渋谷2丁目の店
伝統のフレンチを提供する『モノリス』。そんな本格フレンチを「ご家庭で美味しいフランス料理を楽しんで欲しい」というシェフの心意気により、家庭でも味わえることに! 【テイクアウトメニュー】《価格は全て税抜》 ✓パテアンクルートオバール(ジビエ) ¥7,000 ✓グルマンセット ¥20,000 ✓パテアンクルート+グルマンセット ¥25,000 ≪内容≫(2名様分)和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み/若鶏のバスク風/豚肉とゴボ...
青山学院大学近く、青山通りから少し入った路地裏にある『cuisine française MONOLITH(キュイジーヌ フランセーズ モノリス)』。 本格的なフレンチがいただける本気デートにぴったりなレストラン。...
近年はイノベーティブで軽やかなフレンチも増えているなか、『モノリス』の石井 剛シェフが作る料理はぶれることなくクラシック。だからこそ、流行りが好きな人もフレンチ初心者も、一度ここのコースを食べる必然がある。 確かな技術のもと作られたリエット、コンソメ、ジュとは何かをひと晩で体験できるからだ。...
青山にひっそりたたずむフレンチジャポネーゼ。驚きのある料理が感性を刺激する
その代名詞となっているのが、赤穂の牡蠣によるスペシャリテだ。 牡蠣の出汁とライムのゼリー、海藻と山わさびのクリームが生牡蠣に重なり、海のうま味を清らかに感じられる一皿は、店主の凛とした姿勢を表す逸品。...
「長年フランス料理人として仕事をしてきましたが、いかにフランスらしいか?を競うことに、少し違和感を感じて。ここでは、今までやってきたフレンチを、日本人の感覚や脳をくすぐるイメージで表現してみようと思いました。結果、こうしたコンセプトや設えになり、自分のユニフォームもコックコートではないモデルにしたんです」 器は和のものだし、箸も出される。このスタイルは確かに日本人の感性にストレートに響くものだ。...
巷のレストラン情報を見ると、大人な雰囲気を表現するために「隠れ家」という言葉が乱用され過ぎている気がする。 果たしてそのすべては、良質なレストランなのだろうか...
肉が美味しい代々木のフレンチ!6時間かけ焼き上げる “ボニュ焼き” は絶品
「お肉自慢のフレンチで、6時間かけ焼き上げる “ボニュ焼き”があると聞き、即予約。 天然記念物の見島経産牛のサーロインを食べた瞬間、このお肉を食べるために生まれてきた!と確信。以来、月1で通ってます。住宅街に佇む隠れ家感もいい」 ■店舗概要 住所:渋谷区代々木4-22-17 クイーンズ代々木 1F TEL:03-6300-5423...
その流通数の少なさから、稀少とされる牛や豚が存在することをご存じだろうか?日本全国の生産者がこだわりを持って育てる牛や豚の風味の豊かさは、まさに格別! ここではそんな、東京でも滅多にお目にかかれない、一生に一度は味わてみたい“稀少肉”を食べることのできるお店を6軒ご紹介します。日本在来の純血種で、現在のブランド牛の源流とも言われている“竹の谷蔓牛”。 飼育頭数はわずか15頭余り、年間に出荷されるのは1頭のみというこの幻...
東京カレンダー最新号は、最旬の「お肉が美味しい店」を大特集! ヘルシー志向な女性からも大人気の「赤身」、人気再燃中の「タレ焼肉」、デートにも使える「お洒落焼鳥...
洒落た大人が集う松濤のビストロ。まるでパリにいるような雰囲気が魅力
東京の西側に住む大人がこの街で仲間と語り合うとき、最深部である松濤へと足を運ぶ。なぜならそこには、喧騒とは無縁の〝渋谷〟があるからだ。 昨年6月にオープンした『ソンデコネ』。この店のメニューはというと、21時までは¥7,000(税サ込)のコースのみ。...
権威的なメディアが、太鼓判を押すレジェンドな有名店はもう知っている。本当に気になるのは巷で支持され、常に盛り上がりを見せる「リアルな人気店」だろう。 東京カレ...
煌めく六本木の夜景を最上階から臨む優越感!至極のコース料理と演出にワインが進む
ワクワクする夜景に欠かせない港区のアイコン、東京タワーと六本木ヒルズ。圧倒的な存在感と華やかさに魅了されるのは、港区の人々とて同じ。 でも彼らが他と異なるのは、その姿を独占的に眺められる、優越感に浸れる場所を知っていることだ。...
煌びやかなシャンデリアに既視感なき美食たち。すべてが特別で、サプライズに満ち、キラキラしている。 それを楽しむのは東京屈指の艶やかな男と女。「港区」とはそうい...
ベッドにお風呂も!港区の大人の洒落た遊び場
仙台牛のサーロインステーキとラムの香草焼き。「赤ワインに合う肉料理」など、お酒に合わせてオーダーするのもあり。1人1本なら、持ち込み料なしでワインの持ち込みも可。...
最高のジビエを体験したいなら、まずこの店へ
渋谷の『deco』が話題の渋2に移転し、狩猟免許を持つ室田拓人シェフのジビエ料理を堪能できる『ラチュレ』が誕生。 「ジビエは個体差があるし、撃った直後の処理が大切」とシェフ。 田んぼの近くで仕留めた鴨は米を食べているために、肉質は甘く、まろやか。山で仕留めれば木の実を食べており、ナッツのような香りも。 どの鳥獣を射止めるか、という判断から調理は始まっているという。...
19世紀のフランスを代表する美食家、かのブリア・サヴァランをして〝我々の食卓の花形である〞とまで言わしめたジビエ(野禽料理)。それに魅せられたのが室田拓人氏。青山学院近くのフランス料理店『ラチュレ』のオーナーシェフだ。 「ジビエはクラシックなフレンチのスター的存在。飼育された肉と違い、自然の厳しい環境の中で育った肉は余分な脂がなく、旨みが凝縮されています」 熱意を込めてその魅力を語る室田シェフ。そんな彼とジビエとの出会...
ファン待望のリニューアルオープンと同時に店名も「deco(デコ)」から「LATURE(ラチュレ)」に一新し、その期待がさらに高まっているという! 「LATURE(ラチュレ)」とは、「自然の雫」の意味。日々進化して便利になっていく現代社会において、私たちが日々食している物は全て自然からの恵みだという事、自然に敬意と感謝を忘れないという事を料理で表現することで、命の大切さをわかってほしいという想いが込められて...
若かりし頃よく遊んだ渋谷だが、社会人となった今、足は遠のくばかり。 「チープな居酒屋しかなさそう」「そもそも渋谷駅を降りるのがダルい」、大人の渋谷アレルギーは...
記憶に強く刻まれる、暗く美味しいビストロ
初めてここ『ダム・ジャンヌ』を訪れる客は、誰もがドアを開けた瞬間に驚くはず。なにせ足元が見えないくらい暗く、“本当にレストラン!?”と思うほど。 店内の照明はじんわりと燃える細く長いキャンドルのみ。 しかも人のいる席しか火が灯されないので、一番目の客ならことのほか暗い。...
店内の明かりがほの暗く、ろうそくや間接照明のみのムーディーな空間。相手との距離を自然と詰めてくれるそんなレストランを、大人のカードとして知っておきたいものだ。味はもちろん保証済み。かつ、明かりがほの暗いことで香りや食感が敏感に感じれる作用も。 恋愛上級者な相手とのデートや、パートナーの関係に刺激を与えたいカップル向きのレストランはこちらの3軒。ほの暗さは、否応なしに想像力を掻き立てる。「やりすぎって言われても、この雰囲気を貫...
薄暗く、落ち着いた店内。テーブルには蝋燭の炎が揺れ、小さな手書きのメニューを照らす。充実のワインと本格フランス料理が深夜まで味わえる店。...
遊び心溢れる皿は女子ウケ抜群!ゆったりと食事を楽しめる隠れ家フレンチ
コースに占める野菜の量、存在感がある皿を味わうことができるのは他にはないほど。 「野菜を料理の主役にしたい」という平本シェフの想いを形にした、モダンなデザインの皿も見どころだ。 ワインはフランスのほか、国内では扱っているレストランが少ないブルガリアのワインを揃えている。...
ムール貝に“いわいどり”のスモークを合わせ、フォアグラとトリュフのタルタルを混ぜて濃厚な味わいに仕上げた逸品。 トマトにはエスプーマとレモンピールを乗せ、口当たりも滑らかに。ソースの泡にまでムール貝を使うシェフのこだわりだ。メインの肉料理は、山形牛の黒毛和牛サガリを使用し、ソースはブイヨンに味噌を合わせ和の要素もプラスしている。シェフの地元の平塚で作られた無農薬野菜はシンプルなグリルだがとても甘さがあり、旨みたっぷり。...
“東京のよりよき未来”をコンセプトに掲げたレストランがオープン。シェフを務める平本健一氏は、パリ郊外のフォンテーヌブローのミシュラン一ツ星『ラクセル』で、3年間に亘って研鑽を積んだ腕の持ち主だ。 まだ世の中にあまり出回っていない食材も積極的に取り入れ、フランス料理の技法によって昇華させる。ランチコース¥2,700~、ディナーコース¥5,400~。店内は、カウンターとテーブルがゆったりとした間隔で並ぶメイン...