東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
代官山から恵比寿へと向かう坂の途中にたつ、ガラス張りのスタイリッシュな建物。 9つの“箱”を組み合わせたこの「丘」に潜むのが『Coteau(コトー)』だ。...
フレンチの人気店請負人が、白金台で見せる新境地
日中はセレクトショップの買い物客で賑わうが、緑が一段と濃度を増し、闇と溶け合う日没後。『LIKE』は昼とは異なる大人びた夜の顔をのぞかせる。 店を仕切るのは、『ビストロ ロジウラ』や『PATH』を瞬く間に人気店に押し上げた立役者、原 太一シェフから託された成島亮太さん。 長年、自身が経験を積んだ中華をベースに、原さんの下で学んだフレンチのエッセンスを融合させ、独自のスタイルを確立。デートはもちろん、最近では“町中華...
優雅な空気が漂うプラチナ通り沿い。建物全体に緑が配され、入店前からお洒落さを確信する。 『LIKE』が提供するのはフレンチと中華をベースにしながら、国籍に縛られず、美味しいを追求した料理たちだ。 そしてその独創性あふれる料理に合わせるワインはナチュラルワインのみでストックは200本以上という多さ。 旨みや香りが穏やかで軽快な飲み口のナチュラルワインだからこそ、個性あふれる料理が相手でも、ぴたりと寄り添う。...
美味しい食事がとれるリビングのような感覚で、働く大人の格好のサードプレイスとなっているのだ。 気になる方は是非、足を運んでみていただきたい。...
こんなご時世だから、レストランに向かう意義を誰しもが再確認した。「それなりの料理」「おざなりな接客」「中途半端な価格」、そんな店には今まで以上に、行く理由がなくなっ...
多ジャンルの豊富なメニューが魅力。深夜の西麻布で妥協なしの美味しい一品を
軒先のテーブルは、もともとウェイティングスペースとして使っていた席。近隣の店の予約をとっている常連が早く西麻布に着いた時に、ここで1杯飲むこともあるという。 入口の扉は閉められるが、スタッフがときどき様子を見に来てくれる。 店内はコース前提でアラカルトは22時以降だが、テラスでは最初からアラカルトの注文が可能。しかも、アぺ使いや2軒目利用もOKなのだ。 厳選されたフランスワインをそろえる同店で注視すべきは、グ...
『K+』は港区の人々が絶大な信頼を置くフレンチ『エクアトゥール』の姉妹店であり、港区の夜の食欲を満たすイタリアンだ。 通常時の早い時間はコースだが、21時を過ぎるとアラカルトも可となり、その際カウンターに座れば、この食材のプレゼンを体験できる。 オーダーの仕方はゲスト次第で、おまかせコース仕立てからスイーツとワインだけ、食材から「こんなもの作って」という、わがままもあり(忙しい時はご遠慮を)。 その自由度の高...
ここで、まず圧倒されるのは、その種類と内容。イタリアンの枠を飛び越えた自由闊達なメニューが、実に魅力的なのだ。 例えば、オマール海老のフリット。カダイフを巻いて揚げ、添えたソースはアメリケーヌとまるでフレンチのような凝りようだが、構成はエビフライそのもの。さらにカレーやハンバーグ等の王道の洋食メニューまでバラエティ豊かだ。 イタリアンの定番のパスタにしても燻製風味のカルボナーラや肉感たっぷりのミ...
カウンターの席に座る。眼前でシェフが躍動し、視覚、嗅覚、聴覚が刺激される。そしてサーブされるできたての美味なる料理。 最終的には、味覚が刺激され、傍らにいる“...
多様なカルチャーが交錯する華やかな空間。渋谷の夜景を望む多国籍レストラン
ここ10年にわたる渋谷駅周辺の再開発で、街の表情は激変した。近未来のような光景が広がっているが、そんな渋谷のエキサイティングな光景を楽しむなら、ここ『Dōngxī 亜細亜香辛料理店』以外ない。 真横からのサイバーシティーのようなビューと共に味わいたいのは、スパイス香るアジア料理。 東から西に広がるアジア全域の料理をベースに、ハーブやスパイス、発酵調味料などをふんだんに使った料理が楽しめる。...
窓の外に広がるのは、いままで見たことがない近未来的な都市の夜景。 「渋谷スクランブルスクエア」や「タワーレコード」など新旧のビルが妖艶に光り、明治通りを行き交うクルマのテールランプもいつもより煌びやかに見える。 まるでスクリーンに映されるSF映画のようだが、これが令和の渋谷。 そんな眺めを体験できるのは、8月1日に新・宮下公園敷地内に誕生したホテル「シークエンス ミヤシタパーク」の5階にある『Dōngxī(ドンシ...
2020年の夏は猛暑が続き、もはや亜熱帯と化したような東京。そんな今の時期にこそ無性に飲みたくなるのが「ビール」だろう。 そこで月刊誌最新号では、ビールを美味...
恵比寿の路地裏でアブサンを。デートの〆に、2人の距離がぐっと縮まるバー
「アブサンって知ってる?」と、女性を誘ったエビダンの数はいざ知らず。『Bar Tram』は、恵比寿駅西口で来年20周年を迎えるバーだ。 名物はかのゴッホも魅了したという薬酒・アブサン。ニガヨモギを主原料としたリキュールで、独特な香りと心地良い苦味をもつお酒である。酒好きな女性ほど、こういった提案に嬉々と乗ってくれる。 注文すべきはアブサンドリップ。これが伝統的な飲み方で、グラスに入ったリキュールに少しずつ砂糖と水を...
路地裏の雑居ビルにあり、少々入りづらいが、恵比寿の夜を知るにはまずはここからという登竜門的バー。 こだわりのアブサンをはじめ、さまざまな酒の背景の物語を絡めて飲む面白さを教えてくれる。開店以来、15年間見てきた街の素顔を聞けるのも同店ならでは。...
薬草系リキュール、アブサンの専門店である『バー トラム』は、アブサンを使用したカクテルを約10種提供。 そもそもアブサンとは、ニガヨモギ、アニス、ウイキョウなど複数のハーブを配合したもの。魅惑的な味わいは〝悪魔のお酒〟とも呼ばれ、20世紀初頭にはフランスで製造禁止にもなったほどだ。 そんなアブサンの熱烈なファンのひとりであった画家ゴッホをイメージしてつくられたのが、この“ヴァン・ゴッホの破滅”。アー...
ほぼ灯りがない暗闇の空間はインターナショナルな雰囲気を放ち、この中でアブサンドリップの儀式が体験できる。アブサンの原酒の入ったグラスに「アブサンスプーン」を置き、そのうえに角砂糖を乗せる。 そこへ、「ファウンテン」という給水器で、水を垂らしながらゆっくり角砂糖を溶かしていくのだ。すると、アブサンがだんだんと白く濁っていき、ハーブの香りを放つ1杯が完成する。 強い酒であることは間違いない。このアブサン...
「カウンターが主体で、シェフが気さく」「客層もよく、同じ価値観を共有できる雰囲気」「アラカルトで頼めてコスパもいい」。 大人はそんな店に足繁く通う。コロナを経...
渋谷の外れで人知れず賑わう!煮込みが絶品のビストロで、日常の幸せを噛みしめよう
軽やかな口あたりの自家製マヨネーズに、トリュフオイルと生こしょうをかけて仕上げた「ウフマヨ トリュフ風味」390円。 マヨネーズにはリンゴ酢を使っているので酸味がマイルド。...
『Niru』は煮るの意...
青山のビルの地下に潜む、ワインショップ&レストラン。シーン問わず重宝する
新陳代謝の激しい街・青山で10年以上も支持されてきたワインショップ&レストラン『W 表参道』が、今年5月に場所も新たに生まれ変わり、さらにパワーアップを果たした。 新天地は、骨董通りの1本裏に建つビルの地下。 店名を『W AOYAMA The Celler&Grill』と改めた上、イノベーティブな料理で人気を博す外苑前『JULIA』の“シスターレストラン”という魅力的なコンセプトが加わり、話題性も十分だ。...
なんとこの店、1000円以下のデイリーワインでも、1本ウン万円という憧れのグランヴァンであっても、抜栓料として店内持ち込みにかかるのは600円のみ。高ければ高いワインほど、店で味わうと、かなりお得というわけだ。 であるなら、思い切って奮発してしまおう、という貴方ヘ、さらに朗報!そんな美酒をしっかり支えてくれるのが、店内中央に焼き台を備えるグリル料理。豪快な肉料理の数々が、香ばしい焼きたてでテーブルへ。 料理に合わせお目...
意表を突くアイデア和食が楽しめる店。カウンター越しにのぞく囲炉裏の炎に癒される
フレンチの料理人がつくる和食に囲炉裏という意表を突くコンセプトの『深夜食堂GAMIN』。 フレンチ一筋ながら、グループ1の“アイデアマン”と称される藤井将之氏をシェフに据え、新たなスタートを切った。 秘密めいた階段を下り、店に入った瞬間、目に飛び込んでくるのはカウンターを温かく照らす囲炉裏の炎。 そのすぐ隣ではケバブがグリルされ、網の上では魚や野菜が香ばしさをまとい、どこか旅情を誘う和の趣が非日常感を後押しする。...
「とうもろこしのムースと生雲丹」1個¥800。バターで炒めて香ばしさを引き出したトウモロコシをマスカルポーネなどと合わせてムースに。雲丹のネットリした甘みとよく合う。「炙り漬けマグロとアボカドわさび」¥900。マグロは赤ワイン(!)も使う醤油ダレにおよそ半日、漬け込む。基本的な和食の手法を踏襲しつつ、遊び心も盛り込んだ酒肴がそろう。 カウンターの一角を陣取れば、そこはふたりだけの世界。ほの暗い照明の中、囲炉裏の炭火だけが揺らめい...
恵比寿駅を出て、「恵比寿ガーデンプレイス」前から、人の行き交う姿の少ない白金方面へ。 あの『オー・ギャマン・ド・トキオ』が、同じビルの地下に開いたこの店は〝深夜食堂〞という店名と同名タイトルの漫画の世界を彷彿とさせる、和をベースにした料理の品ぞろえが秀逸だ。...
恵比寿駅から約3分!サク飲みからデート利用まで、使い勝手の良い人気バル
駅近に隠れ家なし。特に恵比寿では、そう決めてかかってしまいがちだ。 だが、恵比寿神社の裏から続く道沿いに佇む『Baru Comodo』は、そんな思い込みをあっさりと覆す良店だ。...
10坪の店内は、臨場感を直に感じられるカウンター主体のスタイル。炭火で焼いたり、フライパンをあおったりと大忙しのシェフを前にする、居心地の良さは格別だ。 料理は手作りを徹底し、ワインも約50種と充実。日常に寄り添うバルの気軽さを実直に表現している。等身大で客と接する同店は、実に清々しい。...
恵比寿神社を抜けた先、路地裏に佇むスパニッシュイタリアンバル『Baru Comodo (バルコモド)』。朝5時までウマい料理が食べられるとあって、周辺レストランのシェフも通う人気店だ。 スパニッシュイタリアンをベースにしながらも、素材は国産食材がずらりと並ぶ。...
多くの飲食店が軒を連ねる恵比寿駅前だが、一本裏道へ入ると意外と静かなものだ。スパニッシュイタリアンを謳う『Baru Comodo』も、駅から徒歩3分とアクセス良好ながら、恵比寿神社裏の穴場エリアにあり、穏やかで心地よい時間を約束してくれる。...
街の喧噪から離れた恵比寿神社裏で朝5時まで営業。時間を問わずおいしい肉&ワインを楽しめる隠れ家バルは、夜な夜な恵比寿で遊ぶ人たちには知られた存在だ。 枝肉で仕入れる徳島産阿波牛や猟師と直接取引しているジビエ、函館直送の鮮魚など、こだわり食材を使った料理の数々は低価格に設定。60種以上あるワインも¥2,000からとお手頃だが、1900年代のヴィンテージも用意する本格派。様々なシーンに対応してくれる、頼もしい...
オリーブ夢豚のしゃぶしゃぶコースが絶品!個室3室のみ、神泉に佇む隠れ家
1日3組限定、完全個室のこじんまりとした店『のりこのごはん』。 店主の鈴木のりこさんが腕を振るう絶品コースのメインは、香川県でオリーブを食べて育った「オリーブ夢豚のしゃぶしゃぶ」だ。 旨みの強い豚肉は、3種のタレそれぞれに合う薬味をたっぷり入れていただく。...
2016年12月に神泉町に突如出現した、「の」のサインが光る和な風情の店。いままで取材拒否だったこちらは、常連さんからのご紹介で『東京カレンダー』への露出が実現! 料理人・のりこさんが腕を振るう、オリーブ夢豚のしゃぶしゃぶコースがメイン。...
レストランは、「ただ料理を食べる場所」ではなく、「大人の男女が繰り広げるドラマの舞台」だと、東京カレンダーは常に訴えてきた。 「味はもちろんのこと、見映えもい...
有名人も通う西麻布の隠れ家。不思議な暗号のメニューで会話も弾む、日本料理店
10年間ミシュラン一ツ星に輝き続け、和食の本筋を外すことなく、独自の世界を追求する岡元 信シェフ。 『ラ・ボンバンス』のクイズのようなメニューは、「お客様と一緒に楽しみたい」という気持ちから。 何気なく書いた料理名クイズが意外とウケたことから始まったが、どんどん難易度がアップ。今や解答率がほぼ0%のものもあるが、答えが分かったときの喜びは大きい。 料理名の答えとともにSNSに投稿すれば盛り上がるだろう。...
『ラボンバンス』といえば、毎月変わる「謎かけのメニュー」が愉しい。 例えば、これ。 ①「How much brownづけ」 ②「3 5:30」 この斬新メニューこそがホスピタリティの新スタイル。 あなたは、これが何のメニューがわかっただろうか??? そもそも、店名からして意表をついている。 知らなければ、間違いなくフランス料理の思うだろうが、歴とした日本料理のお店だ。 シェフが毎月繰り出しているのが...
味噌の味ってDNAに刻まれてますね――。 今回、スペシャル企画として読者限定のGMT鍋制作を依頼したところ、快く引き受けてくれたのは『ラ・ボンバンス』岡元信氏。ご自身が育った新潟県長岡市の「鴨鍋」を特別メニュー用に再現して頂いた折、冒頭の台詞がシェフの口から漏れてきた。 「ひと口食べて、僕自身も懐かしさがこみ上げてきました。味噌は偉大ですね。新潟県の山間の街で育ったので、食卓には普通に鴨鍋が並んでいました。...
熟成鮨に悶絶必須!深夜の広尾で絶品鮨を提供する名店
圧巻の品数と豊富な日本酒、そしてリーズナブルさで予約1年待ちとも言われる『鮨 心白』さん。 食事はゆっくりとりたい欧州気質なので、4時間近い鮨の宴は至福でしかない。 海苔の形状も芸術的な数の子は目を引いたひと品。味もさることながら、見目麗しきお料理の連打に心も潤います。...
店主の石田大樹氏自ら、常に各地の食材を探し求め、丁寧な仕込みと機敏な技でもてなす。巷の鮨屋とは一線を画するエンターテインメント性の高さに魅了されること必至。超予約困難店のプレミアシートにエスコートされて喜ばない女子なんていない!...
産地直送の旬魚に手業を凝らした正統派の鮨と、本格的な料理の二本立て。それもコース¥8,800という待望の新店が2014年12月に誕生した。 店主・石田大樹氏は『青山えさき』を皮切りに、恵比寿『幸せ三昧』、中目黒の日本酒専門店『酒人あぎ』で料理長を務めた若き実力派。 「お客様との会話を大切にした店を」と、白木のカウンターに立つさらしの仕事を志したという。まずは先付、刺身に焼き物、天ぷら、小鍋につまみを...
オープン1年を待たずして、“熟成鮨”の名店と言われるが、その魅力は、絶妙な温度管理で熟成をかける技術力のみならず、店主・石田大樹さんが現地を訪れ、生産者の熱意溢れるものを仕入れていること。それが客を惹きつけるのだろう。 たとえば米は、宮城県の木村正明さんが育てる「かぐや姫」を。これはササニシキの突然変異で、通常よりも長い時間をかけて成熟するためアッサリとしており、主張しすぎないうま味があるという。...
まさにフレンチの殿堂。高揚感を感じる憧れのシャトーレストラン
ドラマ『東京女子図鑑』の「“ロブション”に30歳までに連れていってもらったらいい女」という言葉を聞いてから意識し続け早28歳。 満を持して昨年のクリスマスに訪問した『ガストロノミー ジョエル・ロブション』! SNSでよく見かけていた芸術的なキャビアの料理を実際に目の前にし、感激。何アングルも撮影したのだった。...
“フレンチの神様”と讃えられたジョエル・ロブション氏が、世界中で展開するいくつものレストランの中でも、最高峰のブランドに位置づけられる一軒。 煌びやかなレストランの空間に映える誕生日プレートは、なんとフルオーダー可能。ぜひお祝いする大切な相手のイメージにあわせて相談したい。 記念撮影も考慮し、立体的な仕上がりにしているので、プレートと共に撮影すれば、この上ない思い出を残すことができるだろう。...
肉料理をゲストの目の前で取り分けるデクパージュなど、ロブションならではのサービスとおもてなしを体感した後は、まるでお菓子の博覧会の如きデザートワゴンの登場だ。...
この世紀のグランメゾンが誕生したのは1994年。ガーデンプレイスに燦然と輝く、その姿に憧れを覚えた人も多いだろう。現在は、パリ、モナコなど世界11カ国で展開するロブションのレストランの中でも、最高峰ブランドのガストロノミーとして君臨。 2008年から9年間連続でミシュランの三ツ星をとり続けるなど華々しい経歴を誇る。その名声については、既に万人の広く知るところだろう。知名度の高さにおいては、数あるフランス料...
「時代に即して料理は自然志向になっていますが、盛りつけのディテールの追求はロブションの普遍の特徴です」。 穏やかな口調で語るアラン・ヴェルゼロリ氏は、ロブション氏の右腕。写真は、彼のセンスでロブションの名物を盛りつけた一皿だ。 皿の右上端のオレンジの線とキャビアの写真は、左手の「キャビアをのせたスモークサーモン」を反復表現したもの。水中を泳ぐ鮭の動きをイメージして上から下に書いたオレンジの線には...
コストパフォーマンスがいい。パレード+ディナー+お酒+雰囲気で最高の気分に。...
男子が一生懸命考えたレストランデートのプラン。 ニコニコ笑って「とても楽しい❤」と言ってくれてたけど、本当のところ彼女の感想はどうだったんだろう……。 そんな男子の不安を解消すべく、女性ユーザーにアンケートを実施! 知りたくなかった女子のホンネが見えてくるかも...。男性諸君、覚悟はよろしくて??男性がアイディア絞って女性を満足させるために考えたレストランデートプラン。 はたして実際のところ、レスト...
言わずと知れた三ツ星フレンチでのお祝いディナーも、食中の会話は独特なものだった。「東証一部上場の夜だったので、会社の仲間と慰労会のつもりで行ったんです。なのに僕以外の3人は“来年はこういうことをしよう!”と、もう次の仕事の話をしてるんですよ(笑)。みんな興奮してたのかな」...
少量多皿な構成で魅了!和の精神と中華のテクニックが融合した進化形料理
まるで大皿に咲く大輪の花のような美しさ、そして思わず息を呑む迫力。 皿の上に置かれているのは、豚バラ肉と茄子のみと潔いが、各々が交互に整然と並ぶその様は、まさに“機能美”と呼ぶにふさわしい。 『茶禅華』の川田智也シェフ曰く「口にした時の食感を考えて厚さは1mm。茄子の飾り切りも硬い皮を食べやすくするため」だそうで、調理過程すべてに味わいを鑑みての理由があり、そこから生まれる必然的な美しさなのだ。 コース(33...
例えば鮮度やサイズへの留意はもちろん、「姿蒸し」の“蒸す”という行為ひとつにも深慮。 蒸す際に、卵と足の身の部分に火が均一に入るよう蟹の足に蓮の葉を巻く。そうすることでパサパサになりがちな身の味までをも最大限に引き出す。 ひとつの甲羅に、オス・メス双方の身と味噌、そして卵や白子を詰めて提供する際も、ベストなバランスで味わえるように日々配合を微調整するきめ細やかさ。...
かつては武家屋敷が立ち並び、現在はドイツやフランスなどの大使館が点在。そんな南麻布の閑静な住宅街に、「食通」と「港区女子」から支持を集める中国料理店がある。今年2月にオープンした『茶禅華』だ。 もともと大使館員の住まいだった一軒家を改装して作ったという店内はグレーを基調とし、それが、ところどころに配されている李朝の調度品や景徳鎮の器などと相まって、独特のオーラを纏っている。 「ドラマティックですよね...
ここ1~2年、食の世界で最も面白い動きを見せている料理のジャンルは? といえば、それはまさしく中華料理だろう。マニアックな地方郷土料理や少数民族料理に目を向ける料理人もいれば、フレンチよろしく少量多皿料理の新しいスタイルで勝負をかける店、そして、伝統料理を踏襲しつつも独自のアレンジを加味、現代人の嗜好に合わせたモダンな料理に昇華させている実力派シェフなどなどまさに百花繚乱! 30代の中華料理人たちの活躍ぶ...
名物「蒸し鮨」の食感が堪らない…!既視感のない品々で、デートの切り札となる一軒
カウンター越しに、間近で職人の技を堪能するのが江戸前鮨の醍醐味だが、こちらの「蒸し鮨」は、さらなる臨場感を追求して生まれた一品だ。 表参道と西麻布の中間に位置する『鮨m』の名物である。 300℃のオーブンで焼かれた有田焼の器の登場がショーのはじまり。 昆布を敷き、粗塩を振ったノドグロの握りをそっと置く。器の溝に注がれた熱湯が一気に沸き立ち、カタカタと小気味よい音を立てて揺れるのを待つこと30秒。...
矢部さんが西麻布の『鮨m』で特に驚いたのは名物の蒸し鮨。 300度に熱した台にキンキの握りが間接的に起かれ、台に湯をかけることで30秒ほど蒸される。コース20,000円。 海苔の香りと相性抜群の石川産のどぐろ。パリっとした海苔と繊細な身質のコントラストも絶妙だ。 なお、厨房には『ティエリー・マルクス・サロン』の元料理長がいるので一品料理もハイレベル。...
こちらは、トリュフのソースを合わせた「青森産わかさぎの素揚げ」。 熟成したトリュフは醤油や海苔のような香りが出てくるので魚介と相性がいいとか。 素揚げしたセリを添え、下には菊芋のピューレが敷かれている。仕上げに軽くスモークをかけ一体感を演出。 序盤から上等なフレンチ並みの料理に驚きが隠せないが、実は裏でシェフを勤めるのは銀座にあった『ティエリー・マルクス・サロン』の料理長を務めた人物。 ...
話題沸騰のサムゲタンで、心身の疲れを癒す夜
韓国料理ではおなじみの、食事の最初に突き出しのようにずらりと出てくるミッパンチャン(常備菜)。 手作りで丁寧に調理された料理は韓国で宮廷料理を極めた女性料理人が生み出した、上品で洗練された味わい。 ことにシグネチャーでもある「自家製韓国海苔の佃煮」は箸が止まらないと評判の一品。 キムチの赤、ナムルの緑、キンパの白、海苔の黒などの色のコントラストがSNSに華を添えるだろう。 「韓国食堂入ルのサンゲタンコー...
韓国で古くから親しまれる伝統的な〝ソウルフード〞のひとつがサムゲタン。 もち米や漢方をつめた丸鶏をスープで煮込んだ鍋は、体力を回復させる栄養に富み、体にしみ入るような味わい深いスープは〝コラーゲンの泉〞といってもいいほど。 そんなサムゲタンの専門店として人気なのが、大阪の『韓味一』を創業した朴 三淳さんからレシピを受け継ぎ、ビブグルマンにも選出された『入ル』の東京店だ。 本場仕込みの味を堪能できると、食好きを...
元は大阪のコリアンタウンで韓国出身の女将が始めた店。名物であるサムゲタンの優しく滋味深い味に魅了された人は数知れず。 約40年変わらぬレシピは息子さんに継承され、このほど初めての東京進出となった。...
燻製料理を心ゆくまで堪能できる、中目黒の路地に佇む一軒家レストラン
周囲には店が皆無ゆえ、外灯の灯りが目印だ。 扉こそ重厚だが、中へと一歩足を踏み入れれば、知人の別荘を訪ねたような温かな雰囲気でリラックスモードへと誘われる。 メインフロアの3階は、壁に設置された書架に洋書が並び、まるでライブラリーラウンジといった空間。1階は10人まで利用可能な個室も用意する。...
鎗ヶ崎の交差点の脇を入った周辺に広がるこのエリア。実はここ、中目黒通にとっては目黒川沿いや山手通り沿いよりも、ついつい足が向いてしまうホットスポットなのである。深夜までワイワイ飲める店も多く、近隣で働く仕事帰りの人や地元の人、外国人客などが目立つ。とはいえ、外様お断りの雰囲気はなく、普段着感覚で通えるオープンな店ばかりなので、よそからの訪問でもご安心を。一度ここを訪れたら、その魅力に毎晩通いたくなるはずだから。こぢんまりとした店が...
かつては「ファッションの街」と言われ、いまだに脈々と引き継がれる、絶対的なお洒落イメージ。 といっても、港区的な“ギラギラ感”はなく、あくまでも地に足がついた...
職人魂感じるピッツァは圧巻。プロも認める本格老舗イタリアン
桜散歩でお腹を空かせたふたりを満たすなら、「あれも食べたい」「これも食べたい」にオーダーメイドで応えてくれる『イル・ルポーネ』へ。 最初に断っておくが、店にはグランドメニューが存在するし、その日のおすすめは黒板に掲げられてもいる。だが、それは参考程度に眺めるのが正解。 ここの真骨頂は、その夜の気分や空腹の度合い、つまみたいのか、ガッツリいきたいのか、お酒は何を合わせたいかといったゲストの希望を引き出しながら、“ふた...
「ファンタジア・ナポリターナ」。日本にナポリピザを浸透させた代表的なお店のひとつ。本場ナポリから取り寄せた薪窯で焼き上げるピッツァは薄めだが、香ばしくモチモチ。その他のサイドメニューも好評“世界一のピッツァ職人”山本さんが勧めるのは、10年以上続くイタリアン。 「オーナーの井上さんとは昔からの仲ですが、こちらはサービスも味も雰囲気もすばらしい。マルゲリータと魚貝のパスタは間違いなし!」...
今、東京で最も予約が取りにくいピッツェリアのひとつ。代表の井上勇氏の信念は、基本に忠実であること。 「特別なことはしていない」という氏のピザが抜群に美味しいのは、素材選びから生地の熟成、薪窯の温度管理、焼きの技術、塩やオイルのバランスなど、すべてにこだわり抜く職人魂の賜物。 同様の姿勢で仕立てるアラカルトも味わい深い逸品揃い。...
日本一予約困難の『鮨さいとう』プロデュースの店!究極の逸品に舌鼓
中目黒駅から徒歩約8分。高級感も艶やかさも備えながら、流れる時間はどこかアットホーム。 確かな腕前の握りを求め、大人たちが連夜『鮨 つぼみ』の暖簾をくぐる。 中目黒の上質を代表するような鮨店に、岩田さんが魅了されるのも納得だ。 檜のカウンターとライティングが艶やかな店内。正面の坪庭には端正に整った松の盆栽が置かれ、都心のなかで和の美しい設えを感じられる。 以前、月1回は必ずお鮨を食べに行っていたという、生粋...
若くして、鮨の名店を自分の行きつけにできるなんて、思ってもみなかった。それが、こんなに簡単にその扉が開くとは―。 とある仕事を部長に褒められた矢先、「いい鮨屋があるんだが、どうだ、一緒に」と誘われたのは2ヵ月前のこと。 「どこですか?」と聞くのも野暮だと思い、「ぜひ連れて行ってください」と部下らしく、返事をした。 当日、送られてきたのは中目黒にある『鮨つぼみ』のURLだった。日本一予約が難しいといわれる『鮨さいと...
目黒川沿いのイタリアン。現地で活躍したシェフが、遊び心加えた東京らしい一皿を提供
イタリアンは、気張りすぎない空気と日本人になじみのある味だからか、デート需要が高い。 ピッツェリアからリストランテ、郷土系に革新派まで中目黒のイタリアンの選択肢はじつに幅広い。 デートでの“指名率”が高いのが目黒川沿いの『リストランテ カシーナ カナミッラ』だ。 桜の時期は窓際の“特等席”がとくに人気。4月上旬まで、お花見のコースの予約も受付中だ(ランチ10,000円、ディナー15,000円。窓際の席はひとり...