大切な人を気軽にエスコート。端正な肉料理で魅せる肉割烹
中は白味噌仕立てで、牛タンと聖護院大根が入る。...
「何、食べに行く?」「和がいいかも!」 そんな会話が、大人になるにつれ増えていくような気がする。歳を重ねると「和食」の素晴らしさに改めて気付く。 しっと...
口に入れた瞬間、溶けて消える『うにく』は必食。贅沢コースを堪能しよう
材料はうにと牛肉のみ。至極シンプルな料理だからこそ、「うにく」は食材のクオリティと仕上げの微差が味わいを左右するメニューである。 『いま津』でも一時期は大葉やキャビアを加えたこともあったが、詰まるところ、うにと肉だけがベストだった。 「うにく」は¥7,500の「築地 いま津 堪能コース」内の一品で、ひとりふたつ。 肉には徳島県産の黒毛和牛である阿波牛のしんしん、うには北方四島の無添加バフンうにを使用するとあって、...
肩肘張らないおまかせ和食に酔いながら、銀座の夜は更けていく
今年の6月、東銀座に立地のとおりの名をもつ和食店『歌舞伎座裏まさし』が誕生した。 路地裏を進み店に入ると、そこはカウンターに8席が並ぶ小体な店。腕をふるうのは日本料理歴17年、晴れて独立した加藤将史さんだ。...
銀座の“薪焼きフレンチ”で特別な夜を。俊才シェフのおまかせコースは逸品ぞろい
料理は、おまかせの1コースのみ。アミューズからデザートまで約9品が登場する中で、薪を使わない料理はアミューズだけ。 太刀魚や和牛イチボといった鉄板の薪焼きメニューはもとより、エシャロットを丸ごとアルミホイルで包み、熾火にかざしてじっくりと蒸し焼きにしたり、薪で仕上げた自家製のパンにフォアグラのテリーヌをあしらったりと自由闊達。 炎を操り、作り上げる寺田流薪火キュイジーヌに注目したい。...
東京カレンダー最新号は『2019年、間違いなかった店』を大特集! 思わず何度も通ってしまった「日常を豊かにする店」、ここぞの時に使った「納得感のある高級店」、...
東銀座の最強肉ビストロ!塊肉から肉汁と旨味があふれ出す
銀座に屈指の赤身メニューで、ゲストを引きつける肉焼き名人の店あり。 それがここ『IBAIA』。 小体な飲食店が立ち並ぶ裏通りという控えめで上品なロケーションとは裏腹に、圧倒的な人気を誇るのが味もボリュームも申し分なし!のパワフルな肉料理。 お肉が焼き手によって、こうも変わるのか、と衝撃を受けるゲストが絶えない。 肉焼きこそが自分の道、と身を投じて19年。 日夜肉を見極め、触れ、調理し続けているシェ...
歌舞伎座にほど近い東銀座の裏通り。バスク語で“川”をあらわす『IBAIA』は、その肉力の高さで話題の店だ。 目指すは、バスク料理の定番を押さえた気軽なビストロ。 こういう、気さくだけど強烈に旨い店を知っていると、男の株が上がるというもの。...
肩ひじ張らないコージー感がなんとも居心地良い、肉フレンチビストロ『IBAIA(イバイア)』は、その名の通り、メニューを見れば、本当に肉料理ばかりが揃い、魚料理は1種あるか無いかという徹底ぶり。 シェフ・深味氏は、肉料理に定評があるフレンチの名店『マルディ・グラ』のスーシェフを務めた実力派で、多くの肉好きを魅了する。 同店の人気メニューが「牛のヒレカツ」¥3,000~。超厚切りの牛ヒレを、絶妙な火入れ...
「噛むと煮汁がブワッと口に広がる。あれは形を保ったスープです!」と絶賛するのは「牛のヒレカツ」。 重たさは一切なく、口当たりは驚くほど軽い。深味雄二シェフの火入れの特徴は、肉を休ませず、肉汁が弾けるように仕上げること。「技術が凄すぎる。」と田辺氏も唸るばかりだ。...
肉好きがこぞって通う銀座の『マルディグラ』で12年間、スーシェフを務めた深味雄二さんが心機一転の再スタートと聞けば、期待に胸が膨らむのは当然のこと。シェフのひたむきで丁寧な仕事を支えるオーナーの兼安聡子さんは『グレープ ガンボ』(現在閉店)や、深味さんと同じ『マルディグラ』で長年サービスに携わり、2013年、晴れて独立を果たした。 歌舞伎座にほど近い東銀座の裏通り。バスク語で“川”をあらわす『IBAIA』...
バスク語で川を意味する店名の通り、フレンチバスクのエッセンスを加味したメニューが売り…のはずが、今や“路地裏の肉ビストロ”としての知名度の方が高い同店。 肉焼きの力強さと豪快な塊肉で肉ラバーの心を鷲掴みにしている。お馴染みのTボーンステーキや牛ヒレカツetc. 人気メニューが数ある中で、知る人ぞ知る裏メニューがこの“骨付きリブロースステーキ”だ。 Tボーンステーキと同じくUS牛を使用しているが、リ...
東京カレンダー最新号は、最旬の「お肉が美味しい店」を大特集! ヘルシー志向な女性からも大人気の「赤身」、人気再燃中の「タレ焼肉」、デートにも使える「お洒落焼鳥...
ランチタイム限定の『比内地鶏の鶏まぶし』は必食。上質な鶏料理に舌鼓
『銀座 かしわ』で提供されるのは、焼き鳥を中心とした鶏料理。そのどれもが、細部までこだわりを感じられるものばかりだ。 同店で焼き場に立つのは、焼き加減や塩加減はもちろん、見た目の美しさ、素材に関する知識、衛生面など幅広い審査に合格した一流の焼き師たち。 そして彼らが扱うのは、秋田で直接仕入れた比内地鶏。普段はなかなかお目にかかれないレバーやハツといった希少部位も揃い、上質な鶏料理を味わうことができる。...
辛いけど旨みたっぷりの麻婆豆腐!銀座でリッチにモダンチャイニーズを
銀座で中華料理を味わうならば『東京チャイニーズ 一凛』がおすすめ。 人気の「おまかせコース」は、辛さの調整はもちろん内容に至るまで、お客様の要望を取り入れてくれるという嬉しいサービスに、通いたくなること間違いなしだ!...
歴史ある料亭街、東銀座に佇む本格和食
銀座で今、最もホットな美食エリアといえば、東銀座界隈。観光地化しつつある銀座の華やかな中央通りに比べれば、幾分庶民的とはいえ、グッと落ち着きのある街並みが続く。 それもそのはずで、この東銀座から築地にかけてはもともと料亭街。今も『東京吉兆』、『金田中』などの老舗料亭が往時の面影を留めている。その名残、というわけでもないだろうが、本格派の割烹料理店が集約しているのもこの辺りだ。 『井雪』、『あさみ』、『ぎんざ 山路』とい...
歌舞伎座裏のグルメエリアにある人気店。値段以上の満足感を感じる名人の握り
充実した内容のコースを¥12,000という特価で提供。そこには、店主・藤田真一郎さんの「幅広い年代の人に鮨を気軽に食べてほしい」という気持ちが込められている。 魚は瀬戸内、房総、外房から直に入れているので鮮度の良さは抜群。朝捕れたものが早ければ昼には入るそう。 その日のおすすめの魚が送られてくるため、鮨のネタとしては珍しい魚が握りに採用されることがあるのもユニークだ。若き店主が、真摯かつ穏やかに、未知の鮨の楽しさを教え...
自らを合理主義と分析するが、それは効率第一とは、意味が少し違う。常識にとらわれず鮨を追求し、食べ手の心を掴んでいるのが、2014年7月、東銀座にオープンした『鮨 ふじ田』だ。 塩麹に漬け込んだ焼き物や炭火でレア気味に炙った魚に思わず杯がすすむ。“ありきたり”とは無縁の妥協なき姿勢は、店で扱う酒にも見てとれる。シャンパンは、試飲して「コレならアリ」と感じたドゥーツのみをオンメニュー。渋めかつ個性的なセレクトは日本酒にも共通している。...
北海道産・絶品いくらを、丼ぶりにこれでもか!と盛られる“名物 船上めし”は必食
そんなテンションマックスの状態でいただくいくらはおいしさもマックス!いくら本来の甘味と旨味に日本酒ベースのダシが加わることで、まさに絶妙な味付けとなっている。 また、ある程度いただいたところで温かいかつおだしと薬味を加えれば、「いくらのだし茶漬け」として一味違った味わいが楽しめるのも嬉しい。いくらのエキスとかつおだしのマリアージュはまさに至福のひととき。 味よし!見た目よし!エンタメ性よし!の三拍子そろったいくら丼がこ...
本場の味をリーズナブルに。存分にフランス料理を愉しめる店
オードブルの定番「田舎風テリーヌサラダ添え」※仕入れ状況による常ににぎわっている活気ある雰囲気も魅力だ...
極上肉を黄金色のお出汁でさっぱりと。京都で50年以上愛され続ける名店の味
この店の特徴は、味付けされた肉を出汁のようなつけタレで食べるという、京都で50年以上愛され続けてきたオリジナルの食べ方。 創業以来歴代の料理長のみが知る秘伝のレシピで現在も自家製で作り続けているというこのタレは、さっぱりとした後口と肉の旨みを引き出し、焼きたての肉を食べごろの温度に調整してくれるという役割も。 他では味わえない絶品のお出汁がたまらない!...
ウニの食べ比べをしよう!常時15種以上が揃う、築地唯一のウニ専門店
築地唯一のうに専門店『うに虎喰』では、常に産地別で5~8種類の食べ比べを楽しめるのがうれしい。 この丼に使用するうには国産の5種。右から釧路産エゾバフンウニ、青森むつ産ムラサキウニ、北方四島産エゾバフン、根室産キタムラサキ、根室産のバフンウニ。中でも北方四島産がとりわけクリーミーで甘く、青森むつ産は粒の際立ちとすっきり感があるな…と、その違いを一つ一つ味わっていけるのが嬉しい。 うにが5種の味比べができるので全く飽きな...
最高の海鮮が集う築地の中でも珍しいウニ専門店の名物丼。時期により一番美味しいウニを文字通りこぼれる量で提供する。添えられたノリに巻いていただくもよし、大胆にすくって頬張るもよし。新鮮なウニを満喫して。...
築地市場内に構え続けること100年以上。心温まる昔懐かしのカレーの味
大正元年創業以来なんと100年にわたって、築地市場内の食堂街に店を構え続ける『中栄』 約40年前のレシピを今も守り続けている昔ながらのカレー。玉ねぎと軽くソテーした豚肉を19種にもおよぶスパイスとともに煮込み、一晩寝かせたルウは濃厚なコクを秘めながらも仕上がりは驚くほどあっさり。築地に通う名店のシェフたちをもって、毎朝食べても飽きないと言わしめる日本の懐かしいカレーの味。 一番人気の辛口インドカレーは、なんと、¥600...
海鮮丼→ウニ丼→お茶漬けと3変化する “海鮮ひつまぶし“は絶品!築地場外の人気店
旬の魚をリーズナブルな価格で味わうなら、やっぱり築地。築地場外に6店舗展開する『虎杖』の中でも、グループで楽しむならこの『虎杖 裏店』がおすすめ。新鮮な刺身の盛り合わせは、そのコスパのよさに驚くはず。 ウニやイクラなど12種類ものネタを惜しげもなく使った「海鮮ひつまぶし」はぜひ試したい人気メニューだ。オーナーが京都出身なので、一品料理には、ホッとするような京風のおばんざいも。 昼は観光客で賑わう築地場外も夜はひっそりと...
築地場外のお店だけに、今回使用する魚介類は、生のホタテや有頭エビなど、ゴージャス。魚だけでなく、貝や甲殻類など種類の違うものをミックスすると美味しい! 「夕食の刺身や、鍋を作ったときの具材を数切れずつ残しておくと、翌日豪華なグラタンが楽しめますよ。スーパーで売っているおつまみ用の小さな刺身盛り合わせを使うのもおすすめ!」(『虎杖 裏店』長谷川さん)冷凍シーフードミックスを解凍して使ってもOK!...
ワイン片手にリラックスしたい夜に。ヨーロッパの雰囲気漂うワインバル
中でも賑わっているのが『東京ワインバル八十郎 築地店』。船橋に開業した業界で話題の人気店『八十郎商店』の東京初進出店だ。以前7時頃に店の前を通りかかった時、あまりの賑わいに気後れしてひとりで入れなかったため、今回は予約して連れと初訪問した。 和風な店名とは裏腹に、レンガや石を使った内装はヨーロッパ的な雰囲気。なかなか落ち着く。ワインはボトルで注文して残ったら持ち帰りできると言われたが、この後もハシゴするのでグラスで注文。赤白...
江戸前のネタと北海道の幸が楽しめる!札幌出身の職人が握る、接待にイチオシの鮨店
2009年4月、歌舞伎座からほど近い東銀座にオープン。江戸前のネタに加え、花板の坂上暁史さんの出身地、北海道の幸も豊富に揃う。 例えば、通称大助(おおすけ)と呼ばれる鱒の介(キングサーモン)をはじめ、折々に登場する異なる鮭。そこに添えられた山わさび。これからの季節は、鱈の白子や幻の魚といわれる鮭児(けいじ)なども登場するそうだ。 「北ならではのネタも、ヅケや味噌漬け、炙りなど、ひと手間かけて、本当に美味しいと思うものを素直...
本格江戸前をリーズナブルに。明治18年創業当初から愛される「ばらちらし」は必食
非の打ちようのない完成度の「ばらちらし」は、明治18年の創業当初から120余年という時の洗礼の賜物だ。金糸玉子の代わりに芝海老のすり身や山芋を加えて炭火で焼き上げるまるで、カステラのような玉子焼き、という変化はあっても江戸前の仕事は変わらない。 淡雪のような口解けの風味豊かな穴子、甘酢に潜らせた車海老、わさび醤油漬けのシマアジ、絶妙な加減のコハダ、上品な甘みのおぼろなど、10種の具材を赤酢と塩の伝統的なシャリが引立てる。午後...
小山薫堂(脚本家) 「人生を見つめ直し出発点のまっさらだった頃を思い出させる味のしおりです」...
自粛期間を経て「食」についての価値観が大きく変わった、なんて人も多いだろう。 「おうち」でも〝美味しい時間〞が過ごせることは分かった、でも、何か物足りない……...