東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
旬の旨い魚が愉しめる老舗割烹。極上の料理とアットホームな空間に心が満たされる
一日以上漬け込む照り焼きは風味豊かな味わい。味噌汁は贅沢な一番出汁に4種の味噌をブレンド。 魚沼産コシヒカリにのせられた手作りのしっとりとしたちりめん山椒も人気の一品だ。...
「今日はとびきり旨い魚が食べたい」。そんな気分の夜に迷わず目指すべきはこの店だ。 駅前から新橋柳通りを抜けて、新虎通りの手前の区画は、1本中に入ると驚くほど静か。そんなブロックにある『喰切料理 一楽』は、戦後に焼き鳥店として誕生。 先代が、昭和63年から魚料理の店へと発展させ、現在に至る。...
「何、食べに行く?」「和がいいかも!」 そんな会話が、大人になるにつれ増えていくような気がする。歳を重ねると「和食」の素晴らしさに改めて気付く。 しっと...
旬の食材を最高の料理へと昇華。本格和食を5品7,000円のお手頃コースで味わえる店
酒蒸し、焼き蛤etc.数ある蛤料理の中でも、その風味と旨味を逃すことなくストレートに味わうならフライが一番。 アツアツを口にした瞬間、衣に閉じ込められた潮の香りと貝のジュースが口中に溢れ出る瞬間には、光悦の表情になるはず。 そんな絶品の蛤フライを楽しめるのが『新ばし 久』。烏森神社の参道脇に店を構えて早14年、季節ともなれば、この蛤フライを目指して訪れる食通も少なくない。 「色々試した結果、身が柔らかくジューシー...
新橋の飲み屋街に位置しながらも、カウンターでしっぽりと和洋取り混ぜた、旬のおすすめ料理を味わう割烹スタイルが楽しめる『新ばし 久』。 ファンの多いアジフライは、素材の味を生かすために下味はあえてこしょうのみ。塩と自家製タルタルソース、酢キャベツを添えるので後はお好みで。 まずはそのままかぶりつけば、衣はサクサクッといい音を奏で、身はふっくらと柔らか。アジの風味と衣の香ばしさにしばしうっとりする。...
白飯の香りでここまで驚く日が来るとは!
日本料理を、白木のカウンターで味わう。そう聞くと、食材の良し悪しを利き分ける鍛え抜かれた舌や器を見極める鋭い観察眼が必要なのでは?と身構えてしまうかもしれない。 けど、この店の主人、笹田秀信さんの優しい眼差しに迎えられた瞬間、そうした能力は不要だと感じるはずだ。 もちろん、身構える必要だってない。着席すると笹田さん、今度はハニカミながら自分の過去を語り始める。 「実は私も高校生の頃、好き嫌いが多く、偏食でした。魚...
一方、白飯なら『笹田』。仕事柄、旨いご飯はそれなりに食べこんでいるつもりだったのだが、ここの白飯を口にした時、改めて白飯の醍醐味に息を呑んだ。だからといって特別凄いことをしているわけではない。 米は笹田さん自身が感動したという魚沼産のコシヒカリ。精米仕立てを週に2~3回取り寄せる。これを九州高千穂の豊潤水で客の顔を見てから炊き始める。 こうして炊き上がった白飯は、胸をすく甘やかな香りと艶が素晴らしい。何もつけずとも実り...
丸の内、汐留、虎ノ門に勤務するビジネスマンだったら、とりあえず飲みは迷わず「新橋」。JR、銀座線、浅草線が使える交通の便も魅力だろう。 駅前の肉バルや居酒屋で...