東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
美しい塊肉&ホルモンを目の前で!肉の旨みを最後まで楽しめる肉のワンダーランド
塩漬けした和牛のスライスをタレでいただく。 ガツンとくる肉の旨みに、柑橘と醤油のつけダレが程よく絡む。1,100円。...
予約が取れない店筆頭の『肉山』とのコラボ店ということで、ワクワク出かけたのが5年前のこと。 「タレよりごまかしがきかない」塩ホルモンだからこその新鮮さに、心を鷲掴みされた。さらに、何度も足を運ぶ理由はその空気感。店内はシャビー過ぎず、客層はおじさん過ぎずの良い塩梅なのだ。 『肉山』のコラボ店という誘い文句も使いやすく、女同士でも殿方とでも、気楽に盛り上がれてもちろん美味しい! 泡がグラス(550円)なのも良き...
味噌のもみダレと柑橘香る醤油系つけダレを合わせた、濃厚な味わい。 卵は田中農場「宝玉」など、素材にこだわっている。1,200円。...
肉も野菜も楽しんだあと、シメに食べたいのが「『29』カレー」だ。 『29』と書いてあるってことはもしや『肉山』のカレー? そう、あの、肉が盛り盛りのカレーだ! これで500円って、ものすごくお得な感じ。...
今年4月、名店ひしめく四谷三丁目で地元民に愛される『もつ焼き のんき』の新店が誕生。コラボレーションしたのは、『肉山』、そして『肉山』光山氏がオーナーを務める吉祥寺『ホルモン酒場 焼酎家「わ」』だ。 元々『のんき』代表の荻野貴匡氏が光山氏にほれ込んでコラボを持ち掛けたのが発端だけに、下ごしらえから火入れまで、『肉山』と『わ』でみっちり修業したスタッフがスタンバイ。 赤身塊肉は、『肉山』よろしくカウン...
赤身塊肉のイチボ。焼き人の腕が確かだからこそジューシーで甘みを感じる肉に仕上がる柔らかく、肉の力強さと旨みをダイレクトに楽しめるのがランプ...
季節のスペシャリテは必食!老舗店二代目店主の軽妙なトークも楽しい、四谷に佇む名店
香り高い有明産の海苔にまぐろ専用のシャリ、そこに赤身、カマ、脳天、トロ……。 まぐろのあらゆる部位を無駄なくそげ落とした身が盛られ、さらに海ぶどうが加わる。そして、まぐろアゲイン! どの角度から見ても、そのボリュームといい、柔らかさといい、巻けるキャパシティを優にオーバーしていると思うだろう。 だが、ここからが真骨頂。 大将、綿貫安秀さんによりあっという間におさめられ、丁寧に切り分けられたひと巻が手渡さ...
カウンター寿司を食べに行くとなれば、やはり始めは誰でも緊張するはず。 そんな時覚えておきたいのが今回紹介する『後楽寿司 やす秀(やすみつ)』である。店主・綿貫氏が仕掛ける演出に一度訪れたらまた通いたくなること間違いなしだ。まず注目したいのは羽窯炊きのシャリだ。幾度となく失敗を重ね試行錯誤の上に完成した酢を強めに効かせたシャリは、ネタ毎に温度を変えて提供される。 食材がもつ美味しさを、最大限に引き出せる「温度」はやはりそ...
昭和45年、四谷に開業した『後楽寿司』が二代目・綿貫安秀の名前を冠した店へと生まれ変わったのが、昨年秋。L字の白木のカウンターには父と息子が等しく陣地を取る付け台がふたつ、それぞれの前にはそれぞれのお客様が座る、不思議な「競合店」である。 「いやいや、もう息子の代ですから」と柔らかく語る父・進氏が息子・安秀氏にどれほど心を配っているかは、改装前の、父の握りと息子のつまみとの棲み分けでもわかっていたこと。今は息...
鮨は不動の人気ジャンル。予約を取ることすら難しいような超人気店も存在するし、おまかせの値段も高騰の一途をたどっている。 そういったエクスクルーシブな世界が、東...
独自の感性で異彩を放つ焼鳥店。型破りな発想が生み出す鶏本来の至極の旨味
お店選びに失敗したくないという思いは、以前よりも高まっている。それは、デートならなおさら。 今回は、最近注目されている新店から艶やかなムードのあるお店をピックアップ! しかも、どのお店も有名店出身だったり、人気店の2号店だったりと“間違いない”お店だらけ! ふたりの恋を成就させるには、こんなムードが相応しい。伝説の三ツ星レストラン『エル・ブリ』で修業を積んだ、奇才・永島健志シェフが手掛ける『81』が、今年8月『e...
「あの店、まったく予約が取れないらしいよ」 東京で「食」を愛する人々が、時に口にする言葉だが、何も、そのお店を批判しているわけではない。むしろ真逆で、お店への...
豚しゃぶ一本で勝負する店。新鮮ゆえにアクがでない豚肉に驚嘆
四谷三丁目の交差点からほど近い、杉大門通りの中ほどにある『三櫂屋』は、ここ舟町で25年以上愛され続ける豚しゃぶ一筋の店。ふらりと立ち寄れる酒のあても多く、まさに穴場的。 「豚ねぎしゃぶ」を始めた元祖でもある。誕生は、鮮度の良い豚との出合い。...
「何、食べに行く?」「和がいいかも!」 そんな会話が、大人になるにつれ増えていくような気がする。歳を重ねると「和食」の素晴らしさに改めて気付く。 しっと...
グルメ通も太鼓判の麻婆豆腐!名店が軒を連ねる四谷三丁目で満員御礼の中華店
「旨みと辛みのバランスが絶妙なんです。小さく崩した豆腐の優しい口当たりと、ごろっとした挽き肉の食感がまたいい。自分で山椒を追いがけすれば、後引く辛さの襲撃にじわっと汗ばむ。ライスが止まりません」。 ランチはライスがおかわり自由だから嬉しい。ディナータイムには、麻婆炒飯なる変化球メニューもあり、楽しみが増える。...
東京カレンダー最新号のテーマは、「攻めないお洒落」。 レストランやオフィスを舞台に、リアルに活用できるファッションルールを厳選して掲載! お洒落すぎるこ...
山椒の爽やかなシビレが癖になる!本格四川をシックに堪能しよう
麻婆豆腐好きと話していて、この店を知ってたら「通だね!」といわれるに違いない。四谷三丁目にたたずむ『蜀郷香』の麻婆豆腐は、四川料理の真髄となる熱を持った辛さと、華やかな香りが特徴だ。 四川山椒の痺れる辛さ、麻(マー)と唐辛子の熱のある辛み、辣(ラー)の後、押し寄せる旨味が渾然一体に。ごはんに合わせて、無限ループの旨辛を味わってほしい。 また、麻婆豆腐にとどまらず、四川料理の奥深さを感じさせてくれる。マニアなら、押さえて...
銀座の四川料理の名店『趙楊』で腕を磨いたシェフが独立開業したコースお店。コースのトリを飾るのがこの麺だ。その量、半玉と少なく思えるが、さにあらず。 「シェフからは30回混ぜて、と言われて期待感を煽られつつ。待望のひと口を食べると山椒のしびれと唐辛子の辛さ、油の香ばしさなどが絶妙に混ざり合って口の中に広がる。今では病み付きです!」と、酒井さんも本場四川の味に脱帽しきりなのだ。...
「辛いだけではなく、辛くない料理や素材を活かした料理もバランスよくあるのが四川料理。“中国料理は季節感がない”と言われていますが、同じ料理でも旬の食材を使って季節感を出していきたいですね。たとえば、青菜の炒めでは、青梗菜や小松菜、ターサイなど、そのときどきで美味しい葉ものを使っていますし、三品盤の内容も変えています。一方、回鍋肉や担担麺、麻婆豆腐などメジャーな料理は、四川そのものの味を追求していきたいと思っています」...
最寄り駅から徒歩十数分と、決して利便性が高いとは言えない立地ながら、連日、予約客で席が埋まる『チャイニーズレストランわさ』。帆立とウニの揚げ餃子や五目春巻きオイスターソース風味など、メニューには、食いしん坊の心をそそる料理が並ぶ。なかでも、無駄な味や香りのせはしない、という店主のこだわりが光る葱炒飯は、一見シンプルだが、その味は舌と脳にしっかり刻みこまれるほどに鮮烈だ。「お客さんの笑顔を100%見ることができる...
オーナーシェフの菊島弘従氏は、四川料理の名店『銀座 趙楊』の出身。20歳から趙楊氏に師事し、’06年以降は系列店、そして『銀座 趙楊』で料理長を務めてきた実力派だ。その菊島シェフが昨年、四谷三丁目に開いたのは、わずか18席の小さな店。 マダムとふたりで切り盛りするアットホームな雰囲気とは裏腹に、メニューには自家製チャーシューに鮑や牛肉の四川煮込み、麻婆豆腐、火鍋と堂々たる四川料理が約30種並ぶ。夜のコースは5...
10種類以上のうにを食べ比べできる!うにパラダイスな「おまかせコース」に驚愕
うにを何種類も食べ比べができるうにのコースなんて、うに好きには最高じゃないか! うに尽くしのコースが味わえるスポットがあると聞き、やってきたのは四谷三丁目。 薄暗い階段の先に待ち受けるうにパラダイスの全貌をお伝えしよう!コース序盤で登場したのは「うにを金持ちのお塩で」というユニークなネーミングの逸品。 大粒のうにとオイル漬けにされた牡蠣を4種類のキャビアとともに味わうことができる贅沢な一品だ。 日本一と言わ...
食材にこだわった“前菜盛り合わせ”は必食。名店出身のシェフが手掛ける中華料理店
2016年9月、四谷三丁目にオープンした『遊猿』が、今注目を集めている。 予約の取れない人気店『シャンウェイ』で10年修業を積んだ大内さんが開業した同店では、鉄板焼きで作り上げられる豪快料理など、食材にこだわった中華を提供!今行きたい話題のお店の魅力を紹介しよう。...
東京屈指の名酒場。今宵は大人の聖地でゆったりと一献傾けよう
料理はおまかせ。ひと仕事したお造りは酒との相性抜群だ。旨い酒と肴にたっぷり酔いしれたい。...
~日本酒ともぴたりと合う究極の「塩むすび」~ ミシュランガイドに居酒屋で唯一、星を獲得した店がある。四ツ谷にある『萬屋おかげさん』。小ぢんまりと風情ある店内は、“20歳以下おことわり”の大人の聖地であり、予約至難の超人気店だ。 料理はおまかせ。ひと仕事したお造りは酒との相性抜群だ。旨い酒と肴にたっぷり酔いしれたい。 こちらの〆ごはんは、「塩むすび」が〆にふさわしい一品。日本酒と意外なほどよく合うシメの塩むすび。食...
昆布出汁の中で牛すじを煮込んだスープに、19種の葉野菜を入れて食べる“野菜鍋”は必食
この店を訪れた客全員がこの鍋を食する、といっても過言ではないという。名実ともに看板メニューであるその鍋の名は「桃太郎鍋」。岡山出身の先代が四半世紀前に考案し、絶大なる人気を誇る。 鍋の主役は19種類もの野菜。が、白菜やほうれん草、長ネギといった、鍋でおなじみの野菜は入らない。岡山名産である黄ニラ、レタス、小松菜や大葉などの葉野菜がメイン。...
タン好きは必見!絶品たん料理尽くしが楽しめる1978年創業の店
タン好きを公言するならば、必ずおさえておきたい名酒場がある。たん焼きはもちろん、ゆでたんからタンシチューまで、とにかくタン尽くしを楽しめる! 美味しいタンをお腹いっぱい味わいたい日に行くべき『たん焼 忍』を紹介しよう。〆には「焼きおにぎり」に「たんスープ」を合わせてみてはいかがだろう。 丁寧に細心の注意をはらいながら長時間かけてアクを取ってくことで、タンの旨みが凝縮した琥珀色のスープが完成する。白ワインと塩のみで味付け...
一日三組限定!素材を最大限に生かした極上和食は感動必至
ダイナミックな食材と極めてシンプルな調理法でコアなファンを持つ『青華こばやし』が移転。2016年3月、荒木町の一角にリニューアルオープンした。六本木時代に比べ、ぐっと広くなった店内には、通常の2倍はあろうかという幅広のどっしりとしたカウンターがドラマティックな空間を演出。須田菁華や川瀬竹春など、器に造詣の深いご主人小林雄二さん肝いりの皿に盛り付けられた料理と共に、眼福口福のひとときを彩ってくれる。...
昨年の高垣さんのお誕生日に、ご主人が予約をしてくれたというのが『青華 こばやし』。今後荒木町への移店を予定している、ご店主がひとりで切り盛りされている1日2組限定の名店だ。 「誰かのお宅におじゃましてるように居心地がよく、お料理もおもてなしも骨董の器も素晴らしくて、いろんな感動がありました。白子の美味しさも忘れられない!」と思い出深い誕生日になったという。...
確かな技術に裏付けされた季節の魚料理を軸に、昼夜ともにおまかせでコースを組み立てる。料理はもちろん、特に注目なのが盛りつけられた器。どれもが名だたる作家の逸品だ。「その時々の旬の魚を楽しめます。親しい方と膝を突き合わせて楽しみたい時にはこちら」...
荒木町ならしっとり楽しめるこの和食へ。通な酒の肴がピッタリと寄り添う
~実山椒の香りに食欲がそそられる~ 荒木町で人気を博した『魚縁』で料理長を務めた経験も。「独立するなら、馴染みのある荒木町がよかった」と店主。 経験値の高さを感じさせる手の込んだ料理と、気取りのない雰囲気で人気急上昇中の和食店だ。 こちらの〆ごはんは、「じゃこご飯」。注文を受けてから羽釜でふっくらと米を炊き上げる。京都から取り寄せた実山椒の香りがなんともはなやか。じゃこは愛媛のもの。...
海老・蟹好きの聖地はここ!甲殻類専門店だから叶う選りすぐりの美味
食への探究心が尽きない高垣麗子さんが次におすすめするのは、荒木町の『うぶか』だ。お料理は海老や蟹といった甲殻類尽くしのコースで、誰もが甲殻類の無限大の可能性に驚くに違いない。 「ここの『海老味噌フライ』は、かぶりつくと中から海老味噌がたっぷり溢れ出して、前代未聞の美味しさです! 」...
「旨み、甘み、食感とすべてにおいてバランスのとれているのが車海老。姿で言えば伊勢海老ですが、味なら車海老。海老の王様といっても過言ではないですね」 開口一番、熱くこう語るのは、荒木町の甲殻料理専門店『うぶか』のご主人加藤邦彦氏。確かに、プリッと弾力のある歯応えと品のよい甘み、そして茹でると朱に染まる縞模様も艶やかなその姿は、江戸っ子にも好まれたのだろう。天ぷらに寿司にと、江戸前の粋な味を代表する食材のひとつでもある。 ...
エビとカニのことを語らせたら、加藤さんの右に出る者はいないはず、と思うほど、それらについて語るときの彼の口調は熱を帯びている。ならば「甲殻類を使った麺をお願いできませんか?」と尋ねたところ、「ちょうど試作を重ねていたんです」。ならば、と披露していただいたのが、こちら。 伊勢エビの殻と頭を、野菜や昆布と共にスープを取ってコンソメにしたクリアなスープからは、エビの旨みがガツン!と。卵入りストレート麺に絡むとろりと...
予約の取れない中華の最高峰!誠実な料理に心打たれる曙橋の名店
予約の取れないお店。その正体は、常連が途切れないから。厳密に言えば、訪れた人が次の予約を取り続ける無限ループが続いているから。だと思っています。昨日、それに当てはまる人気の中華料理店を訪れました。ここ、曙橋にある中華料理店『敦煌』もそんなお店の一つ。来年で40周年を迎えるという、東京中華の名店です。数ヶ月前から予約を取り、9月の半ば、やっと訪れることができました。場所は曙橋の駅から徒歩1分。とはいえ、路地裏かつ、看板もひっそりとし...
フレンチレストランの代表格。ベテランシェフこだわりの肉料理は圧巻
「店を開いた25年前は、豚はメニューには載せていなかった。あの頃、日本の豚の肉質には満足がいかなかったから。だけど、まかないでは使うから、にんにくを刺したりマリネしたり、工夫してね。 お客様に出すようになったのは、ここ7,8年かなあ。豚肉は本当に美味しくなったし、ほかの肉と比べると原価が安いから、大きいポーションで出せるのもいいねえ」と語るのは、言わずと知れたオーナーシェフ・北島素幸氏。...
「とにかくすべてが男前で熱いひとですよ。」田代シェフがこう語るのは、『北島亭』の北島素幸シェフ。料理に対して常に真摯でストレートなその姿勢は、昔も今も変わらないという。 「以前いただいたイサキの味は今でも記憶に残っています」 今でも毎日築地に通う北島シェフの食材に対する徹底したこだわりと、もっと料理を極めたいという情熱家の料理は、美食家のみならず、多くの料理人をも魅了している。フレンチ界の“アポロ神”。 あたたかく豪快...