東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
天才的な火入れで味わう、衝撃の肉体験
「ここだ」と思った店には定点観測的に通い詰め、新店リサーチも欠かさない森脇さん。 「肉の扱いが素晴らしい」と心酔する『イル・ジョット』の最近のお気に入りは、愛農ナチュラルポークで作る自家製ハムが花びらのように盛られた「ブルスケッタ」¥1,400。 「薄くスライスしたハムの食感と蕩ける脂の旨みを山わさびの軽い辛みが引き締めていていくつでも食べられそうです」とリピート宣言。 肉を極めたシェフのアイディアが光る隠れ...
世田谷一「肩の力が抜けた上質感」という表現がハマる駒沢エリア。 この街で17周年目を迎えた『イルジョット』は、本物志向の大人がこぞって通う一軒家イタリアンだ。...
「肉を選ぶ基準は、育った環境が明白なこと。大切に肥育された牛や豚は、風味が格段に違います」というのは、駒沢『イルジョット』の高橋直史シェフ。3年前に信頼を置く精肉業者の紹介で愛農ナチュラルポークに出合い、ピュアな味わいの虜になったという。 じつは、腕利きのシェフを夢中にさせる豚の“育ての親”は、三重県にある愛農学園農業高校の生徒たち。彼らの愛情をたっぷり受けて育った豚は、その純粋な心が投影されたかのような...
食通から支持されるイタリアンの名店でいただけるのは、流通量が1ヵ月に1頭のみの「近江プレミアム牛」。100%完全国産飼料を貫き、10年かけて開発されたこだわりの品種だ。 人為的に操作せず自然に入ったサシは、赤身と絶妙に調和。身体にすっとしみこむ優しくピュアな味が楽しめる。おすすめは、塊のままの炭火焼。 塩、こしょう、オイルだけのプリミティブな調理法で、肉自体の旨さを余すところなく味わいたい。一部の常...
自粛期間を経て「食」についての価値観が大きく変わった、なんて人も多いだろう。 「おうち」でも〝美味しい時間〞が過ごせることは分かった、でも、何か物足りない……...