神楽坂の料亭跡に、大人好みのイタリアンがある
窓の外に広がる石垣、灯篭、池の跡。 そう、『VINO NAKADA』は昭和20年に栄華を極めた料亭の跡地なのだ。だが、そんな背景とは裏腹に、店内はどこまでもアットホーム。 小上がりの掘りごたつ、ソファ席にカウンター。小箱ゆえ、客同士の距離が近いことも温かい雰囲気に貢献する。...
巷のレストラン情報を見ると、大人な雰囲気を表現するために「隠れ家」という言葉が乱用され過ぎている気がする。 果たしてそのすべては、良質なレストランなのだろうか...
住宅街の一軒家。お忍び感漂う神楽坂をいま代表する、隠れ家デートの名店
「古田」の表札が掛かる見た目は、まさにただの民家。意識しなければ、間違いなく通り過ぎてしまうであろう佇まい。 だが、窓から漏れ出す温かい明かりと、陽気に夜を楽しむ大人たちの喧騒が、そこがレストランだと教えてくれる。連日賑わう、人気の一軒家イタリアン『ARBOL』だ。...
同店の特徴は隠れ家感だけではない。生産者と結びついた「ファーム トゥー テーブル」を目指す古田シェフが作り出す、野菜を中心にした創作イタリアンの味わいも訪れた人の記憶に強く刻まれるだろう。 たっぷりと前菜やパスタを堪能した後には、〆の名物となっている「土鍋のチキンライス」を味わって欲しい。 京都産のコシヒカリとともに、トマトや独自配合のスパイス、レモングラスに巻き炙った鶏つくねなどを入れて炊きあげる土鍋は、一度は味わっ...
「神楽坂で相手を絶対に驚かせるお店」といえばここ、今年でオープン9年目を迎えるレストラン『ARBOL』だ。この店の特徴は、なんと言ってもこの驚きある店構え。 大通りから店を目指して進むと、民家が立ち並び、情緒的な雰囲気の小道が現れる。そこを通ると表札に「古田」と書かれた邸宅を見つけるが、そこがなんとレストランになっているのだ。...
『アルボール』は、兵庫横丁で最も道が細い階段坂に面している。一見すると本当に住宅そのもの。 民家を改装した店舗は、自宅のリビングに招かれたような寛ぎ感に満ち、中央に据えられたキッチンの光景が、ディナーへの期待を高めてくれる。 料理は三浦や京都から届く野菜を中心にした独創的なイタリアン。 初めてのお客もくつろげるように全てにさりげない気遣いが行き届いている。女性を確実に喜ばせられるレストランだ。...
著名な作家たちが逗留して執筆活動をした旅館「和可菜」や高級料亭が軒を連ねる神楽坂の裏路地のなかでも敷居の高いイメージのある兵庫横丁。そんな通りで最も道が細い階段坂に面しているのが、今回紹介する『神楽坂 アルボール』である。 早稲田通りの喧騒は、裏路地に入るだけで嘘のように消えていく。この喧騒と静寂の対比も、これから導かれる名店への期待値を上げてくれる。...
艶やかな男女が、様々なドラマを繰り広げる「レストラン」。 20年目を迎えた月刊誌最新号では、長年のレストラン取材の知見を活かし「今、本当に使えるデート鉄板店」...
神楽坂の路地裏の一軒家イタリアン。お忍び感たっぷりの大人の時間を愉しむ
東京でもまだ珍しいフリウリ=ヴェネチア・ジュリア州の郷土料理に特化したこのイタリア料理店は、築70年の古民家をリノベーション。 敢えて残したという古い木の梁や柱が、わざと雑に仕上げたレンガの壁と絶妙な風合いを見せる店内は、新しさのなか、しっとりと落ち着いた雰囲気。...
12月は何かと素敵な出会いに溢れている。「お食事会」「知人の紹介」といった定番なものから、最近では「マッチングアプリ」での出会いも常識となりつつある。 出会っ...
神楽坂屈指の美食小路にある郷土系イタリアン。パルマの生ハムでワインをおかわり
ここのイタリアンもやはりひと味違う。日々我々が親しんでいるスパゲッティにピッツァなどナポリを中心とした南部のイタリアンじゃなく、ここで味わえるのは、北部イタリアのエミリア・ロマーニャ州の料理。 パルマ県や北部の牧草地帯というこのエリアの特産物は、ハムなどの肉類と、チーズ、バターなどの乳製品。ゆえに、オリーブやにんにくを使ったパンチのあるイタリアンではなく素朴で質実な料理が特徴だ。 しかしこういう料理の美味しさに気付...
熱海湯のある小栗通りといえば、名店揃いの美食小路。ここにある『イルボッリート』は、小さいながらもかなりマニアックで、イタリア中部、パルマの生ハムなどで知られるエミリア・ロマーニャ州の郷土料理に特化する。 メニューはシェフが現地に滞在し、そのとき食べた料理から誕生するという。そのライブ感や情熱がこの店を一層魅力的に見せている。 名物の「茹で肉」料理は、低温調理されてしっとり絶品の仕上がり。小規模生産者を中心にしたワインの...
★東カレは月刊誌も絶好調!販売部数記録を更新し続けている裏側が、2018年1月12日(金)の日経MJ一面にて特集されました。 社会人10年目=32歳。仕事...
情緒漂う店構えに気分も上がる!神楽坂のイタリアンデートならココへ
石畳とくれば、和のイメージが強いが、それだけに瀟洒な洋館を思わす建物はそれだけでインパクトがある。 一軒家イタリアン『ラストリカート』を訪れるならば、入店前から気分は高まり、デートの始まりは俄然華やかだ。 こちらは1階はカジュアルなオステリア、2階は落ち着いた空間が広がるリストランテという設えで、シチュエーションに応じた使い分けができる。...
神楽坂の小路にある一軒家イタリアン。ナチュラルな食材を炭火焼きで召し上がれ
その時に出会った糸島豚や愛知の農家から届く自然栽培の野菜など、ナチュラルな食材を使うのもこだわりのひとつ。 メインの炭火焼をはじめ、パスタや温もりのある郷土料理は、食材と真摯に向き合うシェフの手から生み出されている。...
笑顔を引き出すオーダーメイドのイタリアン
~職人気質なシェフが紡ぐ丁寧なイタリア料理~ 裏路地の奥・道の突き当たりにそこはある。こだわり抜いたセレクトで集められたワインは思わず笑みがこぼれる1本だ。 ...
鹿や猪などのジビエ料理が旨い!深夜まで愉しめる神楽坂のイタリアン
“鹿や猪など、フレッシュで珍しい食材が満載。ワインがどんどん進みます”...
倉谷シェフの秋のスペシャリテ、栗のニョッキには生ハムが寄り添うが、廣瀬版は今年から提供し始めた1年半熟成の自家製ハムをたっぷりと。まるで温菜のようにいただける。栗の甘さとハムの塩気のバランスがよく、セージバターの香りも食欲をそそる。¥1,550...
旬の和食材によるイタリアンとソムリエ厳選のワインが深夜でも味わえる、信頼度の高い一軒。シェフ広瀬周悟氏のパスタや肉料理は定評がある。...
ヴェネツィアの定番食材『スカンピ』を使った絶品料理に舌鼓
金子崇裕シェフのスペシャリテであるパンナコッタは、青い卵とジュレが添えられ、まさに宝石のよう。 ぜひヴェネト州の小規模の生産者によるプロセッコ「トレヴィジャーニ」を合わせたい。...
店名に掲げたスカンピ(=赤座海老)が文字通りのスペシャリテ。3種のメニューが黒板に並ぶ。もうひとつの看板がヴェネツィアの郷土料理。魚介だけでなく野菜も特産のヴェニスらしく、イワシやイカのほか、耳慣れない野菜の名もメニューには掲げられている。 オーナーの及川博登氏は元々、設計事務所で働いていた人物。仕事で関わるうちに飲食店の愉しさに開眼。某バールのマネージャーを経て、9月にこの店を開いた。 「店のデザインも自分でした」。コンセ...
ガラス張りの開放的な空間で、お濠の景色を眺めながら極上ローストビーフを
赤と黒を基調としたシックな空間。ワイン樽の上には、食べ放題となる「ポップオーバー」も飾ってある...
東京カレンダー最新号は、最旬の「お肉が美味しい店」を大特集! ヘルシー志向な女性からも大人気の「赤身」、人気再燃中の「タレ焼肉」、デートにも使える「お洒落焼鳥...
熟成肉とワインのマリアージュは圧巻。神楽坂に構える瀟洒な一軒家レストラン
郷土料理をベースにしたイタリアンとワインで多くの食通を魅了した『エノテカ ラウラ』が、増床のため、2013年店名を改めリニューアルを果たしたのが『神楽坂 ヴェーリ』だ。 場所は同じ神楽坂だが、こちらの店舗は1階に厨房、2階にシックなダイニング、3階にワイン庫(将来的には個室にする予定だとか)を備えた瀟洒な一軒家。 「方向性はエノテカ ラウラ時代と変わらないが、厨房が倍以上の広さになったので、料理をさらにブラッシュアップさせ...