東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
『鮨 なんば』継承の繊細な握りに感涙!バーを思わせるムーディーな劇場型の鮨店
『鮨 梢』に足を踏み入れ、まず目に飛び込んでくるのは、カウンターより一段高く設けられた板場だろう。 漆黒の壁に取り囲まれ、ステージと呼んだ方がしっくりくるそれを、大将の梢 ひろしさんは茶目っ気たっぷりにこう話す。 「世代的に『料理の鉄人』に憧れたクチで。ここに立つと鉄人気分で、気合いが入るんです(笑)」 頭上を見上げれば、むき出しの配管とコンクリート、カウンターにはハンス・S・ヤコブセンがデザインを手掛けたア...
元いた『鮨 なんば』といえば酢飯とタネを1℃単位で温度管理する弩級の店。 学んだことはもちろん多いが、独立するからには『鮨 梢』にしかない鮨のバランスを追求した。 シグネチャーは、イカ素麺の状態で握られる佐賀県呼子産のイカ。これは『鮨 なんば』と同じ切り方で、空気が多く入ることでより甘みを感じやすくなる。 食感に華やかさが出て、シャリとの一体感も抜群。 美しい握りはもちろん魅力的だが、“バーのような鮨店”を...
ごちそうの代名詞といったら、鮨。引き続き暑さが残る東京で、涼感、さっぱり感を求めるならば、大人は鮨だろう。 月刊誌最新号では、東カレらしく、大切な人との夜にぴ...
遊び心たっぷりのユニークな握りが楽しい!『鮨りんだ』が手掛ける立ち食い鮨
“開幕時間”ぴったりに扉が開かれると、この日を待ちわびた人が次々と店内に“入場”していく。ここからは1時間1本勝負。 ここは、野球選手が投球を磨く場所になぞらえて『ブルペン』と名付けられた鮨店だ。 昨年10月にオープンしたルーキーながら、若き職人の技術とエンタメ性の高さで圧倒的な人気を集めている。 鮨好きが多く通う目黒の『鮨 りんだ』の系列店というプライドを胸に、一握入魂の思いで鮨と向き合い“観客”を盛り上げ...
不動前の『鮨 りんだ』『らんまる』による立ち食い鮨が、『ブルペン』だ。 甘エビにうにをどっさりのせた「えびうに」など、“りんだ”で修業を積んだ若き大将がユーモアに富んだ握りを振る舞う。...
その名も『ブルペン』! ユーモア満載な異次元の鮨でもてなしてくれる目黒の『鮨りんだ』が、新たに立ち食い鮨をオープンしたのだ。 まず、『ブルペン』という店名からしてユニーク。 “ブルペン”とは、野球場で投手がウォーミングアップをする場所。それに由来し、「高級鮨店の板場(マウンド)で活躍する前の、仕上げの場」として命名されたという。 場所は、武蔵小山、戸越銀座、荏原中延の中間。中原街道沿いに位...
こんなご時世だから、レストランに向かう意義を誰しもが再確認した。「それなりの料理」「おざなりな接客」「中途半端な価格」、そんな店には今まで以上に、行く理由がなくなっ...
『すし匠』の流れを汲む鮨店が、戸越銀座の住宅街へ。酒飲みのツボをつく肴も旨い店
品川区の不動前と戸越銀座の間には、意外なほどいい鮨店が点在している。その訳は、周囲に高級住宅街を有するため、舌の肥えた住民が多く住んでいるからだ。 そんなこの街に今年1月、またひとつ注目の新星が誕生した。 『すし匠』の流れを汲み、江戸前鮨で名を馳せる新宿御苑『匠 達広』。その離れ『新宿 ばんど』で板場を任されていた伊山徳宗さんが独立を果たし、『戸越銀座 鮨 ばんど』を開店。 不思議な響きの店名は、鮨屋の符丁で...
うに、イクラ、中トロ、海老などの華やか具材のオンパレード。すべて厚めにカットされており、おつまみ感覚でいただいても満足度が高い。 シャリ部分も干瓢やごま、ガリ、ノリがまぶされ、それだけで食べても美味しい。もちろん、相乗効果はさらに高まる。(3,000円)...
鮨は不動の人気ジャンル。予約を取ることすら難しいような超人気店も存在するし、おまかせの値段も高騰の一途をたどっている。 そういったエクスクルーシブな世界が、東...
東京が誇る蒲田のレジェンド。唯一無二のエンタメ性で魅了する、体験型の食劇場
コチラが「大トロの炙り」。ホロリと崩れる食感で、脂の旨味が光る! また、炙った大トロにスモーキーな香りが加わり、インパクトのある味わいに仕上がっている。...
艶やかな男女が、様々なドラマを繰り広げる「レストラン」。 20年目を迎えた月刊誌最新号では、長年のレストラン取材の知見を活かし「今、本当に使えるデート鉄板店」...
目黒の人気寿司店『りんだ』の姉妹店。完成度の高い一貫に、職人の本気を感じる
鮨好きを自認するみなさんなら、もうこの新店はチェックしただろうか? 目黒の超人気店『りんだ』の姉妹店『らんまる』が2018年2月にオープン。噂を聞きつけた食通たちの間で話題となり、既に予約が殺到中だ! 今回は夜の「おまかせコース」の内容とともに、超注目店『らんまる』の魅力に迫った。...
目黒駅から徒歩1分。高コスパの贅沢な寿司コースに驚嘆
目黒で旨い和食を食べたいときに選べば、間違いない実力店ぞろいが「太」グループだ。 『和創作 太(た)』と2号店の『和創作 酔太(よった)』、そして昨年オープンした3店舗目の『食楽 太太太 (ショクラク タタタ)』、どれも予約困難な繁盛店。 この2店舗目の『和創作 酔太(よった)』が去年末に閉店した場所に、初の鮨業態としてオープンしたのが『すし太』なのである!鮪の漬けや小肌、車海老には赤酢のシャリを使用。さっぱりとした赤...
目黒の隠れ家鮨は、最高のコスパで楽しめる
「目黒」「寿司」と言えば「りんだ」。そう断言してもいいほど『鮨りんだ』の寿司は旨い。 ひとつひとつの握りに細かい仕事が施され、食べる度に感嘆の声が漏れるほど。そして、寿司の合間に提供されるつまみもぬかりなく旨い。 大将・河野勇太氏が奏でる、魅惑のおまかせコースライブに酔いしれる、至福のひと時を紹介しよう。...
昼11時、『鮨 りんだ』の店先に、渋い緑色の蒸しかまどが出される。煌々と燃える松炭と2升の米を入れ、待つことおよそ10分。立ち上る湯気の香りが変化したら穴をふさぐ。一気に炊き上げることで、米の粘りが出ずに粒が際立つという。これは、店主の河野勇太氏が、浅草『鮨 一新』の酢飯に惚れ込み採用した。 手を掛けて旨くなるなら妥協はしない。そのこだわりは鮨種においても同様で、口の中で酢飯と同時に溶けることを追求した独自のアプローチが面白...
鮨屋にしては珍しい店名の由来は、店主・河野勇太さんの娘さんの名前であり、もとをたどれば、ブルーハーツに行き着く。 ユニークなのは店名だけではない。河野さんが提供するのは、つまみと握りによる20種以上の旬の食材。 また実家が愛媛県・宇和島のみかん農家であり、その手製のジュースもはっとするほど旨い。...
「あの店、まったく予約が取れないらしいよ」 東京で「食」を愛する人々が、時に口にする言葉だが、何も、そのお店を批判しているわけではない。むしろ真逆で、お店への...
肴と握りで計25~30品が登場!気さくな大将のもてなしを肩肘張らずに楽しもう
店は住宅街の一角に忽然と現れる。八の字型でスエヒロガリのカウンターは開放的で、店に着くなり居心地の良さを実感する。「界隈に落ち着いた感じの鮨屋が少ないと思い、この場所に決めました」と語るのは店主の岩澤資之氏。 赤坂見附『すし匠 齋藤』などで計15年務め上げた後、今年になって独立した。「私の場合、スタートが遅かったんです」と語る。氏は元SE。学生時代にアルバイトで感じた鮨屋の楽しさが忘れられず、道を志したのは25歳のとき。だが...