東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
日本酒好きが集う小さな和食店。手の込んだ料理が、月島の地元民の胃袋を掴む
メニューはアラカルトだが、まずは日替わりの突き出しから始まるのが同店のスタイル。 鮑の肝和え、穴子の煮こごり、丸茄子と白海老の揚げだし…酒好きの胃袋を射止める、手の込んだ逸品が御膳の上に燦然と輝く。 懐石料理店で修業を積んだ店主の料理は、割烹さながらの上品さで、しみじみと味わいに浸りたくなるものばかり。...
「カウンターが主体で、シェフが気さく」「客層もよく、同じ価値観を共有できる雰囲気」「アラカルトで頼めてコスパもいい」。 大人はそんな店に足繁く通う。コロナを経...
フラッとひとり飲みできる、気軽なビストロ。月島の路地裏に潜む隠れ家
大人にとって、自分の行きつけの店はできるだけ秘密にしておきたいもの。まさにそんな気持ちにさせてくれるのが、月島の裏路地に店を構える『ニカイビストロ Toco』。 人で賑わう“もんじゃストリート”と至近ながら、ビストロ料理とナチュラルワインを楽しめるこの店には、大人が自然体でくつろぐことができる癒しの時間が流れる。 昔ながらの長屋を改装した2階部分は天井が高く、カウンターもゆったりとした設え。 女性スタッフの接...
酒飲みな大人が気ままに立ち寄れる小さな店。駅から徒歩1分の住宅街に潜む
温もりがあって肌触りのいい木のカウンターの店内は、リラックスできてつい足が向かう。 ここ、月島の『ategatte』はまさにそんな店で、シェフとの距離も最適なのだ。...
握りが主体の華やかなコースを楽しめる鮨店。季節ごとに、さまざまな日本酒を提案
銀座にも程近いビジネス街、八丁堀の静かな路地に店を構えるこちらのお店。 御影石のカウンターがモダンな趣を醸し出す空間で供せられるのは、見た目も華やかな握りを主体にしたコースだ。 それも「味はもちろんですが、見た目も大切。美しい握りを食べてほしい」という、ここ『鮨うめざわ』の店主・梅澤直幸さんの思いゆえ。...
外食に対して、いろいろと考えさせられた昨今。改めて認識したのは、レストランで過ごす「大切な人との時間」が、本当に楽しいってこと。 そんなデートで失敗はしたくな...
名店仕込みの京料理を堪能できる、銀座の和食店。活アワビ料理が絶品
グルメな大人なら、洗練された良質な本格和食店は、日々抜かりなくアップデートしておきたい。 2022年3月、名門で研鑽を積んた新鋭が腕を振るう日本料理店が、“奥銀座”とも呼ばれるエリア、新富町に誕生した。 今回は、アワビやすっぽんなど、滋味深い素材が活きる料理の数々が愉しめる一軒をご紹介しよう。 ◆ ※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。東京カレンダーアプリのプレミアム会員になれば、...
レストランは、「ただ料理を食べる場所」ではなく、「大人の男女が繰り広げるドラマの舞台」だと、東京カレンダーは常に訴えてきた。 「味はもちろんのこと、見映えもい...
日本イチの目利きである「やま幸」のまぐろを、昼も夜も気軽に食べられる鮨・丼専門店
“日本一のまぐろの仲卸”がプロデュースする『海玄』。 東京の予約困難な鮨店も御用達の「やま幸」の天然本まぐろのみを使用した丼の中でも人気なのが、「究極の海玄まぐろ丼」だ。...
目玉は「究極の海玄マグロ丼」。その日おすすめの希少部位が約200gも乗る、大盤振る舞いだ。 「すべてはまぐろを美味しく食べるために」と、滑らかな舌触りと旨みのまぐろに合わせて作った、煮切醤油や熟成赤酢入りの酢飯、歯応えのあるガリも名脇役。 「やま幸」が手がける会員制鉄板焼『HIBACHI』や『鮨 乃南』が考案した丼ぶりもラインナップされているので、そちらも注目だ。...
名店『すし龍尚』が手掛ける立ち食い鮨。好きなネタを好きなだけ頼めるオーダー制
昨年2月、新橋に誕生した『立喰い寿司 あきら』が鮨好きな大人たちに与えた衝撃は大きかった。 なにせ、白金の名店『すし龍尚』とまったく同じクオリティの江戸前鮨を立ち食いで提供したのだから。 そしてその新店が、今回築地にもオープンした、この『立喰い寿司 あきら 築地店』だ。 握るのは、なんと『すし龍尚』と同じ大将・田島尚徳さんで、確かな技とタネももちろん変わらない。 おこのみ限定となり、最高値のウニでも88...
こんなご時世だから、レストランに向かう意義を誰しもが再確認した。「それなりの料理」「おざなりな接客」「中途半端な価格」、そんな店には今まで以上に、行く理由がなくなっ...
カウンターメインでしっとり寛げる、月島の中華。餃子とワインのペアリングが絶妙
表の顔は庶民的な“もんじゃタウン”だが、その一方で隠れた美食店が点在し、“大人の顔”をも持つ月島。 2017年にオープンした『hugan』は、まさにその後者の好例。 近隣に住む大人たちが、しっとり落ち着いて中華を楽しめるカウンターメインの店として、存在感を高めている。...
名物“タッカンマリ”は必食!黒毛和牛の焼肉も絶品な、月島駅近くの韓国家庭料理の店
ホルモンの上質さが光る焼肉と、オモニ手作りの韓国家庭料理で定評のある名店『韓灯』。 旨み豊かな熟成キムチとともにいただくポッサムなど、いずれ劣らぬ逸品が揃うなか、根強い人気を誇るのが『プルコプチャンジョンゴル』こと『韓灯』オリジナルの韓国モツ鍋だ。 それも、精肉店でも修業を積んだご主人・金 英徳さんの確かな目利きと長い付き合いのある精肉店との信頼関係の賜物。 加えて、丁寧な下ごしらえがホルモンのポテンシャルを...
鶏をまるごと一羽、ことこと煮込んだ丁寧な鳥鍋。ここはその澄んだ鶏スープに、好みでほんの少量の塩こしょうを振るだけのシンプルな味付けが魅力。スープだけでも十分に滋味深く、しみじみとおいしい。 鶏はその日に朝びきされたものを予約の2時間前からコトコト…… この徹底的にシンプルな鍋は「鶏は鶏の味でおあがり」という店主の母の教えによるもの。鍋やタッパを持参して持ち帰るお客も多いという。 絶妙のタイミングで供される鍋にはハ...
地元客はもちろん、遠方からも多くの食通が足繁く通う人気店。常連たちのお目当ては、厳しい目利きで選び抜かれた特選黒毛和牛の焼肉と滋味溢れる韓国家庭料理。豊富なメニューの中でも、ぜひ味わってほしいのが、極上の牛タン。 入手困難な生の状態の牛タンを丸ごと1本仕入れることにこだわり、納得のいくものが入荷しなければ、店での提供を見合わせる徹底ぶり。事前に入荷の確認電話は必須、売り切れ御免の人気メニューだ。...
ここのところ、とにかく寒い。一年のうち最低気温を記録するのも、この時期が多いという。 そんな時、心の底から食べたいと思うのは「鍋」と「おでん」。 シンプ...
〆の雑炊は欠かせない!月島の超人気店は旨味が凝縮したあんこう鍋が名物
そのずんぐりとした見た目とは裏腹に、肝をはじめ、皮も身もすべて美味しく食べられるのが、あんこう。 皮と身と野菜、そこに秘伝の調味料で味付けしたあん肝を加えた鍋を楽しませてくれるのが、月島の裏路地に佇む『ほていさん 本店』。 長きにわたり食通に愛されてきた、冬の風物詩ともいえる一軒だ。 蓋をして、強火で約10分間煮れば完成だそうだが、目の前の鍋はグツグツと音をたて、あん肝独特のほんのり甘い香りをまとった湯気...
体型キープが仕事でもあるモデルさんには、米、小麦粉などの炭水化物を摂らないひとも多いという。 しかし、グルメで知られるモデルの高垣麗子さんの行きつけのお店は、お米を抜きでは語ることのできない和食店! 日本人ですもの、しっかりお米を食べましょう!和食といえば絶対に外せないのが、高垣さんの大好きな白米。 「お米をメインに食べたいときは、赤坂の『蔓』へ。1万円で10品くらいのコースはコストパフォーマンスも高く、何より〆に出...
白子入りの贅沢な“ふぐしゃぶ”が絶品!4時間炊いたふぐ骨スープの香りにそそられる
ふぐは冬のご馳走の代名詞だが、この店で2月末まで味わえる“ふぐしゃぶ”は異彩を放つ。 銀座でふぐ専門店を営む店主は、前からふぐちり鍋は身(骨付)の食感を優先するため煮込めず、骨から出汁がでないとジレンマを感じていた。 そこで、骨を抜いて皮と共に4時間炊いた“ふぐ骨スープ”によるしゃぶしゃぶを考案。 そして、昨秋に開業したここ『ふぐ倶楽部 miyawaki 別邸』で、ふぐ料理9品がつく形での提供を始めた。それも...
『日本橋蛎殻町 すぎた』2番手の愛弟子が独立!名店を継ぐ握りで、築地を賑わす人気店
“東京一”の呼び声が高い『日本橋蛎殻町 すぎた』の2番手による新店で、前号「弩級な鮨の世界」の取材で『鮨処 やまと』を訪れた。 29歳の若き大将・安井大和さんの握りは、修業先のDNAを受け継ぐ丸みを帯びたフォルムで、その古典的な佇まいが、なんとも新鮮! 特に「コハダ」の美味しさには、度肝を抜かれた。...
「築地本願寺」のほど近く。ビル1階の奥にひっそりと佇んでいるので、通りからは分かりづらい。 店名が書かれた麻の暖簾は、親方の杉田さんから贈られたものだ。...
2021年はすべての価値観が、劇的に変化した年。 それを柔軟に受け入れ、フィットし、さらには、逆境をものともせずに前を向く、そんな姿勢が求められたこと。 ...
鮨屋も顔負けの新鮮な魚介類と高級食材を存分に使った、築地の贅沢イタリアン
人生初の白子のパスタをトリュフとともに堪能した髙橋さん。 あまりの美味しさと店の居心地のよさに打ち解け、〝甘えん坊〞と〝大人〞の間で葛藤する本音を吐露してくれた。 その舞台となった、地の利を活かした〝魚河岸イタリアン〞は、今年食通たちの注目を集めた新店だ。 店のスペシャリテであり、名刺代わりのひと皿ともいえる「やま幸のマグロとキャビアのタルタル」も絶品だ。 パルミジャーノでコーティングした自家製のブリオッシ...
生地はデュラムセモリナ粉に卵と塩、オリーブオイルといたってシンプルだ。 パスタマシンを目の前にセットしたらSHOWの始まり。大きく伸びた瞬間に上がる歓声はいつもの光景。...
カウンター中央には、カリスマまぐろ仲卸しの『やま幸』から仕入れた天然本まぐろが出番を待ち、隣接する焼台では、対馬のブランドノドグロ〝紅瞳〞が備長炭にかざされている。 そして、目の前に置かれた生うには、市場でも一、ニを争うほどの高値がつく「まるひろの生うに」等々。 鮨屋も顔負けの魚介類が次々と舌を楽しませるこの店が、いま築地で話題の『baban』。4月に場外にオープンしたばかりのイタリア料理店だ。...
カウンターの席に座る。眼前でシェフが躍動し、視覚、嗅覚、聴覚が刺激される。そしてサーブされるできたての美味なる料理。 最終的には、味覚が刺激され、傍らにいる“...
スパイシーな風味の“大阪ダレ”が肉の旨みを引き出す!焼肉通の間では知る人ぞ知る店
正肉だけでなくハラミも、厳選した鮮度抜群のものが常にスタンバイ! その品質の高さは、カルビと見紛うほどのサシが入った「究極ハラミ」だけでなく、肉らしいワイルドなかみ心地で愛される「並」のハラミが物語っている。...
コシのある盛岡冷麺とピリ辛スープが満足度の高い冷麺。スープは鶏ガラだしを使い、辛味噌を入れて。 辛み、酸味、甘みのバランスに優れた味わい。1,210円。...
この店に行かずして焼肉を語るなかれ!極厚牛タンが究極の美味しさ
牛骨、牛すじ、数種類の果物を合わせるなど、スープに手をかけた一品。コクと深みが別次元の一杯だ。 具もシンプルだが糸唐辛子がピリッと効いている。1,100円。...
「うちでタンを頼まない方はいらっしゃいませんよ」と話すのは、『焼肉 凛』の店主・田中隆子さん。 前身となる店から45年、いまもほぼ毎日店に立って肉を焼く看板マダムである。 田中さんによると、いつも3人で来て6人前のタンを食べ、「いつまでも食べ続けられます」と話す一家もいるとか。 昔からの常連も必ずタンから焼き始め、初見の客にはマダムから挨拶のようにタンが勧められる。 一度食べれば、それが当然のことと合点...
ここのタンを食べたのは私が大学時代のことだっただろうか。1㎝強の厚切りのタンに、心がときめいたことを昨日のように思い出す。グループ客の店内での合流禁止など、ピリッとした雰囲気も、この店なら許されるってものだ。 いまや月島も、焼肉の激戦地区だが、ここは一番の古株といっていいだろう。名物女将の焼きテクニックも相当年季が入っている。 火の強いガス台の端にタンを乗せる。身に火が入り、中央が膨らんできたら裏返...
気が引き締まる思いで次に向かったのは月島である。開発でビルが増えているものの未だ長屋が残る下町エリア。その路地裏に店を構える『焼肉 凛』はその前身となる『千花園』時代から数えると創業34年。近辺の焼肉屋では1番の古株だ。こちらの女将、田中隆子さんの焼きテクも相当年季が入っている。 「タンだけはしつこいくらいに焼き方をお教えします」と田中さんが言う、タンはこの店の看板メニュー。味があってジューシーで、と理想を追...
ツボを得た酒肴に、日本酒が進む!銀座『鮨 よしたけ』プロデュースの実力店
産地が違う2種のウニを重ねた「海胆(ウニ)」。 濃厚でクリーミーなムラサキウニに、バフンウニで甘みをプラス。 赤酢で仕立てた酢飯一粒一粒にウニがとろりと絡まり、濃厚な味わいを演出する。紹興酒を使い、時間をかけて丁寧に仕込んだ「牡丹海老」。 牡丹エビは臭みを全く感じさせず、とろりとした甘みが舌に絡みつく。 豊富にそろった日本酒が無性に飲みたくなるはずだ。...
先行きがまだまだ不透明な今、それでも前を向いてポジティブに活躍している人々がいる。 そんな2021年上半期に巷の話題をさらった「著名人たち」を、これまた話題を...
鮨だねと酢飯との一体感が絶妙…!日常使いができる、築地本願寺の裏手に佇む鮨店
青山桂太さん(33) 1987年、北海道生まれ。札幌の『鮨菜 和喜智』、三ツ星の銀座『鮨 水谷』、『鮨 太一』等の名店で修業後、2017年9月『鮨 桂太』をオープン。築地の理由は「当時の家から便が良かったから」。趣味は最近『冨所』さんと始めたゴルフ。...
鮨は不動の人気ジャンル。予約を取ることすら難しいような超人気店も存在するし、おまかせの値段も高騰の一途をたどっている。 そういったエクスクルーシブな世界が、東...
東京タワーとスカイツリーがWで楽しめる!ドラマティックな雰囲気の絶景レストラン
地上221mに位置するスカイレストラン。 東西2つのオープンエアのテラスに天井高7mの大きなガラス窓に囲まれたメインダイニングと個室を備える。...
圧巻なのは地上47階から都内を一望できるそのロケーション。テラス席ではよりリアルに、天空感を満喫可能。 伝統の料理にモダンを加えた本格イタリアンは、ペローニにもぴったり。...
【隅田川花火大会】 東京湾、隅田川の花火を鑑賞できるテラスを備えた『レストランルーク』。地上221mから見る東京夜景は、それだけでも圧巻のひと言で、思わず歓声をあげること間違いなし。 花火大会当日は、屋内でのブッフェスタイルだが、夏場は“天空のビアテラス”として、パノラミックな夜景を見ながら食事とビールを楽しめるプランも用意している。 ニューヨークのペントハウスをイメージした開放感溢れる空間は...
自粛期間を経て「食」についての価値観が大きく変わった、なんて人も多いだろう。 「おうち」でも〝美味しい時間〞が過ごせることは分かった、でも、何か物足りない……...
口に入れた瞬間、溶けて消える『うにく』は必食。贅沢コースを堪能しよう
材料はうにと牛肉のみ。至極シンプルな料理だからこそ、「うにく」は食材のクオリティと仕上げの微差が味わいを左右するメニューである。 『いま津』でも一時期は大葉やキャビアを加えたこともあったが、詰まるところ、うにと肉だけがベストだった。 「うにく」は¥7,500の「築地 いま津 堪能コース」内の一品で、ひとりふたつ。 肉には徳島県産の黒毛和牛である阿波牛のしんしん、うには北方四島の無添加バフンうにを使用するとあって、...
「何、食べに行く?」「和がいいかも!」 そんな会話が、大人になるにつれ増えていくような気がする。歳を重ねると「和食」の素晴らしさに改めて気付く。 しっと...
辛いけど旨みたっぷりの麻婆豆腐!銀座でリッチにモダンチャイニーズを
銀座で中華料理を味わうならば『東京チャイニーズ 一凛』がおすすめ。 人気の「おまかせコース」は、辛さの調整はもちろん内容に至るまで、お客様の要望を取り入れてくれるという嬉しいサービスに、通いたくなること間違いなしだ!...