東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
ほっと寛げる空間で、鮨×ワインをカジュアルに楽しめる三軒茶屋の鮨店
鮨×ワインは「高級店で味わうもの」というイメージを覆す店が、昨夏に誕生した。 『サンチャモニカ』のコンセプトは“ワインに鮨を合わせる”。ソムリエでもあるオーナーがワインをヒントに鮨を考え、モダンにお洒落な店内も相まってバル感覚でマリアージュを楽しめる。 例えば上品な果実味のある赤ワインに合わせるのは赤身3種をのせた握り、「マグロ三重奏」。...
ごちそうの代名詞といったら、鮨。引き続き暑さが残る東京で、涼感、さっぱり感を求めるならば、大人は鮨だろう。 月刊誌最新号では、東カレらしく、大切な人との夜にぴ...
珍しい魚と出合える個性派鮨。野菜を多用した旬の一品料理にもこだわる
お椀の蓋を開けた瞬間、広がる上品な香りに本物を実感する。「一番だしは毎朝、引いています」と大将の喜代永隆文さん。 新宿『鮨 青海』の他、複数の人気店で腕を磨いた鮨職人だが、元々は日本料理出身で、浅草の老舗『駒形どぜう』の和食部門がキャリアの原点だった。 だから、『鮨 一喜』では一品料理にもきちんと手をかける。...
マンション地下に潜む秘密の鮨店。ムード溢れるハイカウンターがデートに効く
どこかのんびりした空気感漂う商店街を抜け、住宅街へと差し掛かる。 本当にここ?思わずそうふたりで顔を見合わせてしまうほど普通のマンションだが、『経堂にし岡』は確かにその場所にある。 入ってすぐ目に飛び込んでくるのは、波打つ白のカウンターバック。暗闇の中、目が慣れると浮かび上がる松、おひつ、包丁。 まるで侍映画のような世界観に、これから何が始まるのか、高揚は一気に加速する。だが、登場するのは強面の侍、ではなく柔...
正統派の握りと、和食レベルのつまみに個性が光る。世田谷の閑静な住宅街に潜む名店
20年以上のキャリアを持つ大将が、「緑豊かな場所でゆったりやりたい」と下馬に開いた鮨店『鮨うがつ』。...
周囲に飲食店はない住宅街のど真ん中で、まるで人目を避けるかのような佇まいを見せるのが『鮨 うがつ』。 店主・佐々木 強さんは銀座の老舗で10年修業し、ドバイのホテルで鮨セクションのヘッドシェフを務め、帰国後はあの『はっこく』の立ち上げにも関わった実力者である。 主に銀座を主戦場としていたが、独立するにあたって「田舎育ちでしたから、緑豊かなところでゆったりやりたかった」とあえて繁華街からは距離を置いた立地を選んだ。 ...
2021年はすべての価値観が、劇的に変化した年。 それを柔軟に受け入れ、フィットし、さらには、逆境をものともせずに前を向く、そんな姿勢が求められたこと。 ...
“熟成鮨”という独自のジャンルで勝負!オリジナリティのあるつまみも充実の一軒
「木村くんにはついていけない」と仲買人に言われたこともあるが、残った味方ほど目利きだった。 魚の個体は変わってくるので、常に熟成方法を模索し、営業前にはその日のたねを一通り握って、自ら食べる。 毎日2食鮨を食べ、休みは他ジャンルの店へ行き勉強。なぜ、そこまでするのか? 「同じ仕事をするのは老舗にお任せして、僕は少しでも新しい技術を次の世代に繋げたいと思うので、必ず新しいことにチャレンジします。明日の方が美味し...
“熟成鮨”という独自のジャンルを極めた店主・木村康司さんの技を求めて、食通が通い詰める予約困難店。 オリジナリティあるつまみの中で、山本さんが特に推すカニのブランデー漬けは「韓国のケジャンや中国の紹興酒漬けに肩を並べられる“生で食するカニ料理”を作りたい」という思いから誕生。 試行錯誤を重ねた結果、ブランデーと山椒が香る逸品が完成した。おまかせコース¥33,000で供される。...
前号となる月刊誌12月号では激動の東京レストランシーンを“総選挙”に見立て、リアルに行きたい話題のレストランを多数掲載した。 ただ、それだけでは、東京のレスト...
三宿で50年続く老舗は、江戸っ子の粋を感じる“楽しい鮨”
都内に鮨の名店数あれど、三宿の『金多楼』は〝笑いの絶えない〞名店である。それは店に入ってすぐに察知できること。 まず、威圧感がない。つけ場に立つのは、50年前にこの店をオープンさせた大将の野口四郎さんと息子の剛さん。 『金多楼』とは四郎さんが修業していた神田の名店『金多楼寿司』からもらった名前だ。 息子の剛さんは小学生の頃から「大きくなったらお鮨屋さんになるんだよね」といった常連の言葉を真に受け、早いうちから将来...
鮨はご主人と二代目の剛さんがネタによって握りわける。 艶やかなまぐろのヅケは、ねっとりとした旨みと清涼感のある青唐辛子の辛みが絶妙。 鯵は旬の走りの時期のみ皮つきで供す。酢で〆めてあるにも関わらず、血合の色が美しい。 煮あげた穴子は皮がブリンと弾け、淡雪のように口中で溶ける。桜色のガリはたおやかに甘く、後引く旨さだ。...
日頃、全身全霊でお客に美味しいものを提供しているシェフが、通いつめてしまうお店があるとしたら、 そこは美味しくって、居心地いいに違いない!! そこで様々なジャンルの名店のシェフ達に、彼らのとっておきの行きつけのお店を教えていただいた。 お気に入りポイントやエピソードなどもあわせてどうぞ! ………………………………………………………………………………………… 質問項目は5つ。 ■Q1.下記①~⑧の...
2020年一発目となる月刊誌東京カレンダー最新号は、「世田谷」を大特集。 三軒茶屋、三宿、下北沢、二子玉川、成城、経堂、祖師ヶ谷大蔵、尾山台などなど広い「世田...
産地直送で仕入れる“北陸の海の幸”を楽しめる!豪徳寺の閑静な住宅街に潜む鮨店
都内でここまで北陸の味を堪能できる場所は数少ない。 今後、予約の取れない名店になること間違いなしの『鮨割烹 鼓舞』は今がイキドキだ!...
初めて出合った!本格鮨ばかりの上質な食べ放題
都立大学駅の『すし処 新田中』では、開業当時から“食べ放題”スタイルを貫いている。しかし“食べ放題”といっても侮ってはいけない! 味わいは一流で、江戸前鮨をもっと気軽に味わってほしいという一心での奇跡の提供なのだ! 手の込んだ仕込みが光る絶品鮨を堪能してほしい。『すし処 新田中』のもうひとつの特徴が「野菜握り」が楽しめるところ。野菜握りのシャリには、野菜とシャリの繋ぎ役として鰹節を潜ませているのもこだわりだ。 特...
美しい白木のカウンターで、旬のネタや珍しい野菜の握りを。開店から10年以上、「値段を気にせず寿司屋に来てほしい」と、昼夜“食べ放題”を貫く。一番人気は穴子で、ほどける柔らかさはツメでも塩でも美味。...
口の中に広がる旬の味。ネタの個性に合わせた最高のパフォーマンス
駒沢の裏通りに店を構えて3年目。予約客はひきもきらず、まさにいま“脂がのっている”状態の『鮨辰』。人気の秘密は店主・浜野章さんの握りの技術の高さ。そして、築地から仕入れる抜群のネタを扱いながら、おまかせコースが1万3000円からというコストパフォーマンスの高さだ。築地通いが日課の浜野さんは「いまは7軒の仲卸さんとお付き合いさせていただいていますが、貝類を仕入れるのはそのうち2軒。ただ、今年は水温の関係でなかなか漁獲が難しいようです...
穴場中の穴場。この鮨店を訪れたなら、誰もがそう思うはずだ。昨年9月、駒沢に開店した『鮨辰』。ここ数年、東京では住宅街でその実力を発揮する鮨店が増えているが、この店の費用対効果と店主の志の高さには、思わず目を見張るものがある。 おまかせは1万円からと、住宅街の鮨店の平均価格帯といったところだが、つまみ3品に刺身が5点、焼魚もしくは煮魚に握りが7貫供されるという充実の内容。つまみはかき揚げや自家製の塩辛などシンプルながらバラエティに...