東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
フレンチのような華やかな一皿を出す和食店。素材の味を生かした優しい味わいが特徴的
皮目をパリッと炭火で焼き上げた太刀魚に、磯の香りを纏った青海苔のソースが優しく絡む。 また、緑も初々しい春キャベツのスープに浮かぶ平貝とホタルイカは、柔らかな酸味のジュレと共に旬の香りを卓に運ぶ……等々、一見、フレンチの如く美しいその料理も、口にすれば純然たる和食。 「素材の味を生かした、シンプルかつオリジナリティがある料理を心がけています」と話すご主人の渡邊大将さん。 その言葉通り、コースを彩る一皿ひと皿は...
鮨は不動の人気ジャンル。予約を取ることすら難しいような超人気店も存在するし、おまかせの値段も高騰の一途をたどっている。 そういったエクスクルーシブな世界が、東...
カウンター8席のみの落ち着いた店内で。グルメな大人たちを唸らせる本格和食
いつもより落ち着いて語りたい夜は、センス良きカウンター和食がちょうどいい。 心地よい空間、シンプルな和食、美味しいお酒が揃えば、ふたりの距離は自然と近づく。...
2018年2月に白金に新たな注目店が誕生した。その名は『あき山』。 開店間もないが、すでに名店のシェフや、鮨店の大将から愛されている実力店だ。 名店で磨いた和食の腕を武器に、白金というグルメな大人が闊歩する街に誕生した新店の魅力に迫る。今回紹介したのは「おまかせ」の中のほんの一部。自家製のからすみや、揚物、お肉料理など、お酒が進む料理が続く。随所に遊び心がちりばめられた料理の数々に、思わずお酒のペースも上がってしまうこ...
「何、食べに行く?」「和がいいかも!」 そんな会話が、大人になるにつれ増えていくような気がする。歳を重ねると「和食」の素晴らしさに改めて気付く。 しっと...
美しい八寸に思わずウットリ…。白金台の住宅街に佇む、カウンター割烹
料理に対する感動は、歳を重ねるにつれ変化する。以前は美味しさにただ感銘するだけだったのが、大人になると、美しさに心奪われることがある。和食の繊細な盛り付けは、その最たるものだろう。 『白金台こばやし』は、そんな心の琴線に触れる料理の連続にため息が漏れる。店主の技術とセンスが凝縮した八寸は、一品ごとの美しさと器との調和に、いい大人も写真に収めたくなるほど。 メニューは¥15,000のコース1本のみ。序盤に登場する八寸のほ...
白金の一軒家で、破格の和食に酔わされる
マネジメントも板についてきた今日この頃。 3か月前、新規クライアント獲得という特命を拝し、発足したチームのメンバーは、自分を除けば平均年齢28歳という若手3人。 まだまだ自分が現場に出たい気持ちはあるけれど、〝任せること〟が成長につながると信じ、後方支援に徹してきた。 足繁くクライアントの元に出向き、文字通り汗を流し、ときに深夜まで残業して取り組む姿は、「今の若い奴らは……」なんて上の言葉を撥ね付けるには、十分な...
住宅街の真ん中、周りには目立つ建物がほぼ無く知る人ぞ知る和食店が『和味 大輔』。 竹に囲まれた趣ある概観は特別感があり、暖簾をくぐるとどこか京都を感じさせる空間が広がっている。...
~鰤の旨みを塩で引き立てる味のわかるオトナ好みの鍋~ 魚料理と日本酒のセレクトが評判の『大輔』。冬の名物「ぶりしゃぶ」は、2種の塩でいただくのが大輔流。鰤は築地から佐渡産や富山産など、おすすめを仕入れ、脂乗りのいい腹身のみを使用。 「出汁にくぐらせると余分な脂が落ちて旨みが凝縮する」と店主。 とろける食感をさっぱりハイビスカス塩で、はたまた、香り豊かな燻製塩でと愉しめる。好みを聞きあいながら鍋...
一流な大人たちの立ち振る舞いに触れ、自分を磨き上げる。 そのためには、慣れ親しんだテリトリーを脱して、新たなフェーズへ。 ずっと気にはなっていたが、大人...
京都に本店を構える茶懐石の名店。季節を表現した京料理で魅せる
時差の無い京の味を手軽に味わえるのが、高輪に清楚な佇まいを見せる『三友居』だ。それというのも、野菜や魚介などの食材は、すべて京都・銀閣寺のそばにある本店から直送。料理長・黒木純一氏も京都で長年修業し、骨の髄まで京の味覚が染み込んだべテランゆえだ。 先付から始まる全11品のおまかせコースの主役は、旬の鱧。黒木料理長によれば「今の時期なら、鱧は300〜500gぐらいの小ぶりがいい」そうで、もちろん仕入れ先は京都本店と同じ。 ...
美術館や庭園が点在する高輪界隈は、緑豊かな都会のオアシス。新緑萌えるこれからの季節、散歩がてらに食べ歩きを楽しむには、まさに絶好のシチュエーションだろう。白金台駅からのんびりと歩くこと15分余り。鬱蒼とした木々に囲まれた『八芳園』や、明治学院大学の由緒ある建物を横目にしながら坂道を行けば、庶民的な街並みの中、やがて『三友居』と染められた粋な暖簾が現れる。 周囲の雰囲気とは一線を画す、その風情漂う落ち着いた佇まいも、京都・銀閣寺畔...
「品川にいい店なんてあるの?」 乗り換えで品川駅を使うことはあっても、遊ぶために降りることはない。アフター5の選択肢として、スルーしてしまう品川。 しか...
静謐なカウンターでいただく、季節を映した繊細な味覚
「煮もの」。聖護院大根と鮑の小鍋仕立て。添えられた半生のくちこは、そのまま食べた後に、出汁に浸してもおいしい「酒肴盛り合わせ」。旬の食材を中心に使い、その日のコース...
広尾駅から約10分歩いた、明治通り沿いに軒を構える『天現寺小野』。上品なお香の香りが漂うこぢんまりとした店には、店主・小野美勝氏の技に惚れ込んだ美食家たちが遠方から...
土鍋ごはんブームの火付け役!様々なお米の甘やかな味わいを食べ比べしよう
蓮根餅 穴子の白焼き乗せ鼈甲餡掛け¥1,200。ふわっと柔らかな穴子と、もっちりとした蓮根餅との食感の妙が楽しめる。調理場に立つ、吉田料理長。おまかせコースは¥9,500。おばんざい的な一品から割烹料理、そしてハンバーグなどの肉料理まで幅広いアラカルトメニューも魅力。...