東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
気軽に立ち寄れる神楽坂のワインバー。古民家を改装した温かな雰囲気が心地よい
アペロや2軒目にサクッと寄れる、気軽なバーが案外少ない神楽坂に待望の1軒が誕生。 神楽坂のメイン通りから一本入った落ち着いた通り沿いにあり、土間をイメージした、シンプルでモダンな店内は雰囲気たっぷり。 実はこちらの『ORI』、スペイン料理の名店『エスタシオン』が手掛ける新店。 あえてスペインバルではなく、店主の野堀貴則さんが「近所にあったら嬉しい自分が行きたい店」を実現させた、スタンディングでおばんざいとナチ...
2022年は新たな一歩を踏み出した年。 苦しい時を乗り越え、時代に合わせて進化する強さと柔軟さ、たくましさを持つものこそが輝きを放つ世の中になってきた。 ...
長崎・五島直送の魚介が絶品のイタリアン。シックで落ち着いた空間がデートに効く
『L'alba』は、神楽坂通りから外れた閑静な津久戸町の地下に潜む。 店内に入ると、L字のローカウンターには、ゆったり座れる革張りのチェアが設えられている。そのシックで大人なムードにまず人は驚く。 オーナーシェフの馬場 剛さんが目指したのは、ゲストと一緒に料理を楽しめる空間だ。 メニューの軸となるのは、年間を通じて魚種が豊富な長崎県の上五島から直送される魚介類。 「オープン前に現地の漁師さんを訪ね、直接...
既成概念を超えるピザが話題!食通を唸らせる、神楽坂の江戸川橋通り沿いのイタリアン
全面ガラス張りの窓から見えるのは、クラフトビールやワイン片手にピザを頬張る人々。その光景を見たら、自ずと足がそちらに向かう。 そんな『CRAZY PIZZA at SQUARE』は、地元民御用達で、週末には外にはみ出るほどの大盛況なのだ。...
京王線の国領駅というロケーションにありながら、数多の食通を引きつけ“国領の奇跡”とも称されるイタリアン『Don Bravo』と系列店の『CRAZY PIZZA』。 今年2月、美食エリアの神楽坂に『CRAZY PIZZA』の2号店をオープンした。待望の都心部への進出とあって、開店早々から連日満員というからあっぱれだ。 香り豊かな全粒粉にタマネギ水とホエー(乳清)を加えて発酵させた、旨みが強くもっちりとした食感の生地を...
「賑わう」、それはその店が絶大なる人気を誇っている証拠に他ならない。 コロナも落ち着きをみせ、東京の夜がにわかに活気づく今、また「賑わう店」へ向かいたい。 ...
艶やかな雰囲気が大人デートに最適。5種類を食べ比べできるまぐろづくしも凄い
目が慣れるまで、しばし時間を要するほどの暗闇。初めて訪れたふたりなら、戸惑いは隠せない。 だが、これには理由がある。 それは、ろうそくの光の中、五感を研ぎ澄ませて楽しむ茶会、「夜咄」が店のコンセプトだからだ。 『すし ふくづか』の鮨は、温度と香りに徹底的にこだわる。それゆえ、あえて仄暗い空間を作ることで、「夜咄」同様、五感を呼び覚ます空間を整えているのだ。 「昔から伝わる、煮る、蒸す、酢締め、漬ける、焼...
ただでさえハードルが高い鮨。それも神楽坂で、となるとなおさら構えてしまうが、ここは妙に安心感がある。 鮨店としては異例なほど暗い照明が、むしろ艶やかなムードとともに、隣り合う他のゲストの目を遮り、格式ばった空気をやわらげてくれる。...
元花街だった趣を残す神楽坂。その風情ある石畳の道を奥へと進んでいくと、足元に灯る小さな行燈が目に入る。 ここが2018年3月に誕生した注目の鮨店『すし ふくづか』の入り口である。...
ごちそうの代名詞といったら、鮨。引き続き暑さが残る東京で、涼感、さっぱり感を求めるならば、大人は鮨だろう。 月刊誌最新号では、東カレらしく、大切な人との夜にぴ...
看板ネタはマグロの脳天、「ハチノミ」。静謐な佇まいで“神楽坂らしさ”のある鮨店
店の裏手は東京理科大という、神楽坂の中でもこの上なく静かな立地で、なおかつ路面店。 物件難といわれるご時世に、奇跡とも言うべき場所で最高のスタートを切ったのは、『一宇』の大将、36歳・濱野紘一氏だ。 新鋭といってもキャリアは十分。『赤坂 菊乃井』、『銀座小十』を経て、熊本の星つきの鮨の名店『仙八』で修業を積んだ猛者なのだ。...
レストランは、「ただ料理を食べる場所」ではなく、「大人の男女が繰り広げるドラマの舞台」だと、東京カレンダーは常に訴えてきた。 「味はもちろんのこと、見映えもい...
ワクワクが止まらない!五感で愉しめる劇場型レストランで、唯一無二の非日常体験を
東京のイノベーティブレストランを代表する一軒『SECRETO』。 藪中章禎シェフの世界にグッと引き込むのが、序盤に登場する「フォアグラフレンチトースト」だ。 まず、フォアグラのテリーヌを液体窒素で凍らせ、一口大のフレンチトーストに削りかけていく。その様は漆黒の空間にふわふわの雪が舞い、スローにしたくなる美しさ。 お皿を手に取ると、下からペアリングの「貴醸酒」が現れるサプライズも。 ピンセットでいただく様...
カウンター中央にシェフの調理台があり、卓上の赤いランプは『ムーラン・ルージュ』をイメージ。 液体窒素の白煙が上がるのがお約束なので、黒い壁は白煙が映える最高の背景。 ◆ 劇場型カウンターに現れたシェフの藪中章禎さんが掲げるテーマは「好奇心の全てを超え続ける」。 手練な大人の心を刺激するのは難しいが、ここでは容易いのだ。...
ジュニアさんをお連れしたのは、2017年に神楽坂の住宅街にオープンしたイノベーティブ・フュージョン『SECRETO』。 “秘密”という名の通り目立った看板はない隠れ家だが、予約は2年先まで埋まっている人気店だ。...
神楽坂と牛込神楽坂と中間地点。まったくの住宅地に昨年10月オープンしたのが、こちらの『SECRETO』だ。 付近にはフレンチの名店『ル・マンジュ・トゥー』などもあるエリア。とあるマンションの1階に隠れ家のように佇むその姿は、まさに秘密のレストラン。 そもそも、この『SECRETO』という店名は、オーナーシェフの薮中章禎さんがプライベートで同じ名称のシークレットディナーを開催していたことが発端。...
ミシュラン三つ星を10年間取り続ける、正統派和食の名店
和食のアクションといえば、〆の炊き込みご飯だが、それをいち早く取り入れていたのがこちらの店。 特に、一面に肉の華が咲く「牛しゃぶご飯」は、その美味しさはもちろん、SNSでも映えると話題だ。 この逸品は『石かわ』の店主・石川秀樹さんのサービス精神の賜物。 お米をカツオと昆布で炊き上げ、その上にサーロインを敷き詰める。...
写真の色鮮やかな「牛しゃぶ炊き込みご飯」も、そんな石川氏の思いを反映した逸品。 薄切りにした黒毛和牛のサーロインを生のまま敷き詰め、目の前でざっくりと混ぜ合わせるうち、御飯の余熱で牛肉に熱が入り、レアに仕上がるというわけだ。 まさにしゃぶしゃぶ。ちょっとしたアイデアで、新鮮な驚きとテイストを表現している。...
神楽坂の一流パン職人が手掛ける、パンにぴったりな料理とお酒が楽しめる極上ビストロ
神楽坂で名を馳せるパン職人・榎本 哲さんが、自身のパンとそれに合う料理やお酒を提供する場を作ろうと思ったのは3年以上前。 信頼できる料理人、そしてふさわしい場所をようやく見つけ、晴れて今年『deux feuilles』をオープンした。 榎本さん曰く「コンセプトは“飲ませる料理と飲ませるパン”です!」。 パンにはかなりこだわり、米麴を使い湯種製法で作った専用のパンを提供。醤油せんべいのような香ばしさともっちりと...
かつては「ファッションの街」と言われ、いまだに脈々と引き継がれる、絶対的なお洒落イメージ。 といっても、港区的な“ギラギラ感”はなく、あくまでも地に足がついた...
ヴェネツィアの定番食材『スカンピ』を使った絶品料理に舌鼓
そんな店でいただけるのは、オーナーが惚れ込んだヴェネチア料理。 海辺の街なので魚介がメインで、心躍るのがメニューにエビ料理が6品並ぶこと。なかでもイチオシはヴェネチア特産のスカンピだ。 乾燥させたスカンピの殻などでエビの出汁をとり、生クリームと合わせた濃厚なパンナコッタ1,100円。ソースはビーツで色づけした同じ出汁で旨味が倍増! 豪快に焼き上げた「スカンピのグリル」1,600円(Lサイズ)も、オーダー必須のひと...
金子崇裕シェフのスペシャリテであるパンナコッタは、青い卵とジュレが添えられ、まさに宝石のよう。 ぜひヴェネト州の小規模の生産者によるプロセッコ「トレヴィジャーニ」を合わせたい。...
店名に掲げたスカンピ(=赤座海老)が文字通りのスペシャリテ。3種のメニューが黒板に並ぶ。もうひとつの看板がヴェネツィアの郷土料理。魚介だけでなく野菜も特産のヴェニスらしく、イワシやイカのほか、耳慣れない野菜の名もメニューには掲げられている。 オーナーの及川博登氏は元々、設計事務所で働いていた人物。仕事で関わるうちに飲食店の愉しさに開眼。某バールのマネージャーを経て、9月にこの店を開いた。 「店のデザインも...
「ここぞ!」というデートで行きたい!職人技が光る神楽坂の江戸前鮨
神楽坂の浮ついてない空気感は、この街の店が作り出しているものでもある。硬派が多く、『鮨 りん』もそんな一軒。 店構えは、網代天井の下に6mもの檜のカウンターが設らえられた数寄屋造り。 大将の矢作直徳さんは『かねさか』をはじめ江戸前鮨の名店で研磨を積み、10年前に独立。職人歴は28年になる。 演出や飾りが多ければ分かりやすく相手を喜ばせられるところ、矢作さんは「豪華にするより見えない仕事を丁寧に」と握る。 ...
料理のクオリティはもちろんのこと、『神楽坂 鮨 りん』にはゆったりと食事を楽しめる心配りがいくつも施されている。 例えば、空間に温かみを与える備前焼の器やさりげない一輪挿し。またカウンターの足元に設けた床暖房設備や、客に直接風を当てない空調など。 こうした細かい部分に宿る「おもてなしの心」によって、私たちは自然と料理に向き合い、濃密な美食体験を味わうことができるのだ。...
「あなたの手帳を素敵な予定で埋めたい」そんな想いとともに2001年10月に産声を上げた東京カレンダー。大人の素敵な予定といえばディナーということで、それ以来20年間...
神楽坂らしい石畳を曲がった先にある隠れ家。ワインと愉しむ独創的な中華
和を表現する中華だからと風情ある神楽坂を選んだ松下さんは、内装にも和の趣が入るよう設計者に依頼。 オープンキッチンで、調理のスピード感や香りが伝わる造りでもある。...
料理はコースでなく、アラカルトで注文できる気軽さが好評で、黒板に書かれたメニューは定期的に変わるため何度訪れても楽しい。 「油は控えめに、毎日でも食べられる中華を」と話す松下氏の和食材を使った料理は、ひと技利かせた優しい食べ心地で、上質さとカジュアルさを併せ持つ。 「タラの白子の麻婆春雨」は、白子を豆腐に見立てた、まさに和と中華が融合した一皿。店で挽いた山椒の刺激と白子の濃厚でまろやかな味わいが絶妙だ。 酢豚や〆...
こちらの『エンジン』は、赤坂の名店『うずまき』出身のオーナーシェフ・松下和昌氏が作る、和のテイストを取り入れた中華が話題。 ふたりで訪れるならぜひカウンターを。佐賀の陶芸作家「東馬窯」をはじめ、カウンターに並ぶ九州の作家の器も絵になり、会話も弾む。 ここならシェフとの距離も近く、一層フランクな雰囲気で料理を楽しめる。...
地元民もほとんど通らない隠れ路地。その一角にある『ENGINE』は、知る人ぞ知るカウンター中華だ。 中華好きにおなじみの名店である赤坂『うずまき』で長年シェフを務めた松下和昌氏が、2015年2月にオープンした人気店だ。...
“和の食材を中華に変える”をコンセプトに、季節感を打ち出した優しい味わいのヌーベルシノワを展開しているのが、『ENGINE』の松下和昌シェフだ。春巻も然りで、季節に合わせ常時2種類を用意。 定番の豚足とキャベツの春巻のほか、秋は秋刀魚、冬はフグ、春にはふきのとうなど旬の味を取り入れたそのレパートリーは、ざっと10種余りにもおよぶ! 取材当日は鮎の春捲に出会えた。オイスターソースと共に火を入れた肝を一...
赤坂の名店『中華 うずまき』で7年にわたりシェフを務めた松下和昌氏が独立し、風情ある神楽坂に店をオープンさせた。すべての客席に目が届くようにしたかったという店内は6席のカウンターとテーブル席で構成。 “和の食材を中華に変える店”をコンセプトに掲げ、一般的にはあまり中華に用いられない、ハモや本マグロ、生麩、金山寺味噌なども絶妙に組み合わせる。 中華料理の満足感がありながらも、和食のようなやさしい食べ心...
老舗出版社の書庫を改装したお洒落な商業施設「la kagu」ができたりカフェやレストランと、何かとメディアが取り上げている話題のこのエリア。まだ、テレビで紹介されていない、グルメ指数の高いお店を厳選して紹介!石畳に黒塀が続く兵庫横丁。『ラストリカート』は最も神楽坂らしいこの小道にある。2階はエレガントなリストランテ、1階が今回紹介するオステリアだ。 シェフの半田龍一さんは、ちょっとユニークな経歴を持つ。都...
名店で研鑽を積んだシェフの料理と、充実したワインが楽しめるカウンターフレンチ
脱力に見えて実はバシッとお洒落な料理を出せるのは、海外経験が豊富でフランス料理の腕が立つ仲田さんならでは。 著名な陶芸家の器を並べつつ、シリアルの景品のお皿もあり、イクラのタルティーヌを後者にのせてもはまるのだから罪である。 そのイクラはアルザスの白ワインでマリネされていて、これをつまみに同じワインを飲むのも乙なのだ。...
『BOLT』の店主・仲田高広さんは、東京を代表するフレンチ『マルディグラ』や『レスプリ ミタニ』で研鑽を積んだ本格派。 生の筋子が入る時季はアルザスの白ワインで「新いくらのマリネ」をつくるなど、フレンチをベースに独創的な料理を展開し続けている。 その斬新さが、食の最先端を知る大人がこぞって通う理由なのだ。...
普段、港区や渋谷区界隈にいることが多い女子なら「牛込神楽坂なんて遠い」と言うかもしれない。 しかし、感度の高い女子なら、誘われたらふたつ返事で訪れたいと答えるのが、2017年夏にオープンした『ボルト』だ。...
神楽坂という街に求めるもの、それは「ひっそり感」「ここにしかない特別感」ではないだろうか。 今回は、自分だけの空間にしたくなる、本格フレンチの味わいとちょうどいい酒場感覚がMIXした新店『神楽坂BOLT』を紹介しよう!ビストロという枠組みでは、今までなかったジャンルにとらわれない場所を目指していくと語る仲田氏。正統派フレンチという一本のしっかり通った筋を幹に、彼の経験と感性を活かしたくさんの枝を広げていく...
センスある焼き技で、地鶏5種類の旨みを最高値に!ワインと日本酒が豊富な神楽坂の店
「串打ちもクリエイティブな仕事で魅力がある」と話し、もともと手先が器用なこともあり串打ちが流麗で、繊細な包丁使いもお手のもの。 かくして昨春に開業すると、近所の常連がこぞって集う神楽坂の人気店となった。 扱うのは高知の「土佐ジロー」や会津地鶏など常時5種類で、脂を香ばしく仕上げるべく焼き切る。 その地鶏はジューシーで、噛むごとに旨味が増す逸品だ。 また、山中さんはソムリエ資格をもつゆえワインも粒揃い。内...
世界の三つ星店で研鑽を磨いたシェフが作る!革新的な一皿を楽しめるイタリアン
トリュフ香るポップコーンを液体窒素にくぐらせた「トリュフポップコーン−196℃」。 これは液体窒素でサクッと軽快にポップコーンの食感を加え、風味付けのトリュフの香りが鼻腔をスーッと抜けていくという、美味しさを突き詰めたゆえの演出だ。 目の前で調理されるので臨場感も抜群。さらに口を閉じて噛むとなんと鼻から白い煙が! そんなコミカルな演出に、盛り上がること間違いなし。...
世界一予約が取れないレストランと謳われた『エルブジ』出身シェフのイノベーティブなイタリアンレストラン、『チッタアルタ』。 4月下旬から、真空パックメニューのテイクアウトや郵送をスタート。 レストランという「場」ならではと思われていた斬新なプレゼンテーションの料理が、ついに自宅で楽しめるようになった。 驚きとときめきに満ちた料理は、日々の食卓に刺激をもたらすに違いない。 【テイクアウトメニュー】※料理は2...
シェフ、茂呂岳夫氏の手による料理の魅力は、ミシュラン三つ星のベルガモ『ダヴィットーリオ』、スペイン『エル・ブジ』などで培った現代的な手法を織り交ぜるメニューの数々。前菜とデザートは『エル・ブジ』の影響が色濃く、反対にパスタとメインは郷土色豊かなイタリアの味を踏襲。ふたつのスタイルを見事に両立させる力量は、推して知るべし、である。...
カウンターの席に座る。眼前でシェフが躍動し、視覚、嗅覚、聴覚が刺激される。そしてサーブされるできたての美味なる料理。 最終的には、味覚が刺激され、傍らにいる“...
店主イチオシの「ランプ」はオーダー必須!肉とじっくり向き合える小体な店
厚めのスライスで、歯切れの良い食感が楽しめるハツ。 甘めの九州醤油をベースにした、タレとの相性は抜群。1,050円。...
元立ち飲み屋の店内は小体な分、肉を焼く行為にじっくりと向き合える。『焼肉チャンピオン 恵比寿本店』で店長を務めた金子達矢さんがワンオペで切り盛りする店である。 当時と同じ卸から仕入れる黒毛和牛はA5ランク。しかも雌牛限定で、注文が入るたび、生肉から切り出している。 そんな金子さんの推す部位が、ランプだ。 「サーロインに隣接する部位で、外ももに続くイチボとも繋がっている。脂と赤身の配分がちょうどよく、カット次第...
日によって異なる部位を使い、この日はランプ。 刻みネギを入れた塩ダレと和え、アルミの上で好みに火入れしていただく。1,050円。...
飯田橋の本格イタリアン!シェフが本場で学んだ、1日10食限定のジェノベーゼは必食
【知っておきたい!ジェノベーゼの基礎知識】 発祥:リグーリア 基本材料:バジル、松の実、オリーブオイル、パルミジャーノ、ニンニク、じゃがいも、インゲン 基本の麺:トロフィエ、トレネッテ、リングイネ 歴史:リグーリア州の州都ジェノバ発祥。1800年代頃からある「ペスト・ジェノベーゼ」というソースとパスタを和える。じゃがいもとインゲンを入れるのが基本スタイル。...
お洒落で陽気な「イタリアへの憧憬」、素材を生かし季節感を大切にする「和食とイタリアンの共通点」、 そして肩肘張らずに楽しめるイタリアンが「相変わらず誕生してい...
素材を活かしたシンプルな料理で魅せる。わざわざ足を伸ばしてでも行きたいイタリアン
ガラス窓は店内が見えない絶妙な高さにある。扉の横にある小さな看板には、フライパンの船に乗るウサギが描かれており、ちょっとほっこりした気持ちに。 鳩の胸肉はシンプルな炭火焼、砂肝やハツはつくね、レバーはペースト、そしてガラはソースとしていただく。厳選食材をあますことなく楽しめるのが嬉しい。...
その言葉通り、アミューズの「ウニのブルスケッタ」に始まるコースの一品一品は、いずれも単純明快だ。 たとえば、とり貝とトマトを盛り合わせた一品。皿の上には、文字通りこの2つの食材のみ。だが、とり貝は軽く炙ることで貝本来の自然な甘みが増し、熱したオリーブオイルで瞬間的に温めたフルーツトマトは、酸味のカドがとれてジューシーさが倍増。 互いの旨味を程よくつなぐ生温かな温度感も絶妙だ。冷たいままではただの添え物に過ぎないトマ...
食材の味を最大限活かす、神楽坂のシンプルイタリアン。「アオリイカのパスタ」は必食
まずは、アオリイカのパスタが好例だ。 角田直也シェフは奥さんの故郷である氷見のアオリイカを使い、「イカを美味しく食べてもらうためにはパスタとの一体感が必要」とトロフィエを採用。イカを同じ大きさにして切り込みを入れることで食感も似せている。 出来立てを食べればなんの境界線もなく、全体に絡む鮮度抜群のイカスミが本能を揺さぶる。 イカスミに合わせられたのはフレッシュなフルーツトマトのソースで、それが見えない脇役とな...
本場にも引けを取らない!フランス人が毎日食べても飽きない料理がコンセプトの店
店のスペシャリテのひとつが「ブイヤベース ルイユソース添え」。 手長海老や貝などの魚介をじっくり3時間かけて煮出した奥深い味わいで、長年愛され続けている。 “なんちゃって”ビストロにありがちな浮ついた雰囲気とは一味違う、ほどよい落ち着きとほっとするような温かみが感じられる。 大人が選ぶべきビストロとは、こういう店のことを指すのだろう。...
若い頃通った恵比寿や渋谷のビストロでは、どうにも居心地が悪くなってきた今日このごろ。我々世代にしっくりくるのは、路地にひっそりと佇むビストロだ。 神楽坂通りから1本入ると、外に漏れた店内の明かりが道案内の役目を果たしてくれる。フランス人の前オーナーが「石畳と坂の街である神楽坂は、パリのモンマルトルに雰囲気が似ている」と、この地に店を構えて以来、約20年。...
★東カレは月刊誌も絶好調!販売部数記録を更新し続けている裏側が、2018年1月12日(金)の日経MJ一面にて特集されました。 社会人10年目=32歳。仕事...
ミートハウスの奥にある隠し扉を開くと、秘密の空間が!高揚感が高まるステーキハウス
昨年8月、神楽坂にオープン。2フロアの店内でステーキやハンバーガーを楽しめる。 こちらのハンバーガーの特徴はなんと言っても、超粗めな肉の挽き具合。 「肉屋が作るハンバーガー」らしく、アメリカンビーフの赤身とサシのバランスがいい肩ロースをハンドチョップで8mm角に粗ミンチ。 ゴツッとしたビーフパティは、ステーキを食べているような肉々しさながら、歯切れのよさも計算されている。 塩味を立たせたバンズと野菜が肉...
店頭には、ハンバーガーパティを焼く香ばしい匂いが立ち込め、レジ横のケースには塊肉がずらり。 表向きは洒落たバーガーショップとミートストアだが、その裏にもう一つの顔が隠されている。 その謎を紐解く鍵は、精肉店の隠し扉である。 扉を開けるとレッドカーペットの廊下が現れ、そこを進むとモダンなダイニングがお目見え! その遊び心ある動線に、高揚感が一気に上昇する。...
また、夏がやってくる。亜熱帯と化した東京の夜を生き抜くために、大人にとって「ビール」は必要不可欠な存在。 レストラン、そしてお酒を取り巻く環境が目まぐるしく変...