東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
上質なナチュールを豊富に揃える、代官山のワインバー。ひとりでも気ままに立ち寄れる
イタリア人建築家が60歳を過ぎて作り始めたというシチリアの赤、「SERRAGGHIA」グラス 2,900円。ワイン愛飲家の間では、出合えたらラッキーという銘柄だ。 「希少な1杯と聞いて、少し緊張します」と七海さん。...
2022年は新たな一歩を踏み出した年。 苦しい時を乗り越え、時代に合わせて進化する強さと柔軟さ、たくましさを持つものこそが輝きを放つ世の中になってきた。 ...
肉の質がいいのに値段は手頃。焼肉激戦区の中目黒で地元民に愛される名店
「焼きしゃぶポン酢 ミスジ」。 美しいサシの入り方に、その肉質の高さがうかがえる。ポン酢と合わせることであっさりと。 「和牛タン三種 和牛タン柵焼き 上タン塩 タンカルビ」。 堂々たるその佇まいは圧巻。そして、期待を裏切らない美味しさに感動させられる。すだちとともにいただく。...
焼肉の激戦区といわれる中目黒で25年以上続く『びーふてい』。扱うのは黒毛和牛のA5ランクの雌のみ。最近は、焼肉店でもブロック肉を売りにする店は少なくないが、こちらの“ガツン焼き”はいわば、極厚カットの元祖だ。 焼肉同様、肉好きのハートにガツンと響く〆のメニューが和牛あぶりヅケ丼。特製の醤油ダレに漬け込み、表面を炙った赤身肉と熱々ごはんをほおばれば、幸せのゴングが心に鳴り響くはず!...
祖父の代から続く精肉店が焼肉店を始めて30年。「美味しい肉をリーズナブルに多くの人に食べてほしい」と早くから一頭買いを始め、今では定着した希少部位の存在を普及させた店のひとつだ。 黒毛和牛のA5ランク、旨さ・甘さを併せ持つメスに限定し、芝浦から仕入れている。「肉の質が圧倒的にいいのに、値段は手頃」と、この店を進めてくれたのは、焼肉が大好きだというスタイリストの小林さん。...
串に刺さないスタイルが新しい。高品質の鶏を七輪で焼き上げる、目黒川沿いの焼鳥店
焼き鳥の予約困難店も多い中目黒。〝しっ鶏〞デートの選択肢として、2005年のオープン以来、人気を集めるのが『焼鶏あきら』だ。 目黒川沿いに位置する、京都の川床を思わせる風情のある空間で、朝挽きした新鮮な鶏肉のさまざまな部位を〝焼肉〞スタイルで堪能することができる。 鳥焼肉の魅力は、自分の好みの焼き加減に仕上げられること。 炭火で焼く鶏肉は、噛むほどに旨みがあふれる親鶏を使用し、部位は12種前後を揃える。注文に...
通常では仕入れない名古屋コーチンの親鶏のももと胸肉を提供。歯応えがよく、むっちりとジューシィ。お好みで、かぼすと塩をつけシンプルに食せばその旨みが際立つ。8月21日から9月中旬まで提供。要予約。...
かつてない年明けを迎え、「日常の豊かさ」とは何かを、より一層考えさせられることとなった2021年。 「ちょっと美味しいものを」っていうカジュアルなタイミングや...
「ホルモン」に特化したビストロで新しい味に出合う
仔牛のタンはカリカリに焼き、アキレス腱はオニオングラタンスープに。フランス語で“アバ”と呼ばれるモツを主役に据えたビストロが『Tatsumi』だ。 オーナーシェフの廣瀬 亮さんが魅力に目覚めたのはフランスでの修業時代。 豚のゼラチン質がレシピの要である「フロマージュ・ド・テット」やハチノスを揚げた「タブリエ・ド・サプール」など、食肉が盛んな現地ではさまざまなモツを美味しく食べる文化が根付いていた。 手間はかか...
広瀬亮シェフは何せ、ホルモン好き。焼肉屋さんでおなじみのギアラやセンマイ、シビレ……。それらをフレンチのテクニックで提供したら、おもしろいんじゃなかろうか。内臓料理が得意なフレンチ・レストランは数多あれど、それ1本でグイグイ押す店はそうはない。幸い自分にはフランス修業中にMOFのシェフから習い覚えた、最強の内臓処理テクがある。よしっ、内臓=アバで行こう。そう決意したのである。 壁にかかる小さな黒板にはアバなメニューがずらり。...
商店街にある小さなビストロ『TATSUMI』の中核をなすのは、アバと呼ばれる内臓料理だ。実は内臓が得意ではない。にもかかわらず、つい足が向くのは、広瀬料理には「品」があるからだ。いくらでも泥臭く転ぶ素材を、軽やかにスマートに仕上げていく。ひと皿ひと皿が美しい。 たとえ、スーパーチャーハンであってもだ。あれ、フレンチじゃなかったんかい、と思ったでしょ。みんな、そう思って頼むようだ。ご飯粒よりもアバとキノコが...
コンセプトは「オーダーメイド・ビストロ」。客とのコミュニケーション次第で、素材やソース、量など、どんどん変えてしまうからだとか。ゆえに「メニューはあくまでたたき台」とシェフの広瀬亮さんは言う。 アバ(内臓)料理をそろえているのも魅力。丁寧に下処理され、繊細に品良く仕上げられた料理は、内臓のイメージを一変させるほど。 珍しい料理があり、自分の好みにも合わせてくれるから「次は何を食べようか」と再訪の気持ちが膨ら...
広瀬亮シェフは考える人である。店を開く際に、何をよすがとするか思いを巡らせた。辿り着いたテーマは「アバ=内臓」だった。何せ、ホルモン好き。焼肉屋さんでおなじみのギアラやセンマイ、シビレ……。それらをフレンチのテクニックで提供したら、おもしろいんじゃなかろうか。内臓料理が得意なフレンチ・レストランは数多あれど、それ1本でグイグイ押す店はそうはない。幸い自分にはフランス修業中にMOFのシェフから習い覚えた、最強の内...
「賑わう」、それはその店が絶大なる人気を誇っている証拠に他ならない。 コロナも落ち着きをみせ、東京の夜がにわかに活気づく今、また「賑わう店」へ向かいたい。 ...
味もビジュアルも豪快なインパクトを残す無二の鮨店。名物の“鰻ドッグ”は必食
江戸前鮨にひと技加えた個性派鮨が話題の、恵比寿『鮨 よしかわ』。その暖簾分け3店舗目が、今年5月にオープンした。 つけ場に立つのは、2号店である麻布十番店で修業を積んだ店主の石田達也さん。 “よしかわ”のスタイルを踏襲しつつ、若き握り手の自由な発想を投影した緩急のあるコースが早くも評判だ。...
ごちそうの代名詞といったら、鮨。引き続き暑さが残る東京で、涼感、さっぱり感を求めるならば、大人は鮨だろう。 月刊誌最新号では、東カレらしく、大切な人との夜にぴ...
中目黒にある個性を放つ鮨屋!遊び心溢れるアートと融合した鮨体験をココで
鮨店、というよりもギャラリーといった趣が色濃い『宇田津 鮨』。 さぞやアートに造詣の深い大将なのだろうと想像するが、本人は「実は全然、なんです」と豪快に笑う。では、なぜこの空間が? 「シンプルに鮨は芸術だという信念と、それを体現できる空間づくりに強い思いがあって、アートギャラリーの方と意見を交わしながら、作品選定を含めとことんこだわりました」...
鮨好きの舌をも納得させる鮨屋であり、大人の遊び場。 そう例えたくなるほどユニークな店だ。 普通の鮨屋とまるで違う内装にまず驚き、そして、鮨の美しさに笑みがこぼれる。 比類なき店こそ人に推薦したくなる。 そんなことを実感する、個性を放つ新店なのだ。...
気軽に立ち寄れる中目黒の隠れ家フレンチ。五感で楽しませる、彩り豊かなコースが魅力
飲食店が密集する中目黒の中でも、知られざる良店が点在する“ニトリ裏”。 住宅や学校で構成されるエリアだけに、夜ともなれば静寂に包まれる。 『BISTRO INOCCHI』は、そんなエリアでも群を抜く美食の店として、界隈で評判。 3年前のオープン当初は集客に苦戦したというが、今ではこの隠れ家的な雰囲気が大人たちに支持されているのだ。 夜の帷が下り、ポツポツと控えめにサインが灯ると、大人たちがひとり、またひ...
この2年間、我々は「夜景」とは縁遠い生活を送ったと言っても過言ではない。 ようやく、元の生活を取り戻しつつある今年の夏こそ、開放的な気分をさらに後押ししてくれ...
自由な発想で楽しませる代官山のフレンチ。緑に囲まれたテラスがお忍び感たっぷり
「東カレ倶楽部×Cotes du Rhone SPICE OF LIFE ~東京の空の下、ローヌの香りは流れる~」と題された本イベントの会場となったのは、今年3月にチャコット代官山本店内にグランドオープンしたフレンチレストラン『Coteau(コト―)』。 壁全面の大きな窓や吹き抜けの天井が開放的な店内には、テーブルや吊り照明に真鍮が用いられエレガントな雰囲気が漂う。...
代官山から恵比寿へと向かう坂の途中にたつ、ガラス張りのスタイリッシュな建物。 9つの“箱”を組み合わせたこの「丘」に潜むのが『Coteau(コトー)』だ。...
音楽に造詣が深いマスターが手掛ける、祐天寺の住宅街に潜むバー
祐天寺駅から徒歩10分の住宅街。お世辞にも好立地とはいえないバー『BAR NIKENME』に、月に2、3度通っている。理由は“若かりし頃”の気分に浸れるから。 マスターの大場 淳さんは私より年輩で、元プロギタリスト。そして何より音楽に詳しい方。30年も昔の話になるが、学生の頃は音楽に詳しいというだけで、憧れの対象になっていたものだ。 そんなマスターは、その日の客層に合わせて曲を流してくれるのだが、伺うと決まって90...
「カウンターが主体で、シェフが気さく」「客層もよく、同じ価値観を共有できる雰囲気」「アラカルトで頼めてコスパもいい」。 大人はそんな店に足繁く通う。コロナを経...
リキュールの作り手が手掛ける本格派のバー。中目黒の酒飲みな大人を魅了する
外苑前に『HOWL』というバーがあり、先輩に連れられて、『DANNY'S BAR』の扉を開いた。 そこのバーテンダー、デニーさんは伝説の人。映画『タクシードライバー』さながらの70年代のNYで暮らし、1990年には、インディアンジュエリー「ゴローズ」の高橋吾郎氏とバイクでアメリカ横断をした人物。 なんちゃって、でない、その不良な香りに、私は、すっかり魅了された。 そして、デニーさんは梅のリキュール「星子」の作...
いま、グルメな大人からも注目される、一度は食べたい中目黒の人気店がこちら。 牛タン定食専門店としてオープン以来、連日行列をなす人気店へと駆け上がった恵比寿の『釜元たん米衛』。その待望の新業態としてオープンした新店が『釜元はん米衛 中目黒店』だ。 同店は、熟成黒毛和牛をブレンドした牛肉100%のレアハンバーグ定食の専門店。食券で購入する気軽な定食屋でありながら、提供する料理へのこだわりは一流店にも引けを取らない。 ...
黒毛和牛に特製の生ダレが絡む、完全オリジナルの鍋“韓国創作すき焼き”の店
『韓すき 東山』のメニューはコースのみ。 いずれも、美しい九谷焼で供される濃厚なコムタンスープに始まり、『韓てら』でも人気の自家製キムチや沖縄産もずく、小鉢などといった多彩な前菜ののち、主役の「韓すき」が登場する流れ。 オーナーの高木 徹さんによると「韓すき」とは、薄切りの黒毛和牛に特製の生ダレを絡めて焼き、新鮮な野菜に包んで自家製の薬味を添えつつ味わう、完全オリジナルの鍋。 「ストウブ」のキャセロール鍋でじ...
ワイン1杯からでも気軽に立ち寄れる、小粋なビストロ。池尻大橋と中目黒の間に潜む
池尻大橋と中目黒のどちらの駅からも歩いて10分強。 目黒川沿いを一本曲がると、ビル2階の開け放たれた窓から心地よい音楽と楽しげな笑い声が聞こえてくる。 階段を上がると、小洒落た客たちで賑わうカウンターが現れ、活気あるスタッフが明るくお出迎え。 窓側にはソファ席があり開放的。川沿いを散歩気分で歩けば『mellow.アオバダイ』までの距離もあっという間。...
外食に対して、いろいろと考えさせられた昨今。改めて認識したのは、レストランで過ごす「大切な人との時間」が、本当に楽しいってこと。 そんなデートで失敗はしたくな...
コースの終盤、青炎が立ち上る光景は圧巻!美しい一皿と演出で魅了する代官山フレンチ
テーブルに置かれた瞬間、薪火で焼き上げたサワラがグッと迫ってくるような立体感に思わず目を見張る。 それも、高さ約4cmの皿に盛りつけたからこその視覚効果。『レクレルール』の田熊一衛シェフの「魚が浮き上がってくるようでしょう」との一言に頷ける、躍動感あるメニューだ。 添えたカリフラワーやブール・ノワゼットソースはいわば波。 あえて素焼きの器を選ぶことで、光をテーマにした空間の中、その存在感を際立たせている。コー...
圧倒的な美しさの「屋久島の車海老 自家製リコッタとキュウリ」。...
レストランは、「ただ料理を食べる場所」ではなく、「大人の男女が繰り広げるドラマの舞台」だと、東京カレンダーは常に訴えてきた。 「味はもちろんのこと、見映えもい...
中目黒の山手通り沿いに佇む隠れ家。本格和食をアラカルトで気ままに楽しめる
中目黒で和食。それもコースでもなく居酒屋でもない、きちんと美味しい和食となると、選択肢はそう多くはない。 適度な席数で、席間隔にゆとりがあって、落ち着いた雰囲気でくつろげる点も譲れないし、外食ならではの丁寧な仕事が光る料理も堪能したい。 そんな大人ゆえの“わがまま”を大きな懐で叶えてくれる良店がニトリの先の山手通り沿いにある。 駅からそれなりに歩く覚悟さえあれば、『楽食ふじた』はふたりにとって最高の隠れ家だ。...
かつては「ファッションの街」と言われ、いまだに脈々と引き継がれる、絶対的なお洒落イメージ。 といっても、港区的な“ギラギラ感”はなく、あくまでも地に足がついた...
中目黒の喧騒を離れた、目黒川沿いの穴場イタリアン。朝獲れ魚介を使った料理がメイン
まるでエアポケットのように周囲の喧騒から隔絶された隠れ家で、満開の桜を“ふたり占め”。 目黒方面の川沿いには、密やかな夜にふさわしいカウンターイタリアンがある。 目黒川沿いの穴場といっていい一角に位置する『オンダ トウキョウ』だ。...
魚をオイルや水、白ワインなどでじっくりと煮たカンパーニア州発祥の郷土料理「アクアパッツァ」。 この日はカルパッチョと同じく、小田原・早川漁港から仕入れたメバルを使用している。 シンプルな調理だからこそ上質なメバルの滋味が際立ち、しみじみと身体に吸い込まれるような美味しさに。 自家製のパンで、最後に旨みが凝縮したスープをすくうのがお約束だ。『オンダ トウキョウ』が全国から厳選するのは魚介だけではない。 こちら...
和食の真髄に触れる体験を。削りたての鰹節で引く「出汁」にこだわる、日本料理店
日が沈むと目黒川の裏手を東西に貫く目黒学院前の細道に、出迎えのハイヤーが横付けされる。その光景は、まるで港区。 道路に面した個室からのぞく椅子の脚だけが、ここが飲食店であることを匂わす。 肩肘張らないこなれた店が多い中目黒において、『炎水』はむしろ異色の存在ともいうべき超高級和食店だ。...
店主の伊藤龍亮さんは『龍吟』に9年半勤め、後半は副料理長として焼き場を任されていた。独立すると昨年12月に『炎水』をオープン。 「料理人が一番美味しいと思った瞬間のお出汁を味わっていただきたい」と、語る。つまり一番美味しいお出汁とは、伊藤さんの味見と同じ状態の一番出汁のことだ。 せっかくカウンターで鰹節を削った出汁を通常のように濾してしまっては、フィルターで失われる香りがあると思ったそう。 そこで、鍋からお玉...
最初の醍醐味は、ひと組ごとに目の前で鰹節を削って一番出汁をとるプレゼンテーション。 「削りたてが最高到達点。削りたてにしかない香りを提供したい」と話す伊藤さん。 出汁に使うのは鹿児島県指宿市産の本枯節。 鰹節は非常に切れ味の鋭いカンナで削るため、横幅が広くツルツルした断面となる。それが香り豊かな出汁の秘訣なのだ。岐阜のお米「初霜」を土釜で炊き、ホタルイカとふき、若豆をのせた〆のご飯。 釜...
燻製料理を心ゆくまで堪能できる、中目黒の路地に佇む一軒家レストラン
周囲には店が皆無ゆえ、外灯の灯りが目印だ。 扉こそ重厚だが、中へと一歩足を踏み入れれば、知人の別荘を訪ねたような温かな雰囲気でリラックスモードへと誘われる。 メインフロアの3階は、壁に設置された書架に洋書が並び、まるでライブラリーラウンジといった空間。1階は10人まで利用可能な個室も用意する。...
鎗ヶ崎の交差点の脇を入った周辺に広がるこのエリア。実はここ、中目黒通にとっては目黒川沿いや山手通り沿いよりも、ついつい足が向いてしまうホットスポットなのである。深夜までワイワイ飲める店も多く、近隣で働く仕事帰りの人や地元の人、外国人客などが目立つ。とはいえ、外様お断りの雰囲気はなく、普段着感覚で通えるオープンな店ばかりなので、よそからの訪問でもご安心を。一度ここを訪れたら、その魅力に毎晩通いたくなるはずだから。こぢんまりとした店が...
職人魂感じるピッツァは圧巻。プロも認める本格老舗イタリアン
桜散歩でお腹を空かせたふたりを満たすなら、「あれも食べたい」「これも食べたい」にオーダーメイドで応えてくれる『イル・ルポーネ』へ。 最初に断っておくが、店にはグランドメニューが存在するし、その日のおすすめは黒板に掲げられてもいる。だが、それは参考程度に眺めるのが正解。 ここの真骨頂は、その夜の気分や空腹の度合い、つまみたいのか、ガッツリいきたいのか、お酒は何を合わせたいかといったゲストの希望を引き出しながら、“ふた...
「ファンタジア・ナポリターナ」。日本にナポリピザを浸透させた代表的なお店のひとつ。本場ナポリから取り寄せた薪窯で焼き上げるピッツァは薄めだが、香ばしくモチモチ。その他のサイドメニューも好評“世界一のピッツァ職人”山本さんが勧めるのは、10年以上続くイタリアン。 「オーナーの井上さんとは昔からの仲ですが、こちらはサービスも味も雰囲気もすばらしい。マルゲリータと魚貝のパスタは間違いなし!」...
今、東京で最も予約が取りにくいピッツェリアのひとつ。代表の井上勇氏の信念は、基本に忠実であること。 「特別なことはしていない」という氏のピザが抜群に美味しいのは、素材選びから生地の熟成、薪窯の温度管理、焼きの技術、塩やオイルのバランスなど、すべてにこだわり抜く職人魂の賜物。 同様の姿勢で仕立てるアラカルトも味わい深い逸品揃い。...
日本一予約困難の『鮨さいとう』プロデュースの店!究極の逸品に舌鼓
中目黒駅から徒歩約8分。高級感も艶やかさも備えながら、流れる時間はどこかアットホーム。 確かな腕前の握りを求め、大人たちが連夜『鮨 つぼみ』の暖簾をくぐる。 中目黒の上質を代表するような鮨店に、岩田さんが魅了されるのも納得だ。 檜のカウンターとライティングが艶やかな店内。正面の坪庭には端正に整った松の盆栽が置かれ、都心のなかで和の美しい設えを感じられる。 以前、月1回は必ずお鮨を食べに行っていたという、生粋...
若くして、鮨の名店を自分の行きつけにできるなんて、思ってもみなかった。それが、こんなに簡単にその扉が開くとは―。 とある仕事を部長に褒められた矢先、「いい鮨屋があるんだが、どうだ、一緒に」と誘われたのは2ヵ月前のこと。 「どこですか?」と聞くのも野暮だと思い、「ぜひ連れて行ってください」と部下らしく、返事をした。 当日、送られてきたのは中目黒にある『鮨つぼみ』のURLだった。日本一予約が難しいといわれる『鮨さいと...