東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
“桜鍋”の老舗と言えばココ。文明開化と吉原の歴史を感じる、馬肉料理の名店
現在の三ノ輪付近は、その昔、吉原遊郭を中心に栄えたエリア。文明開化後、ハイカラなグルメとして登場したのが馬肉を使った桜鍋。淡白な馬肉をコクのある味噌だれで味わうスタイルは、明治38年創業のこの店が元祖だそう。 近年、高タンパク低カロリーな食材としても注目を集める馬肉は生食もOKなので、ユッケや馬刺しも安心して楽しめる。文化財に登録された店舗も魅力。...
一人鍋でも下町デートでも!“桜鍋”専門店として、吉原の歴史を守り続ける希少な存在
“干支”を意識するのは年賀状を書くときくらいのものだが、2014年は午年、ならば“次くる肉は、やっぱり馬肉!”と鼻息を荒くリサーチしたところ、発見したのが日本堤の『土手 あつみや』だ。全盛期は界隈に60軒近くの桜なべ専門店があったというが、代替りなどで閉店を余儀なくされ、現在は『あつみや』を含む2軒に。なぜこの場所にそれだけ多くの桜なべを出す店があったかというと、馬肉を食して精をつけ、吉原に繰り出す男衆が多かったからという説もある...