東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
熟成鮨に悶絶必須!深夜の広尾で絶品鮨を提供する名店
圧巻の品数と豊富な日本酒、そしてリーズナブルさで予約1年待ちとも言われる『鮨 心白』さん。 食事はゆっくりとりたい欧州気質なので、4時間近い鮨の宴は至福でしかない。 海苔の形状も芸術的な数の子は目を引いたひと品。味もさることながら、見目麗しきお料理の連打に心も潤います。...
店主の石田大樹氏自ら、常に各地の食材を探し求め、丁寧な仕込みと機敏な技でもてなす。巷の鮨屋とは一線を画するエンターテインメント性の高さに魅了されること必至。超予約困難店のプレミアシートにエスコートされて喜ばない女子なんていない!...
産地直送の旬魚に手業を凝らした正統派の鮨と、本格的な料理の二本立て。それもコース¥8,800という待望の新店が2014年12月に誕生した。 店主・石田大樹氏は『青山えさき』を皮切りに、恵比寿『幸せ三昧』、中目黒の日本酒専門店『酒人あぎ』で料理長を務めた若き実力派。 「お客様との会話を大切にした店を」と、白木のカウンターに立つさらしの仕事を志したという。まずは先付、刺身に焼き物、天ぷら、小鍋につまみを...
オープン1年を待たずして、“熟成鮨”の名店と言われるが、その魅力は、絶妙な温度管理で熟成をかける技術力のみならず、店主・石田大樹さんが現地を訪れ、生産者の熱意溢れるものを仕入れていること。それが客を惹きつけるのだろう。 たとえば米は、宮城県の木村正明さんが育てる「かぐや姫」を。これはササニシキの突然変異で、通常よりも長い時間をかけて成熟するためアッサリとしており、主張しすぎないうま味があるという。...
独身を謳歌する男性と妙齢の女性が恵比寿駅に降り立ち、思い思いに目的地となるレストランへ急ぐ。 街全体に大人で陽気なムードが漂い、「今夜は何かが起こりそう」、そ...
まさにフレンチの殿堂。高揚感を感じる憧れのシャトーレストラン
ドラマ『東京女子図鑑』の「“ロブション”に30歳までに連れていってもらったらいい女」という言葉を聞いてから意識し続け早28歳。 満を持して昨年のクリスマスに訪問した『ガストロノミー ジョエル・ロブション』! SNSでよく見かけていた芸術的なキャビアの料理を実際に目の前にし、感激。何アングルも撮影したのだった。...
“フレンチの神様”と讃えられたジョエル・ロブション氏が、世界中で展開するいくつものレストランの中でも、最高峰のブランドに位置づけられる一軒。 煌びやかなレストランの空間に映える誕生日プレートは、なんとフルオーダー可能。ぜひお祝いする大切な相手のイメージにあわせて相談したい。 記念撮影も考慮し、立体的な仕上がりにしているので、プレートと共に撮影すれば、この上ない思い出を残すことができるだろう。...
肉料理をゲストの目の前で取り分けるデクパージュなど、ロブションならではのサービスとおもてなしを体感した後は、まるでお菓子の博覧会の如きデザートワゴンの登場だ。...
この世紀のグランメゾンが誕生したのは1994年。ガーデンプレイスに燦然と輝く、その姿に憧れを覚えた人も多いだろう。現在は、パリ、モナコなど世界11カ国で展開するロブションのレストランの中でも、最高峰ブランドのガストロノミーとして君臨。 2008年から9年間連続でミシュランの三ツ星をとり続けるなど華々しい経歴を誇る。その名声については、既に万人の広く知るところだろう。知名度の高さにおいては、数あるフランス料...
「時代に即して料理は自然志向になっていますが、盛りつけのディテールの追求はロブションの普遍の特徴です」。 穏やかな口調で語るアラン・ヴェルゼロリ氏は、ロブション氏の右腕。写真は、彼のセンスでロブションの名物を盛りつけた一皿だ。 皿の右上端のオレンジの線とキャビアの写真は、左手の「キャビアをのせたスモークサーモン」を反復表現したもの。水中を泳ぐ鮭の動きをイメージして上から下に書いたオレンジの線には...
コストパフォーマンスがいい。パレード+ディナー+お酒+雰囲気で最高の気分に。...
男子が一生懸命考えたレストランデートのプラン。 ニコニコ笑って「とても楽しい❤」と言ってくれてたけど、本当のところ彼女の感想はどうだったんだろう……。 そんな男子の不安を解消すべく、女性ユーザーにアンケートを実施! 知りたくなかった女子のホンネが見えてくるかも...。男性諸君、覚悟はよろしくて??男性がアイディア絞って女性を満足させるために考えたレストランデートプラン。 はたして実際のところ、レスト...
言わずと知れた三ツ星フレンチでのお祝いディナーも、食中の会話は独特なものだった。「東証一部上場の夜だったので、会社の仲間と慰労会のつもりで行ったんです。なのに僕以外の3人は“来年はこういうことをしよう!”と、もう次の仕事の話をしてるんですよ(笑)。みんな興奮してたのかな」...
突然、余儀なくされた自粛生活。始めは窮屈で退屈だと感じていた「おうち時間」にも、段々と慣れてきた。 未曽有の事態に直面したことで、奇しくも暮らしに新たな価値観...
少量多皿な構成で魅了!和の精神と中華のテクニックが融合した進化形料理
まるで大皿に咲く大輪の花のような美しさ、そして思わず息を呑む迫力。 皿の上に置かれているのは、豚バラ肉と茄子のみと潔いが、各々が交互に整然と並ぶその様は、まさに“機能美”と呼ぶにふさわしい。 『茶禅華』の川田智也シェフ曰く「口にした時の食感を考えて厚さは1mm。茄子の飾り切りも硬い皮を食べやすくするため」だそうで、調理過程すべてに味わいを鑑みての理由があり、そこから生まれる必然的な美しさなのだ。 コース(33...
例えば鮮度やサイズへの留意はもちろん、「姿蒸し」の“蒸す”という行為ひとつにも深慮。 蒸す際に、卵と足の身の部分に火が均一に入るよう蟹の足に蓮の葉を巻く。そうすることでパサパサになりがちな身の味までをも最大限に引き出す。 ひとつの甲羅に、オス・メス双方の身と味噌、そして卵や白子を詰めて提供する際も、ベストなバランスで味わえるように日々配合を微調整するきめ細やかさ。...
かつては武家屋敷が立ち並び、現在はドイツやフランスなどの大使館が点在。そんな南麻布の閑静な住宅街に、「食通」と「港区女子」から支持を集める中国料理店がある。今年2月にオープンした『茶禅華』だ。 もともと大使館員の住まいだった一軒家を改装して作ったという店内はグレーを基調とし、それが、ところどころに配されている李朝の調度品や景徳鎮の器などと相まって、独特のオーラを纏っている。 「ドラマティックですよね...
ここ1~2年、食の世界で最も面白い動きを見せている料理のジャンルは? といえば、それはまさしく中華料理だろう。マニアックな地方郷土料理や少数民族料理に目を向ける料理人もいれば、フレンチよろしく少量多皿料理の新しいスタイルで勝負をかける店、そして、伝統料理を踏襲しつつも独自のアレンジを加味、現代人の嗜好に合わせたモダンな料理に昇華させている実力派シェフなどなどまさに百花繚乱! 30代の中華料理人たちの活躍ぶ...
「あの店、まったく予約が取れないらしいよ」 東京で「食」を愛する人々が、時に口にする言葉だが、何も、そのお店を批判しているわけではない。むしろ真逆で、お店への...
どの料理も大満足のボリューム。色とりどりの美しい極上和食
白金の裏通り、間借りの和食店として知る人ぞ知る人気店が移転。この1月、晴れて一国一城の主となった。...
その後、八寸、海老真薯のお椀と続いてお刺身はなめろう。 魚介を味噌や生姜、ネギなどと共に叩き混ぜた房総地方の漁師料理で、鳥田さんが千葉でアルバイトをしていた際、鮮度の良い魚でなければ味わえないその美味しさに感動したのだとか。 それゆえ「年間を通して刺身には旬魚のなめろうを出していくつもり」だそうだ。 炊き合わせの後に登場する土鍋の炊き込みごはんも盛り上がること必至だが、圧巻は「デザート八寸」と称するデザート盛...
こんなご時世だから、レストランに向かう意義を誰しもが再確認した。「それなりの料理」「おざなりな接客」「中途半端な価格」、そんな店には今まで以上に、行く理由がなくなっ...
本場フレンチの味を継承。目黒通り沿いに構える、コスパ抜群の店
白金と目黒の中間、自然教育園の向かいにある『クロデグルメ』。 隠れ家のような店内は全12席で、シェフの川﨑康志さんがひとりで切り盛りする小さなビストロだ。...
フレンチの人気店請負人が、白金台で見せる新境地
優雅な空気が漂うプラチナ通り沿い。建物全体に緑が配され、入店前からお洒落さを確信する。 『LIKE』が提供するのはフレンチと中華をベースにしながら、国籍に縛られず、美味しいを追求した料理たちだ。 そしてその独創性あふれる料理に合わせるワインはナチュラルワインのみでストックは200本以上という多さ。 旨みや香りが穏やかで軽快な飲み口のナチュラルワインだからこそ、個性あふれる料理が相手でも、ぴたりと寄り添う。...
美味しい食事がとれるリビングのような感覚で、働く大人の格好のサードプレイスとなっているのだ。 気になる方は是非、足を運んでみていただきたい。...
鮮烈なスパイスを感じる火鍋体験!〆は麻辣スープを活かした担々麺で決まり
フカヒレ清湯スープは、干し貝柱を戻し、鶏ガラを弱火で煮込んで金華ハムの旨みを抽出。フカヒレを入れて仕上げる。 白湯スープは、鶏ガラを強火で炊いて油分を乳化させた濃厚かつ甘いスープで、干しエビやクコの実も入る。 麻辣スープもベースは鶏ガラ。甘草や草果、陳皮、ナツメグなど、複雑味を醸す各種香辛料が入る。 ◆ “3色スープ”でバラエティを謳う火鍋店も増えている昨今だが、ここまで手間をかけている店はそうない。 ...
麻辣スープは四川の成都産の唐辛子と青花椒、紅花椒が鮮烈なスパイスのハーモニーを放つ。 麻辣の気持ちいい痺れを感じたら、白湯が中和に一役買う。半日鶏ガラを炊いたスープは白濁した色のとおり、こっくりマイルドで、クセになる。 そして8種類のきのこによるスープは、きのこの旨みが詰まり、滋養強壮を感じる味わいだ。 スープ3種で薬膳が20種類以上使われているので、汗をかきながらもじんわりと力みなぎる一品だ。...
ここのところ、とにかく寒い。一年のうち最低気温を記録するのも、この時期が多いという。 そんな時、心の底から食べたいと思うのは「鍋」と「おでん」。 シンプ...
白金を代表する大人フレンチ。シェフ独自の感性が光る、アートのような一皿を楽しめる
プラチナ通りと目黒通りがぶつかる、少し手前の一角。ここは星付きレストランがひしめく界隈でも、とびきりの美食エリアである。 そんな場所に今年4月、開業10周年の節目にと、ほど近くから移転リニューアルを果たしたのがフレンチレストラン『アルシミスト』だ。 前店舗からは、内装も広さも華麗に一新。よりグランメゾンとしての風格を備えた、邸宅レストランへと変貌を遂げた。 当然ながら厨房も大きくなり、冷蔵庫の容量はなんと8倍...
メインディッシュはフランス・ロゼール産仔羊の鞍下肉(ロースの下)を真空で低温調理した一皿。 ソースは仔羊の出汁に木の芽のオイルと柚子を合わせたもので、炒めたきゅうりととうもろこしを添えている。 仔羊の脂と香りのアクセントが絶妙にマッチ!...
おまかせコース(¥12,000)の全12品はどれもカラフルで、配置のバランスも個性的。シェフにこだわりを尋ねると、「多皿構成のため一皿のポーションが小さいのですが、小皿ばかり使っていては面白くないので、大皿を空間として見せるようにしています」と教えてくれた。 シンメトリーを重視しないスタイルは、パリの『ル・シャトーブリアン』の影響だとか。写真のリードヴォーのソテーは、そばにオレンジジュースを煮つめたものと...
想像力と創造力――。料理人にとって必要なのは、どちらだろうか。答えは、おそらく、どちらも、だ。想像を形にするには、それなりの経験や知識が要されるが、今年の7月に白金にオープンした『アルシミスト』の山本健一シェフは、独自の感性を皿に描くことができる若手料理人として、近い将来、脚光を浴びる存在となるだろう。 大阪の専門学校を卒業後、京都のフレンチレストランへ。フレンチをやる以上、フランスに行くことは自然の流れと考...
2021年はすべての価値観が、劇的に変化した年。 それを柔軟に受け入れ、フィットし、さらには、逆境をものともせずに前を向く、そんな姿勢が求められたこと。 ...
料理から内装まで本場仕込み!気取らない雰囲気で、デートや接待にも使えるイタリアン
天現寺交差点にほど近い場所に店を構えて約30年。 現地のワイナリーを思わせる内装やイタリア人を中心としたスタッフが本場感をグッと盛り上げ、東京のイタリアンを牽引し続けてきた老舗だ。 各テーブルにワゴンで運ばれ、プレゼン後にグラムを指定する「ビステッカ」など、名物も多数。 また120席という大箱ならではのざわめきも心地よい。...
メインダイニングのグリルで焼かれるフィレンツェ風ステーキをはじめ、ダイナミックな料理は1993年創業当時のまま。本場感溢れる空間やサービスも人気の理由だ。 イタリアの風を感じるような開放感のあるこの店は、ワゴンで食材を選べるのも楽しい。...
料理から内装まで徹底的に本場仕込みのイタリアンレストランの定番メニュー。塩で味付けした黒毛和牛を炭火で焼いたビステッカは、肉の旨みを存分に堪能できる。「主に仕事の打ち上げなどでザックザックとイタリアンを食べたいときに活用する、みんなで楽しめるお店です」...
「接待は、公私混同でいいと思うんです」と福田氏は断言する。365日毎日手抜きのない外食だからこそ、接待においても「1回の接待がつまらないなんて、許せない!世界の人口が70億人なのに一生でご飯を一緒に食べることができる人数は、8,000人くらいしかいない計算になるんですよ。だからこそ、その日接待をする相手には史上最高ハッピーな夜を過ごして欲しいんです。そうなるとやっぱり小手先の気遣いじゃ足りない。恋人との初デート...
白金、隠れ家、しゃぶしゃぶという大人が喜ぶ三拍子が揃う店
白トリュフの名産地といえば、イタリア・ピエモンテ州。ことに、アルバ近郊で採れる白トリュフは極上品とされる。 白金の一角に、そんな最高峰の白トリュフを絶品のすき焼きにかけていただく名店がある。 黒毛和牛のしゃぶしゃぶ・すき焼きの専門店『今福』だ。...
ステーキとハンバーグの『ミート矢澤』、焼肉の『焼肉稲田』、ハンバーガーの『ブラッカウズ』など、極上の肉料理店の代名詞の「ヤザワミート」グループ。 数多ある店舗の中でも、最高のグレードを誇るのが、“日本の肉鍋”代表格である、すき焼きとしゃぶしゃぶを主役に据えた『今福』だ。“肉のテーマパーク”を標榜し、厳選した黒毛和牛のみを扱う。...
タクシーが店の前で停まると、そこは静かな住宅街。そんな意外なロケーションのなか、白い暖簾を掲げる店が、目的の『今福』である。 ここへ誘う際には「白金にしゃぶしゃぶ食べに行こう」と言うのが正解。なぜなら少しだけサプライズを演出できるから。...
前号となる月刊誌12月号では激動の東京レストランシーンを“総選挙”に見立て、リアルに行きたい話題のレストランを多数掲載した。 ただ、それだけでは、東京のレスト...
麻布十番に移転した、無国籍料理を出す名酒場。壁に飾られたアートにもセンスが光る
港区きってのレストラン激戦区、麻布十番に今年4月、白金高輪から移転したのが『酒肆ガランス』だ。 かねてより感性の鋭い大人が集う店として定評があったが、新天地はぐっとグラマラスに。 真紅のカーテンや優美なデザインの椅子が印象的な店内は、マニアも舌を巻くプリアンプや“蓄音機のロールスロイス”と称されるアンティークの「ビクトローラ クレデンザ」が並び、音楽に造詣が深い店主・星野哲也さん独自の世界観に満ちている。...
高感度な大人が夜な夜な集う酒場として人気を集めた『酒肆ガランス』が、白金高輪から麻布十番に移転。 新天地は道路から奥まった建物にあり、密やかさがさらにアップ。そして、扉の向こうには、ぐっと照明を絞った瀟洒な空間が。 マニア垂涎のオーディオや壁を飾るアートなど、店主・星野哲也さんの愛するものが散りばめられた店内は、時間の経過を忘れさせる独特の雰囲気だ。 そして、酒肆(しゅし)=「酒を並べる」だけに、酒も料理も多...
「代理店マンの重要な仕事は、人に会うことだ」と教えてくれた先輩は、お世辞抜きにカッコイイ人だった。 少しでも近づきたかったから、先輩にくっついて、20代はほぼ毎晩、六本木や西麻布へと繰り出してきた。 人が人を呼ぶ港区では、面白いことに数珠つなぎで輪が広がっていく。 中でも白金は、様々なジャンルで活躍するクリエイターたちと出会った場所で、彼らとの出会いが、自分を大きく変えた。 件の先輩はと...
料理とともに味わうアルコールも、ワインのみならず希少な日本酒・焼酎、ウイスキーなど充実のラインナップだ。 多岐なジャンルの料理を提供しながらも、ひとつひとつの料理はどれもレベルが高いから安心してほしい。“こんな店、はじめて!”とツウの彼女も喜んでくれるに違いない。...
はじめの一皿にふさわしい、店のいち押し“紹興酒漬けシリーズ”からは、牡蠣をセレクトして欲しい。濃厚な牡蠣が紹興酒を纏い、心地よく喉を通り抜ける最後の一瞬まで、芳醇な香りを放つ。彼女には牡蠣の香りを邪魔しない、ドライな食前酒をオーダーしよう。きっと彼女も「今夜は違うな」と感じ取るに違いない。 酒肆とは“酒を売る店”という意味。その名の通り、和洋問わず酒の種類が豊富で、耳慣れない酒の名前もメニューを埋める。 ...
酒肆(しゅし)という居酒屋の意味をもつ言葉を店名に掲げた、この店の餃子はとにかく個性的!「専門店には敵わないから、ほかにないオリジナルな餃子をと考えました。こだわりは、パリパリの食感です」と店主・星野哲也氏は話す。 わずか4mmの厚さの「ガランス式焼き餃子」は、皮はパートブリック(小麦粉が原料の薄いクレープ状の皮のこと)、タレは煮詰めたシェリービネガーがベースというジャンルレスぶり。だが、食べると意外や「...
店主の星野哲也さんが「今日はこんなものもあるんです」とふたりの前に運んできた大皿の中には、がめ煮が。 「がめ煮の語源は“どろがめ煮”、すなわちスッポンと根菜を指していたそうで、原型に忠実にスッポン肉で作ってみました」とのこと。 「それはぜひ頂いてみたいね!」と、さっそく注文。セラーを覗いて選んだ、島根・加茂福酒造の「裏死神」なるレアな日本酒をお供に、舌鼓を打つご両名。 「これは飲み手を欺くスト...
たとえば、オランダの大航海時代から伝わる「バルケンブリー」なる豚肉と臓物のパテ、「擬黒多刺蟻」という滋養に富む蟻とアマランサス入りのグリッシーニ、皿の中には一切の具材やハーブが見当たらずパスタしかないのに、なぜかアサリの味がするスパゲッティゴーストなどなど。 加えて、季節の黒板メニューには、壱岐の漁師から直送される新鮮な魚や、上海蟹の身をすっかり取り出してパートブリックで巻いた春巻き風の一品なんてものが登...
「あなたの手帳を素敵な予定で埋めたい」そんな想いとともに2001年10月に産声を上げた東京カレンダー。大人の素敵な予定といえばディナーということで、それ以来20年間...
口の中に広がる贅沢な幸福感。丁寧で繊細な職人技が光る、広尾の極上鮨
南麻布で創業12年を迎えた『鮨心』は、大将・中村導昌さんの素材を慈しむ心が共感を呼ぶ鮨店だ。 2号店や話題店のプロデュースも手がける大将が提唱する“育成鮨”とは、魚の生まれ育った環境を尊重し、特性に応じた的確な仕事を施すこと。 愛するがゆえに、扱う魚はすべて「あの子」「この子」と呼び習わす。 こうした愛から生まれた理念で、魚体個々のポテンシャルを十二分に引き出している。 今の時期なら、筋子がいい。北海道...
大きめの具材が模様を形づくるように配された、華やかなバラちらし。イクラや赤身の色合いを引き立てているのは、霜降りの大トロという豪華さ。 ほかにコハダなど季節の具材もたっぷり入った夢の競演だ。酢は控えめなので具の新鮮さを楽しもう。(5,000円)...
「これぐらいの値段で食べられたらいいな、と自分が思う価格設定にしています。だから、うちでは2人で5万以下が基本」 こうキッパリ話すのは、広尾『鮨心』の大将・中村導昌さん。 その言葉通り、つまみ9品、握り12貫で1万8,700円の良心価格。しかも、鮨に一切の妥協はない。 毎朝、豊洲に足を運び、自ら納得した魚介だけを、信頼する仲卸から仕入れる。...
いつの間にか季節はすっかり秋。この時期しか味わえない旬の味覚のひとつが、旨味たっぷりの“すじこ”。 ほぐしたいくらもいいけれど、旬の魚卵をより贅沢に味わうなら、ぜひ訪れて欲しいのが広尾の人気店『鮨 心』だ。 究極の握り“育成寿司”など、ここでしか味わえない唯一無二の握りを堪能しよう。4貫ほど握りを味わった後、大将から手渡しで供されるのは「鰻の磯辺巻き」。これを楽しみに足を運ぶ常連も多いという。 ...
看板もなく静かに佇む、目黒の隠れ家。多彩なシーンで訪れたくなる、大人のイタリアン
テーブル席からは少し離れた場所に位置するキッチン。その一角にある小さなカウンターは、1組限定の特別な空間。 シェフの渡辺弥真斗さんが目の前で調理する、まさに“シェフズテーブル”である。 だが、驚くのはまだ早い。 ほどなくして登場する前菜こそ、この店のスペシャリテ。ひと皿の上に30品(!)が整然と並んでおり、あまりの美しさに歓声を上げたくなる。 皿の上のラインナップが列記されたメニューが手渡されると「上か...
コースは、スペシャリテばかりを集めた全8皿。十数年作り続けているタヤリンは、ランゲ地方の名職人ベッピーノ・オッチェッリ氏が造るチーズを主役に、焦がす寸前のバターや季節のトリュフが芳醇に香り立つ名品だ。 目黒駅から8分の道のりは、看板を掲げないレストランに辿り着くまでに高まる期待と、食事を終えての余韻に浸るにちょうどいい。...
洗練された空間...
カウンターの席に座る。眼前でシェフが躍動し、視覚、嗅覚、聴覚が刺激される。そしてサーブされるできたての美味なる料理。 最終的には、味覚が刺激され、傍らにいる“...
厳選した部位を多種類食べられる贅沢さ!白金にあるセレブ焼肉
サーロインの刺しを限りなくレアに炙った、人気の一品。 溶ける脂と卵黄ダレの味わいに、思わず目を瞑る。1貫 1,100円。 ◆ 都内焼肉店の新鮮な生肉刺しを、14品一気にご紹介した。つけダレが工夫されていたり、他の具材と合わせて食べたりなど、進化が止まらない生肉メニュー。 ぜひ一度、堪能してみてほしい! ▶このほか:したたるほどにタレがからんだ、西麻布の人気焼肉!白米を注文せずにはいられない!...
ここでは、霜降り系と赤身系の高級部位をいろいろと取り揃えるが、店主・金 津大さんの推すメニューが「上ロース」。 日によって、部位は替わるが、しっとり柔らかい部位と、赤身の美味しさを味わう部位の2種を常時用意。 そして、この日の2種類のうちで、特にロースらしさを感じられるのが「トウガラシ」だ。 「赤身の美味しさを伝えたいので、ウチではA5の雌にこだわっています。本当に上質な肉の魅力はロースを食べて初めてわかる」。...
炙っているので“じゃない”がつく、ユニークな一品。 赤身の多彩な部位をミックスしている。軽く炙って、甘めのタレと卵黄に絡めていただく。1,200円。 ◆ ユッケこそ、お店らしさがでる最高のメニューではないだろうか。 焼肉のサイドメニューにしていては、惜しいユッケたち。次回、焼肉店に訪れる際は個性的なユッケを目当てにしてみては。 ▶このほか:都内の人気店がすべてわかる冷麺カタ...
他にはない昆布、煮干し、マグロ節で作る和風な一杯。 ツルッとした盛岡冷麺を使い、そぼろで肉のコク、柴漬けで酸味を加え、ひと味違うさっぱり感を演出。1,050円。...
扱う肉は最高級の黒毛和牛A5の雌牛のみ。塊肉をレアに焼き上げた「特選フィレ丼」は、肉々しさとやわらかな肉質を堪能できる逸品。 タレにはガーリックバターを加えてパンチを出す。後半で温泉卵を絡めれば、極上のTKGが完成。...
彼を筆頭に、プライベートも絶好調と思われるノリに乗った3人で残業メシだという。 「仕事中は基本的に出前とか仕出し弁当が多いから。焼肉に1日2軒は羨ましい(笑)」と言うのは報道番組のディレクターを務める藤ヶ谷 剛さんだ。 「ワールドカップのときの食事はほぼカップ麺だった(笑)」と話す江頭賢治さんは、スポーツ番組を担当。 現在は、それぞれ違うジャンルの番組制作に携わるが、営業部配属時代は苦楽を...
美味しい肉を少しずついろいろ食べたい―。 そんな焼肉セレブに評判の店が、『和牛焼肉KIM』だ。...
特選和牛の質の高さが売りの一店。 「普段はタレ派の私でも、『KIM』のお肉は塩でいただくのが好きです。いろんな部位を少量ずつ食べられる“ちょっといいコース”が魅力。場所柄、焼肉屋さんのワイワイ感はないのでデートにもぴったり」...
“デート焼肉”にうってつけ!上質な厚切り肉で、肉食女子の胃袋をガッチリ掴もう
濃厚な旨みが特徴の北海道十勝産の牛のモモを使用。 パックで提供し、ネギと卵黄が入ったタレと自ら混ぜる形式でいただく。1,760円。...
お店で人気の「タンシタ煮込み」がのったお得な一杯。 牛や鶏ガラの動物系と、煮干や昆布の魚介系をミックスしたダブルスープが濃厚な味わい。1,200円。...
“港区焼肉”の元祖でありながら、いまなお人気は衰え知らず。 今年、白金で26年目を迎える『きらく亭』の名物といえば、SNSでも「美しすぎる」と評判の「ネギタン塩」だ。 店主の小寺吹雄さんは、東京の焼肉業界の変遷を40年以上も見つめてきた大ベテラン。 ホルモン好きがこぞって通う目黒『闇市倶楽部』などのプロデュースにも携わったとあって、内臓の扱いには同業者も舌を巻く。 輸入牛の冷凍タンが...
初めてのサシ飯に焼肉はナシ?いいえ、それが大アリなのだ。“肉食女子”なんてワードもすっかり耳慣れ、美味しい肉への探求心は、今や女性の方が強いほど。 広尾で焼肉ならぜひ『きらく亭』を抑えてほしい。お肉に目がない彼女だけど、焼肉はちょっとカジュアルすぎる?そんな悩みを解決してくれる『きらく亭』は、“デート焼肉”にぴったりのシックな店だ。 この店のウリは何と言っても、網の上で“立つ”肉!惜しげも無く厚切り...
本格メキシカンをリーズナブルに!陽気なBGMに気分も上がる楽しい店
【Beer Data】 パシフィコ ……………… 605円 コロナ エクストラ ……… 605円 モデロ エクスペシアル … 660円 etc....
まずはキンキンに冷えた「フローズンマルガリータ・マンゴー」グラス972円で「サルー(乾杯)!」。マリネ風の「タコのオレンジセビーチェ」500円や、アボカドたっぷりの「ワカモレ」950円〜はトルティーヤチップスと一緒に。 定番の「タコス」は、すべて奥のオープンキッチンでプレスを使って焼いたもの。また、バーカウンター、テラス席のスカイダイニングもあり、どんなシチュエーションでも楽しめる。...
駅隣接の商業施設『アトレ品川』内にあるメキシコ料理店『エル カリエンテ モダン メキシカーノ』は、菅井さんにとって思い入れのある場所。「まだ入社する前、たまたま『アトレ』に立ち寄った際見かけて、もし『ソニー』に入社できたら、いつもこんな店でご飯を食べられるんだとワクワクしたんです」。 ひときわ目を引く華やかな内装に魅せられたという菅井さん、その後晴れて『ソニー』に入社を果たし、同期との飲み会のタイミングで...
また、夏がやってくる。亜熱帯と化した東京の夜を生き抜くために、大人にとって「ビール」は必要不可欠な存在。 レストラン、そしてお酒を取り巻く環境が目まぐるしく変...
ハイセンスな空間に白金美女が艶やかに集う。肉料理が絶品なお洒落ダイニング
イチョウ並木が美しい白金プラチナ通りは都心で一、二を争う優雅さが漂うが、『ザ テンダーハウス ダイニング』のテラスはこの通りに面する。 贅沢な南米の別荘を思わせる開放感で、アロエなど豊かに茂る植栽も亜熱帯の雰囲気。...
白金プラチナ通りを行き交う人々の足が止まる。 芸能人など見慣れているであろう、この街の人でも無視できないほど、ひと際オーラを放つ美女ふたり。女優の夏菜さんとタレントの朝日奈央さんだ。 あることをきっかけに急速に仲良くなったという彼女たち。それは、人気テレビ番組での大食い企画でのこと。 「1年半ほど前に、ふたりで2.2キロのスタミナ焼肉丼を食べるという企画にドッキリで挑戦することになって。あれで一気に絆が深まっ...
大人な会だから肉で攻めるのは王道だ。 「熊本県産あか牛ロース」140g¥5,500。赤ワインソースは軽やかな仕上がり。ゲランドの塩も添えられている。 ジューシーな塊にかぶりつけば、否応なしに、盛り上がる。...
ジューーーーーッと、コテを押しつけられた肉から白い煙が上がり、香ばしい匂いがする。このステーキがペアリングディナーのメインとなる一品だ。 刻印されているのは、南米・アンデス山脈山麓で造られるアルゼンチンのプレミアムワイン「テラザス」オリジナルの焼きゴテ印。“The BEEF Wine”の異名をもつ「テラザス」とのペアリングを楽しむために用意された肉だ。アンデス山脈の標高の高い場所で造られるワイン、南米料理...
気負わず行くのが格好いい、水辺テラスの王道ブルワリー
【Beer Data】 T.Y.HARBOR BREWERY ペールエール(S) … 550円~ ウィートエール(S) … 550円~ アンバーエール(S) … 550円~ etc....
今の東京のブルワリーレストラン(醸造所併設のレストラン)ブームの火付け役ともいえる、天王洲の超人気店『T.Y.HARBOR』。 カクテルグラスに引っ掛けたエビは、その名の通りジャンボサイズ!コリアンダーが隠し味の柚子胡椒ソースをつけながら、プリプリの食感とエビの旨みをこたわりのビールとともに堪能したい。...
醸造所を併設したブルワリーレストラン『T.Y. HARBOR』。 目新しさはないものの、新しいものが次々にオープンする東京のレストランにおいて、多くのラブコールを集める魅力溢れるリバーサイドレストラン。 東京唯一のロケーションを誇る運河沿いに建つレストランで、倉庫をリノベーションした天井の高い開放感溢れる店内と水辺のテラス席は日本にいることを忘れさせる。オススメは何といっても敷地内で職人が造るクラフ...
バーカウンターは2013年に改装。高い天井と開放的な空間に居心地の良さを感じられる贅沢な空間...
運河一面にデッキウォークの建設予定が立っている今夏に先駆けいち早く一大リニューアルを成し終えたのが、テラスで知られた創業18年のアメリカンダイナーである『T.Y. ハーバー』。 そのもっとも大きな変更点は、店内が一望できる2階席の増設と、中央写真の大きな窓。これまでは白壁だった手前の2面がぶち抜かれ、出入り可能なウインドウドアに。これによりどの席からも気持ち良く運河が望めるようになったのは嬉しい限り。 ...
大阪で予約困難な人気店の味を白金で。色鮮やかな絶品イタリアンに舌鼓
〝美食通り〞として知られる、白金・北里大学通りに、昨夏オープンした気鋭のイタリアン『HEIJU+』。 今回、花澤さんが〝港区女子に憧れている……〞という噂を耳にし、港区で話題のお店にお連れした。 同店は、大阪で名を馳せながらも、東京に進出。その理由を、オーナーシェフの吉野平十氏はこう話す。 「世界中の人と出会えるチャンスがあって、スピード感が格段に違うから」 オープンから約10ヶ月。噂を聞きつけた食通た...
予約困難なイタリアンとして大阪で名を馳せていた『HEIJU+』が白金に移転オープン。 シンプルだが、素材の味を最大限に引き出す料理ですでに話題。 上質なカウンター席は、座ると驚きの心地よさだった。...
大阪時代からの人気メニューが、美しい菜園風の一皿「野菜料理」。 太白胡麻油や赤味噌を使ったバーニャカウダ風ソースと、自家製フォカッチャのパウダーの上に、20種以上の野菜を美しく盛り付けている。 供されたときに「こんな量食べられるの?」と驚くほどのボリューム感だが、新鮮な野菜が瑞々しく食感が楽しい。 それぞれの味わいの違いに驚かされつつ、最後のひと口まで飽きずにペロリと食べられてしまう。コースの...
先行きがまだまだ不透明な今、それでも前を向いてポジティブに活躍している人々がいる。 そんな2021年上半期に巷の話題をさらった「著名人たち」を、これまた話題を...
歓声の上がるブイヤベースは圧巻のボリューム!目黒で日常使いしたい大人ビストロ
そんな同店のスペシャリテが、ブイヤベースだ。 このブイヤベースは、客席で歓声が上がるほどの圧巻のボリューム!具材は季節によっていろいろ替わるそうだが、この日は有頭海老にムール貝。魚はソイと赤ハタで、皿から溢れんばかり。 具材はすべて、スープと別に用意される。 それぞれの適性に応じて丁寧に火を入れているため、多様な魚介の旨みが競演しているという食後感。満足度が確実に高まっていくのだ!...
オーナーシェフ・篠原達生さんはパリで3年間の修業経験がある本格派。 渡仏以前は、本場さながらの美味しさで、パリのビストロ料理が楽しめた南青山『シェ・ピエール』のピエール・プリジャン氏の下で修行していた経験もある。だからだろう、師匠に倣ってパテなど、王道のビストロ料理もきっちり提供。 漂う空気が至ってカジュアルなのも、パリの街角にあるようと評された師匠譲りに違いない。シェフの語り口は優しく、会話が弾むのは自然な流れ。...
12月は何かと素敵な出会いに溢れている。「お食事会」「知人の紹介」といった定番なものから、最近では「マッチングアプリ」での出会いも常識となりつつある。 出会っ...