東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
ミラノの星付き店の2号店が神保町に!空間と驚きの料理に胸が高まる
『ALTER EGO』は食材を生かすイタリアンの基本を踏まえつつ、随所でウイットを効かせる。 そんなコースの始まりが、宅配ピザの演出だ。 「本場の雰囲気を出したいので、パッケージもイタリアで作ってもらいました」と語るのは、平山秀仁シェフ。...
昨今、日本でも定着しつつあるイノベーティブレストランは、〝SNS映え〞の宝庫。 『ALTER EGO』は、まさにそんな店の中でもひと際輝きを放つ店であり、事実SNSでも話題となっている。ディナーは¥16,200のコースのみ。 日本のレストランには珍しく、緑色を基調にした店内。全席がシェフズテーブルのカウンター7席からなる。イタリア『オステリア・フランチェスカーナ』でスーシェフとして活躍後、独立し写真の『Ristor...
レストランは、「ただ料理を食べる場所」ではなく、「大人の男女が繰り広げるドラマの舞台」だと、東京カレンダーは常に訴えてきた。 「味はもちろんのこと、見映えもい...
冷やし中華の元祖!神田で愛さ続ける明治39年創業の老舗中華料理店
実際に食べてみると、見た目の美しさだけでなく、おいしさにも驚く。 酢や砂糖を使用した秘伝のレシピで作られるタレは、あっさりしていながら、しっかり麺に絡み、優しい甘みと酸味が夏の胃に優しくしみわたっていく。 麺は特注麺を使用。時間が経ってから食べても伸びることなく、おいしく食べられるよう卵をふんだんに使用して作られているという。 また、具ひとつひとつも全てお店で仕込んだものを使用。一切既製品は使用しないのも提供開始...
明治39年創業の老舗中華料理店『揚子江菜館』で、冷やし中華が誕生したのは昭和8年こと。二代目オーナーが考案した冷やし中華は、今や日本中で親しまれる味となっている。 「冷やし中華」と聞き、麺の上に山状に盛られた具という絵を思い浮かべる人が多いはずである。その原型を作り出したのが『揚子江菜館』の二代目オーナーなのだ。 オーナーは神保町の店舗から見えた富士山からインスピレーションを受けたという。具が模る山の上にふんわりとのる...
素材を最大限に活かした天ぷらが食べられる!シンプルな技法と伝統を守り続ける店
電気冷蔵庫ではどうしてもネタが乾燥し、湿度を保つにはこの方法が一番なのだ。そしてこの店では、揚げ油をいっさい継ぎ足ししない。10名に使用したら、贅沢にも油をそう取っ替えしているのだ。 そして変わったこと、もとい柔軟に対応しているのが衣の具合である。というのも、これは状況や季節に左右されることで、例えば梅雨どきの粉は湿気を含み水分が出やすいのでいくつかの工夫が必要となる。 目指すは油に入れたときに雑味のない音が出る衣だ。...
自粛期間を経て「食」についての価値観が大きく変わった、なんて人も多いだろう。 「おうち」でも〝美味しい時間〞が過ごせることは分かった、でも、何か物足りない……...
2人の距離を縮めるカウンターイタリアン。食材への愛溢れる逸品をご賞味あれ
落ち着いた室内はまるで個人宅のような安寧さ。 この日のテリーヌは少しの塩と砂糖でマリネしただけ。けれど、そのしっとり甘く、上品な脂といったら! 店名は手を繋ぎ、輪になって踊る様子を表したイタリア語。デートで訪れて、その輪の中に入る。これほど有意義なことはない。...
ラム専門のヘルシーな肉バル!フレンチ出身シェフが手掛ける、フレッシュなラム料理
塊肉とワインを気軽に楽しめる『ブッチャーズ』の最新店はラムに特化したヘルシーな肉バルだ。「ラブ・ミー・テンダー」ならず『ラム・ミート・テンダー』という店名は、ラム肉ラバーの琴線に触れるはず。 当店では国産黒毛和羊の信州サフォークや、オーストラリア産のサフォーククロスといった羊の新しい食べ方を提案する。 フレンチ出身のシェフが作る料理はバラエティに富んでおり、ヘルシーでフレッシュなラム肉の魅力をたっぷり堪能できる。目の前...
日本料理の常識を覆す!伝統の中にユーモアをちりばめた、世界も注目する店
料理と接客を通し、人を楽しませることを追求する料理人・長谷川在佑氏が店主を務める『傳(でん)』。 「究極の家庭料理」を目指し、提案される料理の数々は、おいしさ、興味深さもさるものながら、心をほぐすようなぬくもりにあふれ、食べることで身体の中から整えられていくような感覚さえ覚える。 1度足を運んだら、再度あのぬくもりに触れたくなる――誰もが、そう考える店なのだ。 ゆえに『傳』は、予約が取りにくいことでも知られて...
メニューはおまかせコースのみ。旬によって毎日変わる。 「好きなお店はメニューがなくて、おまかせが多いですね。長谷川シェフのエンターテインメントに富んだ調理法は常にサプライズが味わえ、創意工夫に満ちた料理は日本人はもちろん海外からのゲストにも喜ばれます」...
石に見立てた焼締の上には、まごうかたなき、アリ。食用のクロトゲアリである。 長谷川在佑氏は、この夏、ブラジルの有名店『D.O.M』へ赴き、世界的に注目を集めるシェフのアレックス・アタラ氏とのコラボレーションイベントを開催。そこでアリの「食材としての奥深さ」に開眼したという。 「アリは決してゲテモノではなく、貴重なタンパク源として食されていました。そして、食を、生命維持のためのみならく、エンターテイン...