20年以上継ぎ足しで守り続けるタレは、唯一無二の味。中目黒を代表する焼き鳥の名店
「うちはおまかせでもアラカルトでも、お客様の好きなように楽しんで頂いています。気軽に数本頼んで一杯飲んで帰るのもOK。焼き鳥ってそういうものでしたから」 焼き鳥自体へのこだわりや内装は一流店の矜持を持ちつつ、スタンスはあくまでも庶民的。...
20年以上継ぎ足し継ぎ足しで守り続けてきた、『鳥よし』の歴史を物語るタレ〆のそぼろ丼。鶏スープも秀逸...
私の自宅から自転車で行ける焼鳥の名店である。外観はThe街場の焼鳥屋であるが、なんでも主人はのべ11年にわたりパリで焼鳥を焼き続けた方だとか。なるほど、外国人やお洒落な人でごった返している。 こちらは予約不可(ちなみにカードも使用不可)ゆえ、行列に並ばないとありつけない。1時間程度並ぶ時もあるが、そこは我慢だろう。 ここではおまかせコースを頼むのがいい。21年間継ぎ足しで守り続けたタレものが本当に旨...
渋谷の繁華街に潜む、ふたつの扉を持つ焼き鳥店
今や個性的な焼き鳥が増えているといっても、こんなに型破りでクリエイティブな焼き鳥は見たことがない!と、訪れる人を驚かせる『焼き鳥 陀らく』。そのおまかせコースには誰もが目を奪われる。 同店の魅力はなんと言っても、鶏とフルーツや野菜の組み合わせを楽しめることだ。 幻の洋梨と言われるル・レクチェを巻いたソリレスは、腰皮の脂が洋梨の果肉にしみ込んでいる。ふりかけたシナモンパウダーがさらに美味しさを変化させる仕掛けだ。 ...
例えば、旨みが優しい「京赤地鶏」のモモに合わせるのはなんとドラゴンフルーツ。モモならネギ、という固定観念を軽々と超える、絶妙なバランスと口の中に広がる旨味のハーモニーに驚く。...
巷のレストラン情報を見ると、大人な雰囲気を表現するために「隠れ家」という言葉が乱用され過ぎている気がする。 果たしてそのすべては、良質なレストランなのだろうか...
絶妙な火入れ加減は、名人芸!渋谷で感動級の焼き鳥を食べたくなったらココへ
大衆的な焼き鳥の名店も多い渋谷だが、大人が納得できる店も存在する。 街が醸すラフな雰囲気を取り入れつつ、焼き鳥は上質で、美味しい。 グルメな彼女、先輩・後輩、友人、誰を連れて行っても「さすが!」の一言を引き出す。 そんな真の大人も満足する焼き鳥の名店なら、この2軒がちょうどいい。東京カレンダーアプリのプレミアム会員になれば、1月21日発売の最新号で紹介している、東京の美味しい焼き鳥店を今すぐご覧いただけます! ...
この店で、焼鳥と並ぶもうひとつの看板が、自家製の燻製だ。「素材の持ち味が最高潮となる一瞬を見極める、という意味で焼鳥と通ずる」と店主は語る。 桜チップの香りを纏い、内部には素材本来の深い旨みを湛える燻製は、店主が厳選したクラフトビールとも最高の相性をみせてくれる。...
気兼ねなく味わうモダンフレンチ!緑に囲まれたガーデンテラスも最高
13年連続で三ツ星を獲得する名門のテイクアウト。 ボックスには、名物「キャビアアンペリアル ロブションスタイル」を含む、特別な日に最適な鮮やかなコース料理が詰め込まれる。65,000円(税込・2名分) ※3日前までの予約制、受け取りは店舗にて16:00~20:00、デリバリーは16:00~19:00(東京23区内 5,000円)...
肉の旨みを最大限に高める匠の技が光る!驚嘆の趣向を凝らした肉料理
鮨店の定番“ばらチラシ”をアレンジ。 220~230℃の高温で外側をしっかり焼き、中をレア状に仕上げた但馬太田牛などのザブトンや、黒タンが敷き詰められたビジュアルは圧巻だ。 自宅で極上の肉体験を満喫しよう。8,000円 ※予約サイト「OMAKASE」で注文、受け取りは店舗にて11:45~19:00...
店先に掲げられた「うんまい肉、食べさせます」の文字に偽りなし。 自他ともに認める肉好きのオーナーが考案したコース同様、鮨店のお土産の定番“ばらちらし”をアレンジしたお弁当にも溢れんばかりの肉愛を感じることができる。 220~230℃の高温で外側をしっかり焼き固め、中身をレア状に仕上げた但馬太田牛のザブトンや黒タンが敷き詰められた圧巻のビジュアル。 口どけのよい肉とたくあん、いくら、筍など食感のコントラストも楽しく...
甘辛いだけのもつ鍋とは一線を画す大人の味 主人自ら生産者を訪ねて選ぶ厳選和牛と牧場直送の新鮮ホルモンで、じわじわと人気上昇中の「肉匠 堀越」。冬の新作鍋は“ミノしゃぶ”と“もつ鍋”の2品だ。薄くスライスしたミノを昆布出汁でいただくしゃぶしゃぶも珍しいが、ホルモン好きなら、やはりもつ鍋がおすすめ。 淡いピンクの色艶も美しいシマチョウは、鮮度はもちろん、下ごしらえも丁寧。極上のいりこ出汁でスッキリと仕上...
~肉の旨みを高める個性派な食し方~ 「ザブトンの瞬間燻製」に「ザブトンの炊き込みご飯」など、.従来の焼肉屋とはひと味違うユニークな料理が評判の『肉匠堀越』。ご主人の末富信さんによれは、ザブトンの善し悪しは「赤身とサシのバランスが大切」だそうで、歯切れとコクが、なんといってもザブトンの魅力とか。 サシが多いだけに赤身肉ファンは敬遠しがちだが、桜のチップで香りをつけたそれは、脂っこさを感じさせない。風味...
ブラジル人の父を持ち「Tボーン育ち」と豪語する植野行雄さんと向かったのが『肉匠 堀越』。実はここ、六本木・麻布十番の魚料理の名店『さかなや富ちゃん』の店主である末富さんが、かねてからの肉好きが高じてオープンした焼肉割烹。 店頭には「うんまい肉食べさせます」の文字が掲げられている。よほどの自信があるからこその言葉に、期待をせずにはいられない。...
8月初旬にオープンしたばかりで、まだコース1本の展開(¥8,600)。そんなコースのスターターは「つぶしたてのハツ」。独自のルートで仕入れたハツは新鮮そのもの。臭みがまったくなく、特製のゴマ油と相性は抜群。このコースへの期待感が膨らんできます!...
2020年はすべてのことが、劇的に変化していった。 それを柔軟に受け入れ、フィットし、さらには、逆境をものともせずに前を向く、そんな姿勢が求められたこと。 ...
大阪で予約困難な人気店の味を白金で。色鮮やかな絶品イタリアンに舌鼓
予約困難なイタリアンとして大阪で名を馳せていた『HEIJU+』が白金に移転オープン。 シンプルだが、素材の味を最大限に引き出す料理ですでに話題。 上質なカウンター席は、座ると驚きの心地よさだった。...
大阪時代からの人気メニューが、美しい菜園風の一皿「野菜料理」。 太白胡麻油や赤味噌を使ったバーニャカウダ風ソースと、自家製フォカッチャのパウダーの上に、20種以上の野菜を美しく盛り付けている。 供されたときに「こんな量食べられるの?」と驚くほどのボリューム感だが、新鮮な野菜が瑞々しく食感が楽しい。 それぞれの味わいの違いに驚かされつつ、最後のひと口まで飽きずにペロリと食べられてしまう。コースの最後に出されるクッキ...
西麻布から世界へ! 幻の和牛、「松吉牛」のフルコースが贅沢すぎる
前菜から〆まで、和牛の料理が7品続くコースを供する『M2』。 使用する“松吉牛”は上品でとろける肉質だが脂がすっきりとしている。 未体験の和牛三昧を堪能したい。...
前半のまだ空腹感を感じる段階で鉄板ステーキが登場。 店内が肉の焼けるいい香りに包まれ、ここで食欲が一気に増幅させられるのを感じた! コースはボリュームある内容だが、「女性もペロリと召し上がりますよ」というシェフの的場圭司さん。 松吉牛の魅力を最大限に引き出すよう、考え抜いたという完璧なコース構成が、効いているのだろう。...
世界最高級の生ハムが口の中でとろける!シェフの圧倒的な技を楽しめるライブ感も最高
自身の店を構えて12年目を迎えた2020年、『ペレグリーノ』の高橋シェフは営業形態を変更。 ランチでも、これまで以上に磨きがかかった料理が待っている。...
ここでは、料理を待つ時間のすべてが目の前に展開する調理風景と香りに包まれる。極上の生ハムをスライスする芳しい香り、パスタを打つ躍動感、パイの焼ける香ばしい空気。 人気店でありながら、恵比寿へと移転した『ペレグリーノ』はわずか6席に。高橋隼人シェフはその理由を「全力で最高のものをお出ししたい」と語る。感動を呼ぶコースは、シェフが愛して止まないパルマの郷土料理を本場さながら鮮やかに蘇らせる。...
生産者から徹底して素材にこだわり抜くイタリアン『ペレグリーノ』は高垣さんをトリコにしているお店のひとつ。生ハムをスライスするプレゼンテーションに、更に食欲が増してくる。 「本場パルマや岐阜で丁寧に作られた生ハムを何種類も食べ比べするのが最高の贅沢!しかも電動ではなく手動の機械でスライスするというこだわりようにも驚きました。」3月末には、恵比寿へ規模を小さくして移店予定。より手厚いプレゼンテーションを追求す...
築100年の趣ある古民家が目印!9,900円の高コスパな鮨コースを堪能
中目黒の隠れ家鮨がお気に入り。 「本格的な江戸前鮨でいてコスパがすごくよくて、めちゃめちゃ感動しました。趣のある木造一軒家で、入り口が分からないつくり。面白いです」...
『鮨 おにかい』には9,900円の破格設定でおまかせコースがあり、内容もつまみが3品、握りが15貫! 充実ぶりに感激するが、ふたりの職人が醸す明るい空気もまた快適。 リラックスした状態で、美味しい鮨が存分に味わえる。また、その握りが大胆で新しい。...
味、雰囲気、使い勝手の三拍子を揃えた、 看板のない大人の隠れ家酒場
2020年、オープン以来またたく間に〝予約の取れない店〞となった『創和堂』。 渋谷の人気居酒屋『酒井商会』の2号店となるこちらでは、本店同様、九州・福岡の食材を使った和食と、それに加え新たに炉端焼きや藁焼きなどのスペシャリテを味わえる。...
常に満席で入れないお客さんたちを迎え入れるために酒井さんは2号店の設計に着手。 晴れてこの7月にオープンを果たしたのだ。『酒井商会』のDNAを色濃く受け継ぎながら、よりゆったりと多くの人がくつろげる空間を実現した『創和堂』。 新店舗ではさらに、多くの新メニューをラインナップ。 新しく導入された炉端で豪快に焼かれた旬の魚介や野菜などをいただくことができる。 また、エントランスを入ってすぐ左横に6席ほどのバーカ...
鶏を丸ごと煮込んだ“タッカンマリ”が、女性ウケ抜群!恵比寿のコリアンダイニング
恵比寿駅から徒歩1分という好立地で、迷うことなくスムーズにたどり着けるこちら。 丸鶏をコトコト半日かけて、香味野菜と煮出してあるスープはそれだけで絶品だが、オリジナルのつけダレも酸味が効いていてどんどん箸が進む。 鶏をまるごと煮込んだ鍋なのでコラーゲンもたっぷりで、女性にも喜ばれるだろう!...
黒毛和牛カルビと野菜のプルコギ。ほかにカイノミや大分の餅豚を使ったプルコギも内観...
リブロースを贅沢に使った絶品すき鍋が有名!厳選されたワインとともに楽しもう
箸ですっとほぐれるように切れる柔らかいお肉とコシのあるうどんを一緒に口に運べば、至福のマリアージュの完成。疲れた胃にも優しくしみわたる絶品うどん、余すことなく堪能していただきたい。...
名店『鳥かど』の味を引き継ぐ焼鳥。特等席のコの字カウンターで頂く優越感
舞台となったのは、恵比寿『鍈輝』。 「俺、小さいときに会ってる?いやあ、お父さんにそっくりだね」 店に入るなり、店主の小野田幸平さんに話しかけた長嶋一茂さん。 小野田さんの実家である田園調布『鳥鍈』は、長嶋さんファミリー御用達の焼き鳥店。そこの息子さんが独立開業した店とあって、長嶋さんも初手から打ち解けた雰囲気に。 小野田さんが目黒『鳥しき』で修業をしていたことを告げると「2、3回行ったことがあるよ。晴...
『鳥しき』のDNAを受け継いだサラブレッドという枠を超越した辣腕ぶりで、瞬く間に予約が取れない焼き鳥店に。 温かみのある空間と、大将の小野田氏を含めスタッフが醸し出す心地よい活気に満ちている。店では小野田氏と客が談笑する様子がよく見られ、焼鳥の話はもちろん、ちょっとした世間話に笑顔が溢れる。 心地よい雰囲気に「度々、ふたりで通いたくなる店」だとか。恵比寿駅から徒歩約10分の落ち着いた地というのも大人のデート向き。 ...
【注文方法】 前日の20時までに事前に電話で予約を。無くなり次第受付終了。販売時間は16:00~20:00。日曜・月曜定休。 ◇鍈輝 TEL 03-5422-8611 ※4/22時点での情報です。...
今年2月、そんな小野田氏が独立とあって、再び食いしん坊たちがざわついた。『鍈輝』という名のその店は、恵比寿駅から徒歩約10分の落ち着いた地に居を構える。 銅版に囲まれた不思議な雰囲気を醸す木の扉を開けると、そこはスタイリッシュかつ明るくアットホームな空気感。 15席がコの字形に並ぶ『鍈輝』のカウンター席。「カウンターの魅力は喋られること。お客さん全員の顔が見えるのがいいですね」と、店主の小野田氏...
艶やかな男女が、様々なドラマを繰り広げる「レストラン」。 20年目を迎えた月刊誌最新号では、長年のレストラン取材の知見を活かし「今、本当に使えるデート鉄板店」...
中華のコースを少量多皿で30品!欲張りな女子も満足させる、『虎峰』の姉妹店
酢豚や麻婆豆腐など王道を押さえつつ、世界各国の技法を取り入れたフュージョン中華が楽しい。 キッチンを取り囲むカウンター席の臨場感も抜群だ。...
“いいものをちょっとずつ”のコンセプトで、大人のデートシーンにすっかり定着した少量多皿コース。 このスタイルをいち早く取り入れた六本木の中華『虎峰』の姉妹店『浮雲』が、西麻布にオープンした。 王道からユニークなものまで約30品にも及ぶコースを、¥6,800で提供するという驚愕のコースは早くも話題を集めている。 西麻布イチのコスパに挑戦する、少量多皿な中華コースの一部を今回は見ていこう。2〜3品に一杯を合わせるお酒...
『傳』と『フロリレージュ』が夢のコラボ。独創的な新感覚の串料理で魅了
華のある逸品の連続が、実に新鮮だ。 ◆...
大衆の味として古くから親しまれてきた串料理。串揚げや焼き鳥など、現在ではチェーン店をはじめとした多くの専門店が存在する。 このジャンルに、東京を代表する和食の『傳』とフレンチの『フロリレージュ』がコラボした新店『デンクシフロリ』が参入! デザートを除くすべてに串が使われ、それぞれに和とフレンチの要素が組み込まれた新感覚の味わいは、早くも大きな話題となっている。 隆盛を極めるふたつの名店の技が融合した、従来の串料理...
舌の肥えた大人たちも納得の「安くて旨い」を叶える、池尻の愛され店
Q.筋トレを始めたキッカケは? 30歳という年齢を迎えるにあたって、自分のキャリアや人生を見つめなおしたのがキッカケです。周りのライフステージが変わったり両親の年齢を考えたときに、時間の有限性を強く感じこのままの自分じゃヤバイぞ、変わらなきゃ!と強く思いまして…。 その当時は体重90㎏、体脂肪率30%と驚異の数字をたたき出していましたからね(笑)。 Q.トレーニング中、1週間のスケジュールは? 基本は仕...
池尻界隈に住む大人たちが「思わず足が向いてしまう店」と口をそろえるのがここ『焼鳥 やおや』だ。 その理由は居心地の良さはもちろん、舌の肥えた大人たちも納得の「安くて旨い」をちゃんと叶えてくれるお店だから。...
東京カレンダー最新号は『2019年、間違いなかった店』を大特集! 思わず何度も通ってしまった「日常を豊かにする店」、ここぞの時に使った「納得感のある高級店」、...
西麻布、裏路地、隠れ家、おでん。大人のワクワク感しかない
フォアグラ大根や鴨モモ肉入りのロールキャベツなど、ユニークなメニューに気分が上がる。 フレンチ感覚のおでんなら、ほっこり温かな冬のデートを楽しめるだろう。...
柔軟な発想から生まれたおでんは、ワインと合わせるとため息がこぼれる美味しさ。 1階のカウンター席はおでん鍋を囲み、シェフの野尻氏との会話も楽しめる。 お忍びデートにもぴったりの特別な空間で進化し続ける『びのむ』のおでんを堪能しよう。...
供されるのは、メインがおでんというコース料理のみ。とはいえ、おでん種を煮込むのは和風だしではなく鴨のコンソメスープだ。それも6年前の開店以来注ぎ足されているもので、口に含めばタネの味わいと共に、スープの香と旨みがブワッと広がる。 柔軟な発想から生まれたおでんは、ワインと合わせるとため息がこぼれる美味しさ。タネは季節ごとに変化するが「まだまだ試してみたいタネはある」と店主・野尻氏は意欲充分。進化し続ける『びのむ...
新しい生活様式の中で、今年の冬はどうなるのか? みんなで騒ぐ忘年会は、鳴りを潜めるだろうし艶やかな男女のクリスマスの夜も、様変わりするかもしれない。 た...
少量多皿な構成で魅了!和の精神と中華のテクニックが融合した進化形料理
例えば鮮度やサイズへの留意はもちろん、「姿蒸し」の“蒸す”という行為ひとつにも深慮。 蒸す際に、卵と足の身の部分に火が均一に入るよう蟹の足に蓮の葉を巻く。そうすることでパサパサになりがちな身の味までをも最大限に引き出す。 ひとつの甲羅に、オス・メス双方の身と味噌、そして卵や白子を詰めて提供する際も、ベストなバランスで味わえるように日々配合を微調整するきめ細やかさ。...
かつては武家屋敷が立ち並び、現在はドイツやフランスなどの大使館が点在。そんな南麻布の閑静な住宅街に、「食通」と「港区女子」から支持を集める中国料理店がある。今年2月にオープンした『茶禅華』だ。 もともと大使館員の住まいだった一軒家を改装して作ったという店内はグレーを基調とし、それが、ところどころに配されている李朝の調度品や景徳鎮の器などと相まって、独特のオーラを纏っている。 「ドラマティックですよね」 そう語るの...
ここ1~2年、食の世界で最も面白い動きを見せている料理のジャンルは? といえば、それはまさしく中華料理だろう。マニアックな地方郷土料理や少数民族料理に目を向ける料理人もいれば、フレンチよろしく少量多皿料理の新しいスタイルで勝負をかける店、そして、伝統料理を踏襲しつつも独自のアレンジを加味、現代人の嗜好に合わせたモダンな料理に昇華させている実力派シェフなどなどまさに百花繚乱! 30代の中華料理人たちの活躍ぶ...
「あの店、まったく予約が取れないらしいよ」 東京で「食」を愛する人々が、時に口にする言葉だが、何も、そのお店を批判しているわけではない。むしろ真逆で、お店への...
驚きのコスパの高さを誇る、スタイリッシュで洗練された中華料理店
そんな持ち味を最大限に味わえるのが、オスとメスを食べ比べることができる「姿蒸し」だ。 ほぐした身と味噌を甲羅に詰めることで、食べやすさはもちろん、味噌が絡んだ身がしっとりと甘みを帯びる。 メスもさることながら、味噌がじんわり絡んだオスの身と白子のまったり感が堪らない。...
ゲストへの心遣いを中心に据えたコンセプトは、例えば服に匂いが付かないよう換気を徹底し、女性客が気軽に足を運べるようにするなど、細やかな部分にまで及ぶ。 料理は、基本的に小さいポーションで提供。「医食同源」の伝統的技法と精神を守りながら、洋のエッセンスを取り入れ、枠にとらわれない独創的で繊細な中華の世界で私達を魅了してくれる。 デートで行けばきっとテンションが上がり、会話も盛り上がるはずだ。...
忘年会も兼ねた食事会の幹事を任されたならば、絶賛されるお店を選びたいと思うはず。もし中華とオーダーが入ったならば迷わず『マサズキッチン』をチョイス! コースも8,000円~とリーズナブルにも関わらず、高級感とフレキシブルな接客で満足させてくれるはずだ!...
フィンランド産のフレッシュキャビアをたっぷりのせた、冷製パスタならぬ、冷やし中華麺。コースには含まれないが、+αとしておすすめするとゲストの約7割が前菜の次の皿にお願いするというヒットメニューに。 塩と太白胡麻油、冷たい上湯で和えた細打ち麺と大粒キャビアの弾ける旨さは贅沢この上ない。昼夜各コース+¥3,500。...
スタイリッシュで落ちついた店内に入ると、オープンキッチンでシェフが腕を揮う姿。客の声もサウンドになり、食を楽しむステージが用意されたような気分になる。 目にも満足のモダンな白い器に盛りつけられた前菜を食すと、一気にシェフ・鯰江真仁氏の洗練された中華の世界に引き込まれる。 ひと皿ごとにワクワクするランチコースで四千年の歴史によって培われた「医食同源」の思想の奥深さに触れてみてほしい。...
『MASA'S KITCHEN47』は東京カレンダー読者の多くが知っているであろう定番の名店だ。担々麺など、お好みのメニューがある人も多いだろう。だが、町野さんに刺さったのはこれだった。 「麻婆豆腐に驚きました。いい意味で中華っぽくない味わいで、すごく美味しい。今まで食べたことがない麻婆豆腐でした。他にも煮魚や〆の酸っぱめの麺などが美味しかったと覚えています」 夜のコースではお酒も飲むと会計は1人1...
柔軟なアイデアで常に客の舌を唸らせる、鯰江真仁シェフ会心の一皿。特筆すべきはスープ。西京味噌ベースのまろやかなつゆに、ラー油と山椒の辛みをほどよく効かせる。この料理のために特注するコシの強い細めの麺がするすると喉を滑り落ちるのが小気味よい。...
独身を謳歌する男性と妙齢の女性が恵比寿駅に降り立ち、思い思いに目的地となるレストランへ急ぐ。 街全体に大人で陽気なムードが漂い、「今夜は何かが起こりそう」、そ...
全席完全個室なプライベート空間。個人鍋でA5神戸牛を堪能する贅沢ディナー
年末に向けた友人との会食や、恋人とのデートにも、安心して楽しめる肉割烹が誕生した。 それが2020年9月、恵比寿にオープンした『恵比寿 神戸牛 栞庵 やましろ』だ。 最高級黒毛和牛A5神戸牛を使用した贅沢しゃぶしゃぶを、一人鍋仕立てで堪能できる新店の魅力をご紹介しよう!同店で腕を振るうのは、『銀座 栞庵 やましろ』で修業を積んだ料理長。 コース内にちりばめられた、丁寧な仕事が施された料理はどれも繊細な味わいで...