東京カレンダー | グルメ・レストラン、ライフスタイル情報
カリッと揚げ焼きした“王さまの餃子”が名物!浅草に行ったら寄りたい超老舗餃子店
「今日は餃子を…食べればいいんですか?」待ち合わせから15分遅れで現れた港区女子は、こう呟いた。 ここは、浅草を代表する餃子の名店『餃子の王さま』。 ショーケースのメニューを一瞥し、眉間に皺を寄せる。大衆中華ならではの風情は、港区女子には刺さらないようだ。...
老舗も多い浅草だが餃子ではきっと最古参。「戦後間もない頃に急造の小屋で始めた」と2代目も証言。昭和29年に店を構えたが、名はなく、ただ「餃子や」。客の助言で「王さま」を名乗るように。 当初から供す「王さまの餃子」は多めの油で揚げ焼いた皮が香ばしい看板料理。餡は野菜のみの潔さで、驚くほど細かく刻まれている。創業から継承された仕事に「少しでも美味しく」の心意気を実感する。40歳超えなら「昔の中華料理屋の味」と感涙必至です。...
昼からデートをすることになった。 男性は港区界隈で繰り出す「夜の必殺パターン」が使えないし、女性は「銀座でやっつけ映画」なんて展開だったら、つまらないと思うだ...
新ジャンルの中華料理は、サプライズの連続!浅草デートにも使える、モダン中華の名店
浅草の地で中華を至高に押し上げたと言われる名店が、ここ『龍圓』だ。 エスプーマを使ったピータン豆腐や、トリュフに合わせたかに玉など、ここでしか食べられない逸品ぞろい。 数多の食通を唸らせるこの店の魅力をコースの一部とともにお伝えしよう。中華の先人が築き上げたいいものは、しっかりと基礎に残し、新しい技術への挑戦も怠らない栖原シェフの料理に対する姿勢は、これからも食通たちを唸らせつつけるに違いない。 一度訪れたら、ま...
時にフレンチの技法を使い、時に和の食材を取り入れたり。ジャンルという垣根を軽々と超越した中国料理で、数多の食通を唸らせる『龍圓』。その美食の根底を支えるのは、生産者の元を訪れ、自ら納得したものだけを使う徹底したまでの食材選びにある。 味付けはウスターと中濃のソースにスープを少し加えるのみで、具材は一切ない。供されれば隣のテーブル客が気が気でないほど芳醇な香気がふわり。栖原氏が惚れ込んだ麗しきソースの香りをとくと堪能あれ!...
野菜ひとつを選ぶにしても直接産地に足を運び、食材と向き合う栖原一之シェフ。中本さんいわく「シェフの料理はどれも魅力的。穴子のフリットは塩でよし。濃厚な黒酢ソースで絡めた一皿もあって、こちらも味わい深い」。穴子は産地を追いかけて通年提供するが、この時季は、梅雨から夏に旬を迎える江戸前、羽田沖産を軽やかに仕上げる。枝豆やとうもろこしの粒感と角切り野菜が口の中でコロコロ遊ぶのも楽しいアクセント。...