『ワノバ』の店名には、“和の文化を発信する場でありたい”という想いが込められている。友達とのカジュアルな夕食や忘新年会など、いつでも気軽に使えるお店だ。 店主...
今夜、太一は恵比寿の『和BISTRO88WANOBA』にいる。 エネルギー系企業に勤める大学サークル仲間のひとりが米国から一時帰国しており、せっかくだから...
「優作さん元気ですか?結婚したと風の噂で聞きました。今月から会社に戻り、ようやく社会復帰しました(笑)」 やる気を削がれていた水曜日の午後、一通...
こちらは、食事会やパーティー利用が多いため、ゆっくり味わうことのないままの星つけが多いのではないだろうか。 『ワノバ』の店名には、“和の文化を発信す...
恵比寿ガーデンプレイス勤務が18年続く平良さんは、恵比寿にはレストランでもバーでも、「人と会話のできる店が多い」と話す。 そのうちのひとつが、この『...
下野シェフがひとつの食材をふたつの料理へと仕立てる「ムニュードゥコンパレゾン」。素材の様々な可能性が感じられる魅力あるコースは、想像力の賜物だ。シェフがこだわりである”ありのまま”というスタイル。何度訪れても、そのたびに新しい発見と驚きがある。...
広尾の『ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー』は行きたかったお店だ。これは返信を打つべき理由がある。すぐに開封し、返信を打つ。 周りの友達からデートの鉄板、としてよく名が挙がってきていた『ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー』だが、実はまだ未訪問で、一度行きたいとかねてから思っていたお店だった。...
多忙かと思った里奈とのデートだが、日程はFIXできた。次は店選びだ。色々と店候補を頭の中で整理する。 広尾だったら、素材本来の味が楽しめるフレンチ『ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー』だったら間違いない。でも里奈のことだ、きっと色々な店に行っているだろう。 西麻布にできた話題の新店、『珀狼』などどうだろうか。そんなことを考えながら里奈とLINEしているうちに、徐々に不安になってきたことがある。 ...
フランス語で“ありのまま”を意味するア・ニュ。その瞬間の素材の魅力をありのままに伝えたいという想いから付いた店名だ。 多くのフレンチ通から支持される下野シェフが2009年にオープン、以来2010年から3年連続でミシュランガイドの1つ星を獲得している世の女性の憧れの店。...
「わぁ、素敵なお店!」 「よかった。しかも、今日は期間限定でフレンチと日本酒のマリアージュが特別に楽しめるんだ」 「日本酒とフレンチ?あまり想像ができないけど。ワインとかシャンパンはよく飲むけど、なかなか日本酒って飲む機会が少なくて」 「そうだよね。でも、きっと驚くから楽しみにしてて」 「サトシさん、日本酒まで詳しいんですね。日本酒に詳しい男性って素敵です」 「日本酒ビギナーのリサ...
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「桃子、村上春樹が好きって言う先生がいるよ」 二次会の途中で美里が強引につれてきた浩史は、背は高くないが胸板が厚く堂々としたたたずまいで、袖口からはパテック フィリップの時計が覗いていた。『風の歌を聴け』が愛読書だという彼。とんとん拍子に食事の約束が決まった。 彼が予約してくれたのは、広尾の『ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー』。王道に見えて、実は個性的でスパイシー。浩史らしい選択だ。...
様々な弁護士のライフスタイルや婚活事情を取材し、弁護士業界の現状や、弁護士の素顔に迫ってきた「弁護士婚活事情」。 最終回となる今回は、元プロ女子大生の美人弁護士が登場する。モテ職業の代表格である男性弁護士とは対照的に、女性は弁護士になった途端モテなくなると言われているが、そんな原則にはあてはまらない女性弁護士もいるようだ。<今週の東京婚活弁護士> 名前:芽衣27歳 勤務先事務所:銀座エリアの小規模法律...
同じ食材を「温かい料理」「冷たい料理」といった異なる温度や調理法で楽しめる、「ムニュードゥコンパレゾン」が『ア・ニュ』での瀬川さんのお気に入り。 「例えば、鴨を使ったお料理でも、胸肉のロティとコクのある肝のテリーヌの2皿がでてきます。その違いを楽しむのが醍醐味です。」 瀬川さん曰く『ア・ニュ』の雰囲気はデート向きで、デートでも訪れてみたいという。...
フレンチ業界きっての、シャンパンラヴァーなシェフといえば誰だろう?と思い、多方面にキキコミを敢行。その結果、白羽の矢を立てました、この方に! 広尾『ア・ニュル・トゥルヴェ・ヴー』の下野昌平氏である。 フランス滞在中にシャンパンの魅力に開眼し、オフの日も、料理のジャンルにとらわれることなく、食事と一緒に楽しむことが多いというからかなりのもの。 ハウスシャンパンに選んでいるのはアンリ・ジロー。「アンリ・ジロー...
ライチョウ特有の風味はエサとして食べてきた針葉樹のフレッシュな香りが由来だとされる。これを野ウサギ料理の定番、リエブル・ロワイヤルをイメージして、赤ワインで煮込んだ。コースにも組み込めるが、アラカルトでしっかりと味わうのがお薦めだ。¥10,000...
都内に3店舗を構える『バーガーマニア』の恵比寿店は、クラフトビールとハンバーガーが楽しめる“大人のためのバーガーマニア”。 人気のダブルチーズバーガーや名物メニューのチェリーバーガーと一緒に味わいたいのが「クラムチャウダー」。アメリカンスタイルの大きなガラスの器にたっぷり濃厚なクラムチャウダー。 ザクザクのクルトンと中に入った魚介の風味が冷えたからだに浸みわたる!...
月曜日は忙しい。 ゆっくりランチをする時間はないので、サクッと食べられる『バーガーマニア』にやってきた。 「あず、あのさ、例えばの話なんだけど…」 ハンバーガーにかぶりついているあずが、「はい」と目だけで答えたのを確認し、千晶は続ける。 「今付き合っている彼が海外に行くことになったら、あずはついて行く?…例えばの話よ」 涼ちゃんとヨリを戻したことは、あずにはまだ内緒にしている。だからあくまで架空の...
都内に3店舗を構える『バーガーマニア』の恵比寿店は、クラフトビールとハンバーガーが楽しめる“大人のためのバーガーマニア”。 広尾と恵比寿限定の名物メニュー、チェリーバーガー(¥1,340)は、ブラックチェリーを2時間煮詰めてジャム状にしたものに濃厚なクリームチーズをたっぷり加えたソースが美味。頬の奥がキュンとなるような甘酸っぱさが、味わい豊かなバンズが国産牛のパティによく合うとリピーターも続出中だ。 ...
「ふぅ。」 荷解きが終わり、ゆっくりと溜息をついた。 今日は記念すべき引っ越しの日であり、私は恵比寿から白金高輪に移ったのだ。 「由香さん、疲れましたよね。大丈夫ですか?お部屋はだいぶ整いましたね!」 由香を担当した不動産会社の結城くんが、可愛い笑顔を向けて言った。彼は今日、一日中私に付き合い、引っ越しの手伝いをしてくれた。 重たい本を運んでくれたり、テレビ台を組み立ててくれた...
ハンバーグは好きだが、すぐにお腹がいっぱいになるハンバーガーはあまり食べない。しかし、ハンバーガーのパテをライスと一緒に食べたら美味しいだろうなーとずっと思っていた(結構、多くの人がそう思っている気がする)。 すると、結構身近なところにあった。ハンバーガー好きから絶大な支持を得ている『バーガーマニア』の「ハンバーグライスプレート」というメニューだ。ライスとサラダに、ハンバーグ、トッピングには目玉焼き。ベシ...
都内に3店舗を構える『バーガーマニア』の恵比寿店は、クラフトビールとハンバーガーが楽しめる“大人のためのバーガーマニア”。 広尾と恵比寿限定の名物メニュー、チェリーバーガー(¥1,290)は、ブラックチェリーを2時間煮詰めてジャム状にしたものに濃厚なクリームチーズをたっぷり加えたソースが美味。頬の奥がキュンとなるような甘酸っぱさが、味わい豊かなバンズが国産牛のパティによく合うとリピーターも続出中だ。...
「普段あまりファストフードを食べないのですが、きちんと作られた美味しいハンバーガーは別。ときどき食べたくなると、同僚を誘って『バーガーマニア』へ。栄養バランスを考えて、いつもアボカドの入ったハンバーガーを頼みます」という藤本さん。 身体が肉々しいハンバーガーを欲するのは、だいたい「気合いを入れたいとき!」と即答。大きな仕事の前や疲れ気味の際は、グルメバーガーでパワーチャージするのが藤本流なのだ。 「...
多くのハンバーガー好きの支持を集める人気ショップがこちら。 この店の入門編としておすすめしたいのが、トロ~リとろけるチーズと、国産牛のウチモモ肉を使用した量感たっぷりのパティが絶妙なハーモニーを奏でるダブルチーズバーガー。 天然酵母を使用した蜂屋のバンズは甘くてもっちり。水にさらしてから1枚1枚うす皮をとりのぞくスライスオニオン、フレッシュなトマトやレタスは肉の旨みを引き立てるために欠かせない存在だ...
挽肉の料理といえば、やっぱりハンバーガー。多くのハンバーガー好きの支持を集める人気ショップ『バーガーマニア』。この店の入門編としておすすめしたいのが、トロ~リとろけるチーズと、国産牛のウチモモ肉を使用した量感たっぷりのパティが絶妙なハーモニーを奏でるダブルチーズバーガー。 天然酵母を使用した蜂屋のバンズは甘くてもっちり。水にさらしてから1枚1枚うす皮をとりのぞくスライスオニオン、フレッシュなトマトやレタス...
「実はね、会社辞めたんだ。そのことを、LINEじゃなくて口頭で伝えたくて」 『ビストロ アム』にやって来た杏奈は、春を飛び越して初夏のような装いだった。花柄のワンピースに、淡い色のデニムジャケット。その姿が眩しくて、もうそろそろ見慣れても良いはずなのに僕は思わず満面の笑顔になってしまった。 彼女は、出会ったときから変わらない。いつも僕の心を温かく照らしてくれる、大切な人だ。 だからこそ、もう手放したくない。離...
厳選した野菜をたっぷりと使った新感覚のフレンチ。初めてならスペシャリテのパフェやお米料理が組み込まれたコースを。 大満足のコースが¥5,184なので財布に優しく嬉しい限り。女子にも安心してごちそうできる!...
「聞いて。この間の食事会、最悪だったのよ」 美貴は今日、恵比寿の『ビストロ アム』で、定例の女子会だった。乾杯したとたん、同期の杏奈が先週行ったという食事会の話を始めた。 杏奈が明らかに不満そうだったので、「どうしたの?」と聞くと、こう言った。 「男性陣は大手証券会社勤務って聞いてたのに、それは一人だけで、あとは聞いたことないような会社の人だったの」 その話に、美貴は心から同情した。...
「野菜のパフェ、食べに行かない?」そう誘われて断る女性はいないだろう。40種類以上の野菜を使ったディナーコースが楽しめるフレンチレストラン『ビストロアム』。 コンセプトは゛しっかり野菜、ちゃんとフレンチ”。心と ゛âme(魂)” が躍るような料理を、普段よりも少しだけ贅沢な空間でリッチに楽しめるのだ。 恵比寿東口から5分。 物理的に2人の距離が近づくほどの、小さな通り沿いに佇む一軒家。外の静けさとは...
麗子は結婚できないタイプの女だと思っていた。 20代の頃から結婚願望が強い女だったが、如何せん真面目というか、神経質というか、今どき珍しいほどお堅いタイプだからだ。 彼女は親が官僚というお嬢様で、そのお堅い性格は外見にもそのまま反映されている。艶のある黒髪はいつもハーフアップにピッタリとまとめ、美人だが少々キツめの顔には化粧品売り場の美容部員のように隙のないメイクが常に施されていた。 理想...
その夜、『ラビスボッチャ』に集まった3人の女のうち、僕は1番好みだった(つまり、小柄で童顔で胸が大きい)マリエを口説き落とすことに成功した。 “有名私立大学出身”の“商社マン”という肩書きは、思っていた以上に武器となるらしい。 …というのは冗談で、実際のところ、タフで繊細な交渉を要する商談や四方八方に気を遣って臨む接待を通じて身につけた立ち居振る舞い、そして自信が、女性関係にも大いに役立ったのだ。 難なく自由が丘...
メインダイニングのグリルで焼かれるフィレンツェ風ステーキをはじめ、ダイナミックな料理は1993年創業当時のまま。本場感溢れる空間やサービスも人気の理由だ。 イタリアの風を感じるような開放感のあるこの店は、ワゴンで食材を選べるのも楽しい。...
料理から内装まで徹底的に本場仕込みのイタリアンレストランの定番メニュー。塩で味付けした黒毛和牛を炭火で焼いたビステッカは、肉の旨みを存分に堪能できる。 陽気で気取らない雰囲気は、仕事の打ち上げや仲間との語らいにピッタリ。ザックザックとイタリアンを食べたい時や、みんなで楽しみたい時に大活躍のお店だ。...
料理から内装まで徹底的に本場仕込みのイタリアンレストランの定番メニュー。塩で味付けした黒毛和牛を炭火で焼いたビステッカは、肉の旨みを存分に堪能できる。「主に仕事の打ち上げなどでザックザックとイタリアンを食べたいときに活用する、みんなで楽しめるお店です」...
「接待は、公私混同でいいと思うんです」と福田氏は断言する。365日毎日手抜きのない外食だからこそ、接待においても「1回の接待がつまらないなんて、許せない!世界の人口が70億人なのに一生でご飯を一緒に食べることができる人数は、8,000人くらいしかいない計算になるんですよ。だからこそ、その日接待をする相手には史上最高ハッピーな夜を過ごして欲しいんです。そうなるとやっぱり小手先の気遣いじゃ足りない。恋人との初デート...
広尾商店街沿いの地下にオープンした『お肉屋けいすけ三男坊』。三男坊ってことは、長男、次男、と兄弟店があるかと思いきや、ここが1号店目なのだ。 こちらの看板となる肉は「高森和牛」で、東京で扱っている店は珍しい。オーナーが希少で上質な高森和牛に惚れ込み、生産者に交渉した結果、仕入れることができた。...
オーナーのけいすけ氏が理想とする「厚切り焼肉」を最高の状態で提供すべく、山口県産の高森和牛のさまざまな部位を揃え、無煙ロースターの遠赤外線で焼いてくれるのがこちら。 ¥5,000から¥2,500刻みで3種類用意された焼肉コースの主役は、その日一番おすすめの赤身を2名分(160g)以上にカットした「極上塊肉」だ。...
デートで焼肉店を訪れるなら、肉の美味しさはもちろん、店の雰囲気も大切。肉食女子をエスコートして間違いないのが、今年5月、広尾商店街にオープンした『お肉屋 けいすけ 三男坊』だ。 オーナーの井上景介さんが「血統、飼育環境、育成方針のすべてにほれ込んだ」という山口県の高森和牛が堪能できるコースは¥5,000から用意。ゲストの前でスタッフが時間をかけて丁寧に焼き上げる塊肉は、見て眼福、食べて至福。味もコストパフ...
意外に昼の打ち合わせがや他の仕事が長引いてしまい、一度家へ戻りトップスは変えず、慌ててスカートだけチェンジ。女子会なので派手柄スカートで参加。 今日のお店は、2016年6月にオープンしたばかりで、友達の間で話題のお店『お肉屋けいすけ三男坊』へ。 女子会の場所は「美味しくて、話題のお店」が鉄板。グルメな友達からの口コミは非常に信頼でき、食べログよりもグルメな友達を頼りに。...
広尾商店街沿いの地下に5/16よりグランドオープンする『お肉屋けいすけ三男坊』。三男坊ってことは、長男、次男、と兄弟店があるかと思いきや、ここが1号店目なのだ。 通常8000円のコースが半額になるということは、半額の4000円!まさかの価格破壊だ! こんな太っ腹な話、狐につままれたように信じがたい。それでいて、肉の量も質もバツグンに良いのだ。〆に出てきたのは、本格的な白濁の牛骨スープ。実はここの運営...
日本ならではの食材を活かした東京発のイタリアンの旗印を作り、また優良な生産者と食べ手を結ぶ架け橋の役割を担ってきた日髙良実シェフ。パスタもイタリア伝統の郷土料理から和の食材を用いたひと品などさまざまで、ディナーにはパスタで締る4皿にドルチェを付けた7,350円のコースも用意する。旬の直送鮮魚を使った魚料理ももちろん、必食。...
五感で夏を堪能したいなら一流イタリアンへ。旬の太刀魚に刻んだミントを加えた香草パン粉焼きは、パリッと爽やか。ピュレ、グリル、フリットと味や食感を変えたズッキーニとのハーモニーは格別。...
名店『シェ松尾』にて21年間務めた宮本英也シェフによる一軒。インスタ映え抜群の料理に彼女もうっとり。 野菜がたっぷり食べられるのも嬉しいところ。豊富な野菜やハーブに彩られた料理は気分も華やかに。...
「マナミちゃんさぁ、このお店に来たかったんでしょ?それとも俺に会いたくなっちゃった?」 まるで子供をからかうような顔つきて裕太がニヤついている。違うよ、と言いながらシャンパンを一気に飲み干したら胸が苦しくなった。 確かに、以前はただの良いお店に連れて行ってくれる、そして暇な時に会う要員だった。しかし今は何故かこちらが少し追いかける立場になっている。ダメだ、これでは立場が逆転している。 『エラン ミヤモト』のエ...
すべてのコースで提供されるこの店のスぺシャリテはエディブルフラワーとハーブが美しく盛られた「エランヴィタール」。青森の農園から届く完全無農薬のハーブを最初に食べることで、胃腸を活性化させ、続くコースへの食欲をかきたてる狙いもある。 「フレンチは重いといわれますが、僕の料理は不思議と胃にもたれないと言われるんですよ」と笑うのはシェフの宮本英也さん。野菜を多く使ったメニューは食べ応えがあるが、体の負担になりに...
フレンチの名店『シェ松尾』で21年間務め上げた宮本英也氏が、待望の独立を果たした。すべてのコースで登場する「“スペシャリテ”エランヴィタール」は、まさに料理人として積み重ねてきた技や感性、人と縁によって完成された一皿だ。 年間200種類以上栽培する青森の大西ハーブ農園から届く完全無農薬のハーブを使用して野菜やエディブルフラワーとともに盛り付け。その中に5種類の素材を隠したサプライズは女性が喜ぶこと請け合い...
本場ナポリの名店『プレジデンテ』公認の絶品ピッツァが有名な店。閑静な場所にあるまさに大人の隠れ家で、キャンドルが灯りムードあふれるテラス席は大人気。夏にはミストが噴霧され、涼をとりつつディナーが楽しめ、デートを素敵に演出してくれる。 その日の気分でコースやアラカルトを選び、夏は冷えたビールとともに堪能してほしい。おすすめは「カナダ産活オマールエビのトマトクリームパスタ」(¥2,592)。1日数匹限定の、活きたオマールエビを使...
恵比寿駅東口から徒歩5分ほどの閑静な場所に一軒家を構える、隠れ家的イタリアンレストラン『恵比寿es』。 お店の1階テラス席奥にはひときわ目立つピザ窯がど~んと構えているのだが、このピザ窯こそ「ピザ窯界のフェラーリ」と呼ばれるステファノ・フェッラーラ氏が作成した窯であり、通常のピザ窯と比べると、火の回り方がきれいで力強く焼き上げることができるのである。 それを扱うピザ職人は、ピッツァの世界大会で準優勝をするほどの凄腕の持...
恵比寿なのに閑静なエリアにある一軒家レストラン。ここでの人気はピッツァの王道マルゲリータ。恐らくここでしか食べられないであろう「ハート型のピッツァ」がサプライズにもぴったりで、盛り上がること間違いなし。 熱々をほおばると、さっくりとした歯切れのいい生地に、ジューシーなトマトソースと、もっちり食感の水牛のモッツァレラチーズがハーモニーを奏で、見た目だけでなく味も抜群の大満足ピッツァだ。...
恵比寿なのに閑静なエリアにある一軒家レストランという構えで、まずは「素敵なお店ね♥」と喜んでくれた様子。 予約しておいた席に着き、まずは彼女とワインで乾杯。前菜を楽しんだ後に注文したのはピッツァの王道マルゲリータ。彼女とは初デートなので、ちょっとしたサプライズを仕掛けてみた。そのサプライズとは、「ハート型のピッツァ」! 「この店はピッツァが美味しい」とだけ話していたところにハート型のフォルムで登場。...
銀杏の一枚板のカウンターは、思い切りがよすぎるほどの冴えざえとした佇まいを見せる。まな板さえもカウンターにすっぽりとはめ込まれ〝何もない美学〞という言葉が頭にポツンと浮かぶ。 だが、さにあらず。遊び心と見る目の確かさで選んだ器たちが、料理と共に並ぶと、そこで初めて世界は動き出すのだ。...
白の外壁に白い暖簾、そこにある暗号のような店名。ただならぬオーラを感じる店構え。店内は銀杏の木で造られた、一枚板のカウンターとテーブル席が2卓。 店名『四四A2』は、店主・福島良篤氏の名前から命名。福島氏は日本料理だけに限らず、ワインバルなど様々な店で研鑽を重ねた人物。「日本の食材を使い、日本の風土や良き文化を伝えることが、料理人としての自分の役割」と、語る。...
朝霧高原産のLYB豚は、脂の口どけの良さと甘みの強さで知られるブランド豚。『ル・ビストロ』ではそれを丸一頭仕入れ、余すことなく料理として提供。運が良ければ希少部位もいただける。 見た目もボリュームのあるスペアリブは、なんと350g。しっかりした肉質の豚が、炭火焼の香りと甘酸っぱいガストリックソースをまとったら、それは至福の味わい。骨のキワについた脂までしゃぶりつきたくなるおいしさ。女性のリピーターが多いというのもうなずける。...
※記事内で紹介している店舗『イクラ』は、店名を『HaRe Gastronomia』へ変更しています。 この記事は、店名変更以前の情報です。過去に付き合ったり、関係を持った男たちは、なぜか皆、日比谷線沿線に住んでいた。 そんな、日比谷線の男たちと浮名を流してきた香織は、上京後立て続けにタワーマンションに住む篤志や弁護士の孝太郎と付き合ったが、どちらの恋もあっけなく終わった。その後は初めてのワンナイトや社内恋愛も経験するが、...
山小屋をイメージしたおしゃれで広々とした店内の『Le Bistro』は、静岡県朝霧高原で育てられたという「LYB豚」を一頭丸々使ったメニューが豊富な骨太ビストロだ。 パテやリエット、豚胃袋と豚足、耳、舌のファルシなどビストロならではのメニューが展開されている。 中でも岩塩漬けで6日間寝かせた、木曜ランチ限定のLYB豚もも肉1本丸々ローストは、柔らかい弾力の繊維質にプルプルで甘みのある脂身が絶品。トラ...
静岡県朝霧高原で育てられたという「LYB豚」を一頭丸々使ったメニューが豊富な骨太ビストロ。 パテやリエット、豚胃袋と豚足、耳、舌のファルシなどビストロならではのメニューが展開されている。中でも岩塩漬けで6日間寝かせた、木曜ランチ限定のLYB豚もも肉1本丸々ローストは、柔らかい弾力の繊維質にプルプルで甘みのある脂身が絶品。 トラディショナルなフレンチを感じさせるマッシュポテトとともに一度は味わえば、ワ...
「え、嘘でしょ?マナミ、そんなレベルの男で良いわけ?」 翌週末、『セリエ・デ・ディーム』でランチの最中、店中に響き渡るような大きな声で、港区女子・楓に相変わらずの上から目線で思いっきり小馬鹿にされた。...
銀座『ペリニィヨン』で料理人としての道をスタートし、ニースやブルゴーニュの名店、赤坂『シュマン』で研鑽を積んだ五木田祐人シェフが腕を振るうビストロ。伝統的なレシピを大切にしながらも独自のアレンジを加えている。 平日は手軽なセットが中心だが、休日には食べ応えあるコースを提供。「ホリデーランチコース」は、前菜とメインが選べるシステム。昼から贅沢な時間を約束してくれる。...
「素材を生かした旨いもの屋です」というスタンスの気取らぬビストロだが、フレンチの伝統的なソースを常に何種類も用意して使い分けるのは、五木田シェフが修業した名店『シュマン』譲り。「フォアグラのパテ」に添えられたソースのエレガントな味わいは、ため息もの。 惜しみなく手間を注いでつくられる内臓料理や、クラシックなビストロ料理をアレンジした骨太な料理は、すでに食通の注目の的。ワインバーとしても利用できるとあり、ワ...
落ちついた木目調の店内は、凛々しい和の空間。ここでは繊細な日本料理と力強いフレンチが味わえる。 以前、修業していた和食の店でワインを勉強し、よりワインを楽しむためにとメインにフレンチを組み込んだという店主の坂宜則氏。「和もフレンチも出しますが、うちは蕎麦屋です」。 実は看板メニューは締めの手打ち十割蕎麦。ミックススタイルでありながら、一貫しているのは品の良さ。大事な相手との会食に利用したい。...
フレンチやイタリアンをベースに、新鮮な素材と世界各地の調味料を自在に組み合わせた「カリフォルニアキュイジーヌ」が、食のトレンドに躍り出たのは、約20年前。その草分け的存在として開店したのが『フミーズグリル』。 だが、料理のコンセプトやメニューは、実は2015年にリニューアルしたという。長くマネージャーを務める小林暢寿氏によると「ここ数年は全国の生産者の方からの食材を多用していたこともあり、より素材コンシャスな方向へとシフトし...
広尾駅から徒歩5分ほどの場所にある『ニク ビストロ ガストロス』は全国から選び抜かれた食材を取り扱う熟成肉ビストロ。 じっくりと100日以上の長期熟成による熟成牛100%で仕上げたハンバーグはまさに旨味の塊!ひと口頬張れば存分に引き出された熟成牛の旨味が口いっぱいに広がり、それと同時に熟成香が鼻孔をくすぐってくる。 また、焼き方にもこだわっていて、表面はカリッと香ばしく焼き上げながらも、中心部はレア状でとろとろジューシ...
皮はパリッと、身は柔らかく焼き上げ、「桜島小みかん」のドライパウダーを仕上げに添えた「黒さつま鶏」のメイン料理をはじめ、一皿ごとに鹿児島の食材のおいしさと感動に出会えるランチコース。ご希望に応じて、ディナータイムでの提供も可能。(※予約時に要相談) プチ贅沢なランチ女子会や、休日に大切な人と一緒に味わいたい逸品に仕上がっている。...
-+-+--+-+-+--+-+--+-+-+--+-+--+-+-+--+-+--+-+-+- アペリティフ:西瓜、塩、泡 アミューズ、前菜2品、肉料理 魚料理:平スズキ アボカド フィノ デザート: ピオーネ デラウェア ポート、他1品 小菓子、食後のお飲み物後藤祐輔料理長の今回のフェアメニューのポイントは、魚料理を中心に味わっていただくこと。 スタートは、スイカと「ファイン リッチ マディラ」を活かした風味豊かな...
12月に恵比寿のイタリアンでデートするとなると、少し値が張るのは覚悟して訪れるという人も多いだろう。しかし恵比寿にだってリーズナブルで美味しいお店はたくさんある! 今回は、大満足できる絶品コースを5,000円で味わえる『リコスキッチン』を紹介しよう。...
上海、杭州、四川などの代表的な名菜や、シェフが中国各地で出合った郷土料理の数々を展開。スパイシーでクセになる味わいがゲストを虜にする。 パクチーがこんもり乗った「JASMINE名物“よだれ鶏”蒸し鶏の特性香ラー油」は辛さだけでなく、しっかりと旨味のある味わい。...
中国の本場の味を極めた料理を、アラカルトで気軽に楽しめる『中華香彩ジャスミン』。 繁盛の理由は、1にも2にも、味の確かさ、そして、センスの良さ。 メニューには東坡肉の宝塔仕立てやよだれ鶏などの伝統料理がずらり。加えて中国の大豆味噌を使った魚介の炒め物や、ハーブやスパイスが利いたシンガポールのニョニャソースを添えた魚料理など、中国各地で今、楽しまれている味を紹介しているのも魅力的だ。...
彩乃とLINEのやり取りをしている一方で、僕は全く気合を入れずに行った、広尾にある『中華香彩ジャスミン』で開催された食事会で、萌香という女性に出会った。 家が近いこともあり何度も通っている店だが、相変わらずここのよだれ鶏は辛さのバランスが絶妙で、何皿でも食べたくなる。...
2011年に広尾にオープンした『中華香彩ジャスミン』では、こだわりの料理をアラカルトで気軽に楽しめる。 メニューには東坡肉の宝塔仕立てやよだれ鶏などの伝統料理がずらり。加えて中国の大豆味噌を使った魚介の炒め物や、ハーブやスパイスが利いたシンガポールのニョニャソースを添えた魚料理など、中国各地で今、楽しまれている味を紹介しているのも魅力的だ。 看板料理はしっとりと蒸し上げた総州古白鶏に15種類の香辛料...
「中華オタク」。山口祐介料理長は自らをそう呼ぶ。ラーメン好きでラーメン屋さんに憧れていた山口少年が料理人を志したのは中学1年の頃。 横浜中華街で初めて食べた東坡肉の柔らかな美味しさに魅せられ、以来、お小遣いを貯めては中華街に通ったという。 「その頃から寝ても覚めても中華のことばかりでした」と山口シェフ。調理課程のある高校に進み、卒業後は都内の店で働きながら2年間中国語も学んだ。 そんな情熱が周...
2016年3月10日で開店5周年。御存知の通り、5年前のその時期といえば、人々の足はなかなか外食に向かわなかった(当然ですが)わけで、オープンしたばかりのこのお店の行く末を心配する向きも多かった。 が、そんな逆境を跳ね飛ばし、見事、繁盛店に。今や、「コレド日本橋」にも支店があるほどだ。その理由は、1にも2にも、味の確かさ、そして、センスの良さ。 シェフは、中学生の頃から中華の料理人に憧れて中華街通い...
あーーーーーー暑い!こうも暑いと、やはり身体が欲するのは冷やし麺!とある休日の昼時に向かったのが恵比寿の『中華香彩 JASMINE』です。 言わずとしれた人気店のため、予約は必須。それはランチ時でも然り。この日も、午前中に思い立って、電話で予約。この一手間が美味しいものにありつくためには必要なんですよね。 目的はこちら!JASMINE名物のよだれ鶏を使った「特製ラー油香る よだれ鶏のせ冷やし麺(¥1...
ビストロと聞くとカジュアルなイメージがあるかもしれないが、そんなイメージを覆す、味も雰囲気も大満足できる大人のビストロが、ここ恵比寿にはある。 まるでパリの老舗ビストロが現れたかのように、フランスらしさにこだわったフレンチビストロ『アベス』。...
まるでパリの老舗ビストロが現れたかのように、フランスらしさにこだわったフレンチビストロ『BISTROT de Paris アベス』。 テーマは“Bistro de Paris”パリからそのまま飛び出してきたかのような本場の雰囲気を体感できる、恵比寿のビストロの中でも人気店の一つである。 ここで楽しみたいのは、本場さながらのボリューム満点の料理と、チーズソムリエが厳選するフランス産チーズ。気取らないデ...
本場フランスと同じ、迫力あるポーションのアラカルトが人気。中でも黒毛和牛イチボステックは、その大きさとジューシーな味わいに誰もが大満足するはず。 フランス産チーズの種類も豊富で、ワインやシャンパン、ビールなどさまざまな飲物にぴったりのものをセレクトしてくれる。食後にはチーズワゴンも。ハレの日だけでなく、日常に根付いたフランス料理が楽しめる。...
仔羊といえば、ラムチョップなどロース肉を思い浮かべるが、『アベス』はもも肉で勝負。 「もも肉は筋があって硬い部位ですが、それをおいしくするのが僕らの役割。40分じっくりと火入れをして、肉汁を一滴も逃さず焼き上げています」と矢作シェフが話すとおり、肉質は驚くほどしっとり。 もも肉は運動で使われる部位なので、調理次第で旨みがどんどん倍増される。一度食べたらやみつきになる人が多く、リピート率も高いとか!...
―今日の女子会♡#love#happy#beauty#bestfriend 赤文字系雑誌の読モ・裕美は、自分が呼ばれなかった『アベス』での女子会のインスタ投稿を見て溜息をついた。 同じ雑誌の読者モデルでも、そのヒエラルキーははっきりと分かれている。 今日は、今一番人気がある奈々主催の女子会だった。20代後半向けの雑誌の中で33歳の裕美はもはや古株。奈々は27歳で、インスタグラムを中心に人気...
仕事柄、高い物から安い物まで、毎日美味しいものを目にしている『東京カレンダー』編集部員たち。はたしてプライベートでは、どんなお店に行っている? それは安くて美味しいお店に決まっている! 本当は教えたくないコスパの高いお店をこっそり開陳します!仕事柄、会食が多いけどプライベートで何度も訪れたくなる店が自分にとってのコスパ店、と大槻 篤編集長。 今年で9年目を迎える『ボッテガ ビオラ』はワイン好きのツボ...
◆ 12月25日金曜日 21時 太一は「彼女」の葵と恵比寿の『アべス』にいた。 愛子には外せない会食が入ったと言ったが、ある意味これはまさに「外せない会食」だよなと自分を正当化させながら葵とともに店に入った。 食事を終え、デザートが運ばれてくるのを待つ間に、太一は鞄からティファニーの箱を取り出しそっとテーブルに乗せた。...
二人でこの料理予算だが、あなどるなかれ。味は格別、かつ、満足度の高い塊肉をシェアして味わえる。 こちらのビストロでは、本場フランスと同じく、一皿で盛りがいいポーションのアラカルトが人気。 中でも黒毛和牛イチボステックは、その大きさとジューシーな味わいに誰もが大満足するはず。...
あ、三田通り沿いにある『Aponte』も忘れちゃいけない。ここは、3,000円〜のプリフィックスコースでおなかいっぱいになるし、店員さんもイケメン揃い(笑)意外に知られてないけど、4名の半個室みたいのもあるよ。女子会のメッカ『M House』があるのも恵比寿ならではだよね。ランチは駅前の『かどた』の焼き魚定食か、『リストランテ デラ コリーナ』の生うにのトマトクリームソースパスタがお気に入り。あ、おうどん食...
中村アンさんをどのレストランにエスコートしようかと考えた時に、編集部が真っ先に浮かんだのが恵比寿のビストロ『アベス』だ。料理がサーブされると、アンさんは「わー、すごい!」と歓声をあげた。狙いは成功! 『アベス』のメニューには「※当店の一皿のボリュームは2人前の量となりますので、シェアしてお楽しみください!」と記されている。テーブルに運ばれる皿は、ド迫力のポーションでふたりの気分をアゲてくれるのだ。 ...
若造ばかりの西口はイヤ。恵比寿で大人に、しかし、テンション高く飲むには?そのベストアンサーは『十番右京 恵比寿店』を選ぶこと、に尽きる。 麻布十番の社交場といっても過言ではない『十番右京』が、昨年夏、恵比寿に支店をオープン。場所は恵比寿東口から徒歩7分ほど。騒がしい西口でないというのもポイントが高い。 店内に入ると、バックバーにあしらわれた西陣織のふすまが豪奢な空気感を醸し出すカウンターが、ひときわ目を引く。...
数々の食通を唸らせてきた『十番右京』が、2017年7月『十番右京 恵比寿店』として恵比寿に上陸!麻布十番で味わえる名物はもちろん、恵比寿店での限定料理も加わり、さらにパワーアップ。 〆に注文したいのは、名物「海の卵かけごはん」。食べるのを躊躇してしまいそうなほどの美しさはまさに「宝石」。うに、イクラ、上品に盛られたキャビアという3種の魚卵を贅沢に使用している。 うに、イクラの両方を一気に口に運び、その旨さを噛みしめて欲...
ハヤトさんが予約してくれたのは、『十番右京 恵比寿店』だった。 麻布十番のお店の方には何度か足を運んだことがあったけれど、恵比寿店は初めて。ナイスチョイス、と心の中で呟きながら、店に入った。 店内は和と洋のテイストがミックスされており、斬新なデザインだった。また、ルイ・ヴィトンのモノグラム柄の畳の縁やコースターなど、見ているだけで面白い。 「十番にある右京とまた雰囲気が違って、面白いですね...
おっと、そうなのか... “あわよくば2軒目も”とデートプランを考えていたのに、最初から出鼻をくじかれてしまった。 —次の日の朝が早くて。 この一文を、もう一度読み直す。翌朝が早いならば仕方ない。気をとり直して、翌日のデートに挑んだ。 ◆ 陽菜とのデートは、僕自身が行ってみたかった新店、『十番右京 恵比寿店』にした。 麻布十番にある本家の『十番右京』は2軒目からよく行...
「あー、わかる。わかりすぎるよ亜希!」 『十番右京 恵比寿店』のカウンター席で、亜希の話をひとしきり聞いたエミが、大げさに頷いてくれた。 元気のない亜希を気遣い、たまにはゆっくり食事でもしようと言って今年7月にオープンしたばかりのここをエミが予約してくれていた。 エミは、本当に優しい。しかもスタイル抜群の美人。 未来のない男に20代の貴重な時間を費やしてさえいなければ、絶対に素晴らし...
数々の食通を唸らせてきた『十番右京』が、ついに恵比寿に出店したという! 麻布十番で味わえる名物はもちろん、恵比寿店での限定料理も加わり、さらにパワーアップした『十番右京 恵比寿店』。 すでに予約殺到中の新店の魅力を余すところなくお伝えしよう。...