「ね、ちょっと聞いてもいい?」 奈央がそう聞いてきたのは、『フォンダ・サン・ジョルディ』で本場スペイン料理をお腹いっぱいになるまで堪能し、〆に注文した渡り...
パエリアといえば、米と野菜、魚介類、肉などを炊き込んだ料理。しかし、米ではなくパスタを使ったパエリアもあるのだ。日本では馴染みがないが、スペインのカタルーニャやバレ...
「えっと…、予定はないけど…。」 「そう、じゃあそうしよう。どこか予約しておくよ。久しぶりに『フォンダ・サン・ジョルディ』のパエリアが食べたいな...
惜しくも2016年4月に調布へと移転した、スペインバルの先駆けである『ティオ・ダンジョウ』。その跡地の2階が、同店で腕を磨いたカタルーニャ出身のジョルディ...
そんなパスタのパエリアが食べられるのが、恵比寿にある『フォンダ・サン・ジョルディ』だ。どこかアットホームな雰囲気もあり、訪れるゲストの気持ちを優しく癒して...
陽菜からは、立て続けにメッセージが届く。 「梨子がこれ以上、残念な人を掴まされないように、名前と職業で検索かけたの。山田さん、セレブの超優良物件かもよ!ち...
しかし2時間以上待っても一向に樹は出てこない。埒が明かないと思ったあゆみは、LINEを打った。 ―まだ会社?今たまたま近くのカフェにいるんだけど、一緒に帰...
浩市と行ったのは、会社近くの『春秋ユラリ』。美しく盛られた刺身を前に、涼子と浩市は向かい合った。 初めてじっくり話してみると浩市とは家が近く、和...
「いますよね~、ああゆう女!」 『春秋ユラリ恵比寿』で、涼子の隣の席に座る後輩・麻里子が、大げさな溜息をついてみせた。平日21:00以降でも胃も...
※記事内で紹介している店舗『イクラ』は、店名を『HaRe Gastronomia』へ変更しています。 この記事は、店名変更以前の情報です。過去に付き合...
あの日から3週間後。 私は、恵比寿にある『和BISTRO 88WANOBA』で、知り合いの仲間を集めた交流会に来ている。 ほんの数日前までは、家と会社の...
『ワノバ』の店名には、“和の文化を発信する場でありたい”という想いが込められている。友達とのカジュアルな夕食や忘新年会など、いつでも気軽に使えるお店だ。 店主...
今夜、太一は恵比寿の『和BISTRO88WANOBA』にいる。 エネルギー系企業に勤める大学サークル仲間のひとりが米国から一時帰国しており、せっ...
「優作さん元気ですか?結婚したと風の噂で聞きました。今月から会社に戻り、ようやく社会復帰しました(笑)」 やる気を削がれていた水曜日の午後、一通...
こちらは、食事会やパーティー利用が多いため、ゆっくり味わうことのないままの星つけが多いのではないだろうか。 『ワノバ』の店名には、“和の文化を発信す...
恵比寿ガーデンプレイス勤務が18年続く平良さんは、恵比寿にはレストランでもバーでも、「人と会話のできる店が多い」と話す。 そのうちのひとつが、この『...
楽しみにしていた初デート。裕貴は、恵比寿にあるモダンチャイニーズを予約してくれていた。 「前に恵比寿に住んでるって言ってたよね?お家、近かった?それにしても、花ちゃんがまさかOKしてくれるとは思わなかったから、嬉しいな〜」 家からの距離も考慮してくれた上、とてもストレートに気持ちをぶつけてきてくれる裕貴。それがとても嬉しくて、照れながらも思わず笑顔になる。 「またまた、そんな。でも裕貴さんからそう言ってもらえ...
「裕貴の好きそうな子、呼んでおいたから」 彼女と別れて落ち込んでいた僕に対し、友人の計らいで開催された食事会。そこに来たのが、花だった。 店にやって来た花を見て、僕は一目で彼女に惚れた。可愛いし、とにかく明るくてパッと周りを照らしてくれるような子だったから。 「花ちゃん、今度二人でデートしてほしい」 帰り際、僕は男気を見せて、速攻でデートを申し込んだ。 「え、あ、私ですか・・・?はい、喜んで」 ...
あの「うしごろ」がオープンさせた、ニューモダンチャイニーズ『CINA』。 広東や四川の料理技法にひと捻り加えたチャイニーズタパスと、牛、豚、鶏、羊などの「肉」にこだわりぬいたメインが味わえる。 メニューは旬で変わるが、和牛のステーキにラムチョップ……など、ビストロ然とした料理も、口に含めば、純然なる中華風。 もちろん、ワインも充実。肉料理に白を合わせるソムリエの提案も斬新だ。デートにも抜群の名店だ。...
デートや接待焼肉の定番としておなじみの『うしごろ』。銀座の並木通りに新店ができたのも記憶に新しいが、実は『うしごろ』は『CINA』という中華料理店を展開する。 焼肉店の系列とあって肉メニューにも並々ならぬ気合いが。名物、四川ROCKステーキは必食!...
あの「うしごろ」が恵比寿に新風を巻き起こすべく、ニューモダンチャイニーズ『CINA』をオープン。 広東や四川の料理技法にひと捻り加えたチャイニーズタパスと、牛、豚、鶏、羊などの「肉」にこだわりぬいたメインが味わえる。 メニューは旬で変わるが、和牛のステーキにラムチョップ……など、ビストロ然とした料理も、口に含めば、純然なる中華風。 もちろん、ワインも充実。肉料理に白を合わせるソムリエの提案も斬...
その3人は、経営者、医者、会社員の3人だ。一番気になるのは経営者だが、メッセージが来ていたのが1週間前だったので、返信しても遅いかもしれない。 とりあえず桃香はそれぞれに、同じメッセージを返信してみる。...
今夜は、恵比寿の『チーナ ニューモダンチャイニーズ 恵比寿本店』で月に1度の2人での女子会。 すてきなレストランを開拓しよう、と提案したのは陽菜だ。ここは去年の10月にオープンして以来、陽菜がずっと行きたがっていた店だった。 「その後の質問が、ちょっとナゾなのよ」 陽菜は柔らかいラム肉を美味しそうにほおぼり、話を続ける。 「愛されるのと愛するのは、どっちが難しいと思いますか、って」 ...
サイドメニューやワインを豊富にそろえた“新しいタイプの焼肉店”の先駆けとして不動の人気を誇る『うしごろ』が手がけるモダンチャイニーズレストラン。焼肉店を系列に持つ強みを生かした“肉中華”にもパクチスト垂涎のメニューが。 中華とエスニックのレストランで経験を積んだシェフが作るのは、素材とスパイス使いの知識を活かした料理。メインのなかでも圧巻は、ブロック状の赤身肉に炒めた唐辛子と香菜がどっさりのったひと皿。加...
そして迎えたデート当日。彼女は、「この間はごめんね。」と言い、お詫びにサボンのバスソルトをくれた。 「別にそこまで怒っていた訳じゃなかったのですが、彼女の誠意が伝わりました。」 そして、向かった先は、人気焼肉店『うしごろ』プロデュースの、中華料理「CINA New Modern Chinese」だった。...
「あ〜それは残念!マナミ、遊ばれたね。」 グサリ、と港区女子・楓の一言が胸に刺さる。私のためを思って言ってくれているのか、何なのかよく分からないが、最も恐れていた言葉をハッキリと言われてしまった。 「でもさ、裕太みたいな“小物”放っておけば?」 あの『うしごろ』が手がけた中華である『チーナ ニューモダン チャイニーズ』で、A5和牛ステーキを食べながら話す楓の無神経さに少し救われる。そうだ、...
肉とワインの聖地とも言える恵比寿。この街に本日、大注目のお店がオープンする。その名は『CINA New Modern Chinese 恵比寿本店』。あの『うしごろ』グループによる、中華のお店だ。テーマは肉と中華とワイン。リーズナブルかつ、デートにもぴったりなこのお店をいち早く、注目のメニューとともにご紹介!あの人気焼肉店『うしごろ』が中華に進出。これだけで、相当な“引き”だが、なるほど蓋を開けて、その中身は期待...
週末の午後。『M HOUSE』は今日も若い女性客で賑わっている。 「このくらい賑やかだと、話がよそに聞こえなくていいですね。…ほら、今日は少しばかり下世話な話になっちゃうから」 そう言って悪戯な笑みを見せた後、今回の報告者・葵は、つい先日別れたばかりだという彼・村中雄太について語りだした。 「結婚を考えなければ、めちゃくちゃいい男なんです。リーダーシップがあって、女性にも優しくて。わかりやすいブランドは買わな...
週末の午後。若い女性で賑わう『M HOUSE』の店内で、今回の報告者・葵はさっそく語り始めてくれた。 「このくらい賑やかだと、話がよそに聞こえなくていいですね」 そう言って悪戯な笑みを見せた後、つい先日別れたばかりだという彼・村中雄太について、こう続けた。 「結婚を考えなければ、めちゃくちゃいい男なんです。リーダーシップがあって、女性にも優しくて。わかりやすいブランドは買わないけど質の良いものを持っているし、...
◆ 翌日の土曜日、春菜は、予定していた食事会に参加した。 指定された店『エムハウス』に向かう。今日は同じ年くらいの商社マンがお相手だ。 だが、ここでも経理ゆえの洗礼を食らう。 「マーケティング部で広報やってます」 「私は自社プロダクトの企画をしています」 「どんなお仕事しているの?」という定番の質問に、同期たちは笑顔で次々と答えていく。先方も華やかなIT企業女子の集まりだと思...
「アキ、婚約おめでとう〜!」 女たちの黄色い声とともに、”Happy Wedding”と書かれたデザートプレートと、ピンク色で統一された花束が目の前を飛び交う。 今夜は恵比寿の『M/HOUSE』にて、学生時代からの仲良しグループの一人であるアキの婚約祝いをしていた。...
東京の中でも、屈指のブランド力を誇る街、恵比寿。この街を一番身近で見ているのは、恵比寿在住のエビージョたちだろう。 そこで東京カレンダーは、恵比寿のリアルを探るべく、2月某日、『M HOUSE』に3名のエビージョを招集した! この街に住む彼女たちだけが体験する、知られざる恵比寿ストーリーを語ってもらうと、エビージョ、エビダン、そしてこの街のビジターによる、“恵比寿ピラミッド”が見えてきた。恵比寿駅か...
8月に入り、連日の暑さにうなされながらも、夜遊びの予定はビッシリ埋まっている東カレ読者のみなさん! 東京に居ながら、まるで海外のビーチリゾートにたたずむブティックホテル気分を味わえるカフェで、暑気払いを愉しんでみてはいかが?...
「よく覚えてるわね…そんな、付き合ってもない男の誕生日なんて。」 お食事会までの時間潰しで入った、恵比寿の『エムハウス』で、奈々の話を聞いた同僚のさゆみは、アイラインとマスカラで2倍の大きさになった目を見開いた。 「私、今彼の誕生日すらひとりも覚えてないかも。」 「ひとりもって(笑)…そりゃ、5人も同時に付き合ってたら覚えてられないよね。」 さゆみには、彼氏のような男が5人いるらしい...
年末が迫ってきた今、忙しさはピークを迎えていた。仕事の幅が広がるのは嬉しいが、それに伴って仕事の量が増え、恋愛模様は低迷している。 そうして仕事に追われる毎日だが、今夜は東京カレンダーWEBが主催する「東カレNIGHT 恵比寿編」に参加するため、夜の恵比寿を急ぎ足で歩いているのだ。 それは友人との会話がきっかけだった。絵美が「仕事が忙しすぎて出会いがない」と嘆いていたら言われてしまったのだ。 ...
4部屋7テーブルある2Fの個室の仕切りは、どれもカーテンやブラインド。プライバシーを守りつつ密室感のない作りが、女子の警戒心をゆるめてくれる。 「居心地が良く最高な時間が過ごせるので、デートにも最適♥ お気に入りはカーテンで仕切れる2F のテーブル席。2014年10 月は3F でハロウィンパーティーしました!」...
会場となる『マーサーカフェ ダンロ』には、遠くから見ても素人ではないことが分かるモデルや有名経営者など、パーティーなのにまるでお忍びで来ているような豪華な顔ぶれが揃った。 マーサーカフェのオーナーを中心に集まってきたゲスト男性陣はスマートカジュアルな装いで、そして女性陣はドキリとするような、スラリと伸びた綺麗な足を惜しげもなく披露したスタイルで登場した。 細いピンヒールに華奢なアクセサリー。きちんと...
梨沙がよく来るという『M/HOUSE』のスタイリッシュな外観、それに沿う内観を目にして、紗耶香は息を呑んだ。 「すごい……! こんなお洒落なお店、私来たことありません」 「紗耶香ちゃん、会社帰りだからお腹空いてるでしょう。たくさん食べて」 にこりと親しみ深げな笑みを投げかけ紗耶香に嫌いなものはないかを確認した後、梨沙がウエイターにシーザーサラダやサーフ&ターフ、キッシュにパスタ、ハーブティーなど...
東京のライフスタイルを紹介して15年の東京カレンダーが、東京に住む女性たちをエリアごとに分類した「東京女子図鑑」女性の趣味趣向は、居を構えたエリアに如実に現れ、よく行くレストラン、出没場所で形成、強化されていく!? 本日は、人気の街《恵比寿》。秋田から上京して、アパレル企業に就職したのをきっかけに「三軒茶屋」に住んだ綾。手取り23万円で、駅から5分の家賃7万円の1K、築5年のマンションで一人暮らしをしてい...
恵比寿で人気カフェ『MERCER CAFE DANRO』。ここは、色々な面で“塩梅”がすごくいい。その名の通り暖炉で癒されるし、「お洒落ですよー」という押し付けがましいところもないし、客層もスマート、シフォンケーキも美味しかったり、誰もがついつい長居してしまう。 女性をお連れするのにも丁度いい。バブルさながらの「小暗くて、色気ムンムンのバー」は女性に警戒心を抱かせる。それに引き換え、こちらはすこぶる女性ウ...
お肉は、店員が焼いてくれるスタイル。BBQスタイルの料理も気分を盛り上げること間違いなし。 都会の都真ん中でお酒を片手にゆったりと寛ぎながらのBBQ、そして、食後には、別腹の、名物・キャラメルシフォンケーキも追加注文可能。 百戦錬磨の女性たちをして、「こんなの初めて!」と言わせるBBQとなることうけあい。...
まるで海岸のリゾート地でのひとときを過ごしているような気分になれるテラス。水の流れるテラスは特に夏らしく、木々やパラソルの下、太陽の光がほどよく入って気持ちがよい。焼きたてのジューシーなフレンチトーストやエッグベネディクトを食べる、ブランチデートに最適のシチュエーションだ。...
ついさっき、誰よりも夫に愛されている専業主婦として、幸せな妊娠を発表した春奈。 大学の時と随分雰囲気が変わった彼女。独立心が強かった彼女が選んだ、家業と同じ医者一族の男性の妻、というポジション。 思案を重ね、妻という道を選んだのだろうと推測出来た。その苦悩を彼女は誰にも話さず、クールな振りをして結論を出してから、今日ここへやって来た。 私も、そうできたらいい。 一瞬悩んだ後、「ちょっとね、やりたいことが...
結婚してしばらくは健介の仕事がそれほど忙しくないこともあり、2人でよく外食に出かけていた。 子供のいない2人は身軽であったから、話題の店があると聞けば、すぐに健介が真希のためにと東京中の美味しい店を予約してくれたのだ。 「お先にどうぞ、真希。」 そう言って、芝居掛かった様子でドアを開けてくれた健介。『レストラン ヒロミチ』といったフレンチの名店や鉄板焼き、イタリアンに鮨、そしてカジュアルなビストロも2人で数え...
星付きシェフが創意工夫をこらした料理を提供する、言わずと知れた恵比寿の名店。重くなりがちなフレンチを、日本ならではの調理法により軽やかに仕上げる。有機野菜がたくさん食べられる点も、女子に喜ばれる。 店の雰囲気が堅苦しくないので、フレンチと謳っていても緊張せずに楽しめる店だ。...
―最後の望みが、絶たれた……。 レシート事件について、夫に追及したあの日。 あゆみは99%クロだと思っていたが、1%の望みを捨てていなかった。浮気を素直に認めて、土下座してくれるのではないか。もしくは納得のいく説明をしてくれるのではないか、と。 しかしその期待は、見事に裏切られた。愛する夫は最後までシラを切りとおし、浮気相手との生活を守ろうとしたのだ。 ―紀子さん、お願いごとがあって...
街角でひと際輝いていたおしゃれご夫婦が、お子さんを預けて久しぶりにふたりきりのデートに選んだのがこちら。名店『シュマン』でシェフを務めていた小玉弘道氏によるフレンチレストランだ。 長年の研鑽による王道のフランス料理は美食家たちの舌を魅了してやまない。「程良い雰囲気でとても居心地がいい」(宮﨑さん)と、肩の力を抜いて、氏渾身のブーダンノワールをはじめ、数々の美食と向き合える。...
赤坂の名店『シュマン』でシェフを務めていた小玉弘道氏が、2009年にオープンさせた『レストラン ヒロミチ』は、恵比寿の喧噪から少し離れた場所に位置しながらも、確かな技術と経験で多くのゲストを魅了する。 ゲストのお目当ては、長年の経験によって培われてきた王道のフランス料理。なかでも『シュマン』の看板メニューとして開発した球状の形をした美しい「ブーダンノワール」は、かつて修業したフランス南西部のワインをソース...
※記事内で紹介している店舗『イクラ』は、店名を『HaRe Gastronomia』へ変更しています。 この記事は、店名変更以前の情報です。過去に付き合ったり、関係を持った男たちは、なぜか皆、日比谷線沿線に住んでいた。 そんな、日比谷線の男たちと浮名を流してきた香織は、上京後立て続けにタワーマンションに住む篤志や弁護士の孝太郎と付き合ったが、どちらの恋もあっけなく終わった。その後は初めてのワンナイトや社...
長年『リコスキッチン』の料理長として活躍した夏目シェフが独立する際、場所選びの条件にしたのは「自然光の中でランチが楽しめ、風が通り抜けるイメージの場所」。1年がかりで見つけた恵比寿の丘の上のビル4階に開業した店は、昼は大きな窓から光が降り注ぎ、夜はガーデンプレイスの夜景を望む、ビルの合間のオアシスのような空間だ。 メニューは、和・仏・伊の技法で旬の素材を生かした品々。シェフいわく、「ほっこりできる料理」だ。鰻と里芋のテリーヌ...
長年、恵比寿の人気イタリアン『リコスキッチン』の料理長として活躍した夏目シェフが独立する際、場所選びの条件にしたのは、「自然光の中でランチが楽しめ、風が通り抜けるイメージの場所」。 1年がかりで見つけた恵比寿の丘の上のビル4階に、2015年1月に開業した『キノエ~季の恵~』は、昼は大きな窓から光が降り注ぎ、夜はガーデンプレイスの夜景を望む、正に都会のオアシスのような空間。 メニューは、和・仏・伊の技...
「上海モダンアートミュージアムの完成です!!」 上海市を流れる黄浦江の右岸側は浦東(プードン)と呼ばれるエリアで、上海のランドマークである上海テレビタワーを初めとして、高層ビル群が立ち並んでいる。 そのエリアの一角、黄浦江に面し、対岸の外灘(ワイタン)の19世紀後半に西洋人によって建築された歴史的な建造物も臨める一等地に、諒介が初めてメインデザインを手がけた「上海モダンアートミュージアム」は誕生...
ガーデンプレイスに程近い、地下の隠れ家レストラン。店内はゆったりしたソファ席が中心で、自宅のリビングのように寛げる空間に。ライブ感あふれるカウンター席は6席限定。 「生うにと焼き飯」という一口手巻きは必食のひと皿。...
鉄板焼きの名店『バンブー グラッシィ』の名物は「生うにと焼き飯」。 これだけを1人で3個食べる人もいるほど、虜になる美味しさなのだ。外はカリッと香ばしく、中はモチッと焼き上げられたご飯を海苔の上にのせ、こんもりと盛られるうにに醤油を少し垂らし、山椒の葉をのせて完成だ。 海苔は韓国海苔を使用しており、通常の海苔よりも歯切れが良く、ほどよい塩気もあるので、うにと香ばしい焼き飯の味を引き立ててくれる。...
デートにも最高な鉄板焼きの名店『bamboo grassy』の名物は「生雲丹と焼き飯」である。 既に多くのメディアでも紹介されており、これを目当てに訪れる人がほとんどだという。その美味しさは、熟練の技から生み出されていた。 まず焼き飯の絶妙な焼き加減に注目。そとはカリッと香ばしく、中はモチッと焼き上げられたご飯は、丸く、薄くうにのトロッとした食感にマッチする。 ご飯を成形しながら醤油で味付けも...
鉄板で香ばしく焼き上げたごはんの上には、こんもりとのる生うに。これがデートにも最高な鉄板焼きの名店『bamboo grassy』の名物「生雲丹と焼き飯」だ。 訪れる人ほぼ全てがオーダーするという「生雲丹と焼き飯」の魅力に迫る!...
ミシュランや世界のベストレストラン50にも選出されたスターシェフ、デビッド・マイヤー氏が手がける『Salt Water by David Myers』。 パティはオージービーフのランプとブリスケをブレンドし、オニオンはバルサミコやシェリービネガーでキャラメリゼ、香りづけにタイムやローズマリーを使用するなど、シェフのこだわりがつまったソルトウォーターバーガー(¥1,580)は、ミントたっぷりのモヒートとともに。 デートで...
国外のスターシェフによるレストランオープンが目立つなか、最注目株といえるのが『Salt Water by David Myers(ソルトウォーター バイ デイビッド マイヤーズ)』。LAを拠点に、5店舗のレストランを展開するデイビット・マイヤー氏は、ミシュランや世界のベストレストラン50にも選出された実力派。 同店で供する「カリフォルニアイタリアン」というジャンルは、単純に西海岸とイタリアの融合ではなく、その土地の旬の食材に...
LAに本店を持つシェフならではのこだわりは空間作りにも表れているが、象徴的なのはエントランス横のバーカウンター。オリジナルカクテルを飲みながら寛ぎの時間を過ごしてほしいという思いが込められている。メニュー構成はもちろん、インテリアコンセプト、スタッフのユニフォームデザイン、器やカトラリー、BGMのセレクトのすべてを手がけたことからも、並々ならぬ気合いが窺い知れる。 恵比寿で今一番新しくてコンフォータブルな...
恵比寿に注目の新店、カリフォルニアイタリアン『Salt Water by David Myers』がオープンしました。 ……わかります。「カリフォルニアイタリアンって何さ」って思いましたよね。「イタリア人怒るぞ!! 」「LAも怒るぞ!! 」聞こえてきます、皆様のツッコミが。しかし落ち着いてください。 取材の結果、「カリフォルニアで今一番アツいシェフが手がける、イタリアン中心のレストラン」であることが...
@guruayu_foodanalystさんの投稿より...
芸能人のファンも多い恵比寿の鳥料理専門店『とりなご』。名物の鴨肉はもちろん、鴨団子、ダシ、ネギ、すべてにこだわった「鴨すき」だ。 京都福知山生まれのシンプルな鍋だが、そのおいしさは見た目以上をお約束!...
京都・福知山で40年前に創業。京鴨とたっぷりのネギを黄金色の出汁でさっと炊く「鴨すき」の名店として知られ、2011年東京・恵比寿に支店をオープン。というプロフィールながら、「鴨すき」に引けを取らないサイドメニューが、この「名物からあげ」。 店長の足立憲吾氏によると、訪れた人のほぼ全員がオーダーするという、驚きの支持率。その秘密は……、まず鶏は肉質の柔らかな岩手「みちのく味わいどり」を使用。骨付きもも肉...
芸能人のファンも多い恵比寿の鳥料理専門店『とりなご』。名物の鴨肉はもちろん、鴨団子、ダシ、ネギ、すべてにこだわった「鴨すき」だ。 京都福知山生まれのシンプルな鍋だが、そのおいしさは見た目以上をお約束!専務取締役の足立憲吾氏に「鴨すき」の楽しみ方の極意を伺った。「鴨すき」をオーダーするとダシが入った鍋と大量のネギ、そして華のように美しく並べられた鴨肉がテーブルへと運ばれてくる。 まず、ダシが沸騰してき...
「君のピラティスに通いたいから、連絡先教えてよ」 なぜ、その一言が言えなかったのだろう…。 ▶Next:2月22日 金曜更新予定 女社長と銀座の夜で夢を語る・・・! <今週の彼女> 河辺 千恵子さん Instagram <撮影協力> アポンテ(APONTE) 東京都目黒区三田1-12-26 TEL:03-5773-0580 営業時間:月〜土18:00~(L.O.25:00)、日・祝...
繁華な恵比寿とは逆側、静かな目黒方面へ抜けたところにある『Aponte』は、駅に近すぎず、かといって遠くない絶妙な距離感。 店までのアプローチで会話は温まり、親密な空気感を誘い出す半地下のエントランスにたどり着く頃には、これからの楽しい時間へのほのかな期待が膨らんでいる。 ドアを開ければそこは劇場型フルオープンのカウンター。食べ慣れたイタリアンもライブ感あふれるシートでは新鮮な表情を見せてくれる。鍋から出されたばか...
その夜、恵比寿にあるイタリアンレストラン『アポンテ』に現れた土屋太鳳さんは饒舌だった。 オープンキッチンをぐるりと囲むように設えられたカウンターテーブルの一角に腰を落ち着けると、シェフの動きを観察しながら、食材や調理法について熱心に訊ねはじめた。 「普段からこうなんです。料理って、作る人のさまざまな想いが込められて完成するものじゃないですか。それを知りたい衝動に駆られるんです。このお店はすごく気に入...
社長の計らいで、『アポンテ』で友介と食事をした夜。帰り際に友介は、莉央に向かってこう言ったのだ。 「ねえ、莉央さん。来月、一緒にパリに行かない?」 莉央が怪訝な顔をすると、友介は慌てたように付け足した。 「俺、展示会があってちょうどパリに行くんだけど。莉央さんも行かない?例の、パリの百貨店の担当バイヤー、そのときに紹介したいんだ」 —なんだ、仕事の話ね…。 急に“パリに行こう”...
◆ 「莉央さん、こっち」 息を切らして、恵比寿の『アポンテ』に着くと、カウンター席に座る友介が軽く手をあげている。 「お待たせしました」 莉央も隣のチェアに腰掛けた。 「いやー、それにしても、ノエミーの社長さんから連絡が来たときはビックリしたよ。“うちの莉央に、色々とレクチャーしてあげてちょうだい”だなんて。あ、シャンパンでいいよね?」 友介は店員に合図をすると、グラスの...
「1つ年上で、IT系のスタートアップに携わっています。初めて会ったときは、仕事も年収も知らなかったですけれど、“あ、この人と結婚するな”というのは、ビビッと来たんですよね」 彼にもらった婚約指輪はグラフで約500万円。それだけで、ダンナ様も相当な高収入ということは想像できるだろう。 「夫の方が私より圧倒的に稼いでいるので、私は自分のお給料を比較的自由につかえていると思います」 にっこり微笑...
三田通り沿いの人気店。スペシャリテの「スパゲッティ 有機レモンのクリームソース」はぜひオーダーしたい。初めて訪れるならいろいろ楽しめるプリフィックスもおすすめ。 シェフが目の前で調理するカウンターはライブ感抜群。横並びの食事は必ず二人の距離を縮める。...
1 . 自分の稼ぎだけで「恵比寿在住」を実現 2 . 恵比寿のブランド力はちゃっかり利用する 3 . でも付き合うのは、エビダンじゃ物足りない 昼間は、健全な仕事をこなし、自立して過不足なく稼いでいるエビージョ。そんな今のステイタスには、誇りすら感じている。もちろん美の追求も抜かりなく、週末はヨガやキックボクシングで汗を流し、しっかり体型もキープ。美味しいものやお酒は大好きだが、決して乱れることはない...
扉を開けた瞬間、目に飛び込んでくるのはコの字型のフルオープンキッチン。 シェフの動きを間近に臨めるカウンター席は、ライブ感たっぷりで新鮮。...
「私......婦人科系のことは詳しくないけど、それ、吾郎先生の顔色伺ってる場合じゃないんじゃない?」 恵比寿の人気イタリアン『アポンテ』のカウンター席にて“有機レモンのクリームソースパスタ”を満足気に口にしていた咲子は、英里の話を聞くと、真剣な顔で手を止めた。 「これまでの痴話喧嘩とは別次元の話よ。英里が本当に子どもが欲しいなら、もう一度きちんと話し合った方がいい」 「やっぱり、そうかな...
恵比寿ガーデンプレイスのお膝元、三田通り沿いにある人気イタリアン『Aponte』。駅から少々離れた立地ながら、連日盛況。コの字型のフルオープンキッチンがライブ感抜群の話題店だ。...
『ダルマット』での食事会から数日後、春香は男性陣のひとりから誘いを受けた。 恵子にあれほど駄目出しをされた割には、どうやら食事会は失敗というわけでもなかったようだ。 優しくていい人そうだったその男性は、国内最大手の通信会社に勤めていると話していた。途端に「結婚向き」という単語が春香の頭の中をちらつく。 —彼氏なしの3年に、いよいよ終止符を打つ時がやってきたかもしれない! 春香は意気込...
コの字型のフルオープンキッチンがライブ感抜群の話題店。 「季節によってメニューがガラリと変わるので、何度訪ねても楽しいし、深夜12時以降もやっているのも不規則な仕事の人にはおすすめ。いつも遅くに行っては長居してます。笑ったり泣いたり色んな思い出がいっぱい(笑)」 こんな店なら、互いの距離が縮まりそうだ。...
恵比寿ガーデンプレイスのお膝元、三田通り沿いにある人気イタリアン『Aponte』。駅から少々離れた立地ながら、連日盛況。 「劇場型とも言うべき、カウンター席がおすすめ。角に陣取れば、3名でもOKです」(フリーPR)。 いつものオーダーは、冷菜2種、温菜2種、パスタ2種が選べるプリフィックスコース。美味しいものを少しずつ色々と食べたい女性に人気だという。特に雲丹の茶碗蒸しと、有機レモンのクリームソース...
秋田の国立大学を出たのち、三軒茶屋、恵比寿、銀座に引っ越した綾。34歳のとき、外資系に転職した綾は、結婚に焦り総合商社勤務の男性と結婚し豊洲へと移り住んだものの、家事と子供に対する価値観の違いから別居し、37歳で代々木上原に移り住む。その綾の2年後、40歳のお話。 前回:37歳女性が住む街「代々木上原」。私はおばさんになったか? 長らく私なんかの話を読んでくださってありがとうございます。23歳のとき...
ビストロと聞くとカジュアルなイメージがあるかもしれないが、そんなイメージを覆す、味も雰囲気も大満足できる大人のビストロが、ここ恵比寿にはある。 まるでパリの老舗ビストロが現れたかのように、フランスらしさにこだわったフレンチビストロ『アベス』。...
まるでパリの老舗ビストロが現れたかのように、フランスらしさにこだわったフレンチビストロ『BISTROT de Paris アベス』。 テーマは“Bistro de Paris”パリからそのまま飛び出してきたかのような本場の雰囲気を体感できる、恵比寿のビストロの中でも人気店の一つである。 ここで楽しみたいのは、本場さながらのボリューム満点の料理と、チーズソムリエが厳選するフランス産チーズ。気取らないデ...
本場フランスと同じ、迫力あるポーションのアラカルトが人気。中でも黒毛和牛イチボステックは、その大きさとジューシーな味わいに誰もが大満足するはず。 フランス産チーズの種類も豊富で、ワインやシャンパン、ビールなどさまざまな飲物にぴったりのものをセレクトしてくれる。食後にはチーズワゴンも。ハレの日だけでなく、日常に根付いたフランス料理が楽しめる。...
仔羊といえば、ラムチョップなどロース肉を思い浮かべるが、『アベス』はもも肉で勝負。 「もも肉は筋があって硬い部位ですが、それをおいしくするのが僕らの役割。40分じっくりと火入れをして、肉汁を一滴も逃さず焼き上げています」と矢作シェフが話すとおり、肉質は驚くほどしっとり。 もも肉は運動で使われる部位なので、調理次第で旨みがどんどん倍増される。一度食べたらやみつきになる人が多く、リピート率も高いとか!...
―今日の女子会♡#love#happy#beauty#bestfriend 赤文字系雑誌の読モ・裕美は、自分が呼ばれなかった『アベス』での女子会のインスタ投稿を見て溜息をついた。 同じ雑誌の読者モデルでも、そのヒエラルキーははっきりと分かれている。 今日は、今一番人気がある奈々主催の女子会だった。20代後半向けの雑誌の中で33歳の裕美はもはや古株。奈々は27歳で、インスタグラムを中心に人気...
仕事柄、高い物から安い物まで、毎日美味しいものを目にしている『東京カレンダー』編集部員たち。はたしてプライベートでは、どんなお店に行っている? それは安くて美味しいお店に決まっている! 本当は教えたくないコスパの高いお店をこっそり開陳します!仕事柄、会食が多いけどプライベートで何度も訪れたくなる店が自分にとってのコスパ店、と大槻 篤編集長。 今年で9年目を迎える『ボッテガ ビオラ』はワイン好きのツボ...
◆ 12月25日金曜日 21時 太一は「彼女」の葵と恵比寿の『アべス』にいた。 愛子には外せない会食が入ったと言ったが、ある意味これはまさに「外せない会食」だよなと自分を正当化させながら葵とともに店に入った。 食事を終え、デザートが運ばれてくるのを待つ間に、太一は鞄からティファニーの箱を取り出しそっとテーブルに乗せた。...
二人でこの料理予算だが、あなどるなかれ。味は格別、かつ、満足度の高い塊肉をシェアして味わえる。 こちらのビストロでは、本場フランスと同じく、一皿で盛りがいいポーションのアラカルトが人気。 中でも黒毛和牛イチボステックは、その大きさとジューシーな味わいに誰もが大満足するはず。...
あ、三田通り沿いにある『Aponte』も忘れちゃいけない。ここは、3,000円〜のプリフィックスコースでおなかいっぱいになるし、店員さんもイケメン揃い(笑)意外に知られてないけど、4名の半個室みたいのもあるよ。女子会のメッカ『M House』があるのも恵比寿ならではだよね。ランチは駅前の『かどた』の焼き魚定食か、『リストランテ デラ コリーナ』の生うにのトマトクリームソースパスタがお気に入り。あ、おうどん食...
中村アンさんをどのレストランにエスコートしようかと考えた時に、編集部が真っ先に浮かんだのが恵比寿のビストロ『アベス』だ。料理がサーブされると、アンさんは「わー、すごい!」と歓声をあげた。狙いは成功! 『アベス』のメニューには「※当店の一皿のボリュームは2人前の量となりますので、シェアしてお楽しみください!」と記されている。テーブルに運ばれる皿は、ド迫力のポーションでふたりの気分をアゲてくれるのだ。 ...
レストランの多様化著しい現代だが、大きな潮流のひとつが五感を駆使するプレゼンテーションだ。北欧から始まり、世界を席巻して日本にも定着。 お皿の上で表現するだけでなく、視覚や触覚、嗅覚などをもフルに刺激してゲストを楽しませるというものだ。 しかし、それらは高度な調理技術や仕掛けが必要なため、自ずと高価格に。まだまだ、港区界隈の予約困難店でのみ楽しめる〝選民たちの遊び〞的イメージが強かった。 が、恵比寿にもその流れが...
恵比寿駅西口から徒歩数分で辿り付く恵比寿南1丁目。名店ひしめくエリアの一角でひと際賑わいを見せるのが『restaurant JULIA』である。 この店は、オーナーでソムリエの本橋さんと、シェフのNAOさんの二人が営むモダンアメリカンレストラン。 この店のコースは1つ、「OMAKASE」7,000円のみ。そこにワインのペアリングも5,000円、ティーペアリングは3,000円で可能だ。内容は毎月、旬に合わせて変化する。...
いま、恵比寿で話題のモダンアメリカンレストランが、2017年3月にオープンした『restaurant JULIA』。オーナーでソムリエの本橋さんと、シェフのNAOさんの二人が営んでいるレストラン。 本橋さんが作り出す賑やかなフロアの賑やかなムードにシェフのNAOさんが惚れ込み、この店のオープンのきっかけとなったという。...
いま、恵比寿で最も訪れたいレストランとして話題なのが、2017年3月にオープンした『restaurant JULIA』。...
いま、恵比寿で最も訪れたいレストランとして話題なのが、2017年3月にオープンした『restaurant JULIA』である。 ガラス張りの外観から中を眺めると、全員がいい笑顔で食事を楽しんでいて、大人のためのレストランだと一目でわかる。 女性シェフのNAOさんが手がける、独創的でフォトジェニックなアメリカンキュイジーヌのコースをご紹介しよう。チャーミングで独創的な、絶品料理を作り出すNAOさん長く...
「茉里ちゃんは、お仕事は何をしているのかな?」 「私は元々外資系ブランドにいて。でも今は辞めて、フリーランスでいくつかのブランドのPRをしています」 自分の経歴を話すと、智章はまたすぐに褒めてくれた。 「そっか、自立していて偉いよね。茉里ちゃん優秀そうだし、仕事もできるんだろうね。巷に溢れている、“男に頼ります系女子”とは全く違う感じがするもん」 —そうなのかな?たしかに自分で生活はできているけれど… ...
僕が茉里に出会ったのは、経営者仲間の春樹が『KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA 恵比寿店』で開催した食事会だった。 小さな顔に、こぼれ落ちそうなほど大きく、黒目がちな瞳。色白で透き通るような肌はとても綺麗だった。 「茉里ちゃんってどこ出身?東北とか?すごく肌が綺麗だよね」 そう言わずにはいられないほど茉里は美しく、仕事を早めに切り上げてこの会に参加して良かったと一人で微笑む。 「智章...
恵比寿を使いこなすエビダンにとって、人気店を普通に使うのは野暮。だから、そんなときこそ小ワザを繰り出す。 常に満席で活気に溢れた『KNOCK』ではあえてテラス狙い。 通りに面したテラスは、あまり知られていないが、中の喧騒を横目にゆったりとした時が流れているのだ。 それは、店内でも静かなカウンター席に面していて、グループが多いテーブル席と距離があるから。 いつもの仲間と楽しむなら、この場所...
ちょっとテンションをあげて盛り上がりたいデートなら、この店はピッタリだ。 コンセプトは、「もしピエモンテ州に自分たちのお店があったら、どんな食堂を作ろうか?」。本場の食材を活かし、それを日本好みに合わせてアプローチする。...
六本木の人気イタリアンレストランが恵比寿に出店。“もしイタリアのピエモンテ州に私達のお店があったら、どんな食堂を作ろうか?”というコンセプトのもと、肉や野菜、チーズを多用した食べ応えある料理をラインアップ。次々と新たなメニューを考案する“パスタ1,000本ノック”は、恵比寿でも健在! 訪れる度に目移りしてしまいそうだ。週末のランチには、ディナーメニューも登場するので、ついゆっくりとワインもオーダーしたくな...
「このスタンプ、何かしら…」 恵比寿駅の西口改札を出た瞬間、iPhoneに表示されたLINEのメッセージを見て、桃香は思わずつぶやいた。 ―桃香ちゃん、休みの日は何してるの? そのメッセージの下には、女性の間では大人気のゆるキャラのスタンプ(ピンク色の可愛らしいうさぎ)が動いていた。 相手は、先週の食事会で出会った外資系投資銀行勤務の男だ。トライアスロンが趣味だと言う彼は、男らしくス...
そう返して急いでメイクを直し、洋服を着替えた。マンションを出てタクシーを拾い、向かったのは『ノック クッチーナ ボナ イタリアーナ』。インスタ映えするインテリアで女性から人気の、味も抜群なイタリアンだ。 タクシーの中でスマホを握りしめながら考えた。 ―こんな生活、東京じゃなきゃできないよね。 私の気持ちはこうして揺れる。振り子のように、右に左に。 でも、心の奥ではちゃんとわかってる。...
「六本木店も好きだけど、こっちの恵比寿店もいいねー。」 そう言いながら、骨つき豚の炭火焼きを取り分けている、目の前に座る裕太を冷静に査定する。赤坂にあるキー局勤務の31歳。ディレクターなどではなく、イベント事業部だが年収は大体1,000万円。身長178cm。肩幅が広く、顔もそこそこ。悪くはない。 「最近入ってきた新人が本当に体力なくてさ〜。」 そっか、と言いながら裕太の何がいけないのか分析...
フロアに溢れる活気、舌を誘惑する斬新なパスタが魅力のイタリアンに新風を巻き起こす六本木の名店“ノック”が、今年9月に恵比寿にも進出。街角でお洒落さピカイチだった川島さんは、オーナーと知り合いとのことで早速デートで訪問。 本店同様に、イタリアはピエモンテ州の肉料理やチーズ、野菜をふんだんに使用したメニューは健在。日替わりで創作パスタを楽しめる通称「1,000本ノック」に“ノック”アウト必至!...
ここ数年で人気店が続々とオープンしている、線路沿いの恵比寿南エリアの一角。ここに9月11日にオープしたのが『KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA(ノック クッチーナ ボナ イタリアーナ)』。 通りに面したウッディなテラスは14席を揃え、店の前を通る人々を惹き付ける。さらに店内は、恵比寿らしいナチュラルでモダンな内装で、どこを見てもフォトジェニック。誰もが写真を撮らずには居られない空間だ。...
恵比寿ガーデンプレイスの開業20周年を機に進められている、リニューアルプロジェクトとしてオープンしたのが「BRICK END(ブリックエンド)」。 この一角に店を構えるのは、“日本料理をもっと身近に、もっと楽しく”をモットーに掲げる、恵比寿の日本料理の名店『賛否両論』の姉妹店『賛否両論KAKUUCHI』。...
人気和食店『賛否両論』の味を、“小鉢×角打ち”で楽しめる姉妹店。期間限定の「鶏レバーペースト」(¥600)に隠された笠原流の仕掛けは、山椒。シラーズと合わせると、山椒のなかの柑橘の風味が引き出され、意外にもさわやかな組み合わせ。 和食とワインで、驚きのある楽しさを味わいたい時におすすめしたい。...
彼に連絡を入れると、今日はちょうど打ち合わせで自宅に居ないと言われ、合い鍵で入る許可を貰い荷物をまとめた。こうしてあっけなく、サトコの4年に渡る恋愛は幕を下ろしたのだ。 その日の夜急遽、千晶と一緒に恵比寿の『ブリックエンド』にある『賛否両論KAKUUCHI』で食事をすることになった。千晶は「引っ越し祝いだね!」と明るく言いながら、なぜかこの会には千晶の会社の後輩だという男性もいた。 「ごめんね~...
恵比寿ガーデンプレイスの開業20周年を機に進められている、リニューアルプロジェクトとしてオープンしたのが『BRICK END(ブリックエンド)』だ。恵比寿の最新スポットとして既に人気が盛り上がっている。 この一角に店を構えるのは、“日本料理をもっと身近に、もっと楽しく”をモットーに掲げる、恵比寿の日本料理の名店『賛否両論』の姉妹店『賛否両論KAKUUCHI』。 店主である笠原将弘氏が創り出す、季節感...
恵比寿駅のすぐ近くに、まぐろ仲卸業者の藤㟢充彦氏が営む魚の旨い店『鮪喜』が2013年オープン。自慢のまぐろは勿論、同店で揃える魚介は、藤㟢氏の目利きによる間違いのないモノだけ。しかも、リーズナブルに味わうことが出来るのも同店の魅力。 同店で必食メニューは、「まぐろ骨付き中落ち」。元々、まぐろの中落ちは、築地の男たちがその場で食べるか、家に持って帰って食べていたもの。市場に出たとしても、魚種が限られたり、時間が経ち、鮮度と味が...
恵比寿の真ん中で築地の新鮮な鮪が楽しめる“寿司居酒屋”が、じわじわ人気を集めている。恵比寿駅西口から徒歩5分、奥まった一角に佇むのが『鮪喜(つなき)』だ。 人気の理由は、築地鮪仲卸直営だから新鮮な鮪が格安で食べられる。しかも朝5時まで! 鮪は一尾まるごと仕入れ、頭の先から尾ひれまで一番おいしい方法で調理してくれるところは、さすが鮪仲卸。...
恵比寿の真ん中で築地の新鮮な鮪が楽しめる“寿司居酒屋”が、じわじわ人気を集めている。恵比寿駅西口から徒歩5分、奥まった一角に佇むのが『鮪喜(つなき)』だ。 人気の理由は、築地鮪仲卸直営だから新鮮な鮪が格安で食べられる。しかも朝5時まで! 鮪は一尾まるごと仕入れ、頭の先から尾ひれまで一番おいしい方法で調理してくれるところは、さすが鮪仲卸。 にぎりは1貫100円~。カウンターの目の前で職人が旬のネタをに...
「まぐろが美味しいと聞いて」と会社の先輩に誘われて向かう井垣さんをキャッチ。こちらはまぐろの仲卸業者の店主が手掛ける、デートや会社の飲み会で毎晩賑わう人気店。もちろんプロの目利きが選ぶだけあって、魚はどれもハズレなし。 目玉はもちろん、築地場内で解体され、その日のうちに運ばれるまぐろ。まぐろの握りをはじめ、骨付き中落ち、ネギマ鍋など、ありとあらゆるまぐろ料理の数々を味わえる。...
恵比寿駅のすぐ近くに、まぐろ仲卸業者の藤㟢充彦氏が営む魚の旨い店『鮪喜』が2013年オープン。自慢のまぐろは勿論、同店で揃える魚介は、藤㟢氏の目利きによる間違いのないモノだけ。しかも、リーズナブルに味わうことが出来るのも同店の魅力。 同店で必食メニューは、「まぐろ骨付き中落ち」。元々、まぐろの中落ちは、築地の男たちがその場で食べるか、家に持って帰って食べていたもの。市場に出たとしても、魚種が限られたり、時...
恵比寿駅のすぐ近くに、築地の男が営む魚の旨い店がオープン。ここでは、他ではなかなか食べられないまぐろの中落ちで、みんなを驚かすことができる。店主でありまぐろ仲卸業者の藤㟢充彦氏が、その仕組みを教えてくれた。 「もともと中落ちは築地の男たちがその場で食べるか、家に持って帰っていたものでした。市場に出たとしても魚種が限られたり、時間が経っていたりする。ここでは水揚げして築地に届いたマグロを、その日のうちにお客...
この店なら、店待ち合わせでなく、駅待ち合わせでもいい。「駅近」を自慢するレストランはどこにもあるが、これ以上の立地は恐らく、どこにもない。 何と、徒歩15秒。東口の階段を下りたら、目と鼻の先という抜群のロケーション。駅直結の距離感だが、店は地下にひっそりしているので、完全大人仕様。この“知る人ぞ知る”という雰囲気がたまらないのだ。 そんな「駅直結」と言っても差し障りのない、抜群のロケーションに『松栄』はある。...
この店なら、店待ち合わせでなく、駅待ち合わせでもいい。「駅近」を自慢するレストランはどこにもあるが、これ以上の立地は恐らく、どこにもない。 何と、徒歩15秒。東口の階段を下りたら、目と鼻の先という抜群のロケーション。駅直結の距離感だが、店は地下にひっそりしているので、完全大人仕様。この“知る人ぞ知る”という雰囲気がたまらないのだ。 そんな「駅直結」と言っても差し障りのない、抜群のロケーションに『松栄...
恵比寿で鮨といえば『松栄』と名を挙げる人も多い人気店。その新店が東口から徒歩0秒の場所にオープン! しかも、この新店には、表カウンターの真裏にもう1つ「裏カウンター」が存在するのだ。 また、自分好みのオーダーにこたえてくれるのもこの店の魅力のひとつ。そんな名店の新店『松栄 恵比寿東口店』を紹介しよう。コースだけでも充分満足できるが、もしも物足りなさを感じたならば、ぜひ巻物を追加オーダーして欲しい。か...
『四一一』では、和牛創作料理を提供。使用する肉は、A5・A4ランクのブランド牛のみというのもこだわりのひとつ。仕入れられる部位により、その味を引き出せる最高の一品を提供している。 そんな『四一一』の名物は、「牛テールスープのしゃぶしゃぶ」。美味しさの訳は、そのこだわりのスープにある。 牛テールを10時間以上、数十種類の香味野菜と一緒に煮込んで作られるスープに、鰹出汁をプラス。 あっさりとしていながらコクと旨みが凝...
まだまだ寒い日も続く今日この頃。そんな今こそおすすめしたいのは見たこともないビジュアルの「牛テールスープしゃぶしゃぶ」だ。 お出汁はなんとテールスープ、たっぷりの玉ねぎと和牛で頂こう! 一度食べたら忘れられない美味しさをもつ、絶品しゃぶしゃぶの魅力に迫ろう。...
恵比寿でリーズナブルに絶品フレンチが楽しめるビストロとして人気を集める『ピケ』。 こちらのフレンチが手がけるつけ麺が絶品なのだ。...
恵比寿でリーズナブルに絶品フレンチが楽しめるビストロとして人気を集めた『レ・マリアージュ・ドゥ・ガク』。その店が惜しまれながらもクローズしたのは、2016年7月のこと。4か月の休業期間を経て待望の完全リニューアルオープン後、大盛況店になっている。 リニューアル前は落ち着いた雰囲気でコースのみの提供だったが、今回のリニューアルコンセプトは、“ワインを片手にフレンチをベースとした小皿料理と一緒に楽しむ”。 この道7年のワイ...
「僕で良ければ話を聞きますが…なにか悲しいことでもあったんですか?」 『ザ・ラウンジ/ウェスティンホテル東京』に入った二人。 武が切り出すと、彼女は一言一言を絞り出すように話し始めた。 「...母親失格だって、....夫に、言われたんです...」 彼女の名前は、陽子、7歳年上の夫がいるらしい。 夫・正樹は、不動産管理会社を経営しているやり手らしいが、家庭を顧みないタイプで、朝帰りなど日常茶飯事。 ...
土曜日の午前11時少し前。 梨子は恵比寿のウェスティンホテル『ザ・ラウンジ』で、緊張した面持ちで一人の男性を待っていた。 30歳の理系・大学講師―山田崇(やまだたかし) 相手のプロフィールを今一度確認する。人がよさそうな顔写真と、送られてきたメッセージ。 『地道にコツコツと研究を重ねてきて、ようやくロボット工学の論文が認められて講師になったばかりです。山田という苗字がよく似合うと言われます。 身長17...
その週末−。 「莉央さん、子供は何人欲しいですか!?」 莉央は「ウェスティンホテル東京」の『ザ・ラウンジ』で、思わず手に持っていたティーカップをひっくり返しそうになった。 「こ、子供ですか?」 今日莉央は、母の知人の息子と例のお見合いをしているのである。柄にもなくAラインの膝丈ワンピースを着て、ストッキングにベージュのパンプスを合わせている。 母は『会うだけでいいのよ』 と軽い...
店名:ザ・ラウンジ 住所:目黒区三田1-4-1 ウェスティンホテル東京 1F 営業時間:10:00~22:30 HP:https://www.thelounge.westin-tokyo.co.jp/ 【予約・問い合わせ先】 TEL:03-5423-7287(10:00~22:30)...
店名:ロビーラウンジ『ザ・ラウンジ』 住所:目黒区三田1-4-1 ウェスティンホテル東京 1F 営業時間:10:00~22:30 定休日:無休 電話番号:03-5423-7287...
【ローズ ポンポン アフタヌーンティー】 期間:4/30(月・祝)まで ※土曜・日曜・祝日限定 時間:12:00~/14:30~/17:00~ ※2時間制 場所:ザ・ラウンジ(目黒区三田1-4-1 ウェスティンホテル東京 1F) 料金:1名 4,800円(税サ別) 特典:先着400名に以下の特典をプレゼント ・アニック グタール「ローズ ポンポン オードトワレ」ミニスプレー1.5ml ・アニック ...
尚子がロロ・ピアーナのストールをウェスティンホテルの『ザ・ラウンジ』のスタッフに預ける時の様子から、いかに常連なのかが良く分かる。 子どもが通う幼稚舎の帰りらしく、紺のセットアップにエルメスのボリードを携えている。しかし髪も肌も良く手入れされているが、瑞々しさが無い。女性らしさをそぎ落とした様な顔の造りで、女性政治家の様な雰囲気だ。 尚子はその雰囲気通り、淡々と語り始めた。 ◆ ガー...
「夫、祐一さんと出会ったのは今から約10年前のこと。私が新卒で入った会社の同期でした。」 有名な大手不動産会社の御曹司と結婚した麻衣。どれほど煌びやかで絶世の美女が登場するのかと胸を躍らせていたが、『ザ・ラウンジ』で目の前に座るのは色白で、どちらかと言えば地味顔の女性だった。 「中央大学を卒業後、建設会社に入社しました。そこの同期飲みで“偶然”隣に座っていたのが祐一さん。話が弾み、自然な流れでお...
マッチングも3度目ともなれば、これまでのような緊張感も、あまりなかった。杏子はいつの間にやら、婚活初心者ではなくなっているようだ。 余裕の足取りで『ザ・ラウンジ』の席へ向かうと、プロフィール写真で見たのと同じ、一本の線だけで成り立ったような幸薄顔の男が、すでに恐縮した面持ちで座っていた。 「...はじめまして...。桜田と申します...。ど、どうぞ、座ってください。」 桜田という男は、消え...
そんな時、元モデル友達で結婚を機にシンガポールへ行った絵里子が一時帰国するというので、恵比寿ウェスティンの『THE LOUNGE』でお茶をすることになった。絵里子の自慢話ばかりで正直つまらないお茶となったが、美咲にとって運命を変える話が聞けた。 それはシンガポールの富裕層のレベルの高さだ。そして彼等の中には独身もおり、日本人の彼女を探している人がいるとも聞いた。 その話を聞いた瞬間に、美咲はビビ...