渋谷にある『瑞兆』のかつ丼。ここは、かつ丼専門店。店内はカウンター8席のみ、メニューは、かつ丼(1,000円)とビールのみだ。 席に着くやいなや、女将さんにごはんの量を聞かれる。オーダーしてから目の前で豚カツを揚げて、待つこと10分ほど。どんぶりからこぼれ落ちそうなかつ丼の登場だ。...
卵でとじないから、かつはサクサクのまま!なのが新しい...
蓋を開けると、豚カツの香ばしい香りと甘タレの匂いがフワッと広がり、食欲がそそられます。 このかつ丼の特徴は、卵でとじないこと。出汁を敷かずに玉子が焼かれ、半熟状態の玉子の上に揚げたての豚カツがのせられます。 そして、ご飯にはタレがまんべんなくかけられていて、豚カツと玉子がのせられた後にさらに上からタレがかけられて完成。 煮汁で煮られないので、揚げたての豚カツ自体がサクサク感のまま。半熟玉子と絡めて...
麻布十番の人気焼き鳥店『あべちゃん』で10年修業していた店主が、6年前に開いた『ひろし』。 立地選びには何の計らいもなかったらしいが、東急本店裏通りのさらに裏の知る人ぞ知る遊歩道沿いゆえ、ここに集うのはほとんどが常連客。 とはいえ、オープンな店構えで入りやすく、「毎日違うお客さんと会える『あべちゃん』とはまた違う楽しさ」と言う店主も、一見コワモテだがいたってフレンドリー。 一度足を運べば必ず再訪したくなる。...
麻布十番の人気焼き鳥店『あべちゃん』で10年修業していた店主が、6年前に開いた『ひろし』。 立地選びには何の計らいもなかったらしいが、東急本店裏通りのさらに裏の知る人ぞ知る遊歩道沿いゆえ、ここに集うのはほとんどが常連客である。 とはいえ、オープンな店構えで入りやすく、「毎日違うお客さんと会える『あべちゃん』とはまた違う楽しさ」と言う店主も、一見コワモテだがいたってフレンドリーだ。...
見た目は完全にケーキなのに、スプーンを入れるとかき氷! いま話題のひんやりスイーツ店がこちらの『セバスチャン』だ。 ビジュアルだけでなく味も抜群に美味しいかき氷の美味しさをお伝えしよう!続いて紹介したいのは「いちごのクレームブリュレ」。 その名の示す通り、クレームブリュレをモチーフにした一品であり、見た目はまさにクレームブリュレそのもの。 このビジュアルだけを見て「かき氷だ」と思う人はまずいないだろう。しか...
ハンバーガー業界でブームになりつつあるスライダー(ミニサイズのハンバーガー)をいち早くメニューに取り入れた『格之進 Rt』。バンズは、代々木八幡でパン好きから圧倒的...
「それで莉乃、2人に気づかれる前に、わき道に隠れたらしいの」 真央は真剣な面持ちで、莉乃から聞いた話を平岡に語る。 莉乃から「健太郎さんと陽菜さんが...
焼肉好きなら誰しも知る『格之進』では、客の約7割が焼肉に合わせワインをオーダーするらしい。社長の千葉祐士さんは語る。 「昔は焼肉でワインを飲む人はほ...
熟成肉のパイオニア、そしてブームに先駆けていち早く、肉をスタッフが焼いて提供してくれるスタイルの焼肉を推進してきた『格之進』。 昨年11月にオープン...
「ここ、一度きてみたかったんです……!」 真理子が礼を言うと二階堂が「そうだったのか」と笑う。 「神崎は遠慮しぃだからなあ。好きなものを頼めと...
モノトーンを基調としたスタイリッシュな店内で、ひときわ存在感を放っているのが、業界初という「ビッグテーブル」と呼ばれる大型の焼き肉カウンター。 カウ...
「公園」を軸に東京の魅力を探る「東京パークライフ」。 前回は、「有栖川宮記念公園で東京のラグジュアリーに触れる」をお送りした。第3回は、東京に住む人...
はっしー「まさに壮観!棍棒というか何と言うか、もうほとんど鈍器ですね!しかもステーキを焼き肉のグリルで焼くというのも面白いですよね」...
フランスの3つの星つきレストランでの経験をもつ笹川幸治さんがひとりで切り盛りする『プティバトー』は、カウンター8席のみの小さな店。 ビストロではあるけれど、一度食事をしてみれば、笹川さんの地に足のついたフレンチの技量を体感するはず。 わかりやすいのが、この前菜盛り合わせだ。テリーヌや自家製ハム、自家製スモークサーモンなど5種の料理がのり、丹念な作りにいっさい妥協はなし。 熟れたワイン好きの大人が集まるのも納得だ。...
肩肘張らずに上質な料理が楽しめる、カウンターフレンチ。もちろんコースもあるが、基本はアラカルト主体。気分に合わせて、フレンチを堪能できる。...
井ノ頭通りから3分ほどの場所に建つ『プティ バトー』は昨年2月のオープン。オーナーシェフの笹川幸治氏が代々木上原で8年続けた店を移転したのだが、プリフィクスコースを供するレストランからわずか8席のみのカウンターフレンチへとスタイルを変えた。 「前の店のお客様にも来ていただける場所だし、商業エリアと住宅地の中間のような町の雰囲気も気に入ったから」と笹川シェフ。ここではサービスもひとりでこなすが、「料理の中身はレ...
『オステリア アルコ』といえば、素材に合わせた自家製パスタが名物。なかでも毎年5~8月によく出るのが“イタリア産サマートリュフのタヤリン”だ。 タヤリンとは卵を使った細いパスタのことで、ここでは卵黄のみで練り上げ包丁による手切りで仕上げている。 極めて細いパスタはほどけて溶けるような繊細な口あたりで、卵の風味も相まりトリュフの味が完璧に重なる。軽めの赤ワインとのマリアージュがまた魅惑的だ。...
ピエモンテ地方と言えば、バローロやバルバレスコを生むイタリアきっての銘醸地。修業時代をピエモンテで過ごし、深淵なるワインの味と郷土料理の奥深さに魅了された岡田圭介シェフ。 帰国後は静岡・三島の『ヴィラ ディ マンジャペッシェ』などで新鮮な食材と向きあいながら腕を磨き、一昨年末に『オステリア アルコ』を開いた。...
素材の滋味を引き出す自然派イタリアンが美味...
神奈川県の愛川町の自然農野菜を取り入れている『ビストロ ホリテツ』では、シェフの堀岡徹也さん自身も週に一度は産地に出向くほど野菜に力を入れている。 その地では、何も耕さない自然な土で農薬も肥料も一切使わずに野菜を栽培。市場に出ているものより見た目は不格好だけれども、味の力強さは食べてみれば歴然だ。 だから肉のメインディッシュにも、この通り20種もの野菜をつけあわせている。自然な色のグラデーションも美しく、心も彩られるひ...
渋谷で寿司を味わうならオススメが『鮨 五徳』。提供される美しい寿司や前菜には、毎朝、大将自身で築地から仕入れる鮮魚を使用する。 一品一品に細やかな仕事が施された寿司は、大将・上野さんの味への探究心から生み出された魂の味!...
NHK裏の宇田川遊歩道沿いに佇む『鮨 五徳』。オープンして10年、この地でずっと人気を博し続ける名店だ。 提供される美しい寿司や前菜には、毎朝、大将自身で築地から仕入れる鮮魚を使用。一品一品に細やかな仕事が施された寿司は、大将・上野さんの味への探究心から生み出された魂の味! そんな絶品寿司コースの全貌を美味しさとともにお伝えしよう。...
「何か面白いことがしたい」それが口癖。店主の上野純平氏は常に意欲的。等々力の鮨屋で12年間修業し、独立前の数カ月間はなんとフレンチ店で研鑽を積む。 酒肴に焼き茄子のムース、蛤のスープサラダなどが揃うのはそんな経験ゆえ。 対して、握りは江戸前の古典的な仕事で勝負。異色だが、調和する、じっくり付き合いたい気鋭の鮨店だ。...
穴子の紫蘇バター焼きや焼き茄子のムースなど、一風変わった酒肴が揃うが、対して握りは基本をしっかり守った江戸前。気鋭の職人技がきらりと光る。...
最近代々木公園界隈で人気の店がこちら。 よくありがちなサンドウィッチとは一線を画す、生リンゴとブリーチーズにアカシアの蜂蜜というマッチングが絶妙な大人の甘いサンドイッチ。 テイクアウトして楽しみたい大人のフルーツサンド、ぜひお試しあれ。...
最近代々木公園界隈で最も話題のサンドウィッチ店がこちら。常に店の前には行列をなす人気店だ。 よくありがちなサンドウィッチとは一線を画す、生リンゴとブリーチーズにアカシアの蜂蜜というマッチングが絶妙な大人の甘いサンドイッチ。 付け合わせにある卵焼きは、元鮨職人の店主が時間をかけて焼き上げている絶品。この季節、テイクアウトしていただきたい逸品だ。...
店主の成瀬隼人さんは、鮨屋で働いていた20代前半から、「いつか海外で自分のサンドイッチ屋をもちたい」という夢をもっていた。というのも米・アリゾナ州に留学していた時に、サンドイッチの国でありながらそのレベルがあまり高くないことに関心をもったから。そして2年前に、その先掛けとして渋谷にサンドウィッチ屋をオープンしたそう。 鮨屋での経験を活かし、キロ単価の高い贅沢なあん肝を使ったものや、鮨屋の玉子焼きを挟んだサ...
二階堂は毎週末のように来ていると言っていただけあって、手慣れた様子で公園の中を進んでいく。ロードバイクで来ていた彼は、ずいぶん大荷物だ。 随分奥の方まで歩いて、二階堂は後ろに積んであったコールマンのシートを手際よく広げた。てっきりベンチに座るのかと思っていたので、思わず「ここで?」と聞き返したら、二階堂は事もなげに「ここのほうが気持ちいいよ」と取りつく島もない。 仕方なくユリも一緒に用意した。コ...
最近代々木公園界隈で人気の店がこちら。 よくありがちなサンドウィッチとは一線を画す、生リンゴとブリーチーズにアカシアの蜂蜜というマッチングが絶妙な大人の甘いサンドイッチ。 付け合わせにある卵焼きは、元鮨職人の店主が時間をかけて焼き上げている絶品。...
いわゆるサンドウィッチとは一線を画す、生リンゴとブリーチーズにアカシアの蜂蜜というマッチングが絶妙な大人の甘いサンドイッチ。 付け合わせにある卵焼きは、元鮨職人の店主が時間をかけて焼き上げている絶品。...
本場ポルトガルの味を忠実に再現し、日本ではなかなかお目にかかれない「玉子タルト」を購入できるのが『ナタ・デ・クリスチアノ』。 国産の厳選小麦を使ったパイ生地の中央にたっぷりと詰められたカスタードクリーム。これを高温で焼き上げることで、外側はサクサクで香ばしく、中のクリームはやさしい甘さと玉子の味わいがとろりと広がる仕上がりになる。 パイ生地にはポルトガルの塩が使われているため、ほんのりとした塩気がクリームと絶妙にマッチ...
おおもとはポルトガルの首都・リスボンから少し離れた街の修道院で生まれた「玉子タルト」なのだそう。アジアで売られているものは、ポルトガルのタルトをアレンジしたものなのだ。 本場ポルトガルの味を忠実に再現し、日本ではなかなかお目にかかれないその「玉子タルト」が味わえるのがこちらの店なのだ。...
富ヶ谷に2年前にオープンしたナタ・デ・クリスチアノは、ポルトガル菓子専門店だ。 一番人気のエッグタルトの材料は玉子、小麦粉、砂糖、生クリーム、バター、塩のみのシンプルなもの。シンプルながらも味わい深いタルトは、最高に美味しい。 仕事で疲れた午後の休息時間に、優しい気持ちになれる味わい。仕事相手とともにみんなで食べれば、思わず笑顔がこぼれる手土産となるだろう。...
「外はサクサク、中はトロ~リ!」と、ひと口食べれば思わず笑みがこぼれるエッグタルト(¥200)は、ポルトガルの伝統のお菓子。幾層にも重なるパイ生地にカスタードクリームを流し入れ、オーブンでこんがりと焼き上げる。いわゆる“奥渋谷”で甘くて香ばしい匂いがしたら、この店のせいだ。 「買いやすい価格だし、包装もカワイイので、撮影現場の差し入れなんかにも選びます!」と、市川さんが通うのも納得なのだ。...
ふっと一息つきたいときにぴったりの焼き菓子、エッグタルト。一時期、マカオや台湾のスイーツとしてブームになったこともあったが、じつはポルトガルのお菓子。 アジアで売られているものは、これをアレンジしたものなのだ。おおもとはポルトガルの首都・リスボンから少し離れた街の修道院で生まれた「玉子タルト」なのだそう。 本場ポルトガルの味を忠実に再現し、日本ではなかなかお目にかかれないその「玉子タルト」を求めて日...
園内にはいくつかの売店があるが、ウディ・アレンの映画「ジゴロ・イン・ニューヨーク」を気取るなら、代々木公園駅至近の話題の店でテイクアウトを楽しみたい。 杉窪章匡さんプロデュースのパン屋『365日』では、粒チョコがキャッチーな「クロッカンショコラ」を。 上の写真の、ポルトガル食材店『ナタ・デ・クリスチアノ』では、カステラの原型「パン・デ・ロー」を。低アルコールの微発泡ワイン、「ヴィーニョ・ヴェルデ」で大人...
わずか8席という狭小スペースで、本場顔負けのタイ料理を提供する話題の1軒。店を開いたのは、ポルトガル料理『クリスチアノ』の佐藤幸二さん、タイ料理『ソイナナ』の赤木伸治さん。 タイ人料理人ウィチャイさんの出身地である東北イサーン地方の料理を中心に、魚介などの発酵調味料を使った多彩な料理を提供。日本の食材を用い、一品一品、試行錯誤を重ねて、より本場の味に近づけている。...
わずか8席という狭小スペースで、本場顔負けのタイ料理を提供する話題の1軒。 店を開いたのは、ポルトガル料理『クリスチアノ』の佐藤幸二さん、タイ料理『ソイナナ』の赤木伸治さんのふたりだと聞けば、何やらありそうでしょ? 「タイにはもっと美味しくていろんな料理があるのに、なぜ日本にはないの?」というふたりの純粋な疑問がそもそものきっかけに。...
わずか8席という狭小スペースで、本場顔負けのタイ料理を提供する話題の1軒。 予約の取れない『クリスチアノ( ポルトガル料理)』の佐藤幸二さんと、タイ料理『ソイナナ』の赤木伸治さんのふたりオーナーが仕掛ける。 「タイにはもっと美味しくていろんな料理があるのに、なぜ日本にはないの?」という純粋な疑問がそもそものきっかけに。タイ人料理人ウィチャイさんの出身地である東北イサーン地方の料理を中心に、魚介などの...
カウンター席越しに広がるフルオープンキッチン。ライブ感溢れる音や香りが、食欲をかき立ててくれる。 福井の銘酒『黒龍』の酒粕を餌に育った「黒龍吟醸豚」は、グリルまたはカツレツが選べる看板料理として常連客を魅了する。...
ちなみに、昨日分かったんですが、彼、会社の女の子を妊娠させちゃったそうですよ。若いときって、まるで生まれたての雛が初めて見たものを親と思うように、初めて教わった先輩に全幅の信頼を寄せるんですよね。27歳の女性だそうです。私が秋田から出てきて、10年かけて得た結婚を、彼女は、あっという間に得ちゃうんですから若い子って賢いですよね。 どちらを取るかは明白ですよ。まぁ、でも彼は念願の子供を授かったわけですから。素直に良かったと...
開放感あるガラス張りの入口が目印。定番のビストロ料理をはじめ、自家製メルゲーズやモロッコ風サラダなどのマグレブ風料理も各種揃っている。...
キーボードのエンターキーを叩く音にさっきから隣の席の後輩がびくっとしている。だけどこの怒りを押さえられない。どうしたらいいのだろう。つい1時間ほど前、部長から、前日終電ギリギリまでかかって仕上げた企画をフロアに響き渡りそうな声でこき下ろされたのだ。 ダメ出しされるならまだ分かる。皆の前で言う事ないじゃないか。(部下をダメにするハウツー本には、怒るときはマンツーマンでと書かれてる!) 大きな溜め息をついたとき...
パテやキッシュのほか、メルゲーズ(羊のソーセージ)やクスクスなど北アフリカの料理も並ぶ。「基本はフレンチですが、そこに自分の好きなテイストを加えています。季節や仕入れでアレンジするので、メニューより実際の料理のバリエーションは多いんですよ」とシェフの吉川倫平さん。一皿をシェアしても満足してもらえるようにと量も多め。 スタイリッシュなフレンチのビストロという枠にははまらない、オリジナリティがつまったこちら。駅か...
そこからやや渋谷方面に進んだ先にあるのが昨年7月にできた『ピニョン』。通りに面した窓は開かれ、店の奥には中庭も見える風通しの良い店だ。 「1年以上かけて物件を探したが、この開放感がイメージ通りだった」と、オーナーの吉川倫平氏。都内の老舗ビストロを皮切りにフランスはボルドーでの修業も経験した吉川氏だが、ビストロ料理とメニューに並ぶ自家製のメルゲーズやモロッコ風サラダなど、マグレブ風の料理が店のウリ。旅先のモロッ...