社長はタクシー運転手に行き先を伝えると、「ちょっと、ごめんねー」と言いPCを開けて、何やら作業を始める。 画面を見てはいけないなと、涼子は視線を窓の外に向けた...
大正ロマンを感じさせる佇まいの『和食らうんじ ナーダ』は、2009年に明治通り沿いにオープンの、オーナーの荒木陽子さんと、弟の哲也さんが二人三脚で営む店。元アパレル...
数々のおばんざいは、旬の素材の食感と香り、味わい深い出汁の京風仕立て。ホッとする味わいで会食の緊張を和ませる。 自慢の出汁は、厚削りの鰹節からとった...
「じゃあマリコはこれからもずっと、恋愛はしたくないってこと?」 「そういうわけじゃないよ。できればしたいけど、また重いって言われたらどうしようって」...
場所は明治通り沿いだが、恵比寿からも渋谷からも徒歩10分程度と少々遠い。それ故、口コミの数が少ないのが点数が低い理由かと。口コミ自体は好評価が多いところを...
渋谷と恵比寿の中間にある、明治通り沿いの大正ロマンを感じる佇まいの外観の和食屋。 カウンターとテーブル両方を兼ね備え、小腹が空いた際に京おばんざいを...
恵比寿駅西口より徒歩1分の小さな雑居ビル。エレベーターもないこのビルの階段を3階まで上った場所にある隠れ家イタリアン『ekao』がある。 こじんまりしているが...
そう言って、星川は少しはにかみながら穏やかに笑った。 一人称が”私”から”僕”になっている。これは仕事としてではなく、彼なりの応援のメッセージなのだろうと...
恵比寿駅西口から徒歩1分、小さな雑居ビルの階段を上がった3階にある。隠れ家感100%ながら、その立地は平日デートにも嬉しい。 富山県を中心とした、全国各...
恵比寿駅西口より徒歩1分の小さな雑居ビル。エレベーターもないこのビルの階段を3階まで上った場所にある隠れ家イタリアン『ekao』がある。 こじんまり...
「菜々香、どうしよう!イケメンから食事に誘われた」 困った時の菜々香だ。華子は早速彼女を恵比寿の『エカオ』に呼び出し、伊原の事を相談した。 「...
2007年に恵比寿にオープンした小さなイタリアン『ekao』。昨年から休業宣言をしていたが、5月19日にファン待望のリニューアルオープンを迎えた。 ...
通称・アメリカ橋を手を繋いで歩き、毛並みの良い犬たちとすれ違えば「可愛いね」と言って目を細め合った。 その後は家に帰ってもう一度抱き合い、惰眠を...
店主の地元である富山から仕入れる鮮魚が楽しめる『ekao』。恵比寿駅から徒歩1分という場所ながら、看板無し、ビルの4Fという隠れ家的なお店だ。 自慢...
2015年に中目黒で開業し予約の取れない有名店となった『極上肉料理 だいごろう』が、2017年に恵比寿に移転。今回は、中目黒時代から提供を始めた常連客限定の裏メニュ...
2015年3月、中目黒に新たな肉料理の名店が誕生した。マンションの2階にある小さな空間は1日4組限定で要予約、となかなかハードルが高い。 しかしその...
恵比寿に佇む、大正時代に建てられた一軒家。不思議な響きの店名『イワカムツカリ』とは、日本料理の祖神、醸造の神である磐鹿六雁命(イワカムツカリノミコト)が由来。 心から安心できる食事を供したいという想いのもと、オーナー・内山昭氏が辿り着いた大人の居酒屋だ。 宗田鰹、うるめ鰯、鯖を独自に配合した出汁に、日本酒をたっぷりと1合注げば、「葉衣しゃぶしゃぶ」の準備は完了。まず、早採り若芽で素材の旨みを堪能する。...
年々、和食好きに拍車がかかっているという愛甲さん。渋谷橋交差点から広尾方向に少し歩いた明治通り沿いに佇む『イワカムツカリ』は、そんな彼が新入社員時代から通う店。 「サイバーエージェント時代に先輩に連れてきてもらったのが最初です。居心地がよくて、2~4人で飲むときに利用することが多いです」...
龍太と再会してから、何とも言えない焦燥感に駆られていた。 学生時代にモテていた記憶もないし、どちらかと言うと冴えない印象しかなかった龍太。彼から告げられた外資系投資銀行の年収を、思わずGoogleで検索する。 —最低年収1,500万〜4,000万 「マジかよ……。」 PCから目を離し、再開発で工事が続いている渋谷の街並みを見つめた。 そこそこモテて、遊ぶ友達も多く、毎日それなり...
恵比寿に佇む、大正時代に建てられた一軒家。不思議な響きの店名「イワカムツカリ」とは、日本料理の祖神、醸造の神である磐鹿六雁命(イワカムツカリノミコト)が由来。 心から安心できる食事を供したいという想いのもと、オーナー・内山昭氏が辿り着いた大人の居酒屋だ。 宗田鰹、うるめ鰯、鯖を独自に配合した出汁に、日本酒をたっぷりと1合注げば、「葉衣しゃぶしゃぶ」の準備は完了。まず、早採り若芽で素材の旨みを堪能する。...
~体想いのホッとする味はいつまでも色褪せない~ 恵比寿に佇む、大正時代に建てられた一軒家。不思議な響きの店名「イワカムツカリ」とは、日本料理の祖神、醸造の神である磐鹿六雁命(イワカムツカリノミコト)が由来。心から安心できる食事を供したいという想いのもと、オーナー・内山昭氏が辿り着いた大人の居酒屋だ。 宗田鰹、うるめ鰯、鯖を独自に配合した出汁に、日本酒をたっぷりと1合注げば、「葉衣しゃぶしゃぶ」の準備...
どんなシーンでも駅から近いという条件は、重宝するもの。しかし同時に、駅近のお店は騒がしい……というイメージを抱きがちで敬遠してしまうことも多いはず。 そんな時に覚えておきたいのが『いえ村』だ。 駅からわずか徒歩3分という好立地でありながら、店の敷地に一歩足を踏み入れた瞬間に、駅前の喧騒が嘘のような世界観へと誘ってくれるうえ、料理も絶品という名店である。...
そんな僕の気持ちを見透かしているかのように、杏奈はぽつりぽつりと話し始めた。 「とりあえず、一旦距離を置こうかなぁって。私、龍ちゃんのこと本当に好きだったんですよね。昔の私なら、何としてでも食いついていたかもしれない。でも、今は誰かに依存することはもう止めようって思えるようになって」 繊細で脆い杏奈の雰囲気が変わってきたのは、彼女自身の心の変化の現れなのかもしれない。 「そうなんだ...それって、良い意味で?」 ...
どんなシーンでも駅から近いという条件は、重宝するもの。しかし同時に、駅近のお店は騒がしい……というイメージを抱きがちで嫌煙してしまうことも多いはず。 そんな時に覚えておきたいのが『いえ村』だ。駅からわずか徒歩3分という好立地でありながら、店の敷地に一歩足を踏み入れた瞬間に、駅前の喧騒が嘘のような世界観へと誘ってくれるうえ、料理も絶品という名店である!...
恵比寿の駅チカ=騒がしいというイメージがあるかもしれないが、駅近エリアにも大人の隠れ家的名店がある。 今回は恵比寿駅から徒歩3分で辿り着く、澄んだ鶏鍋が絶品の『いえ村』を紹介しよう。駅は近くて、なおかつ雰囲気も抜群にいい上、料理も抜群に美味しい店を知っていて損はない!この冬ぜひ訪れておきたい名店だ。...
恵比寿駅至近にありながら初見は必ず迷う、隠れ家的店構え。ゆえに感度が高く舌が肥えたビジネスエリートたちが夜な夜な集う名店だ。 狙うは個室のカウンター席。周りの目を気にしないで、板さんが握る芸術的な鮨を目の前でいただける。 もちろん鮨の美味さは折り紙付き。新ショウガで拵えた自家製のガリも格別だ。...
恵比寿駅至近にありながら初見は必ず迷う、隠れ家的店構え。ゆえに感度が高く舌が肥えたビジネスエリートたちが夜な夜な集う名店だ。それだけでも子供NGの雰囲気がプンプンするが、知っている常連ファミリーは土曜日に。 狙うは個室のカウンター席。周りの目を気にしないで、板さんが握る芸術的な鮨を目の前でいただける。その匠の技を見ればぐずる子供も見とれるはず。もちろん鮨の美味さは折り紙付き。新ショウガで拵えた自家製のガリも格別だ。...
最近、反省してるんです。東京カレンダーは確かデート誌だったはずなのに、こなれたふたり向けの店ばかり、ご紹介してと。ここはいっちょ、直球の「らしい」隠れ家へと参りましょ。 恵比寿南の信号近く、ソトにも扉にも看板なしの『鮨早川』。カウンターは、五葉松が際立つメインステージと2名から貸切予約可の個室の2種類。いずれの席も真っ黒な壁と、ライトで浮き上がる鮨と手元と横顔のコントラストが、恋の始まりに効くという次第です。...
皮はパリッと、身は柔らかく焼き上げ、「桜島小みかん」のドライパウダーを仕上げに添えた「黒さつま鶏」のメイン料理をはじめ、一皿ごとに鹿児島の食材のおいしさと感動に出会えるランチコース。ご希望に応じて、ディナータイムでの提供も可能。(※予約時に要相談) プチ贅沢なランチ女子会や、休日に大切な人と一緒に味わいたい逸品に仕上がっている。...
-+-+--+-+-+--+-+--+-+-+--+-+--+-+-+--+-+--+-+-+- アペリティフ:西瓜、塩、泡 アミューズ、前菜2品、肉料理 魚料理:平スズキ アボカド フィノ デザート: ピオーネ デラウェア ポート、他1品 小菓子、食後のお飲み物後藤祐輔料理長の今回のフェアメニューのポイントは、魚料理を中心に味わっていただくこと。 スタートは、スイカと「ファイン リッチ マディラ」を活かした風味豊かな...
『恵比寿 米ル』は、恵比寿では意外と少なかった、美味しいご飯をとことん味わうための和食店だ。 最近、コースの最後のメニューや食事の〆にご飯物を提供するお店は多い。しかし『恵比寿 米ル』は、お米をメインディッシュに構えている。 そのためメニューは、とにかくお米を美味しく味わうためのおかずを用意。出汁巻玉子や海苔佃煮、豚しょうが焼きなど、シンプルながら「ご飯に合わないわけが無い!」という絶妙なラインナップだ。 粒の立...
人気の『いぐち』の新店のテーマは、なんとお米! 次の時代のスタンダードになりえるお店のこだわりとは何だろう。追加で、豚しょうが焼きなどの〝ごはんのおかず〟も注文できるので、どこまでも米を美味しく食べさせようとする店の誘惑に翻弄される。 普段は炭水化物を避けがちだけど、この日だけはOK。禁断の一日をともにする悦びを。...
―私たちは、のんびり頑張ろうよ。世間的に“幸せ”かどうかは微妙だけど、恵比寿の暮らしは楽しいじゃないー すっかり結婚賛美者へと変貌した理恵子であったが、ほんの少し前までは、こんな言葉を交わしながら毎晩のように夜の恵比寿に繰り出していた。 恵比寿という街には、不毛な恋に苦しむ女の痛みを和らげるような、不思議な力があった。 それは、とにかく人が集まりやすい明るい雰囲気や、適度なお洒落感のせいか...
「杏奈には、サトシみたいな人の方がいい」 前回のデートで杏奈にそう言い放って以来、僕の心はヒリ付いていた。 心のどこかで、杏奈は自分のもとから去らないだろうという自信があった。しかしその一方で、いざ本当に失ってしまったら、その心の準備なんてまるでできていない自分にも気づいてしまったのだ。 「…この前龍ちゃんが言っていたことって、本心なの?」 一緒にいるときは、いつもとびっきりの笑顔を...
イタリアンやフレンチのデートにちょっと飽きたら、極上の「ごはん」が楽しめる和食デートなんていかが? 2017年8月、恵比寿西口徒歩5分の場所の地下に現れたのは、“『いぐち』史上最高の大人の秘密基地”と謳われる和食店『恵比寿 米ル』。 和食店と言っても、ただの和食店ではない。和食の原点である“お米”に立ち返り、極上の美味しさを追求した「お米の和食店」が誕生したのだ。 最近、コースの最後のメニュー...
恵比寿西口徒歩5分の場所の地下に現れたのは、“『いぐち』史上最高の大人の秘密基地”と謳われる和食店『恵比寿 米ル』。 和食店と言っても、ただの和食店ではない。和食の原点である“お米”に立ち返り、極上の美味しさを追求した「お米の和食店」が誕生したのだ。 最近、コースの最後のメニューや食事の〆にご飯物を提供するお店は多い。しかし『恵比寿 米ル』は、お米をメインディッシュに構えている。 そのためメニ...
花凛の言葉が引っかかったまま、その晩私たちは『恵比寿 米ル』へと一緒に向かった。...
店名:恵比寿 米ル 住所:渋谷区恵比寿西1-16-7 HAGIWARA BLDG.7 B1F 営業時間:17:00~24:00 電話番号:03-6416-9637...
恵比寿駅から徒歩4~5分。恵比寿西1丁目の五差路のほど近く、裏路地にひっそりと佇むのが『晩酌屋 おじんじょ』。ここが、「適度な隠れ家感」と「美味しい料理」、「居心地のいい雰囲気」という、大人が通う名酒場の条件が揃う、稀な店のひとつである。 この店の名物は、「神明鶏の肉汁焼き」だ。ほどよい弾力とコクのある旨みが特徴の広島県三原産の「神明鶏」を、じっくりジューシーに焼き上げており、一度食べたらヤミツキになる味わい。 丸鶏の...
哲也に呼び出された志乃は、涙で崩れたメイクを直すと、ラベンダー色の薄手のニットとジーンズに着替えた。 手元にはステラ マッカートニーのファラベラのミニトートを持ち、足元にはマノロ・ブラニクのベージュスエードのチャンキーヒールを合わる。 浩一に冷たく突き放されたことは極力考えないようにしながら、志乃は背筋を伸ばし、なるべく颯爽と恵比寿の街を歩いた。 春の陽気を含んだ空気は夜でも快適で、週末の恵比寿は普段よりもさ...
「LINE見ただろ?今はちょっとやばいんだ。落ち着いたら連絡する...」 「旅行は?12時に迎えに来るって、浩一さん言ったでしょう」 「...だから、行けないんだ。ごめん志乃。この埋め合わせは必ずする」 いつになく不穏な気配を感じ取ったのか、浩一は焦りながらも志乃を宥めようと必死になっていた。 「旅行はなるべく早くリスケする。箱根なんて近場じゃなくて、どうせなら香港でうまい飲茶でも食...
手書きのメニューやカウンターに並ぶ大皿の料理はどれも食欲をそそられる。広島の神明鶏の肉汁焼きもぜひ。隠れ家のようなロフト席も落ち着く。...
広島方言で「正座」を意味する店名が示すような、品のある和食が中心。「おばんざい風の和食中心で女性ウケもバッチリ。季節ごとに変わるメニューもあり、何度行っても飽きません」。...
恵比寿駅から徒歩4~5分。恵比寿西1丁目の五差路のほど近く、裏路地にひっそりと佇むのが『晩酌屋 おじんじょ』。ここが、「適度な隠れ家感」と「美味しい料理」、「居心地のいい雰囲気」という、大人が通う名酒場の条件が揃う、稀な店のひとつである。 この店の名物は、「神明鶏の肉汁焼き」だ。ほどよい弾力とコクのある旨みが特徴の広島県三原産の「神明鶏」を、じっくりジューシーに焼き上げており、一度食べたらヤミツキになる味...
隠れ家的名店の多い恵比寿西エリア、五差路にもほど近い場所に位置する人気の創作和食居酒屋が『おじんじょ』だ。一風変わった店名の由来は、店主の地元である広島県の方言で“正座”を意味する言葉から。 そんなおもてなしの心で提供されるメニューの中でも、メインとして据えるのが、広島県・三原産の神明鶏と、瀬戸田産のレモンを使ったレモンサワー。特にレモンサワーは、なんと6種を揃えるほどの力の入れよう。この店では、1杯目か...
恵比寿駅から徒歩4~5分。恵比寿西1丁目の五差路のほど近く、裏路地にひっそりと佇むのが『晩酌屋 おじんじょ』だ。 ここが、「適度な隠れ家感」と「美味しい料理」、「居心地のいい雰囲気」という、大人が通う名酒場の条件が揃う、稀な店のひとつである。...
店名は店主の地元・広島方言で正座の意味。そんな少しかしこまった創作和料理が中心の隠れ家的居酒屋。メインに据えるのが、広島・三原産の神明鶏と、広島・瀬戸田産のレモンを使ったレモンハイ。 「酎ハイ好きの私の心をつかんだのが、6種類もあるレモンハイ。料理はどれも美味しく、名店の多い恵比寿でもコスパ高し!」...
恵比寿駅から徒歩3分、渋谷橋交差点付近にある『夜木』。 入口から続く長いバーカウンターはいつも賑わいを見せ、奥へ進むとオープンキッチンのカウンターという、2つの異なる顔を持ち訪れた客を愉しませてくれる。 料理をガッツリ愉しみたいなら、ぜひ奥のカウンター席へ。メニューを見るとレバームース、グラタンなどワインのアテはもちろん、仔羊や鴨ムネ肉のローストから〆のパスタまで何でも揃う。 スタッフと談話しながら好物を、続いて...
立ち飲みの客で賑わうバーカウンターを横目に店内奥へ足を進めると、オープンキッチンのカウンター席が現れる。カジュアルなワインバーと、多彩な惣菜が彩る落ち着いた美食空間。趣の異なる2種のカウンターをシーンに合わせて使い分けできるという寸法だ。 もちろん食後にバーへ移動してもう一杯、といった店内ハシゴも可能。店を変えずに雰囲気を変える、というスマートなエスコートも簡単に演出できる。人を誘いたくなる一軒だ。...
恵比寿駅から徒歩3分、渋谷橋交差点付近にあるワインバー『夜木』。入口から続く長いバーカウンターはいつも立ち飲み客で賑わいを見せ、奥へ進むとオープンキッチンのカウンターという、2つの異なる顔を持ち訪れた客を愉しませてくれる。 料理をガッツリ愉しみたいならぜひ、奥のカウンター席へ。メニューを見るとレバームース、グラタンなどワインのアテはもちろん、仔羊や鴨ムネ肉のローストから〆のパスタまで何でも揃う。 ス...
恵比寿駅から徒歩3分、渋谷橋交差点付近にあるワインバー『惣菜とワイン 夜木』。入口から続く長いバーカウンターはいつも立ち飲み客で賑わいを見せ、奥へ進むとオープンキッチンのカウンターという、2つの異なる顔を持つカウンターが楽しませてくれる。...
世界中からセレクトしたクラフトジンを中心に、シェフ手作りのビストロメニューやナチュラルワイン。 そして、レコードで聴くジャズなどの心地よい音楽を楽しめるバーとして生まれ変わった『BAR 夜木』。 お店の奥には隠し部屋が用意されていたり、DJブースが設置されたり、『BOISHAKI』で提供される本格カレーも味わえたりと、以前にも増して遊び上手な大人たちの溜まり場として活躍してくれるだろう。...
渋谷橋交差点付近にある『夜木』は、一見立ち飲みの客で賑わうカジュアルなバーだが、奥に進むと、オープンキッチンに面したカウンターが現れる。 メニューを見るとレバームース、グラタンなどワインのアテはもちろん、仔羊や鴨ムネ肉のローストから〆のパスタまで何でも揃う。グラスワインは赤、白がそれぞれ3種、デザートワイン1種が用意されており、イタリアやフランス中心のリストに日本ワインも充実。...
年末の土曜日、健太は目黒川沿いの行列に並んでいた。今日は友人の章吾を誘って、ある店を訪れたのだ。 章吾は同じ明治大学出身、29歳だ。在学中は互いに全く知らなかったが、恵比寿の『夜木』で偶然隣の席になり、話してみると近い業界にいる上、同じ大学出身、同じ年という事が判明し急激に仲良くなった。 章吾は大手印刷会社で営業をしている。雑誌編集をしている健太にとって、取引先だ。だが仕事での絡みはないため、気...
活況を呈する恵比寿神社裏手のイタリアン。ホロリと崩れるまで煮込んだ和牛ホホ肉の炭火焼きやイタリア各地に伝わる珍しい手打ちパスタはボリュームも満点。気の置けない仲間とシェアすれば笑顔の花が咲く。...
僕のコンゴという僻地への赴任も、当時の僕の上司を巧みにそそのかした者がいるという噂を耳にしました。 中途半端に出世している人が1番タチが悪い。僕のように下からか這い上がろうとする者を全力で蹴落とそうとする。そこに一切の迷いや躊躇はないですから。ちょっと歪んでますよね。 芥川龍之介が書いた『蜘蛛の糸』ってありますよね。まさにあんなイメージですよ。1本の蜘蛛の糸に群がる商社マン。後ろに続く者を蹴落と...
恵比寿駅から徒歩3分、渋谷橋交差点付近にあるワインバー『夜木』。入口から続く長いバーカウンターはいつも立ち飲み客で賑わいを見せ、奥へ進むとオープンキッチンのカウンターという、2つの異なる顔を持ち訪れた客を愉しませてくれる。 料理をガッツリ愉しみたいならぜひ、奥のカウンター席へ。メニューを見るとレバームース、グラタンなどワインのアテはもちろん、仔羊や鴨ムネ肉のローストから〆のパスタまで何でも揃う。...
翌週、同僚の優香に飲みに誘われた。同じ中目黒に住む優香とは、恵比寿~中目黒でこうして仕事帰りによく連れ立つ。 渋谷橋にある『夜木』は駅近で朝4時まで本格的な料理を提供するので、帰りが遅くなった時によく使う。平日の23時を過ぎても、恵比寿の夜はにぎやかなままだ。 優香は同じ年の彼と結婚を前提に同棲を始めたものの、どうやらうまくいっていないらしい。と言うか、いざ結婚となると上昇志向が強すぎる彼女は、...
料理は日替わりで提供。入口から続く長いカウンターではバール料理が堪能でき、店内奥は作り手を眼前にライブ感のある料理が楽しめる。 気軽にワインと惣菜を。この気安さに癒される。...
恵比寿の人気店『アルマ』の姉妹店が今年7月、同店からも徒歩3~4分の渋谷橋交差点付近にオープンした。通りから見た様子は立ち飲みの客で賑わうカジュアルなワインバー。だが奥に進むと、オープンキッチンに面したカウンターが現れる。 食事をゆっくり楽しむなら迷わず奥の席を陣取り、まず目の前に並ぶ惣菜から注文を。お浸しに煮物、焼き物など色々並び、ここだけで目移り必至だ。さらに黒板を見るとレバームースなどワインのアテから、...
『四一一』では、和牛創作料理を提供。使用する肉は、A5・A4ランクのブランド牛のみというのもこだわりのひとつ。仕入れられる部位により、その味を引き出せる最高の一品を提供している。 そんな『四一一』の名物は、「牛テールスープのしゃぶしゃぶ」。美味しさの訳は、そのこだわりのスープにある。 牛テールを10時間以上、数十種類の香味野菜と一緒に煮込んで作られるスープに、鰹出汁をプラス。 あっさりとしていながらコクと旨みが凝...
まだまだ寒い日も続く今日この頃。そんな今こそおすすめしたいのは見たこともないビジュアルの「牛テールスープしゃぶしゃぶ」だ。 お出汁はなんとテールスープ、たっぷりの玉ねぎと和牛で頂こう! 一度食べたら忘れられない美味しさをもつ、絶品しゃぶしゃぶの魅力に迫ろう。...
看板のないオートロック付きの和食店。店内には四季を感じられる枝ものが活けてあり、春には桜を見上げながらお花見もできる。食品添加物や化学調味料ゼロで、産直の朝獲れ魚介と無農薬・減農薬野菜、宮崎地鶏、信州牛などを使い、安心安全な料理に仕立てる。...
オートロック式のビルの5階で看板はなし。インターフォンを押してドアをあけてもらうというパフォーマンスが楽しい。エレベーターを降りると、まるで古民家のような建具と大きな木が天井を覆う異空間が広がっている。 早朝に獲れた魚介と無農薬の野菜は、滋味をストレートに表現するため化学調味料や添加物はいっさい使わない。調理法もごくシンプル。料理へのこのゆるぎない信念が、創業以来ずっと恵比寿で唯一無二の存在感を放っている。...
昭和10~30年代の和洋折衷をこよなく愛する趣味人・若林秀治オーナーが、時代に逆らい、作り物のレトロではない“あの頃の代官山”を表現するカフェバー。 純喫茶風ナポリタンやクリームソーダといったレシピも“当時のまま”にこだわり抜く。 また、オーナーはビールラベルのデザインなども手掛けるクリエイターでもあり、ブリキの飛行機模型なども製作・販売。夜ともなれば、様々な趣味人が集まり、酒を片手に熱く語り合う。...
京都と東京とで修業されたご店主・石田さんが開店して3年。近所に住む人にも未だ気づかれないほどの隠れ家ながら、一度訪れた人をリピーターにする魅力満載の店。 石田さんが鳥取県出身とあって、日本海の鮮魚に野菜、その他東京であまり知られていない鳥取の美味・名物がこれでもかとそろう。素材を大事にしつつ、料理への真摯な姿勢が気持ちよく、例えば鳥取の白イカやアズキハタなどが並ぶお造りは、醤油ではなく煎り酒やバリ島の塩、スダチ、ワサビなど好...
それから、2週間が経ちました。 今週末は、夏希は取材で京都に出張。心おきなく由紀とデートができると、昼間から『代官山パンケーキカフェ クローバーズ』に来ています。 由紀は先ほどから、何通りもの角度でパンケーキの写真を撮っています。 満足のいく一枚をインスタにアップし終えたのでしょうか。「ねえねえ」と甘えた声で、由紀は僕に語りかけてきました。 「最近ね、インスタで仲良くなった子がいて。すごく好みが合うんだ...
昨今のパンケーキブームの遙か以前から、週末には行列が絶えない専門店。 行列の先に待つ口福は、米粉を使ったもちもち食感と控えめな大人の甘さ。一枚一枚丁寧に手作りされる“料理人のパンケーキ”は、「子供の頃、お母さんに焼いてもらった情景やうれしさを思い出してもらえるような味」(オーナー・鈴木さん)。 食の安全まで考え抜かれた安心のパンケーキだ。...
点心師が作る名物杏仁豆腐¥420は、日本では珍しい本物の杏仁(アンズの種の中の仁)を使用し、ひと口目にパンチあり。 桂花陳酒のジュレ(ロッソ)、ジャスミン茶のジュレ(ミモザ)といただく大人の味わい。都内で一番おいしいと評判の本場仕込みなエッグタルトもおススメ。...