“美紗子”という名前の、フォロワー6万人ほどを抱える人気ユーザーだ。3ヶ月後に挙式を控える彼女は、式準備の投稿をメインに載せ、時折日常生活の投稿を挟んでいる。写...
俊介が予約していてくれたお店は、原宿ラフォーレ沿いの『ロイクラトンリゾート』というタイ料理のお店だった。騒々しい原宿のど真ん中にこんな所が...と驚いた。天井が...
「沢井さん、今日はお忙しいところごめんなさいね。さあ、頂きましょう。」 彩はうつむいたままだ。 「次の仕事は決まってるの?」 「いいえ…...
店に入ってまず驚くのが、その天井の高さ。エントランス部分がもっとも高く、20m弱はあるだろう。そこに吊るされた長く大きなシャンデリアも圧巻だ。そんな内装に...
【神宮外苑花火大会】 リゾート地のくつろぎと癒しを追及した『ロイクラトンリゾート』。タイとフレンチを融合させたオリエンタル料理とともにカクテルを味わ...
原宿の隠れ家イタリアンバルといえばここ。竹下口交差点を進み、若者で賑わうとんちゃん通りに潜む良店がここ『ソプラソット』。赤レンガの床に小洒落た照明が居心地良い空間。...
「ちょっと休憩するから、付き合ってよ」 そんな風に誘われて、私は徹とともに『TRUNK (KITCHEN)』を訪れた。もともと時間を持て余していた私に、断る理由もない。 「まあ元気そうでよかった。さっきはひとり暗い顔で歩いてるから、腹でも痛いのかと思ったけど」 −見られてたのか。 しかし今は、そんな風に明るくからかう徹の優しさがありがたい。 「…大谷さんと暮らしてるんだろ?」 カレーを勢いよ...
圭一は普段、真子の言うことにきちんと耳を傾けてくれるので、聞く耳も持たずに否定されたことが、何よりも悲しかった。 その日、真子は圭一と初めて大きな喧嘩をしたのだった。 ◆ 数日後。大学時代のサークル仲間と久しぶりに『TRUNK KITCHEN』で集まった。圭一のことで落ち込んでいた真子には気晴らしとなり、楽しい時間を過ごした。 会が始まって1時間ほどして、先輩が店に入って来たある男性に声をかけた。 ...
インスタ映えのためにと指定した『TRUNK(KITCHEN)』で、グリークヨーグルトのコブサラダをオーダーした麻耶はせわしなく、スマホを手から放そうとしない。 そんな様子を見て、姉のナオミは大袈裟にため息をついた。 「ちょっと、麻耶。最近生活態度が荒れてるんだって?お母さん、文句言ってたわよ。」 図星な指摘をされ、麻耶はムッとする。 確かに家賃も入れずに実家から仕事に通い、部屋は荒れ...
しかし、こちらのデザイナーは全員日本人だというのだから驚きだ。各国を旅した彼らが受けてきた刺激が、そのまま形になって『TRUNK(HOTEL)』は出来上がった。 外資系ホテルやレストランも根強い人気だが、日本人が手掛けた洗練された空間とは、なんだか嬉しくなるもの。 サク飲みにもぴったりな串焼屋『TRUNK(KUSHI)』やコンセプトショップ『TRUNK(STORE)』で扱うのは、東京、特に渋谷ローカ...
知らない人はいない、超有名店・表参道『うかい亭』。裕司は初回から勝負店を選んできた。 「初回の掴みが肝心ですから。アぺタイザーからメイン、別室に移動して食べれる食後のデザートに至るまで、女性が終始幸せな気分でいられる店。」 裕司の言う通り、うかい亭の豪華さ、サービスの素晴らしさは言うまでもない。 「特別な日に行くイメージが強い『うかい亭』を、普段のデートでもサラリと行けることを示したくて。」 「本当に素敵な...
★子どもウェルカムポイント★ ・個室あり ・子ども用のハンバーグプレートあり ・店側の子連れへの対応が細やか 子連れであっても記念日や家族同士の会食など、キチンとした場を設けたい時にはぴったりな店がこちら。 個室の中も、ひと部屋ごとに異なる美術品や調度品が迎える優雅なつくり。なおかつ子連れへのホスピタリティは抜群だ。子ども用のメニューには前菜やスープも付いたハンバーグプレートが用意されている。 流麗なもてな...
『表参道うかい亭』は、夫婦での思い出があるそうだ。 「子供が生まれてからは、外食では基本的に子連れで行けるお店を選んで行っていますが、結婚記念日だけは、二人の時間を持つのもいいだろうと夫が計画してくれて。同じ家に住んでいるのに、わざわざ外で待ち合わせをして一日デートをしました。何時にここでね、と待ち合わせ場所を決めて、映画を見に行ってから、夫が『うかい亭』へ連れて行ってくれました。」...
原宿の雑踏を進むと突然現れるグリーンスペース。レストランからもれた灯りが浮かび上がり、おのずと気分が高まっていく。 エントランスを抜けると、2000年世界優秀ソムリエコンクール第3位の石田博がセレクトするワインが並ぶセラー。その正面にさりげなくあるドアの奥では、2人のためだけの個室が待っている。 落ち着いた間接照明とゆったりしたソファで頂く食事は、28歳にして本場フランスミシュランで一つ星を獲得し、ニースに拠を構えるオ...
「理奈がディナーに誘ってくれるなんて珍しい。話でもあった?」 『ケイスケ マツシマ』で食事をしながら、恭子が嬉しそうに顔を輝かせている。 私が恭子を誘ったのは、プレス向けのイベントもひと段落ついて、ゆっくり女同士で話したかったからだ。本題は周平君のことだった。 「うん、あのね。瑠璃子が、周平君と付き合ってるとか言ってるけど、あれ嘘だよね?」 恭子はそっけなく、さあ、と一言だけ言うと、素知らぬ顔でフォーク...
有希たちが勤務する六本木から離れ、竹下通りを越えた閑静な住宅街の中にレストラン『Keisuke Matsushima』は佇む。 コルク・アートが目を惹くエントランスを通り抜け、お決まりの奥の席に有希と慎吾は腰掛けた。すっかり日が長くなり、テラスの上で緑の葉が揺れているのが確認出来る。 有希は、都会のオアシスのようなこの場所が好きだ。ただ、向かいに座る慎吾からは、出来る限り職場から離れたいという意図が...
【シェフズ テーブル】 「ターブル・ドット」――主のテーブル。厨房内にあるガラス張りのこの部屋、実は旧店名『レストラン アイ』開店当初から設置されている。 オーナーシェフ・松嶋啓介氏たっての希望で生まれたこの場所は、彼がニースから戻った時の打ち合わせや作業スペースに、そして特別なお客との食事にも、使われるという。欧米のレストラン厨房内にあるシェフズ・テーブルを意識した、プライベート空間だ。...
キャットストリートの表参道側に立つ、創業30年を超えるトラットリア。淡路島や萩からの直送鮮魚や八街産の野菜など、産直素材を活かしたシンプルイタリアンで、幅広いゲストに支持され続けている。 ディナーは4,800円のプリフィクスコースが中心だが、アラカルトでも利用できる。メニューには手打ちを含む10種前後のパスタが並び、目移り必至。...
季節の食材を燻製、グリルして旨みを引き出したお料理が食べられる。人気メニューは「軽く燻製された岩中豚のスペアリブの炙り焼き 男性的なマリネで」(¥2,400)。マリネ・燻製・グリルと三段階で岩中豚の美味しさを堪能できると評判の一品。ビールとの相性もバツグン! 気になるテラスはというと、上階にあるため、開放感が素晴らしく夜景が楽しめるのが特徴だ。週末やイベントのある日は貸切などの場合もあるので、予約がマストです!...
若さからくる自信と万能感など、加齢と共に消えて無くなることは言うまでもない。 遥たちがよく掲載される主婦雑誌には、毎月必ず「これでもう迷わない!年齢別コーディネート」や「若見えする秘訣、教えます」などの見出しが躍っている。 さも、「女は年齢に見合った服を着るべき。さもなくば、若く見えなければいけない」とでもいいたげだ。 34歳という年齢は多くの女性にとって、自分の生き方を振り返るきっかけとなる。結婚を急いでみ...
【神宮外苑花火大会】 コンセプトは「さまざまな煙文化を融合させたダイニングラウンジ」。天井が高く、開放感あふれる空間で供されるのは、こだわりの燻製料理の数々。代々木や外苑方面を一望できるテラス席からは四季によって移り変わる“都会の表情”を見ることができる。 神宮外苑花火大会はもちろん、冬のイルミネーションにも気分が盛り上がること間違いなし。季節の風を感じながらゆったりくつろげる穴場だ。...
本店を自由が丘に構え、表参道ヒルズにも出店するフカヒレ中華の名店『蔭山樓』。 その名を世に知られるきっかけとなったメニューとも言えるのが「鶏白湯塩そば」である。濃厚な鶏のコクと旨みがギュッと詰まったスープの美味しさをダイレクトに味わえる。今や『蔭山樓』を代表するメニューのひとつとなっている。 他にも、「土鍋麻婆豆腐ごはん」や「やわらか鶏とフカヒレの土鍋あんかけご飯」もランチで味わうことができる。...
ふわふわしたマンゴー味のかき氷に、果肉、プリンを贅沢にトッピング! 「それでもマンゴーが足りない!」という人は、添えられている濃厚なマンゴーソースをたっぷりとかけて召し上がれ。 ■提供時間 【月曜~土曜】11:00~(L.O.22:00) 【日曜・祝日】11:00~(L.O.21:30)...
本店を自由が丘に構え、表参道ヒルズにも出店するフカヒレ中華の名店『蔭山樓』では、2種の冷やし麺が味わえる。 まずイチ押しは「夏野菜とユーグレナ冷麺 フカヒレ刺身のせ」。『蔭山樓』と言えば、フカヒレ。通常メニューにある「フカヒレの刺身」(¥2,000)に使用する国産フカヒレを贅沢に麺の上にのせ、醤油ベースのソースをかけていただく冷やし麺だ。 醤油ベースのソースは、隠し味の梅干しや山椒が効き、食欲をかき...
新潟の豊富な食産物を提供するアンテナショップに併設され、個室が7部屋あり、表参道ヒルズの裏手という場所ながら落ち着いて食事ができる『静香庵』。...
蕎麦なら更科も十割も田舎も変わり蕎麦も分け隔てなくお好きだという高垣さんは、新潟のへぎ蕎麦も大好物。 「いつも新潟のアンテナショップに行くと併設されている『静香庵』に行きます。新潟って、お米以外にも美味しい食材がいっぱいあるけど、じつはお蕎麦も絶品! つなぎに布海苔を使うのがスタンダードらしく、つるりとした食感がひと味違ってクセになります」...
「趣味はお酒。ほぼ毎晩、仕事関係の方や友人たちと外食ですね」 週2回の休日も、仕事がない場合は昼間から飲みに行くのが唯一の楽しみだという。かなりのお酒好きのようだ。 よく訪れるのは、 「西麻布界隈は多いですね。仕事関係の人と利用する時は、個室や静かなお店を選びます。男女問わず2人の場合は、カウンターが好き。直接顔を突き合わせるより、隣同士の方が話しやすいし距離も縮まります」 港区男子が選ぶレストランといえば...
大都市・東京と言う舞台を最大限に活かし、目を輝かせながら東京生活を謳歌する人がいる一方で、大都市の黒い波に呑まれて奈落の底に突き落とされる人もいる 。 東京生活を生き抜く上で、知っておくべきルール。 武器も持たず、手探り状態で進む人より、先に攻略法を知っている人が得をし、 東京ゲームを制する仕組みになっている。 ステップアップしていくのか、道を踏み外すのか...... 一つの選択が、人生を大きく左右する。 ...
最近、食べられる花「エディブルフラワー」が人気らしい。食用菊や、スミレの砂糖漬けなど、食用花自体は昔から存在していたが、今「花」が華麗に劇的に進化を遂げている。そんな花を使った、フルコースを堪能できるレストランがあるらしい。...
2015年は世界的なベーカリーが次々に海外進出を果たし、その記念すべき第1号店にたびたび東京が選ばれた。アメリカを筆頭に、スペイン王室やオーストリアの王家御用達のパン、パリで指折りのブーランジェリーの登場など、日本のパン業界に新しい風が吹いた1年だった。パン好きが歓喜した、2015年をここで振り返ろう。ハリウッドセレブも行列に並ぶ、NY で絶大な支持を集めるペイストリーショップが2015年6月、日本に上陸。オープンするなり話題を呼...