青山の喧騒を感じさせずひっそりとたたずむ、邸宅のようなフレンチがこちら。 1989年から京橋『シェ・イノ』で学び、その後に渡仏し、数々の星付きレストランで研鑽...
あおいの勤める監査法人は閑散期と繁忙期がハッキリしている上に、昨今の過重労働撲滅の流れに沿って定時に帰宅できる日も多い。 土日祝日もきっちり休めるため、単...
それまで男性を知らなかった私は、その一言にとても傷ついた。己の出自を初めて恥じたと同時に、彼を深く恨んだ。 そして、私はこう決意した。 「もう...
「明日の夜は、空いてるかしら?」 そのそっけない一文が来た時、ちょうど静香さんの大好きなお酒、ラガヴーリンにチャレンジしているところだった。 ...
-+-+--+-+-+--+-+--+-+-+--+-+--+-+-+--+-+--+-+-+- アペリティフ:アプリコットシャンパン 前菜:ビーツを...
1月31日が何の日かを即答できるご主人! あなたは、愛妻家ですね!! 「愛妻の日」に合わせ、20~50代の(子ども1人以上がいる)男性600名を対象にイ...
どんなに素敵なレストランをセッティングしても、エスコートがぎくしゃくしていたら台無し。あまりにマニュアル本通りに展開されると堅苦しくて息がつまりそう......
銘店『シェ・イノ』をはじめ、名だたる三ツ星レストランで修業を積んだ岡本英樹シェフが、青山の住宅街に満を持してオープンさせた隠れ家的レストラン。輝かしい経歴...
日本初となるラザニア専門店『ラザーニャ・ラザーニャ』が誕生。バリエーション豊富な具材に加え、生地やソースも様々な7種類をそろえる。 「パンチェッタ 旬野菜のラ...
日本初となるラザニア専門店『ラザーニャ・ラザーニャ』が誕生。バリエーション豊富な具材に加え、生地やソースも様々な7種類をそろえる。 「フェラーリ ブリュット」...
予約していた店は『テール・ド・トリュフ東京』。以前、会社の先輩から教えてもらった外苑前にあるトリュフ専門レストランだ。 デートの約束を取り付けるにあたって、彼女は通勤に便利な日本橋の箱崎に住んでいると聞いたため、外苑前というエリアが刺さるか不安だった。しかし「普段行かないところに行ってみたい」と言われ、当初の予定通りこの店に決めたのだ。 それに本格的なコース料理を出すこのレストランを提案すれば、声をかけたのは遊びで...
「レミちゃんって、主婦受けが良くて羨ましい。」 収録を終え、アナウンス室へ戻ると珍しく花凛が弱音を吐いてきた 。 「花凛はいいじゃない。男女問わず、20代30代から圧倒的な人気を誇るんだし。」 「私、何故か昔から同性に嫌われやすくて...学生時代はいつも女の先輩から嫌われていたの。男の先輩からは可愛がってもらえるんだけどねぇ。」 つまり花凛は、自分はモテるから女性にひがまれると言いたいのだろうか。 ...
〝ギャップ萌え〞という言葉をご存知だろうか。 「頼りなさそうに見えて実は力持ちだった」、「強面な人が雨に濡れた子猫を助けていた」といったような、要は〝外見や第一印象からは意外性のある内面を見てドキッとする〞という意味なのだが、この店にも、そんな〝ギャップ萌え〞せざるを得ない逸品が存在する。...
サマートリュフという言葉が持つきらびやかな印象は女性を魅了する。『テール・ド・トリュフ東京』ではイタリア・ウンブリア州で収穫されたエスティバム種を使ったコースを提供中。この種は黒トリュフに比べ、大振りなため、スライスは厚く、食材が隠れるほど振りかける。 「トリュフは高価な調味料。合わさる素材や温度で変わる様を堪能してほしい」と支配人の中島和昭氏。テーブル上でトリュフをスライスしてくれるプレゼンテーションも...
「よし、完璧...」 香水を胸元に一吹きし、夫の順平が買ってくれたセルジオ ロッシのオレンジ色パンプスに足を入れ、玄関のドアを開ける。今日は毎月恒例の同期飲みの日だった。正確に言うと、元同期飲みだ。 総合商社に勤めていた時の同期と集まるこの会は、5年前、結婚を機に退職しても未だ参加していた。 四代総合商社の内の一つに入り、それなりに仕事も楽しかった。しかし同期だった順平と結婚することになり...
日本語では「西洋松しょう露ろ 」と呼ばれるきのこの一種です。栄華を極めたフランスの太陽王・ルイ14世の好物だったとか、子どものいなかった農夫がトリュフを食べ始めたところ13人の子だくさんになったとか、催淫効果があり媚薬として19世紀頃から用いられていたとか、怪しげな話のネタにこと欠かない食材でもあります。 しかし、こうした話はあながちデタラメというわけでもないようです。トリュフを探すのには、かつては雌の豚...
〝ギャップ萌え〞という言葉をご存知だろうか。 「頼りなさそうに見えて実は力持ちだった」、「強面な人が雨に濡れた子猫を助けていた」といったような、要は〝外見や第一印象からは意外性のある内面を見てドキッとする〞という意味なのだが、この店にも、そんな〝ギャップ萌え〞せざるを得ない逸品が存在する。 フランス・ニースに本店を構えるトリュフ専門レストランの、東京店。表立ってのスペシャリテである、会津地鶏卵を生ク...
本店をフランスのニースに持つ、トリュフ料理専門のフレンチレストラン。 トリュフ博士と称されるクレマン・ブルーノ氏のレシピによる定番が味わえるほか、季節限定で希少価値の高いマガトュム(白トリュフ)の特別メニューも用意する。 全ての料理にトリュフをふんだんに使用するのはランチも同様で、中でも濃厚なクリームソースを絡めたショートパスタは、スライスしたトリュフのさっくりした食感までも存分に楽しめる逸品だ。...
本店をフランスのニースに持つ、トリュフ料理専門のフレンチレストラン。トリュフ博士と称されるクレマン・ブルーノ氏のレシピによる定番が味わえるほか、12月まで希少価値の高いマガトュム(白トリュフ)の特別メニューも用意する。全ての料理にトリュフをふんだんに使用するのはランチも同様で、中でも濃厚なクリームソースを絡めたショートパスタは、スライスしたトリュフのさっくりした食感までも存分に楽しめる逸品だ。...
都内にいながらも、九州のうまいもんをたっぷりと楽しめるのが『銀座 あまくさ 青山外苑』。 まずは最高級黒豚を溶岩焼きをいただこう。『銀座 あまくさ 青山外苑』では、鹿児島県産マロン豚を使用。マロン豚とは、最高級黒豚「六白豚」のなかで、主に栗と有機野菜を食べて育った豚で、さっぱりとした脂で甘みがあるのが特徴だ。 また、焼きに使用する溶岩も特注品。「玄武岩」という特殊な溶岩を使用して作られており、火にかけると、遠赤外線やマ...
飲食店も多く、焼肉も鶏鍋も、それぞれに特化した専門店がひしめくグルメタウン表参道。 しかし『銀座 あまくさ 青山外苑』なら、甘みを感じる絶品豚の焼肉も、濃厚なコラーゲンスープの鶏鍋も一度に味わえるのだ! なかでもこちらを訪れたら注文するべき3品を中心にご紹介!...
甘みを感じる絶品豚の焼肉も、濃厚なコラーゲンスープの鶏鍋も一度に味わえる、『銀座 あまくさ 青山外苑』。 最高級黒豚の溶岩焼きは、鹿児島県産マロン豚を使用。マロン豚とは、最高級黒豚「六白豚」のなかで、主に栗と有機野菜を食べて育った豚で、さっぱりとした脂で甘みがあるのが特徴だ。...
『鳴神』の空間は、一見すると日本料理店のよう。なのだが、よくよく目を凝らしてみれば壁やカウンターなどの設えに使われている素材は、実は和のものではない。 オーナーシェフの鳴神正量氏は、フレンチ畑を歩んできた人物であるが、ここ『鳴神』を新たにオープンするにあたっては“フレンチジャポネーゼ”を店のテーマとして掲げた。 鹿児島産のダイモンハタと、ペルノーでフランベしたアサリ、焼き目を付けた白子に、生海苔を加えた伊勢海老のスープ...
『鳴神』の空間は、一見すると日本料理店のよう。なのだが、よくよく目を凝らしてみれば壁やカウンターなどの設えに使われている素材は、実は和のものではない。左下の写真に写っている椅子の様子などからも、そうした雰囲気が伝わるだろうか。 オーナーシェフの鳴神正量氏は、フレンチ畑を歩んできた人物。が、昨年、ここ『鳴神』を新たにオープンするにあたっては“フレンチジャポネーゼ”を店のテーマとして掲げた。...
南青山三丁目交差点からすぐの場所に建つビルの2階。ハイスツールが並ぶカウンターが中心で、夜のメニューは基本、アラカルト。取り分けも、1皿と1杯のおひとり様もウェルカムという使い勝手の良さ魅力の『セントベーネ』。 ぜひ味わいたいのが、カルボナーラだ。...
料理人人生の途上、ふと足が止まった31歳の時、イタリアへ渡る。ローマで食べたカルボナーラに衝撃を受けて、自らの行方が定まった。旨かったから、ではない。 「ボウルに溶いた卵、そこへ、ペコリーノ・ロマーノをがさっとひとつかみ。これで茹でたパスタを和えるだけだったんです。しょっぱくて、食べられなかった!」と笑う、加藤政行シェフ。だが地産地消が当たり前の地で、この味を愛する人々がいるイタリアのシンプルだが奥深い魅力に触れ、迷いは消える。...
世の飲食店がこぞって価格競争に走るずっと前から、師匠の落合務氏とともに内容充実のイタリア料理を低価格のコースで提供し、イタリア食文化の普及に尽力してきた加藤政行シェフ。 その加藤氏が『ラ・ベットラ・ペル トゥッティ』の厨房を離れ、新たな店で腕を振るうと聞けば、すぐにでも駆けつけたくなるファンは多いはず。新天地は、南青山三丁目交差点からすぐの場所に建つビルの2階。ハイスツールが並ぶカウンターが中心で、夜のメニュ...
25時の表参道。 東京のエネルギーが集結する港区にあって、そこだけ取り残さてしまったかのような静寂が流れている。 赤坂にある広告代理店に勤めるフミヤ・美月・亮は仲の良い同期3人組。しかし、フミヤと亮が37歳の既婚女性・静香に恋に落ち、3人の運命が狂い出す。 フミヤと静香、2人の関係を知った局長は激怒し、静香に子会社への出向を命じる。しかし静香は退社し、行方をくらました。 その3年後、フミヤは独立し、心休まる...
青山の閑静な住宅街の一角に店を構えて今年で10年目を迎える『リストランテ濱崎』。月に1、2回は伊豆や茅ケ崎などに釣りに出かけるという濱崎龍一シェフが手がけるのは、海の恵み、そして大地の恵みを感じさせるイタリアン。素材の"旬感"を切り取った料理は、食べ手の心にしっかりと刻まれ、季節が移り変わるたびに"美味の記憶"として蘇る。...
90年開業の銀座『モランディ』シェフ時代から、奥村忠士氏が作り続ける品。トマトとタコという南部らしい、日本人に馴染む素材を使う。当時ラグーでは一般的に通じず、タコのミンチのトマトソースと称した。季節で変動する素材の状態により微妙なさじ加減は変えるが、基本の作り方は以前のままだ。斬新が歴史息づくひと品へ。名作かつ、名物である。...
都会の夜景を一望しながら、屋上のプールとともにプレミアムな雰囲気が堪能できる本格イタリアン。 日本に20年余り在住するイタリア人シェフのファブリツィオ・オッルさんが織りなすのは、イタリアと日本双方が誇る食材の魅力を引き出したイノベーティブな料理たちだ。 自身が育った北イタリアの伝統をベースに、五感を刺激する新感覚の料理にも、このイタリアンビールはマッチする。...
また、お店のリニューアルと同時にスタートした12~16品が並ぶ前菜のワゴンサービスは、自身で選べるとあって大好評。好きな品をチョイスして盛り合わせにする楽しさを体験してほしい。...
イタリアと日本各地から厳選された素材を使用した、伝統と革新が織りなす味わいが特徴のイタリアン。 ワゴンスタイルで提供される数種類の前菜やドルチェを、自分で選べるのがうれしい。 まるでリゾートのようなテラス席は、ロマンティックでデートにぴったり!ムード満点の空間で、四季折々の旬な食材を味わって。...
素材の味を生かしながらもフレンチの要素を感じる新しい中華料理は、ミシュランスターシェフの自由な発想と繊細な技法で作りだされたもの。 店内には150種類以上のワインボトルが並べられており、ヌーベルシノワとワインのマリアージュを楽しむことができる。 リニューアルに合わせて、ランチをスタート。いつもより贅沢な雰囲気の中で、2人の時間を過ごしてみては?...
2階建ての古民家を古材でリフォームした趣のある店構え。2016年までは懐石料理店だったが、店主が蕎麦打ち名人の永山寛康氏に師事し、蕎麦屋として心機一転。...
古木や流麗な欄間などを使い、完全リノベーションした一軒家。このどこか懐かしさを感じさせる空間で頂けるのは、江戸前の粋な蕎麦。 蕎麦はそば切りだけでも「せいろ」や「変わりそば」など常時4種類揃える。 カウンター席とテーブル席、個室席、座敷席など利用シーンの幅が広がる店内の雰囲気も魅力。...
「ひとりランチでよく行くのは『しろう』。お店の雰囲気もすごく良くて、ここでひとりお蕎麦をすすっていると、年齢的には完全に大人なんだけど、マインド的にも『大人だな〜』ってしみじみと思わせてくれるお店です」...
古木や流麗な欄間などを使い、完全リノベーションした一軒家。このどこか懐かしさを感じさせる空間で頂けるのは、丁寧な仕事が施された和食。 ランチは銀だら西京焼き定食や鯖の味噌煮定食も人気だが、岩手産いわい鶏を使用した親子丼をぜひ。まるで太陽のように美しい卵の黄色がゲストの目を楽しませてくれるのだ。 ふっくらと炊き上げたごはんに淡路島産の甘い玉ねぎ、やわらかな身質の銘柄鶏の相性も抜群の一杯。...
ローマに本店がある『サバティーニ』の直営ピッツェリア。 1983年の開店以来使い続ける石窯は、今では同じ素材が手に入らないという貴重なもの。最上クラスの小麦粉に卵とバター、牛乳を加えて練る伝統の生地がクリスピーにして、モチッとした食感を楽しませてくれる。 隣接するリストランテよりカジュアルに本場ローマの味覚を堪能できるのも魅力。...
ベンチャー社長の彼と付き合っているときに、私はある夢を抱くようになった。 東京でレストランをやりたい、と。 彼には自分では行けないようなお店にしょっちゅう連れて行ってもらった。 仕事が忙しくて日々張りつめていた彼が、青山の『Meilleur Avenir a Tokyo』での新鮮で美しい野菜料理や、『レストラン ヒロミチ』の見目麗しい魚料理を口に運んだ時、ふっと表情がほぐれてイキイキしていくのを感じたのだ。 ...
東京・南青山の青山通りから一本入った落ち着いた場所にあるフランス料理店『Meilleur Avenir a Tokyo(メイユー・アヴニール・ア・トウキョウ)』。 店名は「東京の最良な未来」を意味し、東京の数あるレストランの中でも、最良で最上なレストランを目指して店づくりを行なう。...
有名店が集まる美食の街、南青山。そんな激戦区に満を持してオープンしたのが『Meilleur Avenir a Tokyo』だ。多くの人で賑わう青山通りを1本奥に入った閑静な場所に佇む、隠れ家フレンチレストラン。 地下へつながる階段を下ると、そこに広がるのはゆったりとした空間。高級感がありながらもどこかアットホームな雰囲気があるからデート使いにもちょうどいい。ムール貝に“いわいどり”のスモークを合わせ、フォ...
“東京のよりよき未来”をコンセプトに掲げたレストランがオープン。シェフを務める平本健一氏は、パリ郊外のフォンテーヌブローのミシュラン一ツ星『ラクセル』で、3年間に亘って研鑽を積んだ腕の持ち主だ。 まだ世の中にあまり出回っていない食材も積極的に取り入れ、フランス料理の技法によって昇華させる。ランチコース¥2,700~、ディナーコース¥5,400~。店内は、カウンターとテーブルがゆったりとした間隔で並ぶメイン...
Tシャツにチノパンというカジュアルファッションで現れた、今回の港区男子。デザイン関係の会社を経営する、港区在住の黒田さんだ。 高級ブランドの服を身に纏い、腕には数百万の時計。自信に満ち溢れて圧も強めなイメージの港区男子とは、いささか様子が違う。 柔らかな物腰で話す黒田さんは、良い意味で港区男子感がなく「普通」なのだ。 そんな黒田さんの日常は? 「経営者の知り合いや友人が多く、先輩や仲間と食事には行きますよ...
ロケーションは低層の建物が並ぶ南青山のひっそりとした小径。 『青山 仁』の所在地に着くと、木造の黒壁に何の店なのかも分かりづらい看板が申し訳程度に添えられている。...
「季節の素材そのものを活かし、シンプルに仕立てます」とは店主の富井賢洋氏。正統派の日本料理店ならではの気品と、風格を備える炊き込みごはんだ。 主役の米は石川県産コシヒカリ「加賀米」をメインに、わずかにもち米を混ぜ、もっちりとした食感をもたらす。それを引き立てるのは、鱧の出汁。伊賀焼の土鍋から噴き出る香り高い蒸気に悶絶すること必至。 食べたい衝動に駆られつつ待つこと数分、極め付きは豪快に流し込む旬のイ...
青山の静かな一角。ゆっくりと扉を開け、婉麗な香の薫りに導かれるように細い通路を進むと、奥には5席のカウンターが。予約状況にもよるが、3名からこの空間を個室として独占できるという。席に着くと、目線の高さに、玉砂利が敷き詰められた坪庭の眺めが飛び込んでくる。和の空間を存分に感じながらも、座敷ではなく椅子という配慮も、外国人にとっては嬉しいポイントだろう。 店主の富井賢洋氏は、『銀座うち山』などで研鑽を積み、2...
開け放たれた窓から、爽やかな風が頬を撫でるように通り過ぎた。 『葉山庵Tokyo』で、プールに張られた水が光を反射するのを眺めながら、私は穏やかな季節の訪れに思わず頬を緩める。 「ああ、幸せ…!」 久しぶりに会う大学時代の友人・茜が、シャンパンを見つめながら噛みしめるように言うので、私は隣に座る杏奈と顔を見合わせながら笑った。 この日は茜から「久しぶりにゆっくりランチがしたい」と声がかかり、皆で青山に集...
そしていよいよ募集を開始した花嫁会。しかし申し込みがあったのは、なんとたったの2名だった。 結局貸切は諦め、当日は女3人でこじんまりとテーブルを囲み、花嫁会は終了した。最後に写真撮影を提案すると、参加者のふたりは苦笑いした。 「写真は構わないんですけど、顔出しはNGでお願いします…」 「私も顔出しはちょっと…」 明日香はがっかりしたが、「もちろん顔は出しませんよ」と笑顔で約束して、写真を撮るのだった。 ...
都会の真ん中に広がる、アーバンリゾートレストラン。供されるのは、鎌倉野菜や相模湾の魚介を用い、生クリームやバターの使用を極力控え、素材の持つ旨味を最大限に活かしたフレンチ。 ディナータイムはプールのライトアップ、窓の外には六本木の夜景……ドラマティックな情景もお楽しみのひとつ。2016年8月30日まで贅を尽くした「6周年コース」(グラスシャンパン1杯付き)があり、おすすめだ。...
表参道という立地にありながら、この隠れ家感は流石。表参道ヒルズにほど近い路地裏に佇むのが青山店。店内に入ると、高い天井と中央スペースには開放的な空間が広がる。 エントランスからは臨場感溢れるオープンキッチンを望むことができるなど、高揚感溢れる演出もあり。表参道で思う存分、ショッピングを満喫した後に立ち寄りたい。...
2004年、青山に開店。シェフの本多哲也氏が、国産の旬の食材を駆使してコースを展開。“イタリアンのレジェンド”とも呼ばれる本多氏のセンスと高い腕前にファン多数。...
「ねえ、来月の誕生日にどこか行きたい場所はある?」 彼女が作ってくれたとうもろこしのかき揚げを食べたあと、聞いてみた。 「う〜ん、洋食の方がいいかな」 「広い(笑)」 「食後もゆっくり過ごしたいし、カウンターじゃない所で話したいなと思って」 確かに、カウンターだと他の客の会話が気になることがあるかもしれない。いつもより少しお洒落な気持ちになれる、白いクロスのひかれたレストランがいいだろう。 ...
ユキは、複雑な心境であった。 隆一から、将来への”期待”を提示してもらったものの、独立開業し始めて収入が安定しない状況になっているからである。 現状ではすぐ結婚、というわけにはいかないことは理解できる。でも、いつまで待てばいいのだろうか? 結婚=ゴールというわけではないが、1つの区切りとして安心したい。 好きな隆一と結婚できるなら、多少のことは我慢できる。収入が厳しければ自分も働いて...
外苑前のイタリアンといえば、まずここがあがるという人気と実力を兼ね備えた名店だ。 イタリアン界の名店中の名店『リストランテホンダ』が2017年8月にリニューアルし、さらにパワーアップした。 本多哲也シェフによるプレゼンテーションで供される料理は、訪れる度に新たな出会いと感動を与えてくれる。今回は新作コースの一部とともに、本多氏の今後の展開への想いも伺った。本多シェフが試みる新たな挑戦から、今後も目が...
大人の女子会にぴったりなのがこちらのモダン・ノルディック・キュイジーヌ レストラン。 フレンチのテクニックと、ニューヨークの洗練された感覚を融合させたお料理が美味しいのはもちろん、店内は北欧家具でまとめられており、センスがよくてゆったりとした空間が魅力。 ウッドを多用したインテリアには温かみもあって、女性同士のお喋りもリラックスして楽しめる。 外苑前からすぐの場所で、ホテルのようなクルマ寄せもあるので、多様な客層...
店名:アクアヴィット 住所:港区北青山2-5-8 青山OM-SQUARE 1F 営業時間: ランチ:11:30~15:30(L.O.14:30) ディナー:18:00~23:30(L.O.22:00) HP:http://aquavit-japan.com/ Facebook:https://www.facebook.com/AquavitJPN Instagram:https://www.instagram.com...
オープン10周年を迎えた今年、店内の全面リニューアルを敢行。そんな空間でビール片手に味わいたいのは、春巻だ。「エッセンス農園」と名付けた自らの畑で、年間100種類の野菜を手ずから育てるオーナーシェフ・薮崎友宏氏は、当然ながら野菜の鮮度には一家言アリ。 それだけに、春巻の具の定番である「竹の子」は、時期外れだと水煮を使わざるを得ないからと、年間を通してフレッシュなものが入手できるマコモダケを採用。竹の子同様、食感の歯切れの...
「突き詰めると医食同源に行き着くのが中国料理。一方で、化学調味料を使ったり、それに反する部分もよくあるんです」。そんな矛盾を排除して、体に優しい薬膳をベースとした中国料理を振る舞うのが、シェフ・藪崎友宏氏のモットー。 そんなポリシーから産まれた副産物ともいえるのが、こちら「パクチー和え麺」(¥1,600)だ。というのも、シェフは食材にこだわるべく足利にある畑で野菜を自家栽培、その雑草対策として植えたパクチーが多く採れることか...
クラスでは最年少の芹那。これがもしお食事会や婚活パーティーだったら、26歳の美しくてパワフルな女の存在は、30歳の美咲にとって脅威でしかない。しかし都合の良いことに芹那は結婚している主婦だ。 —この子がライバルにならなくて良かった…。 美咲はほっとしたような気持ちになった。 それに、芹那は今まで会ったことのないタイプではあるが、決して悪い子ではなさそうだ。はじめは警戒していた美咲も、知らぬ間に...
中国料理とすっぽんは、古来より相性の良い組み合わせ。だが、ふぐを使ったひと品となると、寡聞にして知らぬ。 「 なにせ中国ではふぐの流通が禁止されていますからね」。そう話すのは、オーナシェフの薮崎友宏氏。だから修業時代に扱うことはなかったものの、日本人ならではの中国料理を作ろうと一念発起、20代半ばでふぐ調理師免許を取得した。 試してみると、ふぐはハタやアンコウに似たところがあり、広東の技法にマッチする。それ...